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Nekoushiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

楽譜の視覚効果って絶大

バッハのシンフォニア3番が急に再崩壊して弾けなくなってしまったので、本屋さんに行って、指導者用の手引き的なものを見てみることにしました。肝心の手引書は、何種類か見てみたところ、今回の参考にはならず、高価でもあるので買いませんでした。

で、思わぬ収穫があったのが、原典版の楽譜。
ヘンレやウィーン原典版の『インヴェンションとシンフォニア』を眺めていると、面白いことに気づきました。
両方とも原典版なので、テンポや強弱や発想記号は書いてないし、アーティキュレーションもほとんど書いてません。立ち読みレベルでの大きな違いと言えば、ちょっと言い過ぎだけど、書体やレイアウトから受ける雰囲気の違いぐらいしかない。
それなのに、同じ曲でも、楽譜によって、全然違ったテンポや雰囲気で頭の中に流れてくるのです。今まで練習してきた曲でもそう。
楽譜の視覚効果の大きさを、あらためて思い知らされました。

それから、将来ドビュッシーを本格的に弾きたくなった時に備えて、何かいい本はないかと物色中に手に取ってみた『ドビュッシー ピアノ全作品演奏ハンドブック』(中井正子)。
この本の『アラベスク1番』の箇所でも、アラビア風唐草模様(アラベスク)を思わせる視覚的効果をもつように楽譜が書かれているというような意味のことが書いてあって、やはり、楽譜の視覚効果は絶大!

それで、視覚効果で思い出したのですが、問題のシンフォニア3番の楽譜には色々書き込みをして、何だか変な感じになってしまっているような気がしてきました。単にごちゃごちゃして見づらいというだけではなくて…。

思い当たったのが、最近、動機を明確に表すために、曲線で印をつけていたのですね。まさか、これを見た瞬間に頭がスラーと誤解して混乱してる!?そんなわけないよね…。
と、半信半疑で、カギ付き直線に書き直してみました。

恐る恐る、書き直した楽譜でシンフォニア3番を弾いてみたら、結構効果あるじゃないの!!
まだまだ回復できてはいませんが、こんなこともあるのか~と、ビックリしたと同時に、少し安心しました。

でも、セルフレッスンではフランス組曲6番のアルマンドを割り込ませることにしたので、そっちを優先でやります。
たまには、少し肩がこらない感じのバッハもいいですもんね。
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* Category : 演奏・解釈の話

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