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セルフレッスン第42回:久しぶりのレッスンにドキドキです!

しばらくサボり、じゃなくて、お休みしていました。約2か月ぶりに私が私にピアノを習うコーナー、第42回目です(≧▽≦)
学校を長く休んだ後のようなドキドキ感とぎこちなさを覚えつつ、レッスンに入ります。

■チェルニー40-29
チェルニー40-29 冒頭

(弾いてみる)

先生「これは、休んでいる間も時々練習していたの?」

「はい。指を少しでも動かしておこうと。それに『親猫のエチュード』という勝手に付けた名前に萌えて…(笑)」

先生「そうでしたね、子猫と親猫。もう1回弾いてみて」

♪♪

先生「止まらずに行けたので、終わりにしましょう。時々しか練習していない割には成長してましたから」

「猫の親子ともこれでお別れですね。少し寂しいけど、卒業は嬉しいです」

■チェルニー左手のための24の練習曲より19番

「昨日、一夜漬けで頑張りました」

(弾いてみる)

先生「一夜漬けはあんまり効果なかったみたいね。リピート記号の前後、7-8、9-10小節の左手が酷いですね。指使いを統一して」

チェルニー 左手24-19 9-10小節
↑9-10小節

先生「リズム変奏練習をしてみましょう。左手の16分音符4つを、8分音符1つ+16分音符の3連符3つ、それから、その逆で。8分音符のところではしっかり止める。」

「タータタタ、タータタタとその逆ですよね」

(何回かやる)

先生「指をもっとパラパラと動かして音をしっかり分離する。ハイフィンガー気味に」

♪♪

先生「神経が繋がってきた感じがしますね。それじゃ、リズム変奏を解除して普通に16分音符4つずつで」

先生「次は右手を加えましょう。スラーは守って」 「小節線を跨いでいるスラーをしっかり守るの!」

先生「もう一度左手だけで」 「止まらないっ!!」 「右手入れましょう。右手は、ちゃんと歌って」 「もう一度左手のみリズム変奏」 「リズム変奏解除、両手で」

私:(今日の先生、ちょっとヒステリックかも(*_*;)←心の声

先生「通してみましょう」

♪♪

「わ~っ、レッスン前と全然違います(≧▽≦)」

先生「『このヒステリー!』とか思ってたでしょ!?笑 一夜漬けをするなら、このぐらいの濃さでやらないとね。これも合格にしておきましょう。日々の指慣らしにいいので、練習開始の時に1、2回通して弾くようにしたらいいと思います」

「チェルニーの次の曲は40-30ですよね?」

先生「そうですね。40-30は、40番第3部の締めくくりの曲です。幅広いアルペジオの練習ですから、ゆっくりとポジションを手に馴染ませるようにしてくださいね」

「チェルニー40番も4分の3終わることになるのですね」

先生「40代のうちに全曲終わらせましょうね」

というわけで、チェルニーは2曲とも無理やり合格、次からは1曲に戻ります。

■バッハ シンフォニア12番

シンフォニア12番 冒頭

(弾いてみる)

先生「これも少しずつ弾いていたでしょ?」

「少ししか弾いていないのに、勝手に手に馴染んできた気がします(≧▽≦)」

先生「課題はかなり絞られてきました。まず、5小節目のソプラノとアルトを確実に分離しましょう」

シンフォニア 12番 4-6小節

「上の譜例の真ん中の小節ですね」

先生「そうそう、その部分。ソプラノは、大きな流れとしてはラソ♯ファ♯ミと降りてきますね。これは、冒頭の左手のゲネラルバスからの派生です。アルトは、主題のモチーフの変形の反復進行」

「ゼクエンツですね(*´▽`*)」←ゼクエンツ萌えらしい

先生「ソプラノとアルト2声で練習してみましょうか。まず、ソプラノを右手で、アルトを左手で。指使いは気にしない、気にしないというか、一番弾きやすい指使いで。あるべき響きを耳で覚えるのが目的なので。」

先生「16分音符は少し跳ねる感じですね。ただし鋭くするわけではないですよ」

「1声ずつでやってもいいですか?」

先生「もちろんです。1声と2声を繰り返して、音の絡まり具合を把握していきましょう。響きが把握できたら、実際に弾く指使いでやってみましょう」

先生「それじゃ、一度通しましょうか」

♪♪

「あとは、ひたすら弾き込めばいいですか?」

先生「基本的にはそうですね。あと、忘れるところでしたが、音価の大きい音をしっかり響かせること。かつ、それが止める音なのか、流れの中の音なのか、よく見極めて。上の譜例で言うと6小節目(一番右)のアルトの終わりの方のラーラみたいなの。ここは、ラーラ、ソ♯-ソ♯、ファ♯-ファ♯という、流れの一部です。ソ♯以降は途切れちゃってますけど」

