FC2ブログ

チェルニーの「過去曲」に一喜一憂

「40代で40番、50代で50番!」を合言葉に取り組み中のチェルニーさんですが、終わった(ことになっている)曲を弾いてみると、かなり一喜一憂させられます。

一喜一憂どころか「一喜十憂」って感じですΣ( ̄ロ ̄lll)!!
終了してからの凋落ぶりがすさまじいのです。
20年以上前にやった曲は諦めがつくとしても、1年~数か月前の曲が散々なことになっているのは悲しくなります。
何でそこまで弾けなくなるのよぅ( ;∀;)
ちょっと終わらせるの早過ぎたかなぁとか、やっぱり歳かなぁとか(笑)

ま、「憂」を数え始めるとキリがない。
せっかくやってるのだから、プラスの面に目を向けなくてはね。
同じ曲を弾いてみて、以前より少し指の力が上がったと思えるのは嬉しいです。
もちろん、力任せというのではなくて、鍵盤をしっかりとらえることができるようになったという意味で…。
それから、左手が和音を掴むのが前よりマシになった気がする。
一番嬉しいのは、チェルニーの「過去曲」を弾いて凹んだ直後に、憧れ曲や無謀曲を弾いてみたら、練習してないのに全然弾けなかった苦手箇所が少しスムーズになっていたりする場合ですね。「あ、これでも肥やしになってるんだ!」と実感します(*^▽^*)

こういったことは、トータルの弾いた量が積み重なった結果なのでしょうけど、チェルニーは弾く量を増やすのにめっちゃ貢献してくれています。特に、チェルニー弾く時は、あんまり頭使わなくてもいいので(あ、言っちゃった(^^;;)、疲れている時でも比較的コンスタントにこなせるのが大きいです。

割いている時間が多くても、もちろんチェルニーさんは脇役(笑) でも、私の中では、今のところ名脇役です。
あっ、「50代で50番」というのは何となくノリで言ってますけど、たぶんやらないと思います。
スポンサーサイト



tag : チェルニー,

週末はショパン・エチュード鑑賞祭り~~♪♪

週末は、何だか疲れていてピアノを弾く気力に乏しかったので、早々に切り上げて、手持ちのショパンエチュードのCD4枚を聴き比べて楽しみました(*^▽^*)
題して『ショパンエチュード鑑賞祭り』!!
私が持っているのは、ヤン・リシエツキ、エディット・ピヒト=アクセンフェルト高橋多佳子、ボリス・ベレゾフスキーです。

それでは順番に、まずはリシエツキから。
この人は、1995年生まれのポーランド系カナダ人で、録音した時17歳(!)の貴公子。
1年ぐらい前に、ネットショップの視聴で惚れ込んで購入した1枚です。
まさに、貴公子な感じの演奏です。優雅で流れるようです(*´▽`*)
若干個性が弱いかなぁ。でも、その分だけ、いつでも安心して聴けそうな気がします。

次は、ピヒト=アクセンフェルト。1914年生まれで2001年に亡くなっています。
女流チェンバロ奏者&ピアニストで、立派な先生だったそうです。バッハの演奏がとても素敵な人です。
でも、実は1937年のショパンコンクールで6位入賞してるらしい。その年は、ナショナル・エディションで有名なエキエルが8位だったとか…。
このエチュードの演奏は、かなりスローテンポで個性的です。
遅いんだけれど、流れが自然で心地よく、聴いていると何だか懐かしい気分になれました。
私はかなりお気に入りです。もし自分で弾くとしたら、お手本にしたいです。

次は、高橋多佳子さん。
この方は、1990年に5位入賞されているそうです。それもさることながら、ショパンの主要作品を年代順に録音した『ショパンの旅路』という企画が興味深いと思っていました。で、その収録曲をたびたびチェックしているうちに、ネットショップからの商品お薦めメールに毎回のように掲載されるようになり(最近のネットは恐ろしい…笑)、「ポイントも貯まったことだし、企画からエチュードだけ抜粋したのでも買ってみよう」ということで買った1枚です。
もっと、ほわ~んとした感じかと思いきや、かなりバリバリ弾く系の演奏でビックリしました。4枚の中で一番迫力あります。
こういうエネルギッシュなのもいいなぁと、意外と楽しめました。

