昨日と今日は、クリスマスという口実で(笑)、シンフォニア6番のラストスパートを早くもサボって、もとい、ひと休みして、遊び弾きを楽しみました。
弾いた曲は…。
・モーツァルト『トルコ行進曲』
これは、最近お気に入りだったNHKのドラマ『阿佐ヶ谷姉妹の のほほん二人暮らし』の劇中歌として使われていたので選びました('ω')ノ 特に、最終回で登場人物全員で色々なパートをハミングっぽく歌っていたのが印象的でした。今回の遊び弾きは、ベルサイユ姉妹からのオマージュです🌹🌹笑
でも、この曲は難物ですね(>_<)
子供の頃から何度かやったことあるのに、大きなミスなし(ノーミスはもはや目指していない!笑)で弾けるようになりません。とはいえ、色々とやらかしながらも、主部の終わりのオクターブや、中間部の嬰へ短調の走り回る部分が、以前より弾きやすくなったように感じられたのは嬉しかったです。余分な力が抜けた成果ですね。クリスマスのプレゼントをもらった気分です!!笑
1楽章も少しだけ弾いてみましたが、アレグロのコーダに入る直前の分散和音で玉砕しました(>_<) これはカール並みのねちっこい練習を強いられるヤツですね。でも、気が向いたら時々この部分でアルペジオの練習をするのも悪くないかも。
・シューベルト『アヴェ・マリア』
やっぱり、クリスマスですからね。リストの華麗な編曲を弾いてみたいところですが、どう考えても無理なので、簡単な編曲と、歌とピアノのスコアで遊びました。敢えて、歌は想像しながら、伴奏パートだけ弾くというのも、なかなか楽しかったです。歌手はあまりよく知らないのですが、ソプラノの森麻希ちゃんが私の伴奏で歌っているなどと妄想しながら…笑
あとは、スコアの伴奏パートを全部原音で左手で弾いて、歌も原音(男声イメージでオクターブ下げたり男女デュエットのイメージでオクターブ重ねたりもする)で右手でしっかり歌わせました。左右のクロスが発生しますが、それほど難しくはありません。構成的には「簡単な編曲」と同じなのに、左右の手のクロスを億劫がらずに伴奏パートのアルペジオを原音で弾くと(簡単な編曲ではオクターブ下げている)、響きのせいか雰囲気が格段に向上するのがビックリでした。ひと手間加えるだけで、リスト編曲版の豊かな響きに近くなるようにさえ感じました💛
・モーツァルト/リスト『アヴェ・ヴェルム・コルプス』
これはリスト編曲が珍しくシンプルなので、リスト編曲に飛びつきました!!
リスト様といえども、この曲の静謐な世界を華麗なカデンツァや分散和音で壊したくなかったのでしょうね(笑)。むしろ、原曲のニ長調をロ長調に変えて、より崇高な感じを出しているようです。
↑
こんな感じ♪♪
弾くにせよ聴くにせよ、この世界にひたすら浸って心洗われたいですよね🌹🌹
・バッハ『主よ、人の望みの喜びよ』(ヘス編(?)、バウアー編)
クリスマスの定番中の定番ですね。今練習しているバッハのシンフォニア6番が何となくこの曲を連想させるように感じていたので、クリスマスには弾いてみようと決めていました。
手元にある楽譜は、有名なヘス編ということになっていたのをダウンロードしたけど別人が簡略化したのでは?と疑っている比較的シンプルなものと、バウアー編の和音の音程が大き過ぎてお手上げなものの2種類です。ヘス(?)の方はしばらく練習していると、それらしくなりました。数年前弾いた時より中声のメロディが浮き出るようになっていたのが嬉しかったです。私みたいな手抜き練習でも、継続していれば進化するものなのですね。
バウアー編の方は、左手の10度の和音は最初からあきらめてバラし、右手のヤヤコシイ和音はカール教の修行のように…。ヘス(?)と違って、クリスマス気分を味わうというわけにはいきませんね。ピアノというのは西洋人男子専用の楽器だなあと、つくづく思いました。
クリスマスの遊び弾きはこんな感じでした('ω')ノ
これを書きながら、そういえば年賀状に全く着手してなかったわと気づいて、クリスマス気分はすっかり雲散霧消してしまいました(;^_^A
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