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レッスン第85回:予定通り進めました🎵🎵

こんにちは。一人二役のピアノレッスン、ベルサイユ姉妹です🌹🌹
今回は、対話形式ではなく、先生役のMAが一人でレッスンメモを書きます。

え?手抜きですって??
まあまあ、そう言わずに、たまには楽をさせてくださいな(笑)。フルバージョンのレッスン記はとても骨が折れるんですもの。

今日メインで取り上げたのは、バッハのシンフォニア3番です。それと、チェルニー40-35を少々。

■バッハ『シンフォニア』第3番 ニ長調
・テンポが走り気味だったので、落ち着かせました。メトロノームでおよそ4分音符=40ぐらい、アッチェレランド(加速)しないよう矯正です。その後、4分音符=60~70ぐらいに戻す。
・16分音符が続くパッセージのフレージングとアーティキュレーションが、おかしいところがあったので修正。
16分音符フレージングの修正
模式図で書くと上記のような感じです。赤の印が正しい弾き方なのですが、なぜか青のようになってしまっていました。以前はこんなことなかったのに、どうしたことでしょう。フレーズの区切れでしっかりブレス、次のブレスまでは一息で!!手先で区切るのではなく、息でコントロールしましょう。しばらくやっているうちに正しいフレージングに戻りました。
・それ以外は、大きな問題はない(細かいミスには目をつぶります(笑))ので、これは終了にしましょう🌹🌹
・トラウマ曲から萌え曲に180度変わったとのこと、とても素晴らしい!!私も教え甲斐がありました。

■チェルニー40-35
・終わりの方の華麗な分散和音の部分を良く練習しておいてください。私が「分散和音はいままで散々やっているので軽いですよね」と口走ってしまったので、油断させてしまったみたいです。NUさん、ゴメンナサイね(;^_^A
チェルニー40-35 終結部分
・それと、この分散和音による終結部分は、一部、右手の拍子を約分しましょう(笑)。(えーっ?約分って何よ~~(混乱したNUの叫び))
つまりヘミオラですね。この曲は8分の6拍子ですから本来は1拍(大きく2つで数えた場合の)に16分音符が6個入るのですが、赤い印をつけたところは8分音符4つをひとかたまりと捉えましょう。そうすると4分の3拍子に化けますよね。ブラームスさんの大好きな手法です。左手は8分の6拍子、右手は4分の3拍子と、違った時間の流れ方をするので面白くなります。
・カールの修行は、正確に弾けることはもちろん最重要ですが、色々な技法に数多く当たることも大事です。ですから、40-35はそろそろ終わりにして、具体的には10月いっぱいを目標にして、難物の40-36に早く入れるようにしましょう。

今回のレッスンは以上です。次は、チェルニー40-35の最後の追い込みとリスト『愛の夢』第3番に重点的に取り組んでおいてくださいね。NUさん、宜しいかしら?


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tag : バッハ,シンフォニア,チェルニー40番,

レッスン第84回:色々な種類の蝶を舞わせましょう♪♪

こんにちは。一人二役のピアノレッスン、ベルサイユ姉妹です🌹🌹
今日は久しぶりにレッスン記をお届けします(^_^)/

MA(先生)「ようやく暑さも収まって、私たちも息を吹き返してきました。そろそろピアノ日和ですわね」

NU(生徒)「暑さに負けた不本意な夏休みを取り戻したいものです」

MA「とても結構な熱意です。でも、肩ひじ張らずに行きましょうね」

NU「あっ、そうでしたね。煮詰まって弾く気が失せたりしないように…笑」

MA「さて、今日は、バッハのシンフォニア3番、リスト『愛の夢』第3番を中心にやりましょう」

NU「カール様(チェルニー40-35)は…?」

MA「私が説明すること、もうほとんどないですもの。40-35は、出来ない部分を取り出して、ひたすら繰り返し練習をしておいてくださいな」

■バッハ『シンフォニア』第3番

MA「最初はバッハをやりましょう。通して弾いてみて」

♪♪

NU「萌え~な感じで、ノリノリで、とても楽しいのですが、どうしても確実に弾けるようになりません。ミスは減らないですし、迷子にもなりますし…」

MA「そうは言っても、5年前とは比べ物にならないぐらい進歩しています。まず、そこには自信を持ってください。ミスや迷子は、ほら、暑さに負けて夏休みに追い込まれたので、練習不足なんですよ」

