『céleste』を聴いて天にも昇る心地(*´▽`*)
10年ぐらい前に、デビュー20周年記念で作成された、仲道さんお気に入り曲自選のオムニバス・アルバムです。
18曲、約78分!!「なかみっちゃんワールド」に思いっきり浸ることができました(≧▽≦)
célesteというのはフランス語で「天」とか「天国」という意味だそうですが、まさに天にも昇るような心地(*´▽`*)
収録曲は…。
1.シューマン: 見知らぬ国々(子供の情景 Op.15、第1曲)
2.ドビュッシー: 月の光(ベルガマスク 組曲、第3曲)
3.グリーグ: 春に寄す(抒情小曲集 Op.43-6)
4.シューベルト: 即興曲 第2番 変ホ長調 D899-2/Op.90-2
5.モーツァルト: トルコ行進曲(ピアノ・ソナタ第11番イ長調KV331/300i、第3楽章)
6.グリーグ: アリア(ホルベルク組曲 Op.40、第4曲)
7.シューマン: トロイメライ(子供の情景 Op.15、第7曲)
8.ベートーヴェン: アダージョ・カンタービレ(ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」、第2楽章)
9.ベートーヴェン: エリーゼのために イ短調 WoO59
10.ショパン: ワルツ 変ニ長調 Op.64‐1「小犬のワルツ」
11.ショパン: ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
12.ショパン: 雨だれのプレリュード(24のプレリュード Op.28、第15曲)
13.リスト: ため息(3つの演奏会用練習曲 S.144、第3曲)
14.リスト: 愛の夢(3つのノットゥルノ S.541、第3曲)
15.ショパン: 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66(遺作)
16.ショパン: 夜想曲 第20番 嬰ハ短調(遺作)「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
17.シューマン/リスト: 献呈
18.ショパン: ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53「英雄」
けっこう手持ちのCDと被ってたりしますが…(^^;;
こうやっていろんな作曲家の曲を集めたのを聴いてみると、改めて演奏の表情の豊かさに驚かされます。
夢見心地だったり、流麗だったり、大きなうねりのようだったり、ダイナミックだったり、繊細だったり、大胆だったり…。
特に印象に残っているのは、透き通るような感じの『月の光』とか、歯切れよくてまさにオスマン帝国軍の行進みたいな『トルコ行進曲』とか、滔々と流れるようなリストの2曲(ため息、愛の夢3番)あたりです。このリストの2曲、いつか弾いてみたくなりました。
グリーグも、うまく言葉で表現できないのだけど、相性良さそう!という感じを受けました。
そうそう、今練習中の『献呈』は、仲道さんの演奏をCDで聞くのは初めてです!
無意識のうちに真似してしまいそうですが、真似すると言ったって、出来るものでもないですし、まあいいか…。
というか、「弾けるものならこういう風に弾きたい」と思ってる感じに弾いてくれているので、嬉しいです(*´▽`*)
以前は、オムニバス的なのはあんまり聴かなかったのですが、このCDみたいに、演奏者が選曲して順番を考えてくれてストーリー性を持たせた作品になってるのは、すごく魅力的だと思うようになりました。
というわけで、『céleste 仲道郁代愛奏曲集』の別名は『céleste Nekoushi愛聴曲集』に決まりました!笑
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