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NekoUshiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

最近気になる本2冊 『旅する作曲家たち』他

作曲家の旅と言えばモーツァルト!!彼の手紙の「旅をしない人は(少なくとも芸術や学問に携わる人については)まったく哀れな人間です」という一節は有名ですね。これに続けて、「凡庸な人はいくら旅をしても凡庸なままである」と、辛辣だけどもっともなことを書いています。そりゃ、そうですよね。私がいくら旅行をしたからと言って、素晴らしくピアノを弾けるようになるわけがありません。旅の思い出を沢山作って終わりです(笑)...

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作曲家の旅と言えばモーツァルト!!

彼の手紙の「旅をしない人は(少なくとも芸術や学問に携わる人については)まったく哀れな人間です」という一節は有名ですね。これに続けて、「凡庸な人はいくら旅をしても凡庸なままである」と、辛辣だけどもっともなことを書いています。そりゃ、そうですよね。私がいくら旅行をしたからと言って、素晴らしくピアノを弾けるようになるわけがありません。旅の思い出を沢山作って終わりです(笑) 凡人の旅はそれでいいのですよ。

さて、前置きはこれぐらいにしておくとして、最近、『旅する作曲家たち』(コリンヌ・シュネデール 著、西久美子 ・訳、アルテスパブリッシング)という本が気になっています。GW期間中(5月3〜5日)に開催された《ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019》の日仏共通オフィシャルブックだそうです。著者は、フランス生まれの音楽学者で、パリ国立高等音楽院で音楽史、美学、理論などを学んだ方らしいです。

概要は、いつもの通りAmazonの商品解説から拝借してきますと…。

ここではないどこかへ、
作曲家は音楽を手に携えて旅をする──

修行のため400kmを徒歩で旅した大バッハ、
ヨーロッパ中を狂乱させたパガニーニの楽旅、
バルトークの民族音楽研究旅行、
豪華客船や鉄道に熱狂したタンスマンやオネゲル、
山をこよなく愛したマーラー、
転地療法に望みをかけたショパン……
旅はいかに作曲家たちの想像力を刺激したのか──

「行け! 外へ出て、遠方をめざせ!
世界こそ、芸術家が挑むべき舞台! 」
──C.M.v.ヴェーバー


これを見ているだけで、わくわくしてきます(≧▽≦)
少し前にご紹介した『音楽と文学の対位法』(青柳いづみこ著)並みの難物である可能性も無きにしも非ずですが、バッハもショパンも取り上げられていることですし、文学に比べれば何とかなりそうかな?と淡い期待を抱いています。
ん??モーツァルトが載っていないですね。旅と言えばモーツァルトなのに、まさかモーツァルトは取り上げられていないのかしらね。もしそうだったら、前置きがあんまり前置きの意味を果たしてないぞ…(笑)

もう1冊は、『旅する作曲家たち』の関連商品としてAmazonのサイトにお勧めされた本で、『「亡命」の音楽文化誌』(エティエンヌ・バリリエ 著、西久美子 ・訳、アルテスパブリッシング)です。これは、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2018 日仏共通オフィシャルブックだそうです。

概要は…。

楽園からの追放か、それとも、楽園への逃亡か──

政治的亡命(ラフマニノフ)、
精神的亡命(ショスタコーヴィチ)、
祖国の喪失(ショパン)、
幸福な転身(コルンゴルト)……

歴史の荒波に翻弄された音楽家たちは、
いかにして「新しい世界」をめざしたのか──
音楽に秘められた社会的背景を、
圧倒的な博識と洞察力で読み解く!


ショパンが取り上げられているので読んでみてもいいかなと思いますが、今のところ『旅する作曲家たち』の方が気になります。しかも、こっちの方が更に難解そう(*_*; 

以上、最近の気になる本2冊でした~~
読んだら、そして、内容が理解できたら(←これ重要。『音楽と文学の対位法』でかなり懲りた)、レポート書きます♪♪


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* Category : 気になる本

Tag: 旅する作曲家たち 「亡命」の音楽文化誌 | Comment-open▼ * Comment : (6)

ぜひ読んでみたいですね~o(^_^o) * by きんどーちゃん
NekoUshiさん、こんにちは(*゚ー゚)v
2冊ともに興味をそそられる本です!
それにしても、NekoUshiさんは読書家ですね~
そう言う私も幼少の頃から本が大好き❤o(^-^)o
ピアノを再開して夢中になってからは、図書館にあるピアノ関連の本を読みまくりました~
青柳いづみこさんの著書も何冊か読みました。
ドビュッシーの事がいろいろわかって面白かったなぁ。(*’▽’)

NekoUshiさんが以前の記事で触れていた『指先から感じる ドビュッシー』『ドビュッシーとの散歩』は読みました。図書館にあったので~(きんどーは徹底的に節約家なのデス~)o(^_^o)青柳さんの著書は文学的ではほんと文才がありますね~ドビュッシーを弾く上でかなり参考になりました♪(今の所弾いた事があるのは、有名曲の亜麻色&月の光&アラベスクだけですけどね~)

亜麻色の髪の乙女が好きなのですが(再開後のレッスンでも見て貰った)、この曲は可憐で神秘的な乙女をイメージして弾くのです(*'‐'*)♪
青柳いづみこさんの著書でドビュッシーが髪の毛フェチと知って、ウケました~(^▽^笑)おもしろ変態エピソードがいっぱい!(≧~≦))ププッ

旅する作曲家の本は興味深いです(*’▽’)
私は旅が大好きなので~(ひとり旅が好きなんデス(^O^))
凡人の旅の想い出もピアノ音楽の表現に一役買うと思いますよ~
やはり、美しい景色や建物を目に心に刻む事は芸の肥やしになると思います。(σ・∀・)σゲッツ!!