NU「天災ならば諦めもつきます(笑)」

MA「迷子は、指が迷うことをさしてそう言ったのでしょうけど、声部が迷子になっている箇所が残っていますね。各声部のフレーズをよく見なおして、ブレスすべきところは、少し大げさ目にブレスするように心がけてください。例えば、次の部分」

バッハ シンフォニア3番 8-9小節

MA「付点が印象的なモチーフが、ソプラノ⇒バス⇒ソプラノの順に出て来るでしょう?それぞれ、よく響くように、よく歌うように弾きましょう。まず、このモチーフだけ取り出して弾いてみて。ソプラノとバスの2声で通して。アルトは省く」

♪♪

NU「少しずつ耳が覚えて来たかもしれません」

MA「その調子で3回ぐらい弾いて、次は、3声全部合わせましょう」

♪♪

NU「耳が育ちました❣❣ 3回出て来るこのモチーフが全て弾きながら聞こえました(*´▽`*)」

MA「まあ、素晴らしい。次は指にしっかり動きを覚えてもらえばいいですわね。他には、16分音符で駆け回る音形が長く続いているようなところ。譜例は省略しますけれど…。漫然とつなげてしまわないで、区切れるところはしっかり区切ってくださいね。ブレスを入れることが大事です」

NU「つい勢いで行っちゃいますけど、ちゃんと息をするように気を付けます('◇')ゞ」

MA「そして、終結部ですね」

バッハ シンフォニア3番 終結部

MA「ここでは、主題の再現を意識しましょう。何と言えばいいのかしら、冒頭より少し堂々とした感じで、でも、家に帰って来るような。主題の直前でブレスして、若干テンポも落としていいんじゃないかしら」

NU「出だしはプチトリアノンでくつろいでいるアントワネットさん、終結部は、堂々とベルサイユ宮殿に戻ってきたアントワネットさんをイメージして弾いてみます🌹🌹」

MA「なんと!!笑 とても良い案ですわね。通して弾いてみましょう」

♪♪

MA「いや、ちょっと待って。終結部、堂々とし過ぎです」

NU「アントワネットさんではなく、母上様(←マリア・テレジア)みたいになっちゃったも(;^_^A」

MA「コメントは差し控えます(笑)。シンフォニア3番は8月で終わらせることが目標でしたが、練習のペースが遅れてしまったので9月いっぱいを目標に設定し直しますね。指は以前よりパラパラ動くようになって、もっさりした感じがかなり減ったので、バッハらしさが増して、とても良い傾向です」

■リスト『愛の夢』第3番

NU「次は『愛の夢』第3番。盛り上げる中間部を本格的に譜読みしようと思いながら、でも、今ひとつ曲に入り込めずにいます。これは暑さのせいにできない気がします」

MA「そうね~。よく、心を込めるとか思いを込めると言いますよね。でも、私は最近、それは逆のような気がしています」

NU「といいますと?」

MA「曲に心や思いを引き出されるというか、自然と心や思いが乗るというか、そういう風に考えた方がいいのではないかと。そのためには、まずは無心になるのが一番ですわ。そして、曲の姿かたちが見えてくるまで無心で練習をするのです」

リスト 『愛の夢』第3番 26-29小節

MA「譜例は、中間部の入り口ですけれど、上声の歌とバスのゆったりとした流れに内声の細かい動きが加わって、冒頭より華やかになっていますよね。この豊かな響きと大きな流れをしっかりと感じ取って、でも内声は音を外さず、かつ、うるさくならず。表情の指示は?」

NU「ピウ・アニマート・コン・パッショーネ。さらに活発に、情熱をもって、ですわね」

MA「楽譜に書いてあることを全て音にしようと試みる。そして、オーケストラの響きを意識しましょう。やることは片手練習、部分練習が中心なのですが、そうこうしているうちに、曲の世界に入り込めると思います。」

NU「なるほど~~」

リスト 『愛の夢』第3番 38-45小節

MA「37小節にsempre stringendo(さらに激して)の指示があって、38小節から58小節が、この曲のクライマックスです。見た目よりは弾きやすいんじゃないかしら」