最後は、ベレゾフスキー
この1枚は、ショパンエチュードのCDの中で最初に買ったものです。
チャイコフスキー・コンクールの優勝者なので凄いはずなのですが、別の意味で強烈な思い出があります。
昔、これを家で聴いていたら家族に「この変な曲は誰の曲?」って聞かれましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!
それで、「ショパンのエチュード」と答えたら「エチュードって何?」「練習曲」「ま、練習曲じゃ仕方ないか」という会話になった(笑)
ショパンのエチュードっていったらピアノ好きにとっては神棚ものなのにねぇ。でも「変な曲」と言われて、思わず納得してました(^^;;今回聴き直してみても、やっぱり、リズム感とか表情とか色々と不思議な演奏です。ハマったら「そこがいい!!」ってなる…!?

CDを4種類聴いて浸ってみて、自分でも弾いてみたいなぁと思ったのは…。
10-3(別れの曲)、10-5(黒鍵)、10-9、25-1(エオリアンハープ)、25-2、25-3、25-9(蝶々)あたり。あとは、難曲で有名な10-1をキラキラした感じに弾ければ素敵でしょうけど、手を痛めそうで怖いです。
と、ここまで書いて気付いたのですが、「弾いてみたいなぁ」ぐらいの熱意では、ショパンのエチュードなんて、とてもじゃないですが弾けませんね。

tag : ショパン,エチュード,リシエツキ,ピヒト=アクセンフェルト,高橋多佳子,ベレゾフスキー,

手書きの文字が恋しくなる

ふと気が付くと、最近は、めっきり文字を手で書くことが減っています。
書くのも読むのも、手書きの文字が恋しくなりますね。

書くのは、走り書きのメモぐらいですね。買い物のメモとか、ピアノ弾きながら楽譜に気づいたことをササっと書くとか…。
なので、すっかり字が拙くなってしまって愕然とさせられています。
この歳になったら、大人らしい達筆になっている予定だったのですが…(笑)

あと、しっかりと沢山の文字を書くというのは脳の働きにも良いような気がするのですよね。
「文字を書いて脳を活性化しよう。ボケ防止しよう」的な話をよく聞きますが、あれは本当だと強く思います。
最近、字が拙くなってきただけではなく、頭の回転も鈍ってきましたもんΣ( ̄ロ ̄lll)!!

ピアノも指先を動かしますが、私の場合は、脳の活性化的な効果は感じられません。
たぶん、弾く時に、あんまり頭使ってない(^^;;
ひょっとすると、暗譜できないのは、それと関係あるかも。
いや、表現や曲の構成など考えてはいるのだけど、今求めている脳の活性化とは違うみたい。

話を元に戻しますと、そういうわけで文字を手でたくさん書きたいのですが、何を書こう??
和声の本を読みながら、しっかりノートにとるとか…。ん~、もちろんいいのだけど、もっと別のこともしないと変化に乏しいです。
そうそう、歴史が好きなので、字が上手くなる効果には乏しそうですが、家系図を書いてみるなんていうのは面白そう。
写経!? 何だか私ではないみたい(笑) あ、それだったら百人一首とか漢詩の方がいい。
あと、普段の走り書きメモも、もっとマメに書くようにしてみましょう。

というわけで、目指せ!大人らしい達筆&ボケ防止!!笑
とりあえず、目標だけは立てておきます。

憧れのチェンバロの世界

ピアノでバッハ、もちろん好きです。
でも、もっと好きなのはチェンバロバッハ♪♪
ピアノは弦をハンマーで叩くけど、チェンバロは爪(もちろん弾く人のではなく内部の)ではじくのです。
典雅で繊細、なのに豪華。バッハの時代はチェンバロ全盛期だったので、相応しいのは当然ではあります。
そして、当時のチェンバロは、装飾がものすごく凝っていて、見た目が素晴らしすぎます(≧▽≦)

まあ、そういうわけで、私はチェンバロ萌えなのですが、ちょうど、バッハパルティータチェンバロによる全曲録音の新譜についてのお知らせメールがネット通販のサイトから届きまして、購買意欲を掻き立てられています!


