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NekoUshiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

『永遠のショパン』by 仲道郁代―プレイエルの繊細で素敵な響き♪♪

なかみっちゃんのコンサートの余韻、まだ続いてま~す(*^▽^*)
今回は、先日のコンサート会場のサイン会で購入したCDの話です。

永遠のショパン(仲道郁代)

買ったのは『永遠のショパン』と題する、ショパン名曲集。
ショパンの時代(1842年製)の、ショパンが愛したプレイエル製のピアノで弾かれているところが目玉です。
2007年にNHKのショパンの足跡をたどる番組でフランスを訪れた仲道郁代さんが、すっかり惚れ込んで買ってしまわれたそうです\(◎o◎)/!

プレイエルで聴くと、本当に繊細、ニュアンス豊か、音の陰影の移ろいが魅力的です。
古語では「影」ということばが、光と影は表裏一体ということで、光の意味でもありますが、まさにそんな感じです。
普段慣れ親しんだ曲がとても新鮮に聞こえます。ショパンは貴族のサロンの作曲家ですが、そんな情景が目に浮かんでくるようです。素敵すぎます(*´▽`*)

プレイエルの魅力について、CDのライナー・ノーツに、なかみっちゃんは次のように書いてらっしゃいます。
演奏者ならではの感覚を知ることができてとても興味深いです。

力をかけて打楽器的にたたいてしまうと反応せず、音が閉じてしまう。けれども、哀しみや清らかさを鞭をしならせるかのようなタッチで奏でると、得も言われぬ想いが音にのって表れる。それが、プレイエルの持っていた特性でした。

しなやかな強さには心がともないます。柔らかいけれど決して折れない、そんな強さです。そして、それはショパンの音楽そのものに繋がるしなやかさなのだと思いました。


そして、このCDのコンセプトについては次のように書いてらっしゃいます。
文章が分かりやすくて、知的で、感性に満ちていて、いつもながら素敵です!!
演奏家としての姿勢にも、すごく共感できます。

このCDで私は、レトロな音で在りし日のショパンを懐かしむということをしたいのではないのです。

ショパンが愛したプレイエルの特質(中略)を駆使して、改めてショパンの、耳に馴染んだ名曲たちに向き合いたい。それがこのCDなのです。

そこから見えてきたものは、あらゆる音の光と影に敏感で繊細なショパンの姿でした。プレイエルの持つ音のパレットの多彩さ、減衰する音の中に聴こえる人生の哀しみ、輝き。

それらの音の質感がショパンに大いなるインスピレーションを与えたのではないか。


実は、以前HMVの視聴コーナーで、このCDのサンプル音源を聞いた時は、「音が頼りない感じがして物足りない」なんて思ってしまって、購入をついつい後回しにしてきたのですが、実際にCDをプレイヤーにかけてみると、とんでもない!!なかみっちゃんが惚れ込んで買ったプレイエルが物足りない訳ないのにね。コンサート会場の雰囲気にのまれてこのCDを買って良かったです(≧▽≦)
次は、なかみっちゃんのプレイエルの生演奏が聴きたくなってきちゃったよ~~~

収録曲のどれも素敵ですけど、『革命のエチュード』とか『英雄ポロネーズ』とか、現代のグランドピアノでは大袈裟で若干恥ずかしい表情になりがちな(←私の感想では)曲が、プレイエルだと優雅さを失わず気品を保っていて特に好きです。
私のお気に入りCDにまたスペシャルな1枚(ボーナスDVDもついているので2枚ですが…笑)が加わり、大感激です(*´▽`*)
ショパン好きには、かなりオススメの1枚です。

そして、持つべき人の手元に行った、このプレイエルは本当に幸せ者だと思います!!

永遠のショパン』収録曲:
1.幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66
2.ワルツ 嬰ハ短調 作品64の2
3.ワルツ 変ニ長調 作品64の1「小犬のワルツ」
4.前奏曲 第15番 変ニ長調作品28の15「雨だれ」
5. 練習曲 第5番 変ト長調 作品10の5「黒鍵」
6.前奏曲 第4番 ホ短調作品28の4
7.マズルカ 第13番 イ短調 作品17の4
8.夜想曲 第2番 変ホ長調作品9の2
9.前奏曲 第7番 イ長調作品28の7
10.練習曲 第12番 ハ短調作品10の12「革命」
11.練習曲 第3番 ホ長調作品10の3「別れの曲」
12.夜想曲 第20番 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
13.バラード 第1番 ト短調 作品23
14.ポロネーズ 第6番 変イ長調作品53「英雄」
15.ワルツ 第9番 変イ長調 作品69の1「告別」
[ボーナストラック]
16.夜想曲 第2番 変ホ長調作品9の2(スタインウェイで録音:プレイエルとの聴き比べができる)
17.前奏曲 第7番 イ長調作品28の7(同上)
18.前奏曲 第4番 ホ短調作品28の4(同上)
19.夜想曲 第20番 嬰ハ短調(同上)


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* Category : ピアノ曲の鑑賞・考察

Tag: 仲道郁代 ショパン 永遠のショパン プレイエル | * Comment : (2)

No Subject * by utokyo318
同じ曲でも、演奏するピアノによって表現が変わってくるんですね!
そして、弾き方によっても音が違ってくる・・・・
ピアノは奥が深いですね(^o^)
昔の作曲家の方も、本当に偉大だなと思います。

今はピアノを弾く機会がありませんが、まだ機会があれば、演奏会など行ってみたいです。
仲道さんも、ずっと活躍されていてすばらしいですね。

To:utokyo318さん * by Nekoushi
utokyo318さん、コメントありがとうございます(^^♪

そうなんですよ~~
同じ曲でも、ピアノによって全然表情が違ってくるみたいですね。
今回買ったCDでは、ショパンが生きていた時代の楽器を使っているということで、全く別物のような新鮮な雰囲気でした(*^▽^*)

utokyo318さんも是非、コンサートに行かれてみてくださいね!!
仲道さんは昨年デビュー30周年を迎え、色々と新たな挑戦をされているようです。とても素敵です(≧▽≦)

コメント









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No Subject
同じ曲でも、演奏するピアノによって表現が変わってくるんですね!
そして、弾き方によっても音が違ってくる・・・・
ピアノは奥が深いですね(^o^)
昔の作曲家の方も、本当に偉大だなと思います。

今はピアノを弾く機会がありませんが、まだ機会があれば、演奏会など行ってみたいです。
仲道さんも、ずっと活躍されていてすばらしいですね。
2018-09-27 * utokyo318 [ 編集 ]

To:utokyo318さん
utokyo318さん、コメントありがとうございます(^^♪

そうなんですよ~~
同じ曲でも、ピアノによって全然表情が違ってくるみたいですね。
今回買ったCDでは、ショパンが生きていた時代の楽器を使っているということで、全く別物のような新鮮な雰囲気でした(*^▽^*)

utokyo318さんも是非、コンサートに行かれてみてくださいね!!
仲道さんは昨年デビュー30周年を迎え、色々と新たな挑戦をされているようです。とても素敵です(≧▽≦)
2018-09-27 * Nekoushi [ 編集 ]