♪♪

NU「思ったよりは、ですね」

MA「右手のオクターブを叩かないようにしてくださいね。あくまでも、非常に力強いメロディラインですから」

NU「オーケストラを意識しないといけませんね」

MA「その通りですわ。譜例の最後の2小節は、左手が弾きづらそうに見えるので、部分練習を入念にお願いしますね」

NU「は~い。あとは、2か所のカデンツァを指も頭も忘れかけているので、おさらいしておきます('◇')ゞ」

■ショパン エチュードOp.25-9(蝶々のエチュード)

MA「それから、ショパンの『蝶々のエチュード』の話を少々」

NU「まさかプチトリアノンのお庭に逃がすなんて…??」

MA「待って、落ち着いて。そうじゃなくて、モンシロチョウのイメージかアゲハチョウのイメージか?って、前回の記事で悩んでいたでしょう?」

NU「ああ、その話ですね!」

MA「響きの厚さや音の高低に応じて、色々な種類の蝶が飛び交っていると考えてみてはどうでしょう?ここはモンシロチョウ、ここはアゲハ、ここは、名前よく分からないけど中ぐらいの大きさで綺麗な蝶、という感じです」

NU「あっ、確かに全体を1種類にまとめる必要はありませんでしたね。スッキリしました🦋🦋」

MA「『蝶々のエチュード』は、左手のタッチがおかしくなっているので気を付けてくださいな。お砂糖をつまんで振りかけるような感覚ですからね」

NU「は~い」

MA「それでは、シンフォニアを最優先に、残りの3曲(カール、リスト、ショパン)は平等に。ベートーヴェンのソナタ22番(変な曲)は再びお蔵入りさせましょう(笑)」

今回のレッスン記は以上です~~


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トラウマ曲が萌え曲に華麗な転身(*´▽`*)

こんにちは、NUです('ω')ノ
また暑さが戻ってきたみたいですが、今のところ暑さに打ち勝って練習が進んでいます(^^♪

シンフォニア3番

早く1曲仕上げて気持ちを切り替えたいということで、そのターゲットをバッハ「シンフォニア」第3番に絞っています。5年前に1回レッスンした曲なのですが、当時は全然弾けなくて、楽しくなくて、曲自体も好きになれず、ことあるごとに「トラウマ曲」とか「もう2度と見たくない」と口走ってきました(;^_^A

それが、今年の5月にどういう風の吹き回しか再チャレンジしてみたくなり、ひょっとすると萌え曲になるかもしれないという予感がしていました。その時に書いた記事が『トラウマ曲から萌え曲へ!?』なのですが、今は自信を持って断言できます。クエスチョンマーク無しで、萌え曲に華麗なる転身を遂げました(*´▽`*)

シンフォニア3番、楽しすぎます~~
今や、シンフォニア全15曲中、12番と並んで最も好きな曲の一つになってしまいました❣❣

5年前、なんであんなに嫌だったのか自分でも全く分かりません。以前はしっとり弾きたかったのが、今では溌溂と跳ねるように、曲想の感じ方がまるっきり変わりました。ひょっとすると、それも原因かもしれません。この曲にふさわしくない捉え方をしていたので、しっくりこなかったのでしょう。とはいえ、当時は溌溂と弾けるほど指は動かなかったので、溌溂を目指したていたとしても、やはり挫折したんじゃないかと思います。今が開眼する運命の時だったに違いありません。

溌溂を目指すことになったので、その分、難易度は上がりましたけど、まあ、それはそれで楽しいというか納得ですね。

この曲を練習しながら「嫌いじゃ~~」「苦手じゃ~~」と連発しているのを、ピアノブログのお友だちたちに「シンフォニア3番はNUさん好きそうなのに。合ってそうなのに」とよく言われていたことを思い出します。確かに皆さんのおっしゃる通りでした(≧▽≦) 

今週末は、シンフォニア3番の弾き込みとリスト『愛の夢』3番の譜読みを中心に取り組むことにします🎹🎹

この季節になると、昼間は猛暑でも夜は少しずつ暑さが和らいでいくのが、以前は世の無常を感じられてしみじみとしたものですが、最近は毎年のように暑さに負けて不調になるので、「このまま早く涼しくなってほしい」としか思えなくなりました。切羽詰まると、「もののあはれ」を感じる心も、あっさり吹っ飛んでしまいますね(笑)