「音価が大きければ大きいほど、音量を大きく響かせるのですか」

先生「大きくというか大事にしなければならない音です。でも、その声部の中で相対的に大きくということであって、その声部を弱く弾いている場面だったら、強い声部を明らかに負かすほど目立たせてはいけません」

「ややこしいですけど、何となく分かります(*_*;」

先生「この曲とは相性が良いみたいですね。でも、いくら相性がよくても、放置し過ぎると悲しい結果が待ってます。色恋沙汰と同じで…(笑)」

「なんだか実感こもってますね。そういうご経験が…?」

先生「お黙りなさい。ものの例えです」

■シューマン 『幻想曲』 第2楽章

「練習せずに言うのもなんですが、冒頭とコーダを両方というのが『二兎を追う者は一兎をも得ず』的な感じがします」

先生「そうね~~。それじゃ、こうしたらどうでしょう?この楽章は大きく分けると A+B+A'+コーダ、という構成だと前回言いましたよね。A'+コーダ、つまり193小節以降、最後までやるのです。A’にはAのエッセンスが詰まっていますが、短いので、コーダとあわせて70小節ぐらいです。それに、何となくキリもいい(笑)」

「気分の問題は意外と大事かもしれませんね!そうしてみます」

先生「A’の部分の課題は、前回言った通りで、声部の弾き分けを正確にすることです」

シューマン 幻想曲 第2楽章 31-38小節

先生「上の譜例はAの部分の31-38小節ですが、同じような部分はA’にも出てきます」

「218小節以降ですね。中声の延ばす音に注意、ですか?」

先生「そうそう、そうです。ほかには、前回のレッスン記を見直しておいてくださいね」←手抜きΣ(゚д゚lll)!!

シューマン 幻想曲 第2楽章 234-241小節

「コーダ、何とかしたいんです!!」

先生「ここは、手のポジションと動きを早く覚えて音を外さないようにすること。手の回転運動をいかにうまく使うか、です。それから、幾分かの狂気を持って。明らかに躁状態でしょ?」

「シューマンって、かなり不健全ですね(^^;;」

■新課題決定!!

「チェルニーが1曲に戻りましたし、そろそろ新しい課題曲を頂ければと思うのですが…」

先生「それじゃ、メンデルスゾーンの無言歌より『春の歌』はどうかしら?」

メンデルスゾーン 春の歌 冒頭


「分かりました。春は終わりかけてますが、敢えて『春の歌』。やってみます~~('◇')ゞ」

先生「この曲の命は装飾音ですよね。まず、バラさないで和音として弾いて、和声を掴んでください。それから装飾の雰囲気を考えましょう。一音一音シャリリンと響く宝飾品のような感じで弾きたいのか、それともレースの装飾のようにまろやかに溶け込むように弾きたいのか、解釈は任せます。というか、自分で考えるのが課題です」

2か月ぶりのレッスンは、以上です~~


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tag : バッハ,シンフォニア,チェルニー40番,シューマン,幻想曲,メンデルスゾーン,春の歌,

明日はレッスン('◇')ゞ

ふと気づくと、前回のセルフレッスンから2か月も間隔が開いてしまいました。4月は調子が悪く、5月はNekoUshi音楽院設立記念祭を口実に怠けていましたが、そろそろ遊び弾き以外のしっかりした練習を再開しないと、ずるずると行ってしまいかねません。

というわけで、明日レッスンします!!
それに備えて、今日は、久しぶりにまともに練習をしたり、先生役としての今後の方針の検討などをしたりしました。

後戻りできないよう、ブログで宣言しておきます(笑)
久しぶりのレッスン、緊張するな~~(^^;)


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ブラームスのヴァイオリンソナタにハマり中!! 特にお気に入りは『浮気ソナタ』

大掃除で楽譜を見つけ出して以来、ブラームスヴァイオリンソナタの世界にすっかり引きこまれています。元から好きではあったのですが、わずかでもピアノパートに実際に触れてみると、より身近に、より深く没頭できる気がいたします。「ピアノを弾くのは音楽鑑賞の助けになるから」というのが目的の一つなのですが、今まさにそれを実感しています(≧▽≦)

ブラームスヴァイオリンソナタで現存しているのは3曲です。
40代後半から50代にかけて書かれた、いずれも円熟した名曲です!