↑公式のPVです。
パルティータ第2番より、サラバンドとロンドを披露しています。
演奏しているのは、植山けいさんという方です。今回初めて知りました。
パリと東京を拠点に活躍されているとか。

もう少し調べてみると、過去にパルティータの全曲演奏をされた時の動画(約1時間半!!)がありました。
聴きごたえというか、見ごたえあり過ぎです(^^;;

す、素晴らしい(*´▽`*)
ますますCDを買う気になりました。

そして、さらに調べると、チェンバロ教室【Kay Music Academy】を東京で主催されているではありませんか。
こういう面では、やっぱり都会はいいなぁ。
通いたい!!というか、その前に引っ越したい(笑)

実は、学生時代に危うくチェンバロ(といっても、ごく小型の廉価版)を買いかけたことがあります。
どういうシチュエーションで売っていたのか忘れましたが、親に借金すれば手が届きそうに思えたので…。舞い上がってたので、手が届きそうと思ったのは錯覚だったのでしょうけど。
で、音楽好きな先輩(かなり金銭感覚に乏しい方でした(笑))に、ことあるごとに「チェンバロ欲しい」と口走っていたら、「いくらするの?」「○○円ぐらいです」「え!?安いよ。買った方がいい!」という話の流れになって…(^^;
いやあ、よく思いとどまることができました(その詳細も覚えてないですが…)。

冷静に考えてみると、チェンバロって自分でこまめに調律しないといけないので大変です。当時買ってたら持て余してたことでしょう。今は、チェンバロなんて売ってないようなところに住んでますから、そういう誘惑はないはず。
とか、書いてたら、若干欲しくなってきたよΣ( ̄ロ ̄lll)!!
だからその、チェンバロというのは高温多湿な日本には向かない楽器なんだってば(←寝た子を起こしてしまって後悔中)。
せめて妄想の中だけでも、私の音楽教室には憧れのチェンバロも追加するということで、我慢しておきましょう。

tag : チェンバロ,植山けい,バッハ,パルティータ,

読み返すと恥ずかしい過去記事は・・・

ブログの過去記事を読み返すのは、意外と楽しいので好きです。
でも、やはり恥ずかしい記事もありますね。何でこんなこと書いてしまったんだろう?というような…(^^;;

まず、書いた時はそういう心境だったので仕方ないのだけど、後からあんまり本文を読み返したくないのは、倒れたとかブルーになったとか、(ピアノ以外で)弱音を吐いている記事です。←意外と格好つけ(笑)
ただ、それに頂いたコメントを読み返すのは好きです。ありがたかったり感動したりしたことを思い出せますから。

恥ずかしそうで意外と恥ずかしくないのは、妄想系(笑)
例えば、私が音楽教室を開くとしたらプチトリアノンという名前にして…、とかね(*^▽^*)
そこまで行くと、「それはそういうネタ」だからと割り切れるので。

セルフレッスンも読み返してあんまり恥ずかしいと思ったことないです。というか、思ったら続かない。
間違ったことも当然書いていたりするでしょうけど、頑張って調べたり考えたりして書いている(一応レッスンだから当然ですが)ので、大間違いは比較的少ないのではないかと今のところは信じています。
師弟の会話も、妄想の産物なので「そういうものだ」と割り切れますし…。
ただ、長ったらしいなぁと思うことはありますΣ(゚д゚lll)!!

恥ずかしいのは、弾き散らかしとか遊び弾きの報告で、「意外と何とかなりそう」とか書いてるやつ。
大体、そういうのに限って、全然何とかなりそうじゃない(笑)
その曲の難しさまだを分かってない段階なので、平気でそういうこと書いてるのですよねΣ( ̄ロ ̄lll)!!
難曲を比較して「AよりBの方が…」なんて書いてる時は、往々にして後から逆だったことに気づきます。書いた時の自分を呼び出して、こっぴどく説教してやりたいです(-_-;;
でも、好きな背伸び曲や憧れ無謀曲を遊び弾きして舞い上がってるから、理性が失われてしまって、いかんともし難いんですよね。

あとは、なかみっちゃんのCD鑑賞記とか番組鑑賞記が若干恥ずかしい。
「何もそこまで思い入れ豊かに書かなくっても」と思わないでもない(笑)
(ピアノの演奏もそのぐらい表情豊かにしなさい!!←私の分身であるところの先生の声)
でも、淡々と書いたら個性が失われるしねぇ。これも、恥ずかしいとか言いながら、そのまま続くに違いない。

今回は、過去記事を眺めながら、つらつら思いついたことを書いてみました。

好きな曲、弾きたい曲、聴きたい曲

当然と言えば当然なのかもしれませんが、好きな曲、(今すぐではなくても)弾きたい曲、聴きたい曲、この3つはなかなか一致してくれないものです。
この3つを色々なパターンで組み合わせて考えてみたいと思います。

【好き、弾きたくはない、聴きたくもない】
いきなり、一番あり得なさそうな組み合わせから始めてしまいました(笑)
いったいどんな状況でしょうね?楽譜を眺めるのだけ楽しいとか!?