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レッスン第80回:片手練習もお忘れなく~~♪♪

こんにちは、一人二役のピアノ教室、ベルサイユ姉妹です🌹🌹
今回は、欲張って3曲やってしまいます🎹🎹

🌹バッハ『シンフォニア第3番』🌹

NU(生徒)「シンフォニア3番は自主練枠にしていますけど、やっぱり見てください~~」

MA(先生)「もちろんいいですけど、枠を分ける意味がなくなっちゃいましたね(笑)。さて、ひと通り弾いてみてください」

♪♪

MA「『超ゆっくり練習』を頑張ったそうで、その効果は表れていると思うのですが、なんとなく雑然とした感じがしますね。指の動きだけではなくて、曲の構造にも目を向けましょう」

NU「音を並べるだけでいっぱいいっぱいな感じで…」

バッハ シンフォニア3番 冒頭 分析

MA「上の図にひとまとめにしました。基本的なパーツは、赤で囲った主題、緑の線で示した対位1、青の線で示した対位2、この3つです。対位というのは、主題に絡み合う素材、とでも言えばいいのかしらね。さらに、それぞれをモチーフに分けていくのですが、図では省略しています」

NU「主題は、上下に動きながら踊り跳ねるような感じ。対位1は音価が大きく(2分音符分の長さ)よく響かせる、対位2は16分音符で忙しく動き回る」

MA「それぞれが、どの声部に出てきて、どんな風に絡まり合っているか、しっかり把握してくださいね。そして、それを音として実現しましょう」

NU「は~い('ω')ノ アナリーゼ頑張ります」

MA「分からなくなったら、遠慮なく私の蔵書から『バッハ《インヴェンションとシンフォニア》演奏と指導のポイント』(山崎孝著)という本を借りて参考にしてくださいな。手抜き、ではないですよ?笑 それと、指の動きの話ですが、対位2が左手に出るところが怪しいですね。左手だけの片手練習を、しっかりお願いしますね」

NU「弾きづらいですね。その分、指のよい訓練になりそうです」

MA「山崎孝先生の本にも”演奏技巧の点でも、弱い指の強化と独立、すべての指の平均化を目指している。バッハの神技である”と書いてある通り、この曲にはカール教の修行っぽい要素もありますね。そういう面でも頑張りましょう」

🌹ショパン『蝶々のエチュード』🌹

ショパン エチュード Op.25-9 冒頭


NU「さすがにショパンのエチュードだけあって、わりとお手上げです( ;∀;)」

MA「どこが特にお手上げなのか見て行きましょうね。弾いてください」

♪♪

NU「右手が転ぶ場面が多いような…」

MA「本当にそうですか?片手ずつお願いします」

♪♪

NU「あれ?実は左手!?」

MA「そうなのですよ。左手が曲を進める力のはずなのですが、とてもあやふや、というより、まだ全然弾けていないですよね。それで、巻き添えを食って右手がミスっているのよ。これも左手の片手練習を徹底的にやりましょう。といっても、やみくもに弾くのも効率が悪いので、少し工夫しましょう」

NU「リズム変奏練習ですか?」

MA「もちろん、それもいいのですが、まず、跳躍の下の音だけを拾っていきましょう。そして、テンポを上げながら、その流れを覚えます。次に、上の和音を入れてください。重音がばらけないよう、必ず同時に発音することに注意して。重音がきちんと同時に鳴ってくれないと、とても下手に聞こえます。ペダルは入れない」