・第1番 Op.78 ト長調 『雨の歌』
タイトルもついているし、3曲中で一番ポピュラーな存在でしょう。1879年、ブラームス46歳の時に完成しました。
『雨の歌』というタイトルは、3楽章の主題が、ブラームスの歌曲『雨の歌』に由来していることによります。クララ・シューマンは、このソナタを熱烈に愛したそうです。ブラームスお得意の「クララさん萌え」な曲ですね(*´▽`*)
3つの楽章から成っていて、どれも素晴らしいのですが、第1楽章と第3楽章の音源を貼っておきましょう。



1番の第1楽章。明朗さと渋さが程良くミックスされ、凝った作りのソナタ形式で書かれた名作です!
クララさんへの大人の愛でしょうか(*´▽`*)
心に染み入りますね。

第3楽章は、Music Boxを貼っておきます。→こちら。イツハク・パールマン、ギドン・クレーメルの2種類の名演を聴くことができます。
しんみりした哀愁を帯びています。子供を亡くしたばかりのクララさんを慰めるために書かれたという話があるそうです。確かに、寄り添うような感じですもんね。

・第2番 Op.100 イ長調
これは、1886年、ブラームスが53歳の時の作品。第1楽章がAllegro amabile(快速に、愛らしく)と指定されていることでも明らかなように、簡素ながら1番より若々しい明るさが魅力的な曲です。3曲中で一番シンプル、そこが素敵です。

「愛らしく」ならば当然クララさんへの思慕を表現した曲だろうと思いきや、何と、ヘルミーネ・シュ ピースという女性歌手を思って書かれた曲だとかΣ( ̄ロ ̄lll)!! ブラームスが1833年生まれ、シュ ピースは1857年生まれ。ブラームスよ、やっぱり若い女性に心惹かれるのね(クララさんは14歳ぐらい年上)、この浮気者ーーっ!! クララさんとは結婚しているわけではないし、正式に恋人同士というわけでもなさそうなので、問題はないのでしょうけど…(^^;; いや、でも、ちょっと心穏やかではいられない(笑) 『浮気ソナタ』と勝手に名付けます。

ただ、曲自体は私の好みにとても合っています。
3曲、甲乙つけるのは極めて難しいですけど、2番が一番好きかなぁ。いつ聴いても安定的に好きという意味で。
第1楽章のPTNA音源を貼っておきましょう。



2番の第1楽章です。
自分でも「あ~、いかにも私の好きそうな感じだな」と思います。
これを書くきっかけになったのだったら浮気も許そうかなと…(笑)

・第3番 Op.108 ニ短調
ブラームスが55歳になった1888年に完成した作品で、晩年らしい渋さを湛えています。情熱的な部分もありますが、全体としては、たそがれた感じに支配されています。

これも第1楽章の動画を貼っておきましょう。



3番の第1楽章。ピアノ曲でいうと、Op.116以降のような雰囲気です。
以前はそこまで好きではなかったのですが、今回聴いてみて急上昇中です!!

今回ブラームスのヴァイオリンソナタをしっかり聴いてみて一番思ったことは、ブラームスに円熟期にピアノソナタを書いてほしかった!!ということ。ブラームスのピアノソナタは初期の作品で、ちょっと力技なところが目立つんですよね。もちろん若い情熱がほとばしっていて、それはそれで魅力的なのですが、3曲の名作ソナタを聴くと、ヴァイオリンに若干の嫉妬を覚えます(笑)


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tag : ブラームス,ヴァイオリンソナタ,

まだまだ続く脱線!!縦刻みメカニカル vs もっさり雰囲気重視

大掃除の最中に発掘してしまった昔の楽譜からの脱線・・・。なかなか止まりません(^^;;
今頃は大掃除も終わって、久しぶりにセルフレッスンをしている予定だったんですけどね。どちらも全く予定通りに進んでいません(*_*;

