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セルフレッスン第44回:シンフォニアも大詰め/キーワードはグラツィオーソ/『幻想曲』飽きてきた、どうしよう?

私が私にピアノを習うコーナー、月2回を目標にしているのですが、このところペースが落ち気味で、我ながら不満です(;^_^A
でも、文句を言う暇があったらレッスンすべし!!というわけで、約1か月ぶりのレッスンです('◇')ゞ

■チェルニー40-30
チェルニー40-30

先生「また間が空いてしまいましたけど、ちゃんと練習してました~?」

「細々と続けてます」

先生「細々と、なの?ピアノが本業なのに…(笑)。冗談はさておき、細々の効果を見せていただきましょうか」

♪♪

先生「思ったより悪くないですよ~~。あくまで、思ったより、ね(笑) 左手から右手の受け渡しがぎこちなくならないよう、1小節ひと塊を意識することが大事です。それは、前回より良くなった。ただし、左手の5つ目の音、受け渡しポイントの音ですけど、これがドスンとなるのはNGです。手首の回転を使って、ふわっと巻き取るようにね」

「音を外すことがまだまだ多くて、心が折れそうです」

先生「前回のレッスン以降、ゆっくり弾きの練習をあんまりしていないですよね?‘レント時々プレスト、所により一時リズム変奏’と言った記憶があるのですけど…」

「‘アレグレット時々レント’みたいな感じだったと思います」

先生「笑笑。音楽の大まかな流れを掴めるようになったのは、その配分のおかげだと思うので、良しとします。次は、ゆっくり弾き練習を中心にして、弾けない箇所、もたつく箇所を徹底的に潰していきましょう」

「リズム変奏練習もしていいですか?」

先生「どうしても上手くいかないところに絞ってね。‘所により一時リズム変奏’だから(笑)」

何回か弾いて終わり。当然、次回以降も続きます。

■バッハ、シンフォニア12番
シンフォニア12番 冒頭

♪♪

先生「ん?なかなかいいみたい。最初の頃大苦戦していた部分が嘘のようにスムーズになってる」

「もっさりする部分があるような気がするのですが…」

先生「よく自覚してますね。全体的に指をしっかり上げるように」

「先生のお好きなハイフィンガーですね」

先生「いや、私の趣味の問題じゃなくて…(笑) この場合、指を上げるのは、打鍵の準備として上げるのではなく、打鍵した後に素早く引き上げるということです。ちょっと、それを意識してもう一度弾いてみましょう」

♪♪

先生「怪しい部分もあるけど、悪くないですね。これは今回で終わりにしましょう」

「わ~いヽ(^o^)丿でも、シンフォニアっていつも拍子抜けっぽく、あっけなく終わっている気がします。ただし3番は除いて(*_*;」

先生「それでは、いよいよ大詰め、最後に残った7番を譜読みしておいてください」

シンフォニア7番 冒頭

先生「主題、派生、対位旋律などをしっかり解読しながら、取り組んでくださいね。かなり複雑な曲だよ、これ」

「しっかりアナリーゼしないといけませんね」

先生「幸い、市田版の楽譜使ってるから、解説をよく読んでおいてください」←手抜きに走る先生Σ( ̄ロ ̄lll)!!

「いよいよシンフォニアも終了か~~。しみじみしますね」

先生「そんなにあっさり終わらない(笑) 少なくとも、3番、8番、9番、10番は、もう一度やるよ~~」

「…」

■メンデルスゾーン『春の歌』

「少しずつ流れるようにはなってきているんですけど、まだ装飾音を外すことが多くて…」

先生「それは、和音構成をしっかり覚えてしまうべきよね。見てると、ミスるのは属7の部分が一番多いみたい。次は減7かな。減7は響きが独特なので、すぐ耳で覚えられると思うんだけどな~~。弾いている部分が何調で何の和音なのか意識しましょう。」

「あっ、そういうこと何も考えずに弾いてました」

先生「え…、ダメじゃん(;^_^A 和声の本を勉強していると言ってた記憶があるけど、演奏に活かしてこそ価値があるというものです」

私:(相変わらず手厳しい小姑キャラだ…)←心の声

先生「あとは、表現上のポイントを少し挙げておきましょう。キーワードはグラツィオーソ、優雅に」

「速度表記がアレグレット・グラツィオーソですもんね」

先生「そうそう。優雅に響かせるには、前回も言いましたけどレガートがベッタリしちゃダメ」

「音が分離しても、流れとしてつながっていればいいんでしたよね」

先生「そのためには、打鍵した後、指を若干早めに引き上げた方がいいでしょう。バッハの時ほどはっきりと高く引き上げる必要はないですけど。特に47-49小節にかけての16分音符(下の譜例)は要注意ですね。ここがベタ付くと、とても印象が悪い」

春の歌 47-50小節

「49小節には(譜例の3小節目)、グラツィオーソの表記がありますね」

先生「ここは、控えめなテンポルバート、そして控えめなリタルダンドでしょうね」

春の歌 79-82小節

先生「それから、終わりの方、79小節にもグラツィオーソの指定があるでしょ」

「少し弾むような感じでしょうか?」

先生「ふわっ、ふわっ、とね。控えめにスキップするように、そして、音は上向き」

「あくまで全てが控えめなのですね」

先生「そう、フォルテだって控えめに。というか、デュナーミクも、音量よりも、気分が高揚するのか落ち着くのかという意味合いの方が強いと考えるのがいいと思います。だからと言って、本当に同じ音量でいいわけではないんですけどね」

