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コンパクトで手ごろな和声の本を買ってみたー♪♪

和声の体系的な本を勉強してみたいと思いながら、挑戦してみても挫折しそうなのばかりで、なかなか踏み切れずにいました。
エネルギーを和声の勉強に注ぎ過ぎてピアノを弾く時間と労力が取れなくなってしまったら本末転倒ですから…。

そんな中、最近出たばっかりの、yamaha music mediaの『和声法がさくさく理解できる本』(土田京子)という文庫本(8年ぐらい前に出版された『説き語り和声法講座』を文庫化したものらしい)を買ってみたら、お気楽そうなタイトルから受けた印象に反して、コンパクトなのに充実していて、かなり良さそうです!

著者が言うには、

「和声法」という技法は、西欧の音楽家たちが何百年もの間、工夫に工夫を重ねて書き残してきた「経験則」、「智恵の固まり」なのです。「世界遺産」は、なにも神社・仏閣だけでもありますまいものを、と私は思いますね。この技法は、立派に「世界遺産」に数えられてもいいくらい、「音楽する」うえで役に立ちます。(「はじめに」より)



とのこと。なかなか気合入ってます。
「神社・仏閣~」の部分は引用しなくてもいい話なのですが、全体的にこんな感じの口調で書かれているので、この本の特徴を示すのにいいと思って、引用しました。
本文にも例えば「導音は嫁ぎ先の決まってる娘(行先は必ず主音)」みたいな、印象的な比喩が沢山使われています。

で、和声の教科書が難解で面白くないのは、もはや「常識」になってしまっていますが、「わかる日本語で書かれた和声法の教科書がどうしても必要だ」というのが著者がこの本を書いた動機らしいです。

この本は「教科書」としては使い勝手がよくないかもしれません。しかし、「和声法とはどういうものか」ということを、音楽を学ぶ数多くの人にわかってもらいたい。そういう思いから、現代の日本人が日常使っているわかりやすい日本語で、時には目の前にいる相手に話しかけるように語った本ですから、教科書を脇から支えるものとしてお使いいただきたいと思います。(「はじめに」より)



というのが、この本のコンセプトです。
私は「教科書を脇から支える」どころか、教科書そのものとして使う気満々なのですが…(笑)

著者は3種類の読者を考えていて、

すでに教師になっている人々には、この本が「納得して音楽を教えられる生活」の助けになりますように。学生には、「和声がわかる」「音楽の姿が見える」「素敵な演奏を楽しめる」「よい教師になれる」…そうした素晴らしい連鎖の第一歩の助けになりますように。音楽を職業にはしなかったけれど、真から音楽が好きでたまらない人々には、「和声法がわかる」「音楽の姿が見える」「今よりもっと音楽を楽しめる」…そういう豊かな人生の実現をお手伝いできますように。(「はじめに」より)



だそうです。

おお~っ、全部当てはまる!セルフ先生だし、セルフ生徒だし、音楽愛好家だし、まさに私のための本(*´▽`*)
そう思って、すぐに飛びついてしまいました(笑)
いや、もちろん、中身がいいと思ったから買ったのですよ。

一つ大きな特徴は、和音の転回形を表すのに、第1転回、第2転回ではなく、数字付き低音(バスの音から何度上に音があるか数字で示す)を採用している点です。
第1転回、第2転回という呼び方は日本独自のもので、数字付き低音がグローバルスタンダードだそう。
まあ、分かりやすければどちらでもいいとは思うのですが、バッハやるなら数字付き低音を知っておきたいと前から思っていたので、この点にも惹かれました。

文庫なので、譜例はちょっと見づらい、というか、見ながら弾きたい場合に無理があるかな…。
有名曲を和声的にシンプルに改変したらどれだけつまらなくなるかとか、面白い譜例がいくつかあるので、その点は少し残念な気もします。でも、五線紙に手で書き写せばいいのですよね!手を動かすのも楽しいですから。え!?数小節ぐらい暗譜すればいい!?まあ、それも考えてみます(笑)

というわけで、手ごろで充実した楽しそうな和声の本が手に入ったので、しばらく楽しめそうです(≧▽≦)
この本、おススメです。「和声やってみたいけど、ほど良い本がない」とお悩みの方がいたら見かけたら手に取ってみてください。
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tag : 和声法,土田京子,和声法がさくさく理解できる本,

コメント

こんばんは♪

和声の本、比喩がおもしろいですね。
難しい印象があるのですが、比喩が楽しいとハードルが下がるかも・・・と思いました。

ちょうどレッスンで、少しだけですけど音程の勉強をしたので、興味があります♪読みこなせるかが心配ですが・・購入検討してみます^^

To:ゆりこさん

ゆりこさん、こんばんは~
コメントありがとうございます(*^^*)

和声は難しくないわけがないのですが、この本は、比喩が面白いし、難しい内容を噛み砕いて(でも誤魔化しではなく)解説してくれているように感じました。
私も、どれだけ読みこなせるか分からないけど、理解できる範囲で楽しめればいいかなと思ってます。

あっ、そうそう、音程についての解説は載ってないので、レッスンで音程をされてるのは、ちょうどいいタイミングだと思います(≧∇≦)
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プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。現在は独学です。
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-31番
・バッハ 平均律第1巻17番 変イ長調
・シューマン 3つのロマンス~第2番 嬰へ短調 Op.28-2
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調

◇ベートーヴェン祭り
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第3楽章

◇憧れの無謀曲 寝かせ中
・リスト『バラード 第2番』
・シューマン『幻想曲』第2楽章

◇2019年の終了曲
・チェルニー30-23番
・チェルニー40-27、28、29、30番
・チェルニー左手24-19番
・バッハ シンフォニア14番、12番、7番
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章
・ショパン『幻想即興曲』
・メンデルスゾーン『春の歌』

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