思いがけない楽譜に出会ってしまったのは、新しい楽譜を買ったのと同じワクワク感を覚えるし、しかも懐かしい楽譜と来たら、ま、仕方ないでしょう。

今回は、その中から、妹様ご使用の『ベートーヴェン 変奏曲集 第1巻』(ヘンレ版)について書きます。

前回書いた通り、1曲しかレッスンした形跡がありません。敢えてその曲は避けてきたのですが、ついに弾いてみました。
『パイジェッロの歌劇「水車屋の娘」の二重唱「わが心もはやうつろになりて」による6つの変奏曲 WoO.70』という曲です。
いや、なかなか手ごわいよ、これ…。

そして、楽譜の書き込みが多くて見づらい(>_<)
昔の楽譜を見返してみると、自分宛ての書き込みはいくら多くてもあんまり気にならないのに、他人様宛ての書き込みは読譜を大いに妨げるようです。子供の頃から、注意される点/注意すべき点は変わっていないということで、面白いものです。

少し譜読みしているうちに、当時のことを思い出してきました。

指の動きは私より妹様の方がしっかりしていて、その点について私は若干コンプレックスがあったような気がします。遊び弾きで『幻想即興曲』をそれらしく弾いているのを見て、やたらと羨ましかった記憶があります。その代わり、妹様は、いわゆる縦刻みの演奏をしてました。「手首を揺らさない」という注意書きが多数見られます。
そういえば「リズム変奏練習が楽しい」なんて滅相もないこと言ってましたから、それがいけないんじゃないの?と密かに疑っています(笑) 

で、私はと言えば、今も昔も「もっさり」です(^^;;
メカニカルな面では怪しい分、雰囲気で誤魔化す(笑) いや、誤魔化すというか、音楽の流れ重視なんだと自己正当化したい思いも若干無きにしも非ず。リズムとかテンポの揺らし方は割とできていたのかなという気はします。あるいは、手首から上の使い方は私の方が妹様より正しかったのかも…。

譜読み力は、あんまり差がなかったと思います。
あと、暗譜は私が負けていました。たぶん。

2人を足して2で割れば、いや、凡人を足して2で割っても凡人だから、割らずにそのまま足す、あるいは、むしろ2倍にしたような感じだったら、今頃はかなりいい線行ってたんじゃないでしょうか。ひょっとすると、なかみっちゃんの同業者!?(*´▽`*)
↑大掃除をすっかり忘れて妄想に走ってるΣ( ̄ロ ̄lll)!!
もはや、自分でも「勝手にやってなさい」と言ってやりたい気がしてきました(笑)


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大掃除からの脱線・・・

最近、珍しく大掃除に取り組んでいます。長年箱詰めになっている正体不明の様々なものを開封して処理したり、カラーボックスを組み立てて雑多な物どもをスッキリと並べたり…。

このままでは、青柳いづみこ先生の部屋ちっく(←ものすごく散らかっているそうです。『ピアノ愛好家必携!!『ピアニストは指先で考える』を読みました』参照)になりかねないと焦りを感じて、季節外れの大掃除です。

でも、段ボール箱を開封したら、楽譜が何点か出てきて、あっさり脱線してしまいましたΣ( ̄ロ ̄lll)!! 
気になった楽譜は…。

・ブラームス『ヴァイオリンソナタ』全集
学生時代に、ヴァオリン弾ける友人がアンサンブルしたいとか言ってて、それに備えて買った品です。確か、当時は全く手に負えなくて、立ち消えになった記憶があります。少し弾いてみると、今だったら、当時よりは何とかできそうな気がしました(≧▽≦) もちろん、如何ともし難そうな曲(というか楽章)も多数あります。
25年ぐらい箱に埋もれていて弾いたこともなかったのに一部とはいえ勝手に進歩しているのは、サボりながらも練習を続けている甲斐があるというものです(*´▽`*)

・ベートーヴェン『変奏曲集 第1巻』(ヘンレ版)
妹が子供の頃使ってた楽譜です。こんなところに埋もれてたのか~~!!1曲しかレッスンした形跡がないのですが、ボロボロになっていて、外れているページがあったりします。さすが、軟弱な作りのヘンレ版(*_*;
感動のご対面(というか、私は楽譜の存在を知っているだけで初対面に近いのですが…)だったので、弾いてみましたよ~~。
あっ、ここはチェルニー、そこにもチェルニー、あそこにもチェルニー!!という具合に、面白いぐらいにチェルニーでやったようなパッセージが続出です(≧▽≦) 
ベートーヴェンの変奏曲というと、ディアッベリ変奏曲を筆頭に、とんでもない難物も少なからず存在しますが、この第1巻に収録されているのは、比較的弾きやすくて曲調もあんまり激しくないものが多いです。大半は教材用に作ったんじゃないかと思います。
あと、2800円という値札にビックリ\(◎o◎)/! 今の値段の半分です。買った当時としては高価な買い物だったはずです。1曲しか使ってないのは勿体無いので、私の遊び弾きに従事して余生を過ごしてもらうことにします(笑)