【好き、弾きたい、聴きたい】
さっきとは逆に一番普通ですが…。
無謀曲で弾きたくなるのは、やはり、このパターンですね。
私だったら、ショパンのバラード3番、幻想曲あたり。あと、ベートーヴェンのソナタ31番とか。
でも、もう少し細かく見てみると、弾きたい度合いと聴きたい度合いが同じぐらいというのは意外と少ないような気もします。
つまり、【好き、弾きたい>聴きたい】か【好き、弾きたい<聴きたい】になっちゃうということ。私は、バッハに前者のパターンが多いです。モーツァルトも割とそうかも…。憧れ無謀曲で言うと、バラ4が前者で、バラ1が後者です。

【好き、弾きたい、聴くのはあまり興味ない】
自分独自の世界を作り上げたくなっちゃうような感じ?笑
シューマンとかシューベルトとか、本気でハマったらそうなるようなタイプの作曲家かもしれませんね。
あと、私の場合、バッハのインヴェンションとかシンフォニアは割とこれかも。何と言っても「インヴェンションは哲学書」らしいですから、自分でやってみることに意義がある!(たぶん)

【好き、弾くのはあんまり興味ない、聴きたい】
好きだし関心はあるんだけど「自分の曲じゃない感」満載な曲。私は、ドビュッシーがこれです。何かの拍子に弾くことも楽しめるようになれれば、世界が広がるとは思うのですがね~
あとは、もちろん、手に負えそうもないと初めから諦めちゃう場合ですね。それは山のようにあります。ま、賢明な選択ではありますが、お利口さんだけでは人生楽しくない(笑) 憧れ無謀曲にも手を出してみなくちゃね。

【それほど好きではない、弾きたい、聴くのはあまり関心ない】
私はどちらもないのですが、次の2通りでしょうか。
1.好きかどうかにかかわらず難曲を征服するのが楽しい。
2.人が弾いてるの見たり聴いたりしてたら、対抗意識が芽生えて弾きたくなった。
1番目は、これぞアスリート魂(笑) 
2番目は不純な動機ですけど、そうやって弾き始めて曲自体を本当に好きになれば、それもいいのかなぁ。だけど、最後まで対抗意識のまんまだったら、いい演奏できるわけないですね。きっと本人も不幸せでしょう。「触発されて関心を持った」(←これはいいこと)というのとは紙一重のようで、似て非なるものです。

【それほど好きではない、弾きたくはない、聴きたい】
シチュエーションを考えるのがめっちゃ難しいんだけど、好きなわけではないのに妙にクセになるような感じ?
いや、待てよ、それって好きってことじゃ…。人付き合いでもありますよね(笑)
あ、そうそう、大事なの忘れるところだった。普段はあんまり関心ないけど素晴らしい生演奏限定で聴きたい曲!!←難しくないシチュエーション思いついた(*^▽^*) 私の場合は『英雄ポロネーズ』とか『ラ・カンパネッラ』とか…。

色々な曲の自分の中での立ち位置調査♪♪
意外と面白かったです!

セルフレッスン第23回(後編):1周年記念に?チェルニーと『献呈』をみっちり

前編に引き続き、セルフレッスン第23回の模様です。
後半は、シューマンリストの『献呈』です。

シューマン=リスト 『献呈』


「実をいうと、練習時間が十分とれてないので、弾くのが怖いです」

先生「え?そんな怖がらなくても…。私はそんなに鬼みたいじゃないので(笑) 練習不足だそうですが、以前の出来具合がどれだけ定着しているのか、賭け事を楽しむ感じで弾いてみてください」

(弾いてみる)

