IMSLPやモーツァルト新全集から無料でダウンロードしまくって、プリンターをフル稼働させて…。はっと我に返ると、コピー譜の山ヽ(^o^)丿
コピー譜って生で置いておくと行方不明になったり色褪せたりするし、ファイルに入れても結局どこに入れたのか分からなくなったりしてしまうんですよね。体系立ててダウンロードするわけではないので、整理しづらいのです。え?私が整理苦手なだけ!?
遊び弾き・初見祭りを封印する以外の解決方法というと、電子楽譜が思い浮かびます。色々調べているうちに辿り着いたブログ『うたごえな日々♪』の中の『iPadで楽譜を見る』というコーナーを読んでいると、iPad1枚でバラ色の世界が広がりそうに思えて来てしまいます。
紙にコピーしなきゃ整理に頭を悩ませる必要もないですし、iPadはスキャン機能が優れているそうなので手持ちの市販の楽譜まで電子化できそうだし、そして、譜めくり用のペダルまであるというではないですか。
『うたごえな日々♪』さんの教えに従って、「ふむふむ、iPad Pro 12.9インチ(特大サイズらしい)ってのを買えばいいわけね~~」と、売ってそうな通販サイトを当たってみると、目玉が飛び出るほど高い\(◎o◎)/! よくよく考えれば、パソコンが板1枚に収まってるのがiPadなので、高価なのは当然ではあるのですが、定額給付金10万円を軽くオーバーしてしまうというのは困ります。しかも、10万円の半分ぐらいは既に使っちゃってるし…(^^;;
ふと、シャープだったかNECだったか、とにかくiPadじゃないタブレット端末を誰かが買ってNU宮殿の蔵(←ホントは単なる押し入れ)に眠らせていることを思い出して、色々とやっているうちに、楽譜のpdfファイルを読み込んで1枚1枚捲れるMobilesheetsというアプリが使えることが分かりましたヽ(^o^)丿
大きさは、恐らく特大じゃない普通のiPadと同じぐらいです。ぱっと見た目は大きいんだけど、楽譜を表示させてみると、やはり物足りません。ただ、使い物にならないというほどではないみたい。人前演奏でバリバリ使うならともかく、遊び弾き用なら、このサイズでも我慢できるんじゃないかなぁ??
一つ良いと思ったのが、電子楽譜だと拡大できるので、複雑に絡まり合っている箇所を部分練習するのに適しています。それだったら、予算も辛うじてオーバーしない普通のサイズのiPadを買って、遊び弾きと部分練習と楽譜スキャンとネットに使うのが私にはベストかなぁ。蔵から引っ張り出してきた骨董品は、動きが遅すぎるし、充電に時間がかかり過ぎるので実用的ではありません。蔵に戻ってもらいます(笑)
でも、楽譜(弾けないのばっかりですが(^^;;)を並べている棚を眺めていると、「楽譜に囲まれている幸せ感」には代えがたいものがあります。シックで正統派なヘンレ版、クリーム色が優雅なパデレフスキ版、オシャレそのものの安川版ドビュッシー、存在感が強烈な真っ赤なウィーン原典版、作曲家ごとに表紙の色が違う伝統とモダンの融合を感じるベーレンライター版、若草色とブルーの庶民派な全音、表紙に彫刻みたいな飾りがあって精一杯おしゃれをしている健気な音友版、古めかしさが素敵な春秋社…。紙の楽譜萌え♡を改めて痛感したのでした(*´▽`*)
あれ?コピー譜&電子楽譜問題はどうなったの…??
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