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週末は、復讐もとい復習祭り~~(*´▽`*)

最近、やみくもに「○○祭り」というタイトルをつけているような気がしますが…(笑)。疫病で大変なので、せめてブログだけでも景気づけしたいなと。

今週末は、バッハのシンフォニアを何曲か引っ張り出してきました(*^▽^*)
平均律は相変わらず今ひとつ気乗りしないのですが、何日か前に書いた記事「バッハ『シンフォニア』は特別」に自分で触発されまして、シンフォニアです。引っ張り出してきた曲は、7番ホ短調、9番へ短調、10番ト長調、11番ト長調です。

・9番へ短調

独特な響きがします(曲の性格的には典型的な「受難曲」)が、昔から好きです。じっくりと弾き込み、聴き込み、入り込むタイプの曲なので、心に沁みます。課題として弾いていた時に苦手だったリズム(下の譜例の「リズム」「おくれない」と書いてある部分)がスムーズになって、意識し過ぎることなく進めるようになっていたのが嬉しかったです。

シンフォニア9

指の動きが、少しずつですが、着実に向上しているみたいですヽ(^o^)丿
やっぱりチェルニーのお陰!!いや、それだけじゃなくて、弾いてきた曲のどれもが良い練習になっているはずなのですが、ここはカール教徒らしい叫びを発してみました(^^;;
その代わり、主題の歌わせ方がダメだと感じる部分もあり、ここは嘆きたいところですが、あえて耳が良くなったと前向きにとらえておきます('◇')ゞ

・11番ト短調

シンフォニア11番

これも、しっとり弾き込み、聴き込むタイプの曲です。最初に弾いた時からめっちゃお気に入り♡
基本的には弾いて楽しめました。ただ、音の方向や響き、特にフレーズの区切りの部分の処理が雑な気がして、2回目に取り上げる時は、そういう点を気を付けていきたいと思います。いつやるかは未定ですが、レッスンが楽しみです~~♪♪

・7番ホ短調

シンフォニア7番 1-3小節

シンフォニア1周目の最後にやった曲です。難易度の高い曲らしいのですが、比較的よく手に馴染んでました。曲自体が好きだからというのと、その時の技術から大きくかけ離れていない段階で弾いたのが良かったように思います。お気に入りの難曲なので、最後まで取っておいたのです。やっぱり、自分にとって難しすぎる曲って、本当はあんまりよくないんですよね。変な癖がついてしままいがちで…。とはいえ、せっかくの大人の酔狂な趣味ピアノ。弾きたい曲は、レベルに関係なく、どうなってもいいから萌える曲は弾く!!というのも大いにありでしょう。というか、憧れの無謀曲に挑戦しないと意欲が維持できません(>_<)

・10番ト長調

シンフォニア10番

今回の祭りで取り上げた中で、唯一の長調の曲です。そして、シンフォニアの中で2番目に苦しめられた曲\(◎o◎)/!1番苦しめられたのは3番です。さすがに3番には今回は再会するのを固く辞退しました。本当に「復讐祭り」になっちゃいそうなので…笑

さて、10番の話に戻りますと、苦労した割に、さっぱり定着していませんでした。指の動きの点でも対位法の理解とか奏法の点でも、その時のレベルに見合ってない段階で取り上げちゃったのが原因だと思います。7番のところで書いたことが、そのまんま当てはまります。で、今回しばらく弾いてみて、(1)横の流れをしっかり意識する、(2)4分の3拍子を8分音符ではなく4分音符単位でしっかり数える。この二つに気を付けてみたら、今さらながら、どういう曲なのか見えてきた気がします。2回目のレッスンで取り上げる時には、ぐっと上達できそうな予感がします。

今週末の祭りは以上です(^o^)丿
久しぶりにバッハのシンフォニアに時間をかけることができて、楽しかったし、癒されました(*´▽`*)


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tag : バッハ,シンフォニア,

やっと3年、もう3年・・・

新型コロナと副業のあわただしさとアラフィフ肩のせいですっかり忘れていましたが、この3月で、このブログを書き始めてから3年が経ちました。「まだまだ、やっと3年か~」という思いと、「もう3年も続けているのね~」という思いが交錯しています。

