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セルフレッスン第25回 ハイドンのソナタ、かなり勉強になります

梅雨はピアノライフには天敵です。湿気のせいでピアノの音色は落ちてくるし、レンタル練習室に行くのも何だか億劫(>_<)
ま、大人しく家のアップライトで一人二役のセルフレッスンでもしておきましょう。レッスン自体は昨日やりました。

「まずチェルニー40番は2曲課題になってますけど、今日は40-12だけ見ていただきたいのですが…」←珍しく自主性が見られる(笑)

先生「分かりました。12番、よほど自信があるのか、その逆か分かりませんけど…(笑)」

チェルニー40-12
↑チェルニー40-12。私の天敵、分散和音の練習です!

(弾いてみる)

先生「前よりかなり何とかなってきましたね。でも、指使いをきちんと守ってください。かえって弾きづらい不思議な運指をして自滅してるところ多数です(^^;; あと、鍵盤をガン見しないこと!!」

(少し練習)

先生「跳躍の時なんかで確認にチラ見するのはいいのよ。でも、凝視はいけません。せっかくつかめている鍵盤の空間的感覚が鈍ると勿体ないでしょ?これ、けっこう苦労してる人が多いんだから…。あ、ちょっと待って」

「え?先生、カーテンなんか外して、何を始められるのですか!?」

先生「思い切って、手もとをカーテンで覆ってしまおうかと思って(笑)」←そんなことしたら、カーテンの重みで弾けないΣ( ̄ロ ̄lll)!!

「ひーっ、それは勘弁してください」

(というわけで、さらに練習)

先生「これは、このぐらいにしておきましょうか。合格にしておきます。Nekoushi音楽院プチ・トリアノン校舎は、合格基準がとても甘いのです(って、いつから音楽院になったのだろう)。あ、そうそう、カーテン被せると脅したら、音名を口で唱えてましたね。それで結構です」

チェルニー40-12は、めでたく終了!!
40-20に専念します。

次は、ハイドンのホ短調ソナタです。
今回は、展開部から再現部に掛けて譜読みしました。

「左手のオクターブがどうしてもうまく行きません。提示部の同じ音形もですけど。あと、和音を外しがちで…」

ハイドン Hob.XVI:34 一楽章 51~59小節

先生「上の図の赤枠で囲った部分ですね。練習方法を教えましょう。下の音だけ左手の5の指で弾く。上の音だけ1の指で弾く。16分音符にバラして弾く。この3つで、ポジションが掴めるようになると思いますよ。それから、バラされてる和音は、同時にならす形、つまり、ピンクで囲った形で響きをしっかり覚えましょう。この辺りは属7と減7ばっかりだということが分かると思います。あと、青で印付けた非和声音は伸ばさずきちんと切る。タイついてないでしょ?」

「次は、84~86小節あたりの右手の16分音符のパッセージでオクターブ下降するのが弾きづらいです」

ハイドン Hob.XVI:34 一楽章 82~89小節

先生「丸い矢印を書き込んでおきましたが、薄くて見えづらいですね。ゴメンナサイ、我慢してください。ここは、手首を左回転させる感じです。チェルニーでも頻出でしょ。しっかり応用できなくては」

「終結部は、ウィーン原典版ではほとんど強弱が書いてなくて、どうしたものか悩みます」

先生「ちょっと、112小節あたりから弾いてみてください」

(弾いてみる)

先生「基本的にフォルテで進んで、最後の方でディミニエンドかけて弱音で消えるように終わりましたね。全音のソナタアルバムなんかでもそんな指定じゃなかったっけ?」

「でも、なんだか変化に乏しい気がして…」

先生「そういうことでしたら、別の解釈を考えてみましょうか。ハイドンと言えば、強弱の変化が激しいというか唐突なところがありますよね。さて、どこを弱めましょう?」

「右手、16分音符でジャラジャラ鳴らしていたのが、114小節から単音になって、ミララ、レソ♯ソ♯、と118小節まで下降していく部分を、小さく弾いてみたいです」

先生「そうですね、そこでしょうね。117小節だけは次のフォルテに向けてクレッシェンドしてもいいと思います。あと、この部分はアーティキュレーションにも注意を払わなければなりません。無意識に、2音スラー、1音スタッカートと弾きたくなりますけど(黄緑で表示)、むしろ、1音目テヌートスタッカート、2音目と3音目スタッカートという意識で弾いてみてはどうでしょう?」

「ミ、レ、ド、シ、ラ、ソ、ファ♯の下降音階のラインがくっきり浮かび上がって来ますね!」

先生「そうでしょう?私のハイドンのイメージにはこちらの方が合っています。モーツァルトだったら、迷わず2音スラー、1音スタッカートですけどね。ただ、これは、私の提案は提案として、趣味に任せます」

ハイドン Hob.XVI:34 一楽章 終結部
↑終結部の強弱などをまとめた図

「終結はディミニエンドしてピアノで終わっていいですか?」

先生「この楽章だけで終わるとしたら、それでいいと思います。でも、2楽章が続く場合はまた違った解釈があっていいのでは?」

ハイドン Hob.XVI:34 二楽章
↑2楽章

先生「2楽章は弱音でゆったり始まるでしょう?それなら、1楽章の終わりはフォルテのままリタルダンドもせず駆け抜ける。ほとんど間を置かずに2楽章に入る。ということで、対比の妙を出せると、私は思います。それから、この楽章は後半のリピートも指定されているんですよね。展開部に戻る。展開部の始まりは弱音なので、やはりフォルテのまんまのほうが対比の面白さが出ますよね。後半のリピートを実行するかどうかは別問題ですけど…。色々考えながら、よく譜読みをしておいてください」

「ハイドンのソナタは意外とかなり勉強になりますね」

先生「素晴らしい教材です。教材って言うと一段低く見られがちだけど、変な話ですよね。いい曲だからこそ教材になる。古文の教科書だってそうでしょう?どうでもいいような作品は教材として載りません(笑)」

残りはシンフォニア4番と『献呈』です。
ごく簡単に報告しておきますと、シンフォニア4番は合格。「残ってる曲であんまり萌えない曲ある?」と聞かれたので、それは飛ばしてくれるのかと期待して「13番!」と即答したら、それが次の課題になりました(^^;;←もちろん全て自問自答
『献呈』は、中間部の弾き込みが足りないのが一番の課題ですが、「そろそろ仕上げ(Nekoushi音楽院基準で(笑))に入りましょう」とのことです。

今回のレッスンはこんな感じです。
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tag : チェルニー40番,ハイドン,Hob.XVI:34,

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プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。現在は独学です。
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-31番
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調

◇ベートーヴェン祭り
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第3楽章

◇一時休止中
・バッハ 平均律第1巻17番 変イ長調

◇憧れの無謀曲 寝かせ中
・リスト『バラード 第2番』
・シューマン『幻想曲』第2楽章

◇2020年の終了曲
・シューマン 3つのロマンス~第2番 嬰へ短調 Op.28-2

◇2019年の終了曲
・チェルニー30-23番
・チェルニー40-27、28、29、30番
・チェルニー左手24-19番
・バッハ シンフォニア14番、12番、7番
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章
・ショパン『幻想即興曲』
・メンデルスゾーン『春の歌』

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