亡命に関する本も興味をそそられます。
作曲家達も苦労したと思いますけど、国家の紛争に翻弄されて演奏家も苦労してますよね。
特にロシアの演奏家。亡命して苦労したアシュケナージ、ミッシャマイスキー(大好き❤去年アニバーサリコンサートに行きました♪)など大勢。
リヒテルは大好きなピアニストなのですが、ロシアから出られなかったから、あんなに素晴らしい演奏を世界中の人が聴けなくて凄いピアニストがいるという噂の幻の演奏家だったとか。1回だけ特別に国外でツアーしてヨーロッパの人に衝撃を与えたとか。リヒテルの演奏がたくさん残っていて安価な存在なのも当時のロシアの体制と関係あるらしいです。

ウンチクを長々と語ってすいませんf^_^;
(クラシック好きはウンチクを語りがち~(゚∀゚)アヒャ)
全て図書館で借りた本の知識です~
ピアノにハマったここ2年程にピアノ音楽関連の本を読んで、作曲家や演奏家の事を知り、益々ピアノ音楽に夢中になりました🎵

もっと、音楽に関するいろんな本を読みたいけれど、今はピアノを弾く事に時間を費やすので、読書をする時間がないのが残念です~(>w< )
作曲家の事を知る事で曲に対する理解が深まり、なおさら弾く事が楽しめるのに~
何とか隙間時間を利用して、少しづつ、読みたいと思います。
また、音楽ピアノに関する本の紹介を楽しみにしていますね~(^O^)/

またしても、長文になってしまった…(ノ∀`)アチャー
長文コメントは重いというか、返信が相手の負担になってしまいそうと気にはしているのですが、好きな事興味のある事だとお喋りが止まらなくなってしまうんです~(^^;
長文のコメントでもお返事は無理せずに手短で良いですから~


Re: ぜひ読んでみたいですね~o(^_^o) * by NekoUshi
きんどーちゃん、コメントありがとうございます~~(^^♪

> 2冊ともに興味をそそられる本です!

興味を持っていただけて嬉しいです。

> 青柳いづみこさんの著書も何冊か読みました。
> ドビュッシーの事がいろいろわかって面白かったなぁ。(*’▽’)

いづみこさんの本、面白いですよね!
病みつきになります(*´▽`*)

> ドビュッシーを弾く上でかなり参考になりました♪(今の所弾いた事があるのは、有名曲の亜麻色&月の光&アラベスクだけですけどね~)

おぉっ、ちゃんと曲を弾くのに活かせているところが素敵です。
私は読んで楽しんだだけで、まだドビュッシーを本格的に弾いたことありません。
なぜかドビュッシーには慎重なんですよ~~。他の作曲家だと弾き散らかすのにねぇ(笑)

> 亜麻色の髪の乙女が好きなのですが(再開後のレッスンでも見て貰った)、この曲は可憐で神秘的な乙女をイメージして弾くのです(*'‐'*)♪
> 青柳いづみこさんの著書でドビュッシーが髪の毛フェチと知って、ウケました~(^▽^笑)おもしろ変態エピソードがいっぱい!(≧~≦))ププッ

そう!ドビュッシーが髪フェチっていうの、めっちゃツボにはまりました。
『亜麻色の髪の乙女』は、昔のレッスンで「この曲で発表会どう?」って言われて少し練習したのですけど、その時はイマイチ興味が持てなくて強制終了になりましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!
今だったら「ドビュッシーは髪フェチ~~」というのが脳内で渦巻いて、楽しく弾けるかもしれません。←かなり間違ってる?笑

> 私は旅が大好きなので~(ひとり旅が好きなんデス(^O^))

私も旅は好きです。
そして特に一人旅が…!!

> 凡人の旅の想い出もピアノ音楽の表現に一役買うと思いますよ~
> やはり、美しい景色や建物を目に心に刻む事は芸の肥やしになると思います。(σ・∀・)σゲッツ!!