先生「意外と後退してないじゃないの~~♪♪よかった、よかった(*^▽^*)」

「少し安心しました」

先生「注意点の1つ目は、前回より良くなりましたが、中間部の歌わせ方ですね」

献呈 32-43小節

先生「まずメロディだけ弾いてみて。次に、メロディを右手で、内声の3連符の和音を左手で。その二つを比べてみてください」

「うっ、右手だけでメロディを歌わせるのが難しい。というか無理というか…」

先生「ピアノの構造上、当然そうですよね。ここは、内声のリズムと表情の助けを借りて、言ってみれば耳の錯覚として歌わせることになりますね。ですから、この部分は内声が極めて重要になってきます。メロディを右手で、内声の3連符の和音を左手で、というのを繰り返して、感覚をしっかり掴んでください」

「一番のクライマックスの部分はどうでしょうか?」

先生「この部分は、左手に旋律が来るところをしっかり歌わせる。左手は和音で進行しますが、一番上が旋律なので、それをよく響かせるようにしてください。バラけてはいけないのだけど、力の入れ方としては波線アルペジオに近い意識で」

献呈 49小節

先生「今言った部分の冒頭、con animaとありますね」

「もっと『元気よく』ですか?」

先生「con animaって、直訳すると『魂を込めて』なんですよ。必ずしも『元気よく』ではなくて。確か『幻想即興曲』の中間部にもcon animaと書いてあったと思いますが、そこで『元気よく』とは思えない。今の部分も直訳の『魂を込めて』の方がよくて、それは結局、旋律をしっかり歌わせることだと私は解釈しています。それと、右手の分散和音がうるさくなるのは論外として、ブリリアント一辺倒でもなく左手のメロディと溶け合うように、でしょう」

「ロベルトがクララに贈った愛の歌なので、言われてみればそうですね」

献呈 65~67小節


先生「それから、終結部分、アヴェ・マリアに入る直前。↑この部分ね。con somma passione、最高の情熱をもって。リタルダンドしつつクレッシェンド。かつ、1音1音アクセントをつけて念入りに。そんな感じでしょうね。で、fpがついてる変イ長調の主和音に向かって、右手の一番上はファ⇒ミ♭⇒ラ♭と降りてくる(赤い曲線)、左手の一番上は青い矢印のようにファ⇒ソ(⇒ラ♭:右手一番下)となる、下降線と上昇線の交差を感じて。」

『献呈』終結部

先生「そしてアヴェ・マリアの後の終わりの終わり、最後の和音が飛び出さないように。つまり、ベートーヴェンの終結和音のようにならないように。一連の恍惚感の中の和音になるようにしてくださいね。間違ってもペダルを踏み変えてはいけません。気づいたら私の独演会になってた(笑) あ、そうそう、前回終わったモーツァルトのメヌエットの次の古典派の曲は決めましたか?」

「1楽章だけ中途半端に残ってるハイドンのホ短調ソナタHob.XVI:34をやりたいです」

1周年記念の今回のレッスンはこんな感じでした。

tag : シューマン,リスト,献呈,

セルフレッスン第23回(前編):1周年記念に?チェルニーと『献呈』をみっちり

過去記事を読み返してみると、一人二役のレッスン記の第1回は昨年の5月14日でした。
というわけで、今回は1周年記念です(≧▽≦)祝!!

前回第22回はバッハとアマデウスを中心にやりましたので、今回はチェルニーと『献呈』をやりました。

まずはチェルニー40番より第20番。

チェルニー40-20
↑いかにも、指の独立に効果がありそうな曲でしょう?笑
面白くなさそうに見えますが、やってみると意外とそうでもないです。あくまで私にとっては…。

先生「つっかえる箇所は絞り込めてきたようですね」

「あっ、もっと部分練習ですか?」

先生「そうですね。つっかえる部分に前後1小節分加えたぐらいの長さを中心にやりましょう。それから、つっかえるパッセージの、敢えて途中から弾いてみてください。それも裏拍から裏拍までとか、できるだけ中途半端な範囲で。そうすると、どの部分も均等かつ自在に弾けるようになってくるものです。ただし、拍自体はきちんと感じて」←注文多い(^^;;

「はあ。リズム変奏練習もやってみたいのですがどうでしょうか?」

先生「普通の曲だったらお勧めしないところですが、チェルニーの場合は、まあ、どうしてもやりたければやってもいいかな」

「全体的にミスらないようになってきたら、次は少しずつテンポアップしていいですよね」

先生「まずは遅いテンポで音と指使いをしっかり体に覚えこませる。テンポアップは、4分音符=60から80ぐらいまで少しずつ、そのあと一気に100を超えるぐらいに。最終目標は120~130ぐらいかな。途中敢えてすっ飛ばすのは、急速に弾く時の神経の回り方はモードが変わるようなので、その感覚を早く会得してもらうためです。たしか以前『幽体離脱したような』なんて言ってましたよね(笑)」