元々は、皆さんのブログを読ませていただいて、時々コメントさせていただくだけで、自分では始めるつもりはなかったのです。おっかなビックリでひっそりと始めた3年前が懐かしいです。今では、当時の引っ込み思案はどこへ行ってしまったのか、ピアノや音楽の話をできるのが楽しくて仕方ありません。時には、傍若無人になったり、プチトリアノンの住人になりきってみたり…(笑)

そして、今やブログはピアノライフに欠かせない存在です。ブログに書きたいから練習する。練習の成果があればブログに書いて喜びを表現し、逆に、練習しても思うように行かない時も、ブログに書いてみて、分析を試みたり愚痴ったりする。あと、ブログのテンションを見て、その時の精神状態を把握する。そして、仲間、同志と語り合って楽しむ!!アラフィフだけど、そんなこと忘れて(笑)、学生時代の友達との会話みたいで、気分はすっかりキャンパスライフです(*´▽`*)

まあ、正直言うと、最近はピアノのテンションが下がり気味で低調ではあるのですが、今までみたいに放り出さずに続いているのは、一つにはブログのお陰です。一番は、なかみっちゃんのお陰かもしれないけど、ブログ書いてなかったら、「CDとコンサート聴くだけでいいや」となってたかもしれない(^^;;

そして、この3年で、ピアノへの正しい取り組み方をだいぶ理解したような気がします。実践できているかどうかはまた別問題ではありますけれど…。次の3年では、波をどうやって抑えていくのか、考えて工夫して身につけていきたいです。まずは、目先の不調から脱しなければ!

私にとって、これまで何らかのご縁があるブログは、本当にどれも素敵で、幸せなことだと思っております。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします<(_ _)>


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バッハ『シンフォニア』は特別♪♪

最近、「バッハに萌えない」なんて口走ることが増えていますが、昨年までに取り敢えず全曲を手に当ててみた『シンフォニア』が特別過ぎたのが原因かもしれません。バッハに萌えないというより、『平均律』より『シンフォニア』の方が萌えると言った方が正しいみたいです。バッハの世界観や宇宙がストレートに強く伝わって来るのは『シンフォニア』のように感じます

『シンフォニア』のどこがそんなに特別なのでしょう?
よく知られている通り、『インヴェンション・シンフォニア』はバッハが10歳の頃の長男フリーデマンの教育のために作った曲集がもとになっています。教育というのは、鍵盤楽器の奏法と作曲技法についてです。子供(といっても大バッハの子息なので普通のこどもではないですが(笑))向けで、なおかつ、作曲の教育のためというのが大きいように思います。バッハの世界観を、あまり難しすぎない演奏技法で(いや十分難しいけど)、見開き2ページに凝縮していて、各曲がバラエティに富んでいるので、ストレートに伝わって来るし、頑張れば何とか手が届きそうでもあります。似たような曲がほとんどないというのは、すごい魅力です。

『平均律』は、もちろんバッハの大宇宙ですけど、技術的に荷が重すぎて、内容に到達する前に力尽きる感じがしますΣ( ̄ロ ̄lll)!!
あと、全部がプレリュードと厳格なフーガという画一的なスタイルが、若干(あくまで私の中で)萌え度を下げているかも…。いや、『平均律』全曲に真摯に取り組んだらすごいことになるに違いないとは思ってますし、偉大であることに全く疑いを持っているわけではありません。

私が愛読している手引書『バッハ《インヴェンションとシンフォニア》演奏と指導のポイント』(山崎孝)の解説に、次のような一節があります。

元来、インヴェンションは成立過程を見ても厳しい教則本である。だからこそ、《平均律》に入る前の1~2年で済まされるものではなく、ヘルマン・ケラーが「哲学書を読むのと同じほどの精神の集中が必要である」と述べるように、一曲一曲、他の練習曲やソナタの進行とは別にして、丹念に仕上げていくべきであろう。


この一節は、シンフォニアの一曲一曲が極めて凝縮された物凄く内容の濃い曲であることをよく表現しているように思います。そして、めっちゃ耳が痛い!!ひょっとすると、『シンフォニア』をそそくさと終わらせてしまったので、『平均律』の大宇宙の理解が難しいのかも…。2周目はもっと丁寧にやることにしよう。


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tag : バッハ,シンフォニア,

右ペダル依存症が少し治ってきたかも・・・?

