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セルフレッスン第20回:今年最初の合格曲は…

私が私にピアノを習うコーナーも、めでたく20回目を迎えました。
特にお祝いのイベントはありません(笑)
早速レッスンに入ります。

まずはチェルニー40-19。
気づいたら半年もやってます。明らかに身の丈に合ってないということですねΣ( ̄ロ ̄lll)!!
もはや書くことも尽きてきたので、先生の心の声だけ紹介しておきます。

先生「私もさすがに飽きてきちゃった(^^;; 強制終了にして、あとは自主練ってことにしたいけど、せっかく熱心にやってるので水を差しちゃいけないか…」(心の声)

次はチェルニー40-20。
チェルニー40-20
↑この子です。

「何だか壁を感じつつあるというか、後退してる気がします」

先生「片手練習をしてないでしょ?左手に弾けていない部分が結構あります。特に↓の16~17小節のような指使いに対応できていません。ちょっと左手だけ弾いてみて」

チェルニー40-20 16-17小節

「うっ…」

先生「16小節の3拍目、1512の運指は15弾いたら一瞬5を軸にして、すばやくポジンションを左に移して12を弾く。次の拍は、括弧内の指を使って5134でいいですが、51の後1を軸にさっきと同じこと」

私:(何回かやってみる)「少し神経がつながってきた気がします」

先生「あと、気が急いてる感じがしますね。テンポアップしたくなってきているのかもしれないけど、そこを我慢してください。さっき確認した通り、まだきちんと弾けているわけではないので。そのためには、メトロノーム使いましょう。指定は付点2分音符=63ですか。ちょうど3分の1の、4分音符=63から始めて、84ぐらいまで少しずつ上げるようにしてください」

「はい、分かりました。最近まで20番楽しかったのですが、楽しくない段階に入ってきたかもしれません」

先生「ピアノの練習は、ただひたすら楽しいだけなんて、そんな虫のいいことはないので、焦らず頑張ってくださいね」

次は、バッハ平均律第1巻13番です。
まずはプレリュード。

先生「終りの方、もう少し変化を付けた方がいいかも」

平均律I-13プレリュード 終結部

先生「具体的には↑こういうこと。27から28小節にかけて和声が緊張感を高めていって、29小節目の1拍目で嬰ヘ長調のトニックに解決されるでしょ?ということは、ほんの少しクレッシェンドかつストリンジェンド気味に進んで、トニックに解決される部分で落ち着く。というのがいいでしょう。でも、バッハですから、やり過ぎないようにね」

私:(演奏)「こんな感じでしょうか?」

先生「そうそう、そんな感じ。プレリュードは合格にしましょう。では次、フーガ行きましょう」

(演奏してみる)

先生「もう少しテンポを落としてもう一回弾いてみて」

(もう一度演奏)

先生「これも、まあ良さそうね。フーガもOKです」

「え~っ?やっぱり、楽しい曲ほど早く終わる法則ですか!?」

先生「楽しい曲というのは、だいたい自分に合ってる曲だから、自然とそうなっちゃうよね~」

というわけで、今年最初の合格曲は平均律第1巻の13番でした(≧▽≦)

「次は4声のフーガやってみたいんですけど…。1番か17番あたり」

先生「シンフォニアの存在を無視しようとしてるでしょ(^^;; 4声のフーガももちろんいいんだけど、次はシンフォニア2番をやりましょう。↓これです。水色の矢印のような音形を自然な感じで滑らかに落下させられるように。手首の柔軟性をしっかり使ってということですね。それから、16分音符はレガートで綺麗に。そのあたりに気を付けて譜読みしておいてください」

シンフォニア2番

最後はシューマンリストの『献呈』です。

先生「今日はホ長調に転じる中間部を重点的にやりましょう」

「譜面ヅラは何てことなく見えますね」

先生「何だか強気じゃないの(笑) そこが落とし穴だと思うけどなぁ」

献呈 32-43小節

(弾いてみる)

先生「落とし穴に陥らないよう願っていたのだけど、落ちたみたいですね。ちゃんと歌えてないです。いわゆる縦刻みになっちゃってる」

「音価はしっかり守ってるつもりなのですが、手をいっぱいいっぱい広げないといけないので必死で…」

先生「ん〜、音価はもちろん大事ですが、フレーズが明確ではないですね。フレーズの終わりはすっと力抜いて。それから、内声の刻みがうるさくならないように。内声は指を上げずに鍵盤に触れた状態から押すぐらいの方が響きがおとなしくなっていいでしょう。逆に旋律は少し上からしっかり響かせる感じで」

「パートごとに練習しないといけないですよね?」

先生「まずね、右手の旋律と左手だけ合わせて骨格を掴んで。次は、右手の旋律を右手で、右手の内声を左手で弾いて、響きのバランスを掴む。その感覚を掴んだら右手だけでそれを再現する。そして、最後に全部合わせる。こういう風に組み立てていきましょう。前回まで重点的にやってた2ページ目(左手が旋律で右手が伴奏)と今日やった3ページ目をしっかり練習しておいてください」