40-20は、こんな感じで、引き続き頑張ります。
続いて、昨年8月以来の懸案、19番の方をやりました。

チェルニー40-19
↑憎き19番(笑) 
いや、ホントはそこまで憎くはないです。

「かなり頑張ったつもりなのですが、なかなか…」

先生「むしろ、左手しっかり。具体的に言うと、バスのラインをしっかり描きつつ、和音のすべての音を鳴らし切る。和音はきっちり同時に発音すること。明確にアルペジオにしたいならともかく、中途半端にばらけるのは大変聞き苦しい」

(左手練習を繰り返した再び両手で)

先生「かなり違いますね。いつも言ってますけど、左手が音楽の流れを仕切る役なので、もっと重視してくださいね。あと、鍵盤をガン見しないこと!」

「はい、それじゃあと3か月(←1年やるつもりだったらしい)頑張って仕上げます」

先生「そのことなんだけど、どうしても抵抗があるというのでなければ、そろそろ切り上げたらいいと思うのよ~。さすがに集中力に欠けてきた感じがして。あと3か月と言うけど、たぶん3か月たってもご希望のような仕上がりにはならないでしょう。でも、これをやってきたおかげで他の曲が弾きやすくなったきがしませんか?」

「そう言われてみればそう言う気はします」

先生「ここは割り切って終了して、20番に集中するか、別のをやるかしたらどうでしょう?」

「それでしたら、時々自主練習している40-12をやりたいです」

チェルニー40-12

先生「別のって、私は、以前言ったショパンのプレリュード3番あたりを念頭に置いてたのだけど、そんなにチェルニーやりたい?笑 12番は、前の先生に習ったんじゃないの?」

「それがどうも飛ばされてたらしくて」

先生「分かりました。アルペジオに苦手意識があるようなので、やっておいてもいいかもしれませんね。19番を終了にして、代わりに12番をやりましょう。私からのバースデープレゼントです(笑)」

チェルニー40-19から解放され、新たに40-12という難物を、物好きにも自ら進んで抱え込んでしまったのでした(^^;;
長くなってきたので、『献呈』は後編として、別仕立ての記事にします。

tag : チェルニー40番,

お菓子作りに大苦戦!?

週末は色々なお菓子作りに挑戦!!シュークリームにケーキにカスタード・プディングに…。
どれも苦戦しました(>_<)
あ、いや、1か月半ぐらい前に物置小屋から発見した『お菓子の世界』(湯山昭)で遊んでみたという話です。

お菓子の世界

『シュークリーム』なら、子供の頃弾いたはずなので、何とかなるはず。あわよくば録音でも。
と、思いきや、これがなかなかそうはいきません。
譜面ヅラはそんなにややこしくないのに、表情は思い通りにならないし、間違えまくるし…。
ワルツのリズムでお洒落な和声の曲のはずなのに、全然そうならない。
こんなの、よく暗譜で弾けたものだと、子供時代の私に感心しました。

『カスタード・プディング』は、変イ長調の綺麗な曲(*´▽`*)
これは初めての曲ですが、むしろ『シュークリーム』よりサマになってました。
やっぱり、変イ長調萌えなので、♭4つの調号を見たら、やる気が出てきたというか、息を吹き返したのかも!?笑
でも、さすがに録音は無理でした。

もう1曲は『バースデーケーキ』という曲。
初めての曲でしたが、これが一番何とかなりました(*^▽^*)
調子に乗って数回練習しただけで録音してしまいました。ただし、リピートを省略した短縮版です。
ちょうど、誕生日が近いので、自分への誕生日プレゼントです。出来の悪いプレゼントですけど、自分用ということで(?)、まあいいか(^^;






【遊び弾き】 『お菓子の世界』~バースデーケーキ(短縮版)←プレイヤーが表示されない場合はこちらからどうぞ。

tag : 湯山昭,お菓子の世界,

モーツァルト変奏曲集の楽譜が届きました♪♪

ふと思い立って、モーツァルト変奏曲集の楽譜を購入しました。
少し前に頼んでいたのが届いたのです。ウィーン原典版の1巻を持っていたので、それの2巻にするか、ベーレンライター(新全集)にするか迷った結果、ベーレンライター原典版(新全集)にしました。