やっちゃいけないと分かっていても、ついついやってしまう右ペダルの乱用。もちろんペダルは表現上不可欠ですが、漫然と踏んでしまったり、ペダルに依存してしまいがちです。私はペダル依存症のような気がします。乱用しないと不安になってしまうのです。←アル中みたいな?笑

ただ、最近、少しペダル依存症が軽くなってきたかもしれないという気がしています。きっかけは、ペダル無し譜読みをしてみたら、驚くほど譜読みがスムーズに進んだという経験があったことです。手や指の適切な使い方を必死に探るからだと思います。あと、もう一つは表現の好みが変わったことかなぁ。年を取ったせいか濃厚さを求めなくなってきたみたい(笑)

今までもチェルニーではペダルを使わなかったので、通常の曲の練習でも同じことをすればよさそうなものですが、単にチェルニーは逆にペダル使うとかえって弾きにくいから終結部の和音以外では使わなかっただけみたいです。むしろ、チェルニー(終結部の和音以外)でペダルを使って音色をコントロール練習をするのはどうかしら?

いずれにせよ、ペダル控えめ、ペダル無し練習を増やすことにします。
今頃気づいたかって話ですが、ここまで気づかずに来たことこそが依存症の依存症たるゆえんで…(^^;;

目指せ、脱・右ペダル依存症!!

依存症ではなく、使いこなさなくちゃね(*^▽^*)


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続・ベートーヴェン祭り、番外編~~\(◎o◎)/!

ちょうど1週間前に実施した『プチ・ベートーヴェン祭り、番外編』が殊のほか楽しかったので、「コロナうつ」を吹っ飛ばしてピアノライフを早く立て直すぞ企画の一環として、続編をやりました。前回は変奏曲集第1巻(ヘンレ)を遊び弾きしましたが、続編にふさわしく、今回は第2巻を急遽調達してみました(*´▽`*)

約30年の年月を隔ててようやく並んだ1巻と2巻。それを眺めているだけでもハッピーになれるというものです。ヘンレの表紙の色って、昔と比べるとグレーの色調がかなり青みを帯びていますね。

さて、2巻には『ディアッベリ変奏曲』や『トルコ行進曲』をはじめとして、有名な難曲が満載です。試しに手に当ててみたのは次の3曲です。

1.「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ(エロイカ変奏曲) Op.35

交響曲第3番『英雄』のフィナーレでも使われていることで有名な主題による、激烈に難しく、かつ、長大な変奏曲です。主題が提示される前にイントロダクションが置かれていて、最後の変奏が終わった後にはフーガまでついてます。そして、そのフーガが長い!!


☝ブレンデルの演奏です。

関心のあった曲ではあるのですが、自分で弾いてみようなどと思ったことは一度もなく、今回初めて、途中棄権を覚悟で無謀な挑戦をしてみました。もちろん、ブレンデルみたいなテンポではありません。予想以上に惹き込まれてしまい、ぐだぐだヨレヨレになりながらも、2回も通してしまいました。自分でもビックリです\(◎o◎)/!


☝もう一つ、井上祐子さんという方のフーガ以降の終結部の抜粋を貼っておきます。フォルテピアノ(古楽器)の響きが重すぎず心地よいです。

この曲は、ほぼ練習曲だった1巻の収録曲と違って、芸術性に雲泥の差があります。英雄交響曲のフィナーレで親しんできた主題なので初対面の気がしないのは当然として、それにとどまらず、どこかで聴いたことあるよなぁと思いながら弾いていたら、何のことはない。手持ちの、なかみっちゃんのソナタ全集に収録されてました(*´▽`*) 

2.「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7つの変奏曲 WoO.78

『エロイカ変奏曲』とは打って変わって、ライトな内容で楽しめます。といっても十分すぎるぐらい難しいのですが…(^^;;
ゴッド・セイヴ・ザ・キングは、イギリス国歌です。ベートーヴェンの時代から、というか、それよりずっと前から国歌だったなんて、イギリスの歴史を感じさせてくれます。

この曲もかなり気に入ったので2回通して弾いてみました(≧▽≦)


