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NekoUshiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

セルフレッスン第32回:デュクスとかコメスとか・・・

私が私にピアノを習うコーナー32回目です。
新たに加わった「シンフォニアの女王様」ことシンフォニア14番、それと、今のメインの『幻想即興曲』を中心に、今回は簡略版(手抜きともいう)でお送りいたします。

まずは、チェルニー40-25ですが、「音階の良い練習になったでしょう」ということで、アヤシイところは多々残るものの終了。
次回からは二つ戻って、40-23をやります。

チェルニー40-23

注意事項その他は、
・右手の各指が均等にパラパラと弾けるように。それが主眼の練習曲なので。
・まずは念入りにゆっくりと。
・左手は、歌うところはチェロのように、和音を掴むところはしっかりと歯切れよく。
・今年中に合格できるよう頑張りましょう。

次はハイドンのホ短調ソナタ。

先生「明らかに練習が足りてないですね。やる気が出ないのなら強制終了にしますけど?」

「もう一度、チャンスをください」

先生「駄目です。といいたいところですが、テンポを落として音を着実に拾う練習をしておいてください」

ということで、またもや『ハイドン先生の夏の学校』は居残り。
もう、思いっきり秋だよ~~~

いよいよ、今回から本格的に開始のシンフォニア14番です。

シンフォニア14番 冒頭

先生「デュクスとコメスって知ってますか?」

「聞いたことありますけど、よく分かってません」

先生「デュクスが主題、コメスが応答主題です。冒頭、赤のカギから始まるアルトの旋律がデュクス。2小節目、青のカギから始まるソプラノの旋律がコメスです。この部分ではフーガの定石に従って、デュクスが主調、コメスがドミナントで提示されてますね。全曲のデュクスとコメスを指摘して、それぞれの始まりに赤と青のカギを付けていきましょう」

「区別がつきません~~~」

先生「よく観察してみて」

「あっ!コメスは、タイの後の16分音符の下降が同音で始まって、デュクスは2度下から開始…。ですか?」

先生「そうそう、そういうことです。全く同じだったら、十把一からげに『主題』でいいんだけどね」

「デュクス、コメス、デュクス、コメス・・・・。できました」

先生「これらの歌い出しをはっきりさせることが第一歩です。で、デュクスの方を華やかに、コメスの方を少し抑えめに、ニュアンス付けるべきでしょうね。さらに、3声部の音色は変えて」

「ひーっ、ややこしい(*_*;」

先生「そりゃ、そうよ。シンフォニアの中でも屈指の難曲だもの。後半は特にアルトを左右で弾き分ける箇所が増えて大変になります。1声、あるいは、2声の色々な組み合わせで、声部の絡み合いをしっかり会得しながら進めてください」

「こんなにややこしいなら、『もっと易しいのにしなさい』って止めてくれればよかったのに(泣)」

先生「7番も12番も、それぞれ別の面で難しいので、あんまり変わらないと思うけど…。せっかく自分で選んで『シンフォニアの女王様』なんて名前まで付けちゃったぐらいなので、楽しく練習しましょう」

最後は『幻想即興曲』についての覚え書きです。
まず冒頭(というか主部の始まり)。

幻想即興曲 1-11小節

・右手は、フレーズの終わりが宙に舞い上がるように意識して。フレーズの終わりでは出来るだけ指を上げる。
・右手の7~8小節の音形(緑の四角で囲った部分)が弾きづらいので、指使いをよく研究したうえで、繰り返し片手練習をすること。
・左手の伴奏の6連符。1個目は当然、深く響かせる。4個目、音の高さ的に最高になる音、これにも小さいアクセントというかニュアンス的なアクセントが欲しい。少し延ばし気味に。フィンガーペダルと言ってもいいかな。
・今の段階では、ルバートはまだかけない。といっても、全然かけないのは多分無理なので、できるだけ控える。