・バッハ『小プレリュードと小フーガ』
これ、長年探してました。全音のビニールカバー付き、赤帯入りの年代物です!!作品番号が書かれていないのが不便ですが、まあ、それはいずれ調べて書き込みます。
当然ではありますが、子供向けの教材などと侮れない手ごわさがあります。さすが大バッハ(*´▽`*)
萌えのあまり、大掃除どころではないです。このタイミングで見つけてはいけないものを見つけてしまいました(笑)

そういえば、私は大掃除をしていたのではなかったのか??
大脱線してしまいましたけど、弾けば弾いた分だけいいことがあると再確認できたのは、とても嬉しいことでした。
テンション上がります(*^^)v その勢いで掃除しろという話ですね(^^;


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tag : バッハ,小プレリュードと小フーガ,ベートーヴェン,変奏曲,ブラームス,ヴァイオリンソナタ,

ららら♪ベートーヴェン

仲道郁代さん出演の5月17日放送『ららら♪クラシック』(Road to ベートーベン2 楽聖の魂 ピアノ・ソナタ)を見ました(*´▽`*)
2020年のベートーヴェン生誕250年に向けた特集の2回目です。明日再放送ですが、遠慮なくネタバレします(笑)

今回のメニューは、(1)スペシャル・メドレー、(2)「月光」の響き生み出すペダル、(3)「悲愴」のモチーフ七変化。

スペシャルメドレーでは、わずか2分少々で、14番『月光』 I、III 楽章~8番『悲愴』 II 楽章~21番『ワルトシュタイン』 I 楽章~17番『テンペスト』 III 楽章~23番『熱情』 III楽章のハイライトを聴かせてくれました。お馴染みの曲ばかりですが、よく凝縮したなぁと感心するばかりです。いつもながら端正な、なかみっちゃんらしいベートーヴェンでした。テンポは遅めで落ち着いた感じです。

『月光』第1楽章は、響きのお話。楽譜には‘senza sordino’(弱音器なしで)という指定があって、「ダンパーを上げ続けて」(右ペダルを踏み続けて)という意味なのですが、これをベートーヴェン時代のフォルテピアノと現代のピアノで弾き比べています。現代のピアノだと指示通りに右ペダル踏みっぱなしで弾くと当然音が濁りますが、フォルテピアノだといい感じに幻想的に響きます。で、フォルテピアノで弾いた時の響きに鳴るように、現代のピアノで弾く時にペダルを微妙に調節するということを、実演、力説なさってました。なかみっちゃんってば、なぜかピンヒールを履いてらしたのですが、ペダル踏みにくくないのかな!?月光のダンパーペダルの話自体は知っている内容だったので、ピンヒールが一番の萌えポイントでした(なんで?笑)。

『悲愴』は、ベートーヴェンが短いモチーフから巧妙に作曲していくというお話。実は、なかみっちゃんは若い頃、ベートーヴェンが苦手だったそうです。論理と感情のせめぎ合いに、いかに折り合いをつけていくか分かったら、ベートーヴェンがすごく面白く思えるようになったとのことです。感情だけで弾くとベートーヴェンにならないし、理屈だけだと面白くない。音楽的な理屈にしっかり裏打ちされた感情を把握しないといけません。その一つとしてモチーフを取り上げて熱く語っていました(≧▽≦) 『悲愴』の序奏冒頭は3つのモチーフ(和音、上行音形、ため息)から成っています。2楽章の冒頭、3楽章の冒頭がそのモチーフからの派生であることを実際に弾いて理解させてくれました。ベートーヴェンの作曲法って面白い。でも、ちゃんとアナリーゼしようと思ったら、間違いなく底なし沼だわ~~(^^;;
披露してくれたのは3楽章で、演奏時のロイヤルブルーのドレスが素敵でした(*´▽`*) ブルー系は比較的少ないような気がします。←また脱線してる。

最後は、ベートーヴェンの音楽は哲学的、というお話をしていらっしゃいました。ベートーヴェンの音楽は個人的な感情にとどまらないものがあると。ベートーヴェンの音楽に含まれる感情を分析してみると、人間とは何か、人間とは何とちっぽけな存在なのか、分かるそうで、それはまさに哲学ということですね。熱く語るというより、神々しい感じで語ってました。