☝再びブレンデルさんの演奏を貼っておきます。

そういえば、ゴッド・セイヴ・ザ・キングは、去年、オルガンの音で録音したのがブログ内のどこかにあります。変奏曲ではなく、国歌のバージョンです。余談ですが、今のイギリスは女王陛下が統治しているので国歌名がゴッド・セイヴ・ザ・クイーンになっています。

3.創作主題による32の変奏曲 WoO.80 ハ短調
再び難曲です。とても印象に残る、ベートーヴェンのハ短調らしい曲です。これは、なかみっちゃんのCDに入っていたのをよく覚えています。玉砕するだろうと思いつつ、なかみっちゃんごっこ(?)をしたい誘惑に逆らえず、1回だけ通して弾いてみました。

作品番号無しですが、ベートーヴェンが35歳ぐらいの時の作品らしく、充実しています。これも、1巻の収録曲とは芸術性も難しさも格が違います。


☝PTNAから引っ張ってきた、上野優子さんという方の溌溂とした演奏です。

あと、弾こうと思ったけど挫折したのは…。

1つは『トルコ行進曲』。そこまで難しいとされているわけではないと思うのですけど、私には苦手なタイプです(>_<) 主題からいきなり苦戦してそのまんま放棄しました。曲自体、そこまで入り込めなかったというのも大きいです。

もう一つは、禁断の『ディアッベリ』です。ベートーヴェンの変奏曲の頂点とされる曲ですから、変奏曲集第2巻の楽譜を買っておいて全く弾かないのもどうかと思い直しました。でも、残念ながら、いや、むしろ当然ながら、楽譜を(文字通り音出さずに)読んだだけで投げ出しました。だいたい、「33の変奏曲」ってどういうことよ~~Σ( ̄ロ ̄lll)!!

そんなこんなで、ベートーヴェン祭り・番外編の続編も、楽しい充実した時間になりました。当初の予定とは全く異なる展開ですけれど、本編以上に番外編のベートーヴェン祭りを堪能してます。あと、つくづく「やってて良かったカール様」と実感しました。指の動きが以前とは全然違い、音を外しまくるにせよ、鍵盤を「もわ~っと」ではなく「しっかり」とらえることができるようになってきた気がします。カール教の修行に励む意欲もますます高まってきたようです(^o^)丿笑


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tag : ベートーヴェン,変奏曲,

セルフレッスン第52回:レッスン課題を少し整理してみました(^_^)/

私が私にピアノを習うコーナー、最近はピアノそのものが停滞気味ですが、久しぶりに開講してみます!
練習不足のまま突入するレッスンは、どうなりますことやら…(・・?

先生「新型コロナにも負けず、Nekoプチ音楽院はずっとオープンしているんですけどね。肩の具合がなかなか回復しないのですか?」

「そうなんですよ(>_<) アラフィフ肩はピアノには悪影響無い!なんて豪語したバチがあたったのかもしれません」

先生「生徒が一人なので、唯一の生徒が具合悪いと開店休業になってしまいます。今日は、久しぶりにレッスンできそうで楽しみです」

■シューマン ロマンス Op.28-2 嬰へ長調
シューマン ロマンス Op.28-2 冒頭

「これ、全然練習してないですよ?」

先生「いや、構いません。今まで習ったポイントを覚えているだけ挙げていってください」

「スタイルは、内声2声による無言歌。アルトがクララ、テノールがロベルトで愛の歌♡ 全体的に指は寝かせて、指の腹の部分で丁寧に弾く。コーダの部分のカノン的な処理を適切に。主部の『憧れ』と中間部の『不安』をよく対比させる」

先生「しっかり覚えていますね(*^▽^*) それでは弾いてみましょう」

♪♪

先生「ホントに練習を全くしなかったの?笑」

「中断する前に割と多く練習して、その後ずっと寝かせてました」

先生「こんなに熟成されるとは、私もビックリしました。少し物足りなかったのは、主部の『憧れ』と中間部の『不安』の対比ですけれど、そこは目をつぶれるレベルです。合格にしておきますから、気が向いた時に自主的に弾き込んで、もっと自分のものにしていってくださいね」

