Nekoushiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

Entries

バラ1 vs バラ4

チェルニー、バッハと普段の練習を進めているうちに、一日限定で『献呈』の代わりに、無性にショパン無謀曲で遊んでみたくなってしまいました。
しかも、単に難しいだけじゃなくて長いの…(^^;;

幻想曲、幻想ポロネーズ、舟歌、スケルツォ、バラード、ソナタと候補には事欠きませんが、今日はバラードを選びました。
バラードの中からどれにしょうかとなると、2番は今のところ関心がない上にプレストの部分で手を痛めそうなので真っ先に外し、3番は大本命曲なので(変な理由ですけど)パス。

それじゃ、1番?4番?
悩む時間がもったいなくなり、両方1回ずつ通すことにしました。
練習ではなく、あくまでイベントなので、ワケ分からなくなっても部分練習なんてしない。
どんなにズタズタのボロボロのヨレヨレでも、ひたすらゴールを目指す(笑)

両方やってみて、1番と4番が色々な面で対照的で、面白かったです。

私にとって、より弾きづらいと感じられたのは1番の方です。
曲の世界に、より入り込めたのは4番の方です。CDだと11分ぐらいのところ、20分以上かかりましたが、あっという間に過ぎてしまいました。
あ、でも、だからといって1番より4番の方が圧倒的に好きと言うわけでもなく、甲乙つけがたいですね。

1番を弾いて思ったことは、「最近チェルニーを真面目にやっててよかった」。
これは、以前手に当ててみた時より指の動きが少し良くなったと感じられたためです。
後から冷静に考えると、本当にチェルニーのお陰かどうか定かではないのですが、まあ、カールに花を持たせてやりましょう(笑)

4番を弾いてて思ったことは、「最近バッハを真面目にやっててよかった」。
こっちは、対位法的処理が前より見えるようになったから。
いや、もちろん、見えるのと弾けるのとは別の話です。

さっき、4番の方が曲の世界に入り込みやすかったと書きましたが、理由をもう少し考えてみますと…。

1番の方が場面の転換が速くて、変化に富んでいるというか、若干目まぐるしい感じを受けます。逆に、4番の方は息が長いように思えます。その分、4番は好みに合わないと退屈なまま終わってしまうかも…。
他の曲種に例えると、1番がオペラの世界、そして、4番はシンフォニーの世界なのではないでしょうか。
1番は好きな部分だけ取り出して弾いても結構楽しめるけれど、4番はなかなかそういうわけにはいかないです。それも、やはり、オペラ的かシンフォニー的かの違いによるところが大きそうです。
そう思って改めてCDを聞いてみると、的確な例えのような気がしてきます。←自画自賛気味(笑)

このように鑑賞の手掛かりにもなるところが、遊び弾きの醍醐味です(≧▽≦)
大満足したところで、次回から、また『献呈』の練習に戻りたいと思います♪♪
スポンサーサイト

Comment

バラ1 vs バラ4 なるほど、納得 

 またお邪魔いたします。 すばらしい分析ですね!

 確かにショパンは若い頃からイタリアオペラが好きだったこと、また、バッハを深く尊敬し、マジョルカ島には〈平均律〉の楽譜だけ持っていき、和声や対位法研究の集大成が後期の作品に大きく反映せれていることを考えると、まさにピアノでのシンフォニー、と言えるのでしょう。

Nekoushiさん、バラ4までお弾きになれとは、うらやましい!!! 私はバラ1までと決めています・・・(笑)

また面白いお話、期待しています。
  • posted by REIKO 
  • URL 
  • 2018.01/24 10:47分 
  • [Edit]

No title 

Nekoushiさん、こんにちは♪
おおお!遊び弾きとはいえ4番を通して弾ける、ってすごくないですか?!
たぶん4番はバラードの中では技術的にも内容的にも一番難易度が高いと思われます。
私もポチポチ弾いてみたりしますが、ゆっくりでも最後まで到達できません(^^;
ゆっくりでも弾ければいつかインテンポ近くで弾ける日が来そうですね(*^^*)