モーツァルト 変奏曲集(ベーレンライター)
↑これです(*^▽^*)

昔はベーレンライターは全音がライセンスを得て出版していて、その時はブルーの表紙だったのですが、直輸入版は鮮やかな真っ赤になったのですね。というか、作曲家ごとに色が違うようです。

もちろん楽譜を観賞するためというのもありますが、一人二役のレッスンの先生目線で見ると、モーツァルト変奏曲って練習曲としてなかなか魅力的に思えるのですよ。ま、教材研究ですね。

生徒役の方の私が「チェルニーやだ」と言い出したら(まあ、言い出さないでしょうけど)、全てを肩代わりできないにせよ、代わりに使えそうです。それに、曲中にほとんど必ず含まれている左手が右手を飛び越えて交差してメロディーを奏でる変奏を集中的に練習するのも有益かつ面白いかも。私は、左手が右手を飛び越えて…、っていうのは、かなり苦手なので。
そもそも、モーツァルト変奏曲って、弟子の教育目的に書かれたものもあったりします。

楽譜が届いたからには早速遊び弾きをしてみたわけですが、手も足も出なかった『きらきら星変奏曲』が、練習してないのに、かなりマシ(あくまで以前と比べて)になっていたのが嬉しかったです(≧▽≦)

それから、ビックリしたのが『きらきら星変奏曲』の1曲前に掲載されていたK.345の第12変奏Molto Adagio。
Molto Adagio(とても遅く)と言ったって、↓こんな譜面ですよ?

モーツァルト 変奏曲K.354 第12変奏より

桁の本数数えるだけでも大変ですΣ(゚д゚lll)!!
しかも、カンタービレに弾かなきゃいけないので、おそらくチェルニーの音階系の練習曲を弾くより難易度高いはず。
モーツァルト恐るべし、ですよ。
あ、そうそう、ウィーン原典版だと、確か、棒が桁を貫いていません。その分、桁の本数を数えやすいような、かえって見づらいような。私は後者です。でも、ウィーン原典版の巻末に載っている奏法のヒントは便利ですから、ウィーン原典版も捨てがたい。

せっかく買ったので、時間を見つけて、左手が右手を飛び越えをまずやってみようかなと思います。
楽譜を買うと、かなり幸せな気分になれますね(*´▽`*)

tag : モーツァルト,変奏曲,楽譜,

カレンダー
04 | 2018/05 | 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
タグから記事へGO!
キーワードから関連記事に飛べます♪♪