「もちろん嬉しいですけど、少し拍子抜けしちゃいますね(笑)」

先生「さっき、曲のポイントや注意点を言ってもらいましたよね。それがしっかり詳しく言えていたので、ひょっとすると、とは思ってました。曲自体について頭で理解することの重要性を改めて認識できたんじゃないでしょうか」

というわけで、シューマンのロマンスは終了です('◇')ゞ

■バッハ 平均律第1巻 第17番~フーガ
バッハ 平均律 I-17 フーガ 冒頭

「これも練習してません~~。バッハをやりたい気分じゃなくて…。」

先生「困りましたね。ちょっとどんな様子か聞かせてください」

♪♪

先生「繰り返し部分練習をしたところとサラリと流していた部分の差が歴然としてますね。ただ、著しく退化したわけではないし、むしろ前回からよく踏みとどまっていて、あと一息です。やるべきことは、通し練習を増やすこと」

「それじゃ、頑張ってみようかしら」

先生「ただ、バッハを弾きたい気分ではないというのが引っ掛かりますね。通し練習を増やせる気力があるのなら、もちろん、そうしてほしいですけど、大丈夫?」

「うっ、ちょっと自信ないかも…」

先生「そうしたら、思い切って、さらに1か月休止ということにしましょう。カールをやりたい時期らしいので、そっちにエネルギーを振り向けましょう」

「弾きたくなったら再開してもいいですか?」

先生「それはもちろんです!」

平均律は寝かすことに決まりました。
バッハにそそられない日が来るなんて、想像すらしたことがありませんでした。

■ベートーヴェン ピアノソナタ第22番
ベトソナ22番 第1楽章冒頭

「これは少しずつ譜読みを続けてます」

先生「やっぱり、これ、変な曲だとかなんとか言いながら、ホントは大好きなのね(笑)」

「クセになってしまいまして…。でも、オクターブ地獄から抜け出せる自信がありません。コツを教えてください」

ベトソナ22番 第1楽章 25-32小節

先生「☝これね。オクターブを上から掴める?」

「左は行けると思うんですが、右はどうでしょう。ちょっと試してみます」

♪♪

先生「右も行けますね。最近、指の開き具合が良くなったみたい。それなら、オクターブのスタッカートは掴み取るように弾きましょう。それから、左右で上行と下行がちょうど反対になってるのは分かります?細かく見ると例外はありますが…」

「あっ、分かります!!楽譜を眺めているとクロスするような模様が浮かんできますね」

先生「なかみっちゃんが『十字架』とか言ってませんでしたか?」

「はい、ワルトシュタインと22番を含むプログラムにそんなタイトルを付けていた記憶があります」

先生「十字架のような図柄を意識して、腕の位置を適切に移動させてやると、弾きやすくなるはずです。ポジション移動を滑らかにということですね」

「なるほどー!!両手が寄って来るか離れていくかの2通りしかないですもんね。オクターブじゃなくなる部分は、どうでしょうか?譜例の2段目です」

先生「ここは、指先が鋭敏に動いてくれないことには正確さはおぼつかないですね。チェルニーの練習をするように地味に繰り返してください。あと、頻出するスフォルツァンド(sf)について。楽譜に書かれている通りに漏れなく、でも勝手に増やさずにお願いしますね」

「ヘミオラになったり、リズムが変わる面白さ、というかオカシサのポイントですもんね!」

先生「そう(笑)。で、ちょっと裏技なんですが、sfがついている音符の部分で右ペダルを踏む動作をして寸止めしてみて。勝手にsfがつくから」

「え?エアペダルに何の意味があるのでしょう??なんか騙されているような気分ですが…(笑)」

♪♪

「これは!!ホントに効果ありますね。足の動きと手の動きがなぜか連動してる」

先生「どういうことなのか人体のことは私にも分からないけど、不思議よね~~。意味なんて分からなくても、こういう風にしたらこうなるという経験則も大事だと私は思います。それでは引き続き譜読みを頑張ってくださいね」

■チェルニー各種
(手抜きバージョンです)
・本来の課題である40-31は、やってないのに進化している。おそらく『毎日の練習曲』の効果。
・40-31はあと一歩なので引き続き取り組む。
・『毎日の練習』と『24番練習曲』には、時間を見つけて自主的に取り組む。特に『毎日の練習曲』は合っているみたい。

