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NekoUshiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

セルフレッスン第27回:チェルニーは空耳、バッハは練習不足・カンタービレ不足

毎日、うんざりするような、地域によっては危険な猛暑が続いてますが、昨日やった一人二役のレッスンの模様です。
室内でエアコンかけているので、レッスンには猛暑の直接的な影響はありませんが、普段の生活をするだけで体力を消耗して練習不足気味にはなりますね。
それでは、早速レッスンに入ります。

まず、チェルニー40-24からです。
チェルニー40-24

(とりあえず弾いてみる)

先生「半年とか数か月かかった、19番や20番とは大違いですね。この場で練習して終わらせてしまいましょう!」

「えっ!?そんなに早く終わってしまっていいのですか!?」

先生「やみくもに時間をかければいいと言うものでもありませんから…。注意すべき個所は、中間あたりの↓の部分ぐらいです」

チェルニー40-24 

先生「この部分の左手。まず、3オクターブの跳躍を正確にね。手もと、ちら見OKです。次の3度進行のレガートを綺麗に。具体的に言うと、2音がずれないように、それと、フレーズをしっかり意識してください。フレーズの終わりは、スッと消える感じに。そして、次は歌い出しが分かるように」

「はい。分かりました。前よりは、こういうタイプが苦手じゃなくなった気がします」

(しばらく繰り返す)

先生「いいみたいですね。水色で囲った32分音符の分散和音も余計な力を入れずに手首を柔軟に使っていて、結構です」

「その部分、空耳で変な風に聞こえるんですよ」

先生「え?ティララタティララタ…じゃなくて?」

「カクシゴカクシゴって聞こえて仕方ありません」

先生「何とはしたない(^^;; これ以上変な空耳が定着する前に、2,3回通して卒業にしましょう。24番って、チェルニーにしてはごちゃごちゃいろんな技法が詰め込まれてて、出来の微妙な幕の内弁当みたい(←若干ご不満らしい)。次は、バリバリ音階の25番をやりましょう」

チェルニー40-25
↑チェルニー40-25
うわ~っ、楽しくなさそうΣ( ̄ロ ̄lll)!!

次はバッハシンフォニア13番です。

シンフォニア13番

(ひとまず通す)

先生「こっちは余り進歩してないですね。テーマが出てくるところを、しっかり意識して歌わせずに漫然と弾いてる時が多いです。シンフォニアって何の練習ですか?」

「多声です」

先生「そうでしょう?肝心なところを忘れてしまっては、弾く意味がなくなります。それに、急ぎすぎ。もっと落ち着いてゆったりと弾いてください」

「…( ノД`)」

先生「さて、この曲は、テーマが二つの声部で重なって進むという特徴があります。こういう部分を特に気を付けないといけませんね」←生徒が泣こうがお構いなし(笑)

シンフォニア13番 42-47小節

先生「例えば、この部分、42-47小節のあたりですとか。バスのテーマは、1小節分(ソーラ♪)が譜例から外れてしまってますが、その部分も含めると、ソーラシードシラーソ♪(赤いライン)ですね。次にアルトを見ると、ソラシードシラーソ♪(青いライン)が重なってるでしょ」

「この2声をしっかり歌わせるということですね」

先生「そういうこと。で、絡まってくる16分音符の対位はうるさくなったらいけません。あと、この後半部分はソプラノの上昇、バスの下降による音の広がりを感じましょう。あ、そうそう、声部間の音量バランスで注意すべき個所もありました」

シンフォニア13番 7-12小節

先生「↑この部分。基本的にソプラノを右手で、アルトを左手でとるんだけど、アルトを控えめにする方がいいでしょうね。逆に、アルトを強調するというのも、あざとくなるかもしれないけど、選択肢としては一応あり得るかもしれません。同じ大きさになって声部の区別が混乱するのが一番よくないと思います。試してみてください」

「もっと弾けてるつもりだったのですが…(*_*;」

先生「多声とカンタービレへの意識が不足してましたね。さっき、シンフォニアを学ぶ意義を聞いた時、多声の方だけ答えてくれましたが、カンタービレ奏法も同じく重要です」

長くなってしまったので、ハイドンと献呈は、次回に回します~~
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* Category : セルフレッスン

Tag: チェルニー40番 バッハ シンフォニア | * Comment : (0)

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