先生「あっ、そういえば、モーツァルトのディヴェルティメントK334のメヌエットを遊びで弾いてるんでしたっけ?それ、次の課題曲に入れましょうよ。バッハが1曲に減る分として」

「楽しみです(≧▽≦)」

今回のレッスンは、こんな感じです。
当たり前ですが、『献呈』は道のりが遠いです。
あと、チェルニー40-19、何とかならないものか…(-_-;
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tag : バッハ,平均律第1巻,BWV858,チェルニー40番,シューマン,リスト,献呈,

調性と色彩感覚のシンクロは人それぞれ?

遅ればせながら、クラシック音楽関連の書籍の大ベストセラー『吉松隆の調性で読み解くクラシック』(yamaha music media)を読んでみました(≧▽≦)
調性で読み解く」というより、調性にまつわる興味深い話が盛りだくさんで、楽しめました!

その中で、調性に色彩を感じるかどうか?という話に特に興味を持ちました。
私は、結構感じるほうです。

吉松さんの本によると、
リムスキー=コルサコフは、
ハ長調:白、ヘ長調:緑、ト長調:豊かな金色、ニ長調:黄色、イ長調:バラ色、ホ長調:煌びやかなエメラルド色、変ホ長調:暗い灰青色
スクリャービンは、
ハ長調:赤、ヘ長調:青、ト長調:オレンジ色、ニ長調:黄色、イ長調:緑
と主張しているそうです。
あと、虹の七色が7つの調に対応すると言う人もいて、その場合は、
ハ長調:赤、ニ長調:橙、ホ長調:黄色、ヘ長調:緑、ト長調:青、イ長調:藍色、ロ長調:紫
だそうです。

で、私はといえば…。
ハ長調:白、ニ長調:落ち着いた黄色or金色、変ホ長調:豪華な赤、ホ長調:緑、ヘ長調:ベージュ、ト長調:青、変イ長調:控えめな赤、イ長調:すみれ色、変ロ長調:ピンク、ロ長調:いぶし銀
です。
特に好きな調は、ピアノでは変イ長調、オーケストラ曲などでは変ホ長調とニ長調です。
好きな色は、青、すみれ色あたりです。あれ?好きな調の色彩イメージと一致してないぞ?笑 あ、でも、子供のころピアノ習いたての時に特に好きだったのはト長調とイ長調だった(今でも嫌いではない)ので、それなりにシンクロしてるのかも…。

「そういえば短調では色を感じない」と前から思っていたのですが、吉松さんの本にもそういうことが書いてありました。
緊張感(ストレス)の強弱と、シリアスかメロウか(根暗か哀愁か…笑)でとらえた方がしっくりくるそうです。それを座標にした図が載っていて、かなり納得できました!
短調で好きなのは、ピアノ曲だとヘ短調、嬰ハ短調、オーケストラ曲ではニ短調、ト短調あたりかなぁ。座標で言うと、どれも緊張度は中ぐらいで、ピアノ曲で好きなのは「根暗」、オーケストラ曲ではやや「哀愁」寄りらしいです。

調性と色彩感覚のシンクロは人それぞれでもあり、どこか共通点もあると思います。
それぞれの方が、どんな感覚をお持ちなのか、とても興味あるところです♪♪

tag : 吉松隆の調性で読み解くクラシック,調性,

大人ピアノの大問題「時間の壁」

今さら気づいたかって話ですが…(笑)

大人ピアノの大問題「時間の壁」に直面中ですΣ(゚д゚lll)!!
物理的時間と精神的ゆとりという二つですね。

こういう風になってしまうと、(普段より)限りある貴重な時間を、基礎練習にあてるべき?弾きたい曲にあてるべき?という問題が、自然と頭に浮かんでくるものです。
細切れの時間でチェルニーを少しでもやるか?『献呈』の部分練習を少しでも進めるか?

しばらく悩んだ結果…。

そんなこと考える時間がもったいないのでは?
悩む暇があったら少しずつでも両方(というか平均律も含めて全部)やる!