なかみっちゃんのベートーヴェン、生で聴きたいよ~~!!
ららら♪クラシック』だけでは物足りません(>_<) いや、もちろん面白かったのですが…。


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tag : 仲道郁代,ベートーヴェン,ららら♪クラシック,

恐怖の右手左手クロス((+_+))

左右の手が交差する曲というのは弾きづらいですが、その弾きづらさにも2種類あるようです。例えばモーツアルトのソナタで言うと、一つは11番 K.331『トルコ行進曲付き』の第1楽章の第4変奏みたいなの。左手が右手を飛び越えてオブリガート的なメロディを奏でる場合、滑らかに弾くことが難しさの中心です。もう一つは、左右の手が物理的に大きくクロスする場合。同じくモツソナだと、14番 K.457ハ短調の3楽章に出て来る、下記のような箇所です。

K457 第3楽章 304-310小節

上下の段は同じ小節で、版が異なります。上の段は初版、下の段は初版より前に書かれたとされる、より由緒正しいとされるものなのですが、右手がとんでもなく低い音を弾くように指定されています。

週末少しだけこの曲の遊び弾きをしていました。普段は初版を弾く(こっちの方が響きが好き)のですが、今回は珍しく「由緒正しい方」を弾いてみました。そうしたら、あまりのアクロバティックな左右のクロス(右手が、ものすごーく左の方を弾かなきゃいけない)のせいで、右の肩を痛めてしまいました(*_*; 

え?50肩!?笑 多分そうではなくて、腕が短いんですよ。手が小さくてオクターブ届かないというのは、よくある悩みですが、リーチが短いという思わぬ落とし穴もあるんですね。楽しい遊び弾きのはずが、痛い目に遭ってしまいました(>_<) だいぶ回復してきましたが…。

無理せず体全体の柔軟性を、徐々に高めていければと思います。


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5月祭り!!―5月生まれの作曲家とか、5月にまつわる曲とか・・・

5月14日は、NekoUshi音楽院の創立記念日でした。
第1回のレッスンは2年前の5月14日で、その時にやったのは教材選定、チェルニーを教材の中心に決めたのでした。その少し前の設立準備委員会(?)の段階では「自分を自分の先生にするんだったら、気を使うことないし、気に入らなければクビにすればいい」なんてことを書いていたのですが、今ではすっかりブログの中心になりました。名称も、単なるセルフ・レッスンだったのが、いつの間にか『NekoUshi音楽院プチトリアノン校舎』に…(^^;;

というわけで、5月にちなんで、5月生まれの作曲家や5月にまつわる曲などを集めてみました。

題して、5月祭り~~♪♪←何の工夫もない

・ブラームス(1833年5月7日生まれ)
ピアノ曲、室内楽曲、協奏曲、交響曲と、オールマイティな大作曲家ですね。ただしオペラだけは書いていません。ちょっと融通利かない感じの作風なので、オペラは向いていなかったのでしょうね。
そして、ブラームスといえば、クララ・シューマンとのロマンス(*´▽`*) きっと、友情と愛情と尊敬が入り混じった複雑な感情だったことでしょう。5月祭り用の曲としては、6つのピアノ小品op.118の第5曲(タイトル:Romance)を選んでみました。5月にちなんで5番(笑)。いや、それもあるけど、曲調が5月に相応しいイメージに思えたので。


↑ブラームス op.118-5
この曲、めっちゃ好きです(*´▽`*)
いつかレッスン課題にしたいです。

・チャイコフスキー(1840年5月7日生まれ)
実はブラームスと同じ5月7日が誕生日!!チャイコフスキーの作品ではピアノ曲は、ピアノ協奏曲1番がとても有名ですが、ピアノ曲という分野はあまりメインではなく、シンフォニーやバレエ音楽が特に有名ですね。『悲愴交響曲』とか『くるみ割り人形』とか。いや、もちろんピアノ独奏曲にも傑作はあるのですが…。例えば、私の憧れの無謀曲の一つ『グランド・ソナタ』ト長調(op.37)もそうです。
でも、5月祭りで取り上げるのなら、やっぱり『四季』の『5月‐白夜』以外ないでしょう。