「やればやるほど、お先真っ暗な感じになってきますね(>_<)」

先生「そう悲観的にならずに、大変だからこそ勉強になるとプラスに考えましょう。それに、そもそも、こういう曲調は好きでしょう??引き続き頑張りましょうね」

■シューマン『幻想曲』より第2楽章

「あの、大変言いにくいんですけど…」

先生「もしかして、飽きてきた?笑」

「はい。前回、もう少しやりたいと自分で言ったくせに…」

先生「この枠は無謀曲を緩くやっていく趣旨なので気にしなくてもいいですよ~~。何か他にやりたい曲でもあるの?ショパンのバラード?それとも、リストの何かややこしい曲?」

「何曲かありますけど、ショパンのエチュード25-9に少し興味があります」

先生「蝶のエチュードですね。爽やかな曲を弾きたい気分になるのは、鬱陶しい梅雨空のせいかしらね。弾きたい曲が決まったら知らせてください。やっぱりシューマンの幻想曲を続けたくなった、というのでも全く構わないです(笑)」


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tag : チェルニー40番,バッハ,シンフォニア,メンデルスゾーン,春の歌,

コメント

No Subject

NekoUshiさん、こんにちは^^セルフレッスンお疲れ様です♫

春の歌、グラツィオーソ、優雅に、なのですね♪星のどうぶつたちの「はくちょう」もグラツィオーソですよ~。

>音量よりも、気分が高揚するのか落ち着くのかという意味合いの方が強いと考えるのがいいと思います。だからと言って、本当に同じ音量でいいわけではないんですけどね

「はくちょう」でも同じようなことを先生仰ってました。
音量よりも、近づいたり遠ざかったりする雰囲気を表現、みたいな言い方でした。
 難しいですが、お互いグラツィオーソを楽しみましょう(#^^#)

ショパンのエチュード、憧れです♪わたしは10‐9をいつか弾いてみたいです^^

Re: ゆりこさんへ

ゆりこさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(*^^*)

> 春の歌、グラツィオーソ、優雅に、なのですね♪星のどうぶつたちの「はくちょう」もグラツィオーソですよ~。

わ~、グラツィオーソ仲間ですね(笑)
何だか嬉しいです(*´▽`*)

> 「はくちょう」でも同じようなことを先生仰ってました。
> 音量よりも、近づいたり遠ざかったりする雰囲気を表現、みたいな言い方でした。

実はコッソリ聞いてました、なんてね…(笑)
本当の先生と同じようなことを言えたなんて、自信が湧いてきます~~
あ、でも、弾くほうの自信ではなくて、口のほうの自信です(;^_^A

>  難しいですが、お互いグラツィオーソを楽しみましょう(#^^#)

そうなんですよ、難しいんです(*_*;
でも、せっかくなので、楽しまなきゃ損ですね!笑

> ショパンのエチュード、憧れです♪わたしは10‐9をいつか弾いてみたいです^^

ぜひ10-9弾いてみてください(≧▽≦)
少し手に厳しい曲ですけど、憧れ曲には挑戦したいですよね!

実は、私も10-9好きなんですよ~~。関心のある曲がまた発掘されて増えてしまいました(笑)
このままだと、絞り切れずに、シューマンの幻想曲を何となく続けてしまいそうです(^^;

No Subject

こんにちは。ご無沙汰しておりました。
久々のレッスンですね!
>そんなにあっさり終わらない(笑) 少なくとも、3番、8番、9番、10番は、もう一度やるよ~~」
●このSな感じに萌えました。

先日コンサートでシューマンのダビッド同盟全曲通しで聴いたのですが大変素晴らしかったです。ここでちょっとはシューマン食わず嫌いに転機が訪れそうな予感を感じました(笑)

Re: さっちんさんへ

さっちんさん、お久しぶりです~~~
コメントありがとうございます(*^^*)

> 久々のレッスンですね!

1か月ぶりになってしまいました(^^;

> >そんなにあっさり終わらない(笑) 少なくとも、3番、8番、9番、10番は、もう一度やるよ~~」
> ●このSな感じに萌えました。

Sな先生とMな生徒!!
相性バッチリだと思います(笑)

> 先日コンサートでシューマンのダビッド同盟全曲通しで聴いたのですが大変素晴らしかったです。ここでちょっとはシューマン食わず嫌いに転機が訪れそうな予感を感じました(笑)

楽しみですね(*´▽`*)
さっちんさもシューマンのドロドロの世界にようこそ!笑
シューマンって、ハマると変にクセになる気がします。
ふとしたことが転機になったりしますよね。
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プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。現在は独学です。
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-31番
・バッハ 平均律第1巻17番 変イ長調
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調

◇ベートーヴェン祭り
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第3楽章

◇自主練
・チェルニー『毎日の練習曲』2番

◇憧れの無謀曲 寝かせ中
・リスト『バラード 第2番』
・シューマン『幻想曲』第2楽章

◇2020年の終了曲
・シューマン 3つのロマンス~第2番 嬰へ短調 Op.28-2

◇2019年の終了曲
・チェルニー30-23番
・チェルニー40-27、28、29、30番
・チェルニー左手24-19番
・バッハ シンフォニア14番、12番、7番
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章
・ショパン『幻想即興曲』
・メンデルスゾーン『春の歌』

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