NU「ちょっとやってみますね」

♪♪

NU「うわっ、両手で弾くより難しいです」

MA「だからいいのよ~~。漫然と両手で弾いちゃうよりも、意識を研ぎ澄まして片手でしっかりとね。もちろん、適宜、右手だけとか、両手でもやるんですよ」

♪♪

NU「ふむふむ。意外と片手練習も楽しくなってきました(*´▽`*)」

MA「リズム変奏、超ゆっくり弾き練習に続き、NUの嫌いな定番練習の最後の砦が、ようやく崩れそうですね(笑)。とても良いことですわね」

♪♪

MA「あと、跳躍は掴み取るような感じですよ。ドゥヴァイヨン先生が言うように、お砂糖をふりかけるように。この曲の場合は手首の回転ではなくて、飛び跳ねましょう」

NU「は~い。ドSなフリデリック様に思いっきり振り回されてやり込められながらも食らいついて行ってみます」

MA「笑笑 今までずっと左手の和音が弱点だったのですが、これを機会に、その弱点を克服しましょう」

🌹ドビュッシー『月の光』🌹

NU「今日は気分を変えて、まっさらな安川加寿子版の楽譜を使ってみます」

♪♪

MA「なんか、調子いいじゃない?もう一度通してみましょう」

♪♪

NU「実は、いつも使っている楽譜にいっぱい記入した書き込みが邪魔になっているのかも?」

MA「余計な情報が目から飛び込んできてかえって混乱するのかしらね。このぐらい弾ければ、まあ良しとしましょうよ」

NU「わ~い、嬉しいですヽ(^o^)丿 それにしても、『月の光』、長かったです。何だか気が向いたので、同じベルガマスク組曲のプレリュードを弾いてみます」

♪♪

MA「これは、レッスンするとしたら、2年越しなんてことにはならなそうね。『月の光』をしっかり勉強したことで、この時期のドビュッシーの書法が少し読めるようになって来たのかもしれません。次は、これをやりたいの?」

NU「しばらく遊び弾きをしてから決めたいと思います」

MA「分かりました。ただ、表現が重過ぎるのが気になるので、遊び弾きで終わらせるにしても、レッスンするにしても、工夫しておいてください」

今回のレッスン記は以上です。ドビュッシー『月の光』が、や~~~~っと終わりました㊗


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トラウマ曲から萌え曲へ!?

こんばんは、NUです☆★
あんまり興味のない曲や苦手な曲にある日気づいたらハマっていた、というのもピアノライフの醍醐味の一つですが、今、トラウマ曲が萌え曲になりつつあるという極端な現象に遭遇しています(≧▽≦)

その曲は、バッハのシンフォニア第3番、ニ長調。

シンフォニア3番

5年近く前にこれをやった時は、もう本当に苦手で苦手で…。あまりの弾けなさに情けない思いをしていました。

一人二役の生徒役の私はしょっちゅう泣き言を並べ、同じく先生役の私はそれを宥めるのに大変で、間にフランス組曲6番のアルマンドを挟んで無理やり気分転換させたりして、大変でした(;^_^A

割と最近まで「この曲は二度と見たくない」「もはやトラウマ」などと口走っていたのですが、少し前に久しぶりに手に当ててみたところ、嫌いだったはずなのに、なぜか曲に呼ばれているような気がして、思い切ってやってみることにしてみました。とりあえず、自主練枠です('ω')ノ

1回やったということは綺麗さっぱり忘れて、初心に戻ってゆっくり譜読みするように心がけています。丁寧に丁寧にと心掛けながら…。そうすると、意外とハマって来るではありませんか!!

単に5年前はまだこの曲に取り組むには未熟だっただけに違いないです。何でこんな変な指使いをしていたんだろう??と当時の書き込みを書き換えたりしています。声部の弾き分けも、当時に比べれば苦に思う部分がぐっと減りました。むしろ練習楽しい~~

これでもかなり成長したんだなぁと思うと、嬉しくなってきます。ひょっとすると、大バッハ先生からMA/NU音楽院への5周年記念のプレゼントかも知れません🌹🌹



お手本は、MA/NU音楽院御用達の教材、PTNAピアノ曲事典より中川京子先生の演奏です♪♪

人間関係でも、苦手だった人と仲良くなると、とても仲良くなれることがありますね。それと同じで、シンフォニア3番がこのまま萌え曲に大変身してくれることを期待しています(*´▽`*)


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プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆2017年に20数年ぶりにピアノを本格的に再開したアラフィフです♪
◆モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、シューマンが特に好きです。リスト、ブラームス、ドビュッシー、シューベルトも気になっています♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。
◆現在は独学ですが、「プチトリ音楽院」という名の一人二役(先生役MAと生徒役NU)の仮想レッスン記を書いています♪
◆音楽の他には『ベルサイユのばら』にハマっています🌹

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練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-37番
・ショパン エチュードOp.10-9 へ短調
・ショパン バラード第3番 変イ長調
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調~第2楽章

◇自主練

◇Road to 2027 of NU
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第2・第3楽章
・シューマン『幻想曲』

◇2023年の終了曲
・チェルニー40-36番
・バッハ 平均律第1巻9番 ホ長調
・ショパン エチュードOp.25-9『蝶々』変ト長調
・ブラームス ラプソディ第2番 ト短調 Op.79-2

◇2022年の終了曲
・チェルニー40-34番
・チェルニー40-35番
・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(2回目)
・バッハ シンフォニア第3番 ニ長調(2回目)
・ドビュッシー『ベルガマスク組曲』~月の光
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第1楽章
・リスト『愛の夢』第3番

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