続いて中間部。

幻想即興曲 中間部

・アレグロ・アジタートの主部から急に減速するので、エネルギーが貯まる。つまり緊張が高まる。中間部冒頭、フォンタナ版でペザンテ(重々しく)、ルービンシュタイン版(エキエル版も同じ)でフォルティシモとなっているのは、まあそういうこと。しっかり受け止めて。
・中間部の旋律も主部の主題から派生していることを忘れない。
・フレージングを正確に。
・付点8分音符プラス16分音符(図の最後の2音)は、文字通り付点で弾いてもいいし、3連符と解釈して左手とずれないのでもいい。前者の方が粘ったロマン派的な感じ、後者だと比較的さらさら流れる古典的な感じ。今回決めているコンセプトに合うのは後者だけど、走りやすいのでそうならないよう注意。

最後にコーダの部分。

幻想即興曲 コーダ

・ひと塊の16分音符4つのうち3番目にアクセントがあり、これだけハッキリ聞こえるように弾く。
・練習方法としては、(1)塊の最初の3つの音を弾いて4つ目は16分休符にする、(2)塊の3つ目と4つ目を同時に8分音符の長さで弾く。
・左手は跳躍を根気よく練習する。
・クロスリズムでずっと進んできたのに、急にクロスしなくなるので、かなりやりづらい。ルービンシュタイン版だとクロスリズムのまんまなので、かえって弾きやすいと思うけど、どうする?←先生的にはルービンシュタイン版推しらしい

今回のレッスンは、こんな感じです。
密かにチェルニーが進みました(≧▽≦)


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* Category : セルフレッスン

* Comment : (2)

No Subject * by ねこぴあの
>そりゃ、そうよ。シンフォニアの中でも屈指の難曲だもの。後半は特にアルトを左右で弾き分ける箇所が増えて大変になります。

ひいーーーーっ!!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
なぜーーーーなぜーーこんなに好きなのによりによって~~~( ;∀;)
Nekoushi先生、うちにもきてください~お兄さんはちょっと厳しすぎます!(いないから)

To:ねこぴあのさん * by Nekoushi
ねこぴあのさん、コメントありがとうございます(^^♪

シンフォニア14番は、「これ、ねこぴあのさんの曲なんだよね~。惚れ込むの分かるわ~」と思って、借りてきた猫のようになりながら(←なぜ?笑)丁寧に練習させていただいてます。

> ひいーーーーっ!!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
> なぜーーーーなぜーーこんなに好きなのによりによって~~~( ;∀;)

アクロバティックということではないんですけど、フーガの王道的難しさというか…。
あ、でも、たぶん愛があれば克服できます(≧▽≦)

> Nekoushi先生、うちにもきてください~お兄さんはちょっと厳しすぎます!(いないから)

14番をされるときには、呼んでくださいね(笑)
それまで、私の兄(!)にビシバシ鍛えられていてください。

コメント









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No Subject
>そりゃ、そうよ。シンフォニアの中でも屈指の難曲だもの。後半は特にアルトを左右で弾き分ける箇所が増えて大変になります。

ひいーーーーっ!!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
なぜーーーーなぜーーこんなに好きなのによりによって~~~( ;∀;)
Nekoushi先生、うちにもきてください~お兄さんはちょっと厳しすぎます!(いないから)
2018-09-30 * ねこぴあの [ 編集 ]

To:ねこぴあのさん
ねこぴあのさん、コメントありがとうございます(^^♪

シンフォニア14番は、「これ、ねこぴあのさんの曲なんだよね~。惚れ込むの分かるわ~」と思って、借りてきた猫のようになりながら(←なぜ?笑)丁寧に練習させていただいてます。

> ひいーーーーっ!!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
> なぜーーーーなぜーーこんなに好きなのによりによって~~~( ;∀;)

アクロバティックということではないんですけど、フーガの王道的難しさというか…。
あ、でも、たぶん愛があれば克服できます(≧▽≦)

> Nekoushi先生、うちにもきてください~お兄さんはちょっと厳しすぎます!(いないから)

14番をされるときには、呼んでくださいね(笑)
それまで、私の兄(!)にビシバシ鍛えられていてください。
2018-09-30 * Nekoushi [ 編集 ]