↑チャイコフスキー『四季』より『5月‐白夜』
この演奏は、私のイメージとはちょっと、いや、かなり違いますが…(^^;;
もう少し穏やかな方が好みです。

・フォーレ(1845年5月12日生まれ)
フォーレさん、音楽史的に位置づけが難しい作曲家のようですね。作風もフランス風の優雅さや洗練だけでなく、ドイツ的な力強さも兼ね備えている感じがしますし…。代表的なジャンルは、実はピアノ曲??まっ、ピアノ好きにはフォーレと言えばノクターンです!!ノクターン第6番は特に素晴らしい(≧▽≦) でも、6番は何回か載せた記憶があるので、敢えて5番にしてみます。5月祭りなので5番です。


↑フォーレ 『ノクターン第5番』変ロ長調 op.37
聴いてみると、6番に負けず劣らず素敵です(≧▽≦)
弾いてみたいかも!

他には、5月生まれの作曲家は、1842年5月12日生まれのマスネ、1567年5月15日生まれのモンテヴェルディ、1866年5月19日生まれのエリック・サティ、1813年5月22日生まれのワーグナー、1860年5月29日生まれのアルベニスなどがいます。

・メンデルスゾーン『5月のそよ風』
次は、作曲者自身は5月生まれではないのですけど、5月に相応しい曲のあるメンデルスゾーン(2月3日生まれ)です。無言歌集第5巻Op.62の1曲目『5月のそよ風』を、5月祭りに出品してもらいます~~♪♪


↑メンデルスゾーン無言歌より『5月のそよ風』
有名な『春の歌』も同じop.62の第6曲です。
『春の歌』の動画も貼りたかったのですが、貼り過ぎると重くなるので泣く泣く我慢します。
ま、『春の歌』は有名なので、敢えて貼らなくてもいいか。

・番外編:マリア・テレジア(1717年5月13日生まれ)
たぶん、5月生まれで歴史上一番偉い人です(笑) 。ご存じ、ハプスブルク帝国の女帝にして、アントワネットさんの母上。
子供を16人も産みながら女帝として君臨し続けた(後半は子息ヨーゼフ2世との共同統治でしたが)すごい方です。妊娠中の身で戦争の指揮までとってます\(◎o◎)/!
夫君のフランツ1世とは、まさかの恋愛結婚。当時の王侯貴族は政略結婚が当然だったので、かなりレアケースです。フランツが亡くなった後、自身が亡くなるまで15年間ずっと喪服で通したらしいです。
テレジア様の文化政策がウィーンの音楽文化を花開かせることに繋がったり、モーツァルトが幼少時代に御前演奏していたり、音楽にも何かと縁があるので、5月祭りに登場していただきました。


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最近気になる本2冊 『旅する作曲家たち』他

作曲家の旅と言えばモーツァルト!!

彼の手紙の「旅をしない人は(少なくとも芸術や学問に携わる人については)まったく哀れな人間です」という一節は有名ですね。これに続けて、「凡庸な人はいくら旅をしても凡庸なままである」と、辛辣だけどもっともなことを書いています。そりゃ、そうですよね。私がいくら旅行をしたからと言って、素晴らしくピアノを弾けるようになるわけがありません。旅の思い出を沢山作って終わりです(笑) 凡人の旅はそれでいいのですよ。

さて、前置きはこれぐらいにしておくとして、最近、『旅する作曲家たち』(コリンヌ・シュネデール 著、西久美子 ・訳、アルテスパブリッシング)という本が気になっています。GW期間中(5月3〜5日)に開催された《ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019》の日仏共通オフィシャルブックだそうです。著者は、フランス生まれの音楽学者で、パリ国立高等音楽院で音楽史、美学、理論などを学んだ方らしいです。

概要は、いつもの通りAmazonの商品解説から拝借してきますと…。

ここではないどこかへ、
作曲家は音楽を手に携えて旅をする──

修行のため400kmを徒歩で旅した大バッハ、
ヨーロッパ中を狂乱させたパガニーニの楽旅、
バルトークの民族音楽研究旅行、
豪華客船や鉄道に熱狂したタンスマンやオネゲル、
山をこよなく愛したマーラー、
転地療法に望みをかけたショパン……
旅はいかに作曲家たちの想像力を刺激したのか──