いろんな曲を楽しみながら弾いてみてレポートとか録音もお待ちしています!
ワクワクです(^-^)/

  • posted by ね~み♪ 
  • URL 
  • 2018.01/24 12:14分 
  • [Edit]

NoTitle 

とても面白い記事でした♪
横山さんが「ショパンにとって、物語としていちばんまとめやすい長さ、まとめやすい構成の作品がバラードだったのでは。」と語られていました。
起承転結がはっきりしていて、言いたいことが無理なく収まっている、のだそうですよ。

1番は弾き手を魅了する曲だと思います。
4番は、ノクターンっぽいな~、と感じます。
1番は若い時代の、そして4番は晩年の曲なのでイメージは違いますね~
またいろいろと検証(?)分析を楽しみにしていますね~
  • posted by amy 
  • URL 
  • 2018.01/24 15:57分 
  • [Edit]

To:REIKOさん 

REIKOさん、コメントありがとうございます。

「すばらしい分析」だなんて、お恥ずかしい…Σ(゚д゚lll)!!
でも、賛成していただけて嬉しいです。
ショパンがオペラ好きだったことは、意外と見逃されがちな気がします。
以前は、バラ1の方が少し未熟で整っていないのかなと少し思っていたのですが、今回実際に音に出して比較してみて、もっと次元の違う対照的な魅力があるように思えたので記事にしてみました。

またご期待の沿えるような記事が書ければと思います。
  • posted by Nekoushi 
  • URL 
  • 2018.01/24 16:05分 
  • [Edit]

To:ね~み♪さん 

ね~み♪さん、コメントありがとうございます(^^♪

私の中では、手へのなじみやすさ(あえて難易度とは言わず)を順番に並べてみると、3⇒4⇒1⇒2なんですよ~
1番には、より柔軟でよく動く指が必要な感じを受けました。4番は、ベートーヴェンのソナタ的なスタミナ…?笑
ね~み♪さんなら、コツさえつかんだら、4番も通してしっかり弾けるようになると思います(#^.^#)

難易度は度外視して、鑑賞の手掛かりとしても、これからも色々と弾いてみたいと思います!
録音は自信ありませんが、遊び弾きして気づいたことがあったら記事にしていきますね♪♪
  • posted by Nekoushi 
  • URL 
  • 2018.01/24 16:32分 
  • [Edit]

To:amyさん 

amyさん、コメントありがとうございます(^^♪
面白い記事と言っていただけて嬉しいです。

なるほど~
横山さんがそんなことをおっしゃっていたのですね。

> 起承転結がはっきりしていて、言いたいことが無理なく収まっている

バラードに特に心惹かれるのはそういうわけなのですね。納得です!
ご紹介くださってありがとうございます。

確かに、4番の特に始まりはノクターン的な感じもしますよね。1番はしっかりと弾ければ、本当に楽しそうです(≧▽≦)

> またいろいろと検証(?)分析を楽しみにしていますね~

了解です~
曲そのものについて色々語り合うのが好きなので、またお付き合いいただければと思います♪♪
  • posted by Nekoushi 
  • URL 
  • 2018.01/24 16:42分 
  • [Edit]

NoTitle 

こんにちは♪

私もバラードレベルの曲で遊び弾きしてみたい!
Nekoushiさんは読譜力が高いですよね。献呈の譜読みも早かったですし。むむむ。

Nekoushiさん、2番は関心ないですかv-39
私は好きなのは3番ですが、弾くとしたら2番ですv-10
突然、断崖絶壁から突き落とされる感じがたまりません!(笑)楽譜を見たことがありませんが(おいおい)v-12

チェルニーさんの株が上がって嬉しいです。Nekoushiさんのお言葉を胸に40-3、めげずに頑張りますv-91
  • posted by 夕 
  • URL 
  • 2018.01/25 15:11分 
  • [Edit]

To:夕さん 

夕さん、こんばんは~~
コメントありがとうございます(^^♪

私は譜読みは比較的早いほうだとは思うのですが、その後の成長が遅いというか、成長しないというか…Σ( ̄ロ ̄lll)!!