今回のレッスン記は以上です~~~


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tag : チェルニー,バッハ,BWV862,ベートーヴェン,ベトソナ22番,シューマン,ロマンスOp.28-2,

プチ・ベートーヴェン祭り、番外編~~♪♪

せっかくのベートーヴェン生誕250周年なのに、最近ローテンションな我がピアノライフですが…。ごくわずかずつ復活しつつあるかなぁという気がする機会も少しだけ増えてきました。気が向いた時にチェルニーの何らかの練習曲に短時間でも無心で向き合うようにしているのがいいみたいです。

で、ここ2,3日はベートーヴェン祭りの番外編みたいなことを楽しんでいます。祭りの本編は、もちろん「ベトナムのソナタ」こと、ベートーヴェンのピアノソナタですが、番外編は、変奏曲集の遊び弾きです。大昔に妹様が使っていたヘンレの第1巻があるので、それを使っています。価格シールを見ると2800円。何十年も前としてはとんでもない値段のような気がする。今の値段は約4000円だと思いますが、物価を考えると、今より高嶺の花だったんじゃないかしらね。教材用として有名なWoO 70しかやった形跡がないのは、何とももったいない話です。何十年もの時を経て、私が有効活用することにしましょう(笑)。

変奏曲は、後期のすごいの(ディアッベリとか)はともかくとして、前半は弟子の教育目的と思われる、内容軽めで指の訓練に良さそうな曲が並んでいるので、ヘビーな内容の曲は敬遠したい、今の私の心境にピッタリです。普段は変奏曲ってそんなに好きじゃないのですけど、1つ1つの変奏が短めなので、好きな部分だけ取り出して弾いても様になるというかキリがよくて扱いやすいです。

遊び、遊び、と言ったって、なかなか手ごわいです。でも、面白い。特に、音が並んで行って(並んでいかない部分も多いですが)、それらしくなっていく様子を自分で客観的に感じていくうちに、ピアノを弾くことの楽しさの原点を少しは取り戻せたような気がします。あと、最近のチェルニーの「毎日の練習曲」の効果が表れているのか、指がふにゃふにゃしていたのが、以前よりはしっかり鍵盤を捉えることができるようになった感じがします。ささやかな進歩を見つけては、いちいち立ち止まって自分を褒めてやると、やる気の回復によさそうです!

第1巻に収録されている曲で、今、一番印象に残っているのは最初に収録されている9つの変奏曲(ハ短調、WoO 63)です。この曲の主題は、葬送行進曲の厳粛なリズムに基づいていて、第8変奏まで厳粛とか悲痛とかそういう世界なのに第9変奏(しめくくり)で、ハ長調の別世界にガラッと変わってしまいます。晴朗だったり壮麗だったりしたら、なるほど、「そういうフィナーレなのね。ベートーヴェンらしい」と納得なのですが、そうじゃないんです。

ベートーヴェン 変奏曲 Wo63 第9変奏前半

だって、これですよ?笑
チェルニーにしか見えません。弾いた感じもチェルニーとしか思えない。めっちゃツボにハマりました。

もちろん、他に、普通の意味でもっと素敵な曲もあります。そして、遊んでいるうちに、第2巻も欲しくなってきてしまいましたヽ(^o^)丿
あっ、楽譜買ったらテンション上がりますしね。まだ実行していないですが、実現すればベートーヴェン・イヤーに打ってつけの衝動買いですよね。


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tag : ベートーヴェン,変奏曲,

素晴らしきチェルニー地獄の世界!!笑

前回の記事で触れた、カール様の難行苦行曲集『毎日の練習曲 Op.337』。ありとあらゆる技法が40曲もぎっしりつまっている、とても濃厚なカール・ワールドです。中身を少しだけ披露してみましょう。普通の人は退き、カール教徒or同予備軍は惹かれるんじゃないかと思います(笑)

まず最初の曲です。譜例はIMSLPから引っ張ってきました。以下同様です。

チェルニー毎日の練習曲1番

チェルニーとハノンを足したような感じです。ハノンと違って、ジグザク音形は左右オクターブで同じという親切さすらありません(笑)
具体的にいうと、例えば、上から2段目の一番右の小節とか、下から2段目の1小節目とか…。特に後者は、私には、ものすご~~く弾きづらいです。

そして、最大の注目ポイントは、冒頭にある‘Jede Repetition 20 mal ohne Unterbrechung’という指示です。意味は「各小節を中断せずに20回繰り返せ」\(◎o◎)/! こういう指示が40曲全曲についています。リピート回数は、少ないもので6回、ヒドイのになると30回。そんなに繰り返せるかよと、教徒ですら文句の一つも言いたくなるのですが、言われた回数を繰り返すと、何とかなって来るのが多いです。さすがカール様は偉大な教祖、いや教師!!ただ、教祖の言われる回数を繰り返しても何とかならない部分もいっぱい。力不足を心より懺悔します。

次は、トリル地獄をお目にかけましょう。

チェルニー毎日の練習曲14番

14番です。トリルで延ばす音プラス同じ手で別声部が動く、重音トリル…。絶望のどん底に突き落とされますね。そして、手が死ぬほど疲れる!!でも、これをしっかりやっておけば、ベートーヴェンのワルトシュタイン・ソナタの終楽章、同30番の終楽章、同32番の終楽章、あるいは、リストの色々な曲への挑戦が、ひょっとすると可能になるかもしれません。いや、そんな甘いものではないことは重々心得ておりますが、そういう夢想も楽しいですから、深く追及しないでいただけるとありがたいです(笑)

次は跳躍地獄の27番!!

チェルニー毎日の練習曲27番

見るだけでも頭がくらくらしてきますね、これは。ただ、弾いてみると意外と(あくまで意外とです)見た目よりは手ごわくなかったです。おかしいなぁ、私は跳躍は大の苦手のはずなのに…。で、思い当たったことがあります。去年少しやってみたシューマンの『幻想曲』の第2楽章のコーダが跳躍地獄で、途中で挫折して寝かせ中なのですが、その効果に違いないと思います。他のまともな(!)曲を練習した結果、技術的進歩が見られたことを発見できるのも、練習曲集の、本来の趣旨ではないにせよ、意外な醍醐味かもしれません。

他にも、アルペジオ、半音階、回音、重音の素早い動き、跳躍などなど、テクニックのカタログの様相です。あっ、チェルニー60番(もちろん練習したことありませんけど)のジュニア版という感じかも…??

で、曲名の『毎日の練習曲』について。私が買った全音版の前書きによりますと、次の通りです。

この本のタイトルの示す「毎日の練習曲」の意味は、練習曲全部をその日のうちにひいてしまうのでもなく、毎日1番づつ仕上げていくのでもなく、毎日一定の時間、このチェルニーを学び、1曲の中で不安定な箇所があれば、それを完成するためには何時間も何日も費やして、必ず習得してしまうほどの意志の強さと、努力が必要で、このたゆみない毎日の練習の積み重ねによって、基礎的なより良い技術をしっかり身につけて、はじめてこの本の目的が達せられるものと思います。


さすがに、毎日この曲集に取り組む時間と気力と体力はないですが、少しずつでもできるだけ頻繁に触れて、精神力や忍耐力や正しい練習の仕方を身につけていくことができればいいなぁと思います。それは、他の曲、普通の曲を練習する際にも必要なことですので。

この記事を読んで、間違って(!笑)関心を持ってしまったならば、一緒にカール教に入信しましょうヽ(^o^)丿
あっ、そういえば最初の頃、「カール教の勧誘はしない」とか言ってた記憶がある。まあ、いいか…。


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tag : チェルニー,毎日の練習曲,

今日は、ひな祭り×ピアノ記念日ヽ(^o^)丿

今日は、ひな祭り、そして、何十年か前に私のところにピアノが来た記念日です!!
盛大に雛人形を飾って、楽しくピアノを弾きまくりました、と言いたいところですが、新型コロナ騒動でテンションが下がりまくっているせいか、ひな祭りも記念日もすっかり忘れてました。両方とも、夜になってから思い出したような体たらく…。

最近は、ピアノを弾く意欲が低下中でして、あんまり練習が進んでいません。正確に言うと、しっかり頭を使う曲(特にバッハとか)、表現意欲を問われる曲(ほとんど全部?笑)が億劫です。こういう時は、音楽的には無内容で単に指を動かすだけというのが、そそられます。

打ってつけなのは、当然、シャルル・アノンかカール・チェルニー(^^♪
私はカール教徒なので、せっかくの記念日だというのに、いや、記念日だからこそ(?)、無意識のうちにカール祭りをしていました。ただし、通常の40番ではなくて、最近買った『24番練習曲』と、ピアノブログ仲間の方に勧められた『毎日の練習曲』です。『24番練習曲』は、半月ぐらい前の記事「チェルニー『24番練習曲』の楽譜を入手してみました♪♪」で紹介した通り、なかなか素敵で楽しい曲集です。対照的に『毎日の練習曲』は、明らかに難行苦行です(*_*; 詳細は別記事にしますが、ハノンをパワーアップさせたような感じ。そんでもって、2小節単位で「この間を20回繰り返す」なんて指示が書いてある。

でも、表現意欲は失せているけどピアノだけは触れていたい!なんて時には、こういう無心になれる機械的な作業が適しています。最初はメチャクチャだったのが、繰り返しているうちに、何となく神経が通じてくる実感が湧いてくると、少し気が晴れます。カール教の副読本がまた増えてしまいました(^^;;

他には、ショパンのプレリュード2番と5番の譜読みに挑戦してみました。両方とも、指を動かすことがメインの曲です。特に2番は左手のための練習曲以外の何物でもないです。両方とも、あえなく玉砕しましたけどね~~

今年の「ひな祭り×ピアノ記念日」は、単なる「カール祭り」になってしまいました。ここまで書いてきて思い出した!!ちょうど昨年の今頃、「来年(つまり今年)は、立体ひな祭りカードかミニチュア雛人形を調達して、それをピアノの上に飾ってお祝いしよう」と思い立って、1年後を楽しみにしていたのでした。すっかり忘れてたわ~~。来年こそは、実現させたいと思います。

ピアノちゃんには、私のところに来てくれてありがとうと伝えたいです(*´▽`*)


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葛藤から解放されたというべきか・・・

新型コロナのせいでコンサートも続々と中止や延期になっています。今週は、仲道郁代さん(以下、なかみっちゃん)のコンサートに行く予定だったのですが、やはり中止になってしまいました(´;ω;`) 同じ会場の別のイベントが早々に中止になる中、中止や延期のお知らせがなかなか更新されなかったので「もしかして強行開催するのかしら?」なんて思っていたのですが、そんなわけないですよね。

「無理に開催して、なかみっちゃんが感染したらどうしよう?」とか、「もし私が知らない間に感染していて、なかみっちゃんにうつしちゃったら一大事だ!」とか、「多分サイン会は中止になるだろうけど、もしならなかったら遠慮しなきゃね。我慢できるかなぁ」とか、などと悶々としてまして。その一方で、「やっぱり拝見したいので開催してほしい!!」という無茶な思いも拭い去れず、めっちゃ葛藤していたので、中止になって葛藤から解放されたと無理やり納得しています。

周りからは「開催されたら、どうせ止めても行くだろう」と思われていたっぽいですが…(^^;;

あと、観客から感染者が出るようなことがあったら、なかみっちゃんの社会的イメージに悪い影響があると思うので、中止に安心したという面も無きにしも非ずです。

不思議だったのは、今回のコンサートは、コロナ騒ぎになる遥か以前に予約していたのですが、その時から今ひとつ私が当日その場にいる実感がなかったことです。何かを予知していたのかも(・・?

新型コロナには、一日も早く終息してほしいものです。


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プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。現在は独学です。
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-31番
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調

◇ベートーヴェン祭り
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第3楽章

◇一時休止中
・バッハ 平均律第1巻17番 変イ長調

◇憧れの無謀曲 寝かせ中
・リスト『バラード 第2番』
・シューマン『幻想曲』第2楽章

◇2020年の終了曲
・シューマン 3つのロマンス~第2番 嬰へ短調 Op.28-2

◇2019年の終了曲
・チェルニー30-23番
・チェルニー40-27、28、29、30番
・チェルニー左手24-19番
・バッハ シンフォニア14番、12番、7番
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章
・ショパン『幻想即興曲』
・メンデルスゾーン『春の歌』

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