そうですね~~
旅で感性を磨き、チェルニーで指の動きをよくして…。
両方頑張ればいいのかな(笑)

> 特にロシアの演奏家。亡命して苦労したアシュケナージ、ミッシャマイスキー(大好き❤去年アニバーサリコンサートに行きました♪)など大勢。
> リヒテルは大好きなピアニストなのですが、ロシアから出られなかったから、あんなに素晴らしい演奏を世界中の人が聴けなくて凄いピアニストがいるという噂の幻の演奏家だったとか。1回だけ特別に国外でツアーしてヨーロッパの人に衝撃を与えたとか。リヒテルの演奏がたくさん残っていて安価な存在なのも当時のロシアの体制と関係あるらしいです。

詳しいですね(≧▽≦)
ロシア(ソ連というべきか)の政治と音楽家の関係は、興味深いですよね。
この話でハマると、かなり底なし沼で、ピアノ弾く時間が無くなってしまいそうです(^^;;

> ウンチクを長々と語ってすいませんf^_^;
> (クラシック好きはウンチクを語りがち~(゚∀゚)アヒャ)

笑笑
でも、話がかみ合っていれば問題ないと思いますよ!

> 作曲家の事を知る事で曲に対する理解が深まり、なおさら弾く事が楽しめるのに~
> 何とか隙間時間を利用して、少しづつ、読みたいと思います。

私もです~~
ピアノ弾く時間が無くならない程度にね(笑)

> また、音楽ピアノに関する本の紹介を楽しみにしていますね~(^O^)/

了解です~~
色々と発掘出来たらいいなぁと思ってます♪♪

> 長文のコメントでもお返事は無理せずに手短で良いですから~

ご配慮ありがとうございます<(_ _)>
できるだけしっかりお返事しようと思っていますが、バタバタしている時はゴメンナサイね。

No Subject * by かつさん
NekoUshiさん、こんにちは
かつです。

鉄オタの旅行者ならタンスマンやオネゲルも有名ですが…
ドヴォルザークにして欲しかった!!
『新世界より』も蒸気機関車か発車する音が聴こえるとか
(* ´艸`)クスクス
ヘンデル(独⇒英)やスカルラッティ(伊⇒西)と比較するとドイツにとどまったバッハは旅行しなかった作曲家のようにも感じますが、、
どうしてバッハが選ばれたのか気になりますね♪

To:かつさん * by NekoUshi
かつさん、コメントありがとうございます~~♪♪

> 鉄オタの旅行者ならタンスマンやオネゲルも有名ですが…
> ドヴォルザークにして欲しかった!!

ドヴォルザークは大西洋を渡ってアメリカにも行ってますもんね~~

> 『新世界より』も蒸気機関車か発車する音が聴こえるとか

詳しいですね(≧▽≦)
実は、かつさんもドヴォルザークのお仲間…!?

> ヘンデル(独⇒英)やスカルラッティ(伊⇒西)と比較するとドイツにとどまった
> バッハは旅行しなかった作曲家のようにも感じますが、、
> どうしてバッハが選ばれたのか気になりますね♪

バッハは徒歩で何百キロも歩いたらしいですから、松尾芭蕉的な意味で(?)、ってことなのでしょうかね。あと、モーツァルトが取り上げられているのかどうか、やっぱり一番気になります(>_<)
Amazonからあらすじを引っ張ってきただけで、まだ実際に読んだわけではないので、早く読んで確かめたいです!!

No Subject * by 私はタワシ
毎回感心しているのですが、本当に書評を書くのお上手ですね。( NekoUshiさんの文章を読んだだけで実際にその本を読んだような気分になるくらい!笑)
きっと子供の頃から読書感想文とかお得意だったのでは?


旅する作曲家の方は私も読んでみたいな〜
亡命の方はテーマがテーマだけにちょっと重そうですね。今はちょっとパスかな〜

>ん??モーツァルトが載っていないですね。旅と言えばモーツァルトなのに、まさかモーツァルトは取り上げられていないのかしらね。
→さてモーツァルトは載っているのか否か?すごく気になってます。ブログ読者の皆さんもそこに関心がありそうですね。報告が待ち遠しい!


To:タワシさん * by NekoUshi
タワシさん、コメントありがとうございます~~(^^♪

> 毎回感心しているのですが、本当に書評を書くのお上手ですね。( NekoUshiさんの文章を読んだだけで実際にその本を読んだような気分になるくらい!笑)

ホントですか!?
そう言っていただけると、書いた甲斐があります(≧▽≦)
今回は読んでもいない本の書評ですが…笑

> きっと子供の頃から読書感想文とかお得意だったのでは?

子供時代の遠い記憶をたどってみると…笑
苦手ではなかったと思います。
課題図書が萌えない本(←往々にして学校指定の課題図書ってそうですよね(笑))の場合は苦戦してましたけど(^^;

> 旅する作曲家の方は私も読んでみたいな〜
> 亡命の方はテーマがテーマだけにちょっと重そうですね。今はちょっとパスかな〜

そうですよね~~。亡命はまさに「テーマがテーマ」。
『旅する~』の方だけお読みになってみてはいかがでしょう?

> →さてモーツァルトは載っているのか否か?すごく気になってます。ブログ読者の皆さんもそこに関心がありそうですね。報告が待ち遠しい!

読まないわけにはいかなくなりましたね。
自分で外堀を埋めてしまいました(笑)