「行け! 外へ出て、遠方をめざせ!
世界こそ、芸術家が挑むべき舞台! 」
──C.M.v.ヴェーバー


これを見ているだけで、わくわくしてきます(≧▽≦)
少し前にご紹介した『音楽と文学の対位法』(青柳いづみこ著)並みの難物である可能性も無きにしも非ずですが、バッハもショパンも取り上げられていることですし、文学に比べれば何とかなりそうかな?と淡い期待を抱いています。
ん??モーツァルトが載っていないですね。旅と言えばモーツァルトなのに、まさかモーツァルトは取り上げられていないのかしらね。もしそうだったら、前置きがあんまり前置きの意味を果たしてないぞ…(笑)

もう1冊は、『旅する作曲家たち』の関連商品としてAmazonのサイトにお勧めされた本で、『「亡命」の音楽文化誌』(エティエンヌ・バリリエ 著、西久美子 ・訳、アルテスパブリッシング)です。これは、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2018 日仏共通オフィシャルブックだそうです。

概要は…。

楽園からの追放か、それとも、楽園への逃亡か──

政治的亡命(ラフマニノフ)、
精神的亡命(ショスタコーヴィチ)、
祖国の喪失(ショパン)、
幸福な転身(コルンゴルト)……

歴史の荒波に翻弄された音楽家たちは、
いかにして「新しい世界」をめざしたのか──
音楽に秘められた社会的背景を、
圧倒的な博識と洞察力で読み解く!


ショパンが取り上げられているので読んでみてもいいかなと思いますが、今のところ『旅する作曲家たち』の方が気になります。しかも、こっちの方が更に難解そう(*_*; 

以上、最近の気になる本2冊でした~~
読んだら、そして、内容が理解できたら(←これ重要。『音楽と文学の対位法』でかなり懲りた)、レポート書きます♪♪


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tag : 旅する作曲家たち,「亡命」の音楽文化誌,

調律後のピアノの音色テイスティング♪♪

4月下旬にアップライトの調律をして、その時は今ひとつ満足が行かなかった(『ピアノ40周年(*´▽`*)』の記事参照)のですが、その後の音色の変化の幅が大きく、かつ、かなり目まぐるしくて面白かったので、ソムリエによるワインのテイステイング風に記録しておきたいと思います~~

最初は、『ピアノ40周年(*´▽`*)』で書いた通り、単に音の高さが正確になっただけ。注いだばかりのワインが面白くもなんともないような状態です。味も香りも素っ気なくて、全然飲み頃ではありませんΣ(゚д゚lll)!!

数日すると、少しつぼみが膨らんで開花してきました。
おっ、いい感じかも…??

と思っているうちに、予想を超える勢いで開いていき、極彩色の花に…(*_*;
豪華を通り越して痛い感じです。キンキンするわ、音量まで大きくなるわで、先が思いやられました。
『実はバッハに悩んでいたりとか・・・』の記事を書いたのは、ちょうどこの頃のことです。今思うと、実はピアノの調子にも問題があったのかもしれません。

しばらく我慢して、ガンガン弾く系の曲をもう少し叩いていると、ちょうどGW明けに合わせるかのように、芳醇でまろやかで舌に(ピアノなので「耳に」ですが)優しい、至福の味わいになってきたではありませんか(≧▽≦) 繊細でフルーティな香りも心地よいです。←もはや自分でも何言ってるんだかよく分からなくなっている(^^;;

調律後恒例になりつつある「グランドピアノ要らないかも」の時期に突入です~~(*´▽`*)

お酒はあんまり飲まないのですが、見よう見まねでソムリエさん的な表現に挑戦してみました!
アコピは生き物だなぁと改めて実感しますね。そして、遊び弾きの誘惑がめっちゃ高まってきます。いや、こういう時こそ、チェルニーを美しく弾くこと、チェルニーをチェルニーではないように弾くこと(笑)、そして、バッハの理想像探しに力を入れるべきなのかもしれませんが…。


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プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。現在は独学です。
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-31番
・バッハ 平均律第1巻17番 変イ長調
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調

◇ベートーヴェン祭り
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第3楽章

◇自主練
・チェルニー『毎日の練習曲』2番

◇憧れの無謀曲 寝かせ中
・リスト『バラード 第2番』
・シューマン『幻想曲』第2楽章

◇2020年の終了曲
・シューマン 3つのロマンス~第2番 嬰へ短調 Op.28-2

◇2019年の終了曲
・チェルニー30-23番
・チェルニー40-27、28、29、30番
・チェルニー左手24-19番
・バッハ シンフォニア14番、12番、7番
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章
・ショパン『幻想即興曲』
・メンデルスゾーン『春の歌』

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