バッハ シンフォニア チェルニー40番 シューマン モーツァルト ショパン チェルニー 仲道郁代 ベートーヴェン リスト K.311 献呈 幻想即興曲 メンデルスゾーン ハイドン レンタル練習室 春の歌 近藤由貴 BWV862 青柳いづみこ Hob.XVI:34 ハノン 調律 ロマンスOp.28-2 幻想曲 平均律第1巻 ベトソナ10番 K.331 グリーグ 無謀曲 ブラームス チェルニー30番 BWV858 ららら♪クラシック ドビュッシー フランス組曲 シューベルト 選曲会議 ベトソナ 湯山昭 こんまりメソッド エチュード 四十肩 五十肩 ベルサイユのばら お菓子の世界 楽譜 アラフィフ肩 変奏曲 ベトソナ22番 指先から感じるドビュッシー クラビノーバ 抒情小曲集 バラード2番 さくらももこ メトロノーム 和声法 パルティータ マリー・アントワネット バラード ワルツ 練習曲 インヴェンション 調性 自分の演奏好き? グランドピアノ ウィンナ・ワルツ 久元祐子 スマホ老眼 クレメンティ 指マッサージ リズム変奏 トルコ行進曲 K.574 展覧会の絵 ムソルグスキー 電子ピアノ 鷲田清一 左手のための24の練習曲 リサイタル モシュコフスキー ドゥシェック バイエル D960 D959 マズルカ 理想の先生 ヨハン・シュトラウス 選曲 スケール アルマンド イリーナ・メジューエワ 中村紘子 ソナチネ 土田京子 好きな調 K.334 ピアニストは指先で考える 植山けい 交響曲 響ホール ピアノ椅子 「亡命」の音楽文化誌 ブルグミュラー 北九州 部分練習 ヴァイオリンソナタ 旅する作曲家たち 令和 こんまり クララ・シューマン 子供の情景 半音階的幻想曲とフーガ 田園ソナタ 演奏と喋り方 ツィメルマン ピアノ騒音問題 書き込み スマホ トロイメライ マリア・ジョアン・ピリス 声部書き分け 五線紙ノート 20の小練習曲 感情をこめて弾く 伊藤恵 変イ長調 宮川彬良 楽譜の視覚効果 左ペダル ウナコルダ アルペジオ つるかめ算 伝説 m.g. m.s. 全音ピアノピース ラデツキー行進曲 ヨハン・シュトラウス1世 ポルカ ヴィルヘルム・ケンプ 行進曲 タグ 和声法がぐんぐん身につく本 交響的練習曲 オスマン帝国 似合う曲 合奏譜 マーチ 苦手な曲種 教則本 おんぶにだっこ 和声法がさくさく理解できる本 エルガー サンタクロース クリスマス コピー譜 クリアファイル ベトソナ28番 メソッド・タリアフェロ K.623a リスト編曲版 全調スケール オーストリア国歌 イギリス国歌 バックハウス ランラン 譜読み力 NHKスーパーピアノレッスン マズルカOp.59-2 毎日の練習曲 ベトソナ18番 ベトソナ16番 ルービンシュタイン キーシン 練習崩壊 チェルニー24番 整体師 パスカル・ドゥヴァイヨン お片付け祭り ブルグミュラー18の練習曲 小ジーグ 好きな作曲家ランキング Hob.XVI:50 近藤麻理恵 川嶋ひろ子 魔笛 愛の挨拶 クラシックキャットトートバッグ クーラウ 島村楽器 チャイコフスキー 半音階地獄 カデンツ 平均律 グランド・ソナタOp.37 ポロネーズ 折々のことば 田部京子 マズルカOp.7-1 無言歌 上原彩子 曲名の略称 ゆっくり弾き アルベニス 「聴く」ことの力 シュタイヤー舞曲 三瀬高原音楽祭 グラナドス フランス王妃の受難 まるむし帳 導音 短音階 復習 音楽と文学の対位法 電子書籍 フォーレ 岩城宏之 哀しみ ペダル N響 庄司紗矢香 プレイエル 永遠のショパン 田島令子 K.533+494 減7の和音 クロスリズム K.412 タッチ 音色 脱力 K.576 K.537 恋するクラシック 手ペシ 演奏会用練習曲 K.543 スタッカート練習 D946 諸井三郎 スティリアの女 ブランデンブルク協奏曲 イタリア協奏曲 アップライト 貴婦人の乗馬 ブログ 駅ピアノ ラ・カンパネラ スマホ認知症 丑三つ時 楽典 吉松隆の調性で読み解くクラシック op.118-2 間奏曲 ピアノ愛好者16の質問 ピアノ記念日 ヴァイオリン op.117-1 céleste トンプソン 幻想曲あるいはカプリス バトン リヒャルト・シュトラウス ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら リズム練習 電子メトロノーム m.d 妄想 プチトリアノン D915 ピアニストは面白い 英雄の生涯 山枡信明 op.118-5 op.119-2 気象病 ソナタ ハプスブルク帝国 ハプスブルク家 カテゴリー ワルトシュタイン ポーランド ノクターン ら抜き言葉 似合いそうな曲 マリア・テレジア K.457 ダイエット チェルニー50番 クラ―マー=ビューロー ト長調 チェンバロ 小プレリュードと小フーガ ベレゾフスキー 高橋多佳子 ピヒト=アクセンフェルト リシエツキ 夜の女王のアリア 

プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。現在は独学です。
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-31番
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調

◇ベートーヴェン祭り
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第3楽章

◇一時休止中
・バッハ 平均律第1巻17番 変イ長調

◇憧れの無謀曲 寝かせ中
・リスト『バラード 第2番』
・シューマン『幻想曲』第2楽章

◇2020年の終了曲
・シューマン 3つのロマンス~第2番 嬰へ短調 Op.28-2

◇2019年の終了曲
・チェルニー30-23番
・チェルニー40-27、28、29、30番
・チェルニー左手24-19番
・バッハ シンフォニア14番、12番、7番
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章
・ショパン『幻想即興曲』
・メンデルスゾーン『春の歌』

リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カウンター
にほんブログ村参加中
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
クリックよろしくお願いします<(_ _)>

検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR