久しぶりに調律

2,3日前に、とんでもなく久しぶりに調律をしました。
どれぐらい久しぶりかというと、具体的に言うのが恥ずかしいぐらいに(笑)

調律履歴を見て、うちのヤマハ・アップライトは桃の節句の日に我が家にやってきたということに、初めて気づきました(40年近く気づかなかったともいう)。ということは、女子に違いない。桃の節句に来たから「桃子さん」にしとこう。

前回の調律師さんは、やたらと豪華というか派手というかけばけばしい音にしてくれたけど、今回の調律師さんは落ち着いた音にしてくれました。地味なんだけど、弾いているうちに歌うようになってきました。モーツァルトあたりが特に良さそうな感じになりました。鍵盤も調整してもらったので、めっちゃ弾きやすくなり大感激です。

今回の人は、ぱっと見た感じ、女子力高そうな若いお兄さんだったので「大丈夫なのか!?」と心配してたんけど、杞憂でした。失礼しました、ゴメンナサイ!笑
ペダルだけは、かなり踏み込まないと利かない感じになって、ちょっと使いづらくなったかも…。次回からちゃんと好みを伝えなきゃ。ついでに音についても「ベーゼンドルファー風にしてください」って言ってみようかな。←無茶過ぎる(笑)

鍵盤の調整が一番実感できたのは、アップライトでは物理的に速く弾けないチェールニー40番の22(高速での同音連打)です。この曲の指定テンポは二分音符=96ですが、これだと1秒間に16分音符を13回以上の速さで連打しないといけなくなり、アップライトの限界(7回ぐらい)をあっさり超えてしまうのです。アップライトだと指定の半分でもギリギリって計算になりますね。調整前は鍵盤が踊って指定の4分の1ぐらいでも弾けなかったのが、かなり弾きやすくなりました。「弾きやすく」と言っても、そもそも私の技術が追いついていないので「弾ける」というのとは全く違うのですが、つい面白がって弾き過ぎてしまい、指が痛くなりました(^^;

調律をしたら、クラビノーバ(約20年前に購入)との差は歴然。
夜の練習が苦痛になりそうですΣ(゚д゚lll)

最近の電子ピアノ、20年前とは別世界

楽器屋さんにアップライトピアノの消音ユニットを見に行ったら、思いがけず最新の電子ピアノに誘惑を受けてしまいました。
私が持っているのは20年ぐらい前のクラビノーバだけど、まさに別世界なんだもの。20年前のは「くねくね」した感じのタッチで、弾いてて疲れる(^^;

試弾してみたのは、クラビノーバ最上位機種(CLP585)、カワイの最上位機種(CA97)、ローランド2種類(LX7、LX17)です。

タッチは、あくまで私の感触では、CA97はカウンターウェイトが強くて少し不安定な感じ、ローランドは軽すぎ、CLP585がバランスがよいように思えて一番しっくり来たかなぁ…。本物のグランドピアノを置いていなかったから弾き比べられなかったのが残念ですが、CLP585は少し前に弾いてみたヤマハのアバングランド(鍵盤とアクションが本物で音を出す機構だけ電子=ハイブリッド)の一番安いやつ(安いと言ってもアップライト1台分ぐらいするけど…)とそれほど変わらなかった気がする。

音は、どれも甲乙つけがたかったです。弾き比べているうちに余計分からなくなる感じで…。
敢えて言えば、ローランドは軽快、カワイは華麗、ヤマハはヤマハ!笑
ローランドにフォルテピアノの音が入っているのと、CLP585にベーゼンドルファーからサンプリングした音が入っているのが、ちょっとポイント高かったです。

店員さんが言うには「お客さまはヤマハがお好みなんだと思います」。
んー、そう言われてみればそうなのかも!?

でも、暗譜できる曲がないっていうのは、試弾する時にかなり困りますね。
今日はたまたま全音のショパン・アルバムを持っていたので、血迷ってバラ3の冒頭を弾いてしまいました。バラ3は「ちゃんと練習してみたい無謀曲」の候補なので…。

無謀曲と言えば、先日記事にしたチャイコフスキーのグランド・ソナタが載っている楽譜が、今日行ったお店にありました。
何と誘惑の多過ぎる店…(笑)

童心に返ってバイエル!

色々とややこしい曲を弾き散らかしていたら、弾ける見込みも立たないし、さすがに煮詰まってきました。
それで、楽譜をあさっていたら、ふと目に留まったのが子供のころ使ったボロボロのバイエル。

童心に返ってというか、初心に帰ってというか、ともかく弾いてみました。
実を言うと、バイエルがまともに弾けなかったらどうしようかと、弾いてみるのが少し怖かったのですが…(^^;
まあ、大人らしくペダルをたくさん使って、テンポルバートもして(←するなよ)、意外と楽しめました。

でも、譜面を見ていると、レッスンがあんまり楽しくなかった(最初の先生は楽しかったけど二番目が)記憶も甦ります(^^;
今思うと、一曲をねちねちとしつこくやって進度が遅かったのが、フラストレーションの大きな原因になっていた気がする。
スパルタでもいいから、一回に沢山の曲を与えられて「何でできないの!」と怒られるほうが、やる気になっていたかも…。

レッスンの時に書かれた注意書きを見ると、今も癖がなおっていなくて、ちょっとビックリでした。
例えば、スタッカートが重いとか、装飾音が苦手とか、休符を切り詰めがちとか。
まさに「三つ子の魂百まで」です。いや、感心していないで直すべきなのですが…(^^;

書き始めたのはいいのですが、何だかまとめられなくなってしまった。
じゃあ、スタッカート的に、これで終わるということで(笑)

最初に気に入ったショパンの曲「マズルカ op.7-1」

生まれて初めて気に入ったショパンの曲のことは、今でもよく覚えています。

3,4歳の頃、ショパン名曲集的なLPに入っていた「マズルカ 変ロ長調 作品7-1」に萌えまくっていました(笑)
メロディもリズムも、要するに全てに魅了されていました。
典型的なマズルカのリズムの、かなり民族的色彩の濃い曲です。

↓この曲です。


このYouTube動画のピアニストはポーランド出身で、2015年のショパンコンクールのセミファイナリストらしいですが、名前読めません(^^;
めっちゃ楽しそうに弾いていて微笑ましい。

その次に好きだったのは、「軍隊ポロネーズ」「英雄ポロネーズ」です。
幼児のことなので、軍隊と英雄の区別がイマイチついていなかったような気もしますが…。

その次は「小犬のワルツ」で、これはまあ普通かな。

それにしても、ポーランド音楽のマズルカとポロネーズが好みだったというのは、幼少期の私は、ショパンの何たるかをよく分かっていた(笑)
大人になってからの方が遥かに分かっていないんじゃないかと思います(^^;

でも、こうやって並べてみると、暗い曲が一つもないあたり、今に通じる点もあるような気もします。
たとえば、最近はショパンではバラードがかなり好きですが、その中で敢えて一曲選ぶとしたら3番です。

お気に入りの曲のルーツ探訪、なかなか面白いです!

出会ってはいけなかった曲!?―チャイコフスキー「グランド・ソナタ」

チャイコフスキーのピアノ曲についてちょっと調べていたら、有名じゃないけど力作らしい「グランド・ソナタ」ト長調(op.37)に「一耳惚れ」してしまいました。

4楽章構成で全体的に華麗な曲想の、ドイツ・ロマン派の誰かの曲と言われたら納得してしまいそうな曲です。
ロシア風の旋律やリズムは結構取り入れられているのに、あんまりロシアっぽく聞こえません。
全曲通すと35分ぐらいになるみたいです。

ピティナの楽曲解説によると、

第1楽章:Moderato e risoluto ソナタ形式。勇壮なファンファーレ風楽想とロシアの教会の鐘の音を模した重々しい第一主題ではじまり、一変して物悲しいモチーフ、甘く夢見るような第二主題とその変奏へと続く。展開部は冒頭のファンファーレが荘重な和音や分散和音で繰り広げられる。再現部を経てコーダはオーケストラのトゥッティのように非常に華やかに終わる。
第2楽章:Andante non troppo quasi moderato 瞑想的なテーマではじまり、フォルテの部分では第一楽章でもみられた符点のモチーフがここでも現れる。中間部は四分の二拍子の生き生きとしたテーマを用いている。様々なテーマが再現のたびに変奏されているのが印象的である。
第3楽章:Allegro giocoso スケルツォ。主部は弱拍にアクセントを持ち、軽快に進む。中間部では転調して、いくつもの声部に現れるスケールがまるでいくつもの楽器が呼応し合うかのように絡み合う。
第4楽章:Allegro vivace フィナーレ。シンコペーションの明るい主題ではじまる。流れるような十六分音符、スタッカートでの裏拍にアクセントのある和音のメロディーなどを経て、中間部では物悲しいロシアの民謡風な旋律が聴かれる。さらに第二エピソードはこれもロシアの民謡合唱のような楽しいメロディーである。再現部を経てコーダはもとのト長調の主音であるGのオルゲルプンクトの上で第二エピソードが奏でられ次第に静まっていくが、最後は華々しく和音のトゥッティで終わる。



1楽章のYouTubeを貼っておきます。
↓こんな感じの曲です。1楽章だけでも13分ぐらいかかる!!


聞いただけでも演奏困難なことは分かったのですが、IMSLP(国際楽譜ライブラリープロジェクト)のサイトで楽譜を見てみると、難易度はとんでもなさそうだし、分量も50ページぐらいある。
無謀な曲を取り敢えず弾いてみるのは大好きですが、さすがにこれはちょっと思いとどまります。
そもそも50ページもあると、プリンターのインクをかなり消費してしまいます。でも、評判のイマイチな春秋社版なら安く楽譜が手に入るという誘惑もあったり…。今のところ誘惑に負けていません(笑)

仕方ないからCDを聞くだけで我慢しようと思って検索してみると、ほとんどCDがなく、稀にあったとしても廃盤や品切ればかりで…。
YouTubeで聴いていればいいのでしょうけど、CDの方が扱いやすい気がする。動画の音をCD-Rに焼くなんてできるのでしょうか!?(法律的にOKかどうかということではなく技術的に)

そういうわけで、この曲は「出会ってはいけなかった曲」なんじゃないかと、タイトルのようなことをふと思っています。
プロフィール

Nekoushi

Author:Nekoushi
数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
レッスン歴は子供の頃と大学生の頃(20年ほど前)に少々。
ちゃんと継続していないので完成した曲はありませんが、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが好きです♪
聴くほうは、ブラームスやチャイコフスキーも好きです。

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