バラード3番いいですよね(*^▽^*)
変イ長調ですしね。
あっ、2番って、確かに断崖絶壁から突き落とされる感じですね! うまい(≧▽≦)
楽譜もまさにそんな風になってます。
2番は独特な味わいがあるので、ハマったら癖になりそうな気がします。

> Nekoushiさんのお言葉を胸に40-3、めげずに頑張ります

ちょっと待って~~
そんな大げさな…(/ω\)
ともあれ、お互いチェルニー40番頑張りましょうね!
何かと最近けなされ気味のチェルニーだけど、やれば何らかの効果があると信じて…(笑)
  • posted by Nekoushi 
  • URL 
  • 2018.01/25 20:14分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

カレンダー

03 | 2018/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

最新記事

タグクラウド

キーワードから関連記事に飛べます♪♪

バッハ シンフォニア モーツァルト チェルニー40番 K.311 チェルニー シューマン 仲道郁代 献呈 リスト ショパン 近藤由貴 BWV858 平均律第1巻 フランス組曲 レンタル練習室 K.331 無謀曲 エチュード ハイドン バラード 和声法 練習曲 シューベルト ハノン 電子ピアノ 調性 理想の先生 Hob.XVI:34 ドビュッシー 調律 中村紘子 展覧会の絵 ららら♪クラシック ムソルグスキー クラビノーバ お菓子の世界 湯山昭 アルマンド 楽譜 久元祐子 インヴェンション ソナチネ トルコ行進曲 ワルツ クレメンティ K.574 小ジーグ オスマン帝国 Hob.XVI:50 パスカル・ドゥヴァイヨン メソッド・タリアフェロ 幻想曲 スマホ バックハウス ランラン キーシン ルービンシュタイン カデンツ 土田京子 マズルカOp.7-1 バイエル クーラウ マズルカ ポロネーズ チャイコフスキー グランド・ソナタOp.37 ドゥシェック 感情をこめて弾く 魔笛 全音ピアノピース 夜の女王のアリア D959 曲名の略称 ラデツキー行進曲 ヨハン・シュトラウス1世 ウナコルダ ヨハン・シュトラウス ウィンナー・ワルツ ポルカ 妄想 プチトリアノン op.118-2 間奏曲 吉松隆の調性で読み解くクラシック ピアノ記念日 ヴァイオリン ブラームス K.334 山枡信明 ピアニストは面白い D915 イリーナ・メジューエワ 左ペダル アルペジオ 子供の情景 半音階的幻想曲とフーガ 自分の演奏好き? 演奏と喋り方 ピアノ騒音問題 書き込み 変イ長調 指マッサージ モシュコフスキー 20の小練習曲 céleste ツィメルマン D960 苦手な曲種 教則本 マーチ 行進曲 スケール チェルニー30番 選曲 楽譜の視覚効果 交響的練習曲 タグ 似合う曲 スマホ老眼 

右サイドメニュー

プロフィール

Nekoushi

Author:Nekoushi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆レッスン歴は子供の頃と大学生の頃(20年ほど前)に少々。
◆ちゃんと継続していないので完成した曲はありませんが、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲

◇練習中
・チェルニー40-19、20番
・バッハ シンフォニア 2番
・モーツァルト ディヴェルティメントK.334~第1メヌエット(ピアノソロ版)
・シューマン/リスト『献呈』

◇課外・復習
・チェルニー40-12

◇2018年の終了曲
・バッハ 平均律第1巻13番

◇2017年の終了曲
・チェルニー40-14、21、15、16、(17)、18番
・バッハ シンフォニア 1、5、6、9、8、11、10、15、3番
・バッハ フランス組曲第6番~アルマンド
・ハイドン ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34~第2&第3楽章
・モーツァルト ソナタ ニ長調 K.311(全曲)

ブロとも申請フォーム

カウンター

にほんブログ村参加中

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

検索フォーム

QRコード

QR