という結論になりました。
いや、さすがに体力が持たない時は何も練習しませんが…(笑)

今までは、あまりこういうこと深く考えたことなくて、現実逃避に遊び弾きに走るか、潔く(?)ピアノ自体を放置してた気がします。
思い出してみると、「それではいつまでたっても上達しない」ということで、自分で自分にレッスンをすることに決めたのでした。

あと、「時間の壁」に直面するのも悪いことばかりじゃなくて、優先順位を工夫したりするので、それはそれで得るところはあるのかもしれません。
時間がないけど気力・体力が十分の時は普段のメニューの短時間集中練習を、時間がなくて気力も低めな時は遊び弾きで疲れを癒す(*´▽`*)

これで乗り切ることにします(^O^)/

ザッハトルテ(^^♪

週末、ちょっと用事があって、泊りがけで出かけていました。

行きの新幹線の中では、ハプスブルク帝国の本を読んでいました。
その中にザッハトルテの由来について、オーストリアの宰相メッテルニヒ(時代的には1800年代前半ぐらいに活躍した人)が下働きの料理人ザッハーさんに賓客をもてなすための新しいお菓子を考案するように命じて作らせた、とか書いてあって、「そうだったのか~」なんて思ってたら、宿泊先の近くのコンビニでザッハトルテに遭遇したので迷わず買ってしまいました。

ピアノ不足を補うため、気分だけでもウィーン!!笑←大袈裟(^^;;
ザッハトルテ食べながらYouTubeで色々鑑賞しました(^^♪

ザッハトルテ
↑部屋で写真に撮ってみたのだけど、光線の具合で、おしゃれカフェに見えないこともない(≧▽≦)
でも、本物のザッハトルテって、もっとダークな色じゃなかったっけ…?
まあ、コンビニの品に細かい注文をつけても仕方がないので、気にしないことにしよう(笑)

今日から、週末のピアノ不足を取り返すべく頑張りたいと思います!

最近気になる「可愛い曲」と「たそがれ曲」

今練習しているバッハの平均律1巻の13番とシューマン=リストの『献呈』、どっちもすごく気に入ってて、練習が楽しいのですが、やはり、気分転換に他の曲も弾いてみたくなります。←浮気者(^^;;

もちろん、無謀曲もいいのですが、あんまり難しすぎない、比較的手ごろに楽しめる曲も…。と、思って物色していたら記事のタイトル通り「可愛い曲」と「たそがれ曲」が1曲ずつ候補に挙がってきました(*^▽^*)

まず、「可愛い曲」のほうですが、モーツァルトのディヴェルティメントK334の中のメヌエットをピアノソロに編曲したもの。
原曲は弦5部&ホルンという編成で、とても楽しい曲です。
有名な曲なので耳にしたことあると思います。


↑この曲です♪♪

この動画を見ていたら弾きたくなったというのもあります。
私は、意外と豊かな響きや表情のモーツァルトが好きなので、この近藤由貴さんの演奏はかなり好みです。

IMSLPにピアノソロ版が当然あると思いきや、見当たらなかったので、思わず全音ピースのお世話になりました。
全音ピースでは2回ぐらい続けてハズレを引いているので、今回はちゃんと現物を確認しました(笑)

可愛らしいだけではなく、中間部の16分音符のスタッカートの音階が鬼ですΣ(゚д゚lll)!!
ってことは、意外といい練習にもなる?

もう1曲は、ブラームス間奏曲Op.118-2イ長調です。
しっとりした雰囲気なので、大人ピアノ界では人気を集めている曲ですね。
もちろん統計取ったわけじゃないけど、そういう印象があります。


↑これです♪♪
ブラームス晩年の作品で、クララ・シューマンに捧げられています。
確かに、しっとりしてて美しい。そして、ブラームスにしては手に優しい(笑)

でも、ちょっと、たそがれ過ぎてる気もする。
ブラームスはクララを熱愛していて尊敬もしていたんだけど、結局、結婚しなかった、という経緯を考えれば、まあ当然そうなるか…。
私がちゃんと練習したらどんな感じになるんだろう?自分でもあんまり想像がつかず、興味をそそられる面もあります。

この対照的な2曲。
時間があったら遊び弾きを、あるいはもっと時間があったら、レッスンの課題にしてもいいかなと考え中です。
まあ、単なる気の迷いで終わってしまって、そのまんま何もせずに終わるかもしれないけれど…(笑)

tag : モーツァルト,K.334,ブラームス,間奏曲,op.118-2,近藤由貴,

波打つ鍵盤

鍵盤を波のうねりようにスムーズに操れるようになった!
という話だったら素晴らしいことなのですが、残念ながらそうではなくて、文字通りです(^^;;

うちのクラビノーバの鍵盤がすごく凸凹になってしまっていて、遠目でも波打ってるように見えるのです。

波打つ鍵盤

↑改めて写真に撮ってみたら、こんな感じです。
自動演奏中じゃないですよ(笑)

25年ぐらい使ってるので、ガタが来るのも仕方ないですが、さすがに弾きづらいΣ(゚д゚lll)!!
アコピならともかく、大昔のクラビ補修用の部品の在庫があるわけないし…。

以前、鍵盤が1本戻りが悪いとか書いた記憶があるのだけど、それはいつの間にか直ってて、今は、あちこちが若干凹み気味ということになってます。
弾いているうちに変化するものなのですね。
生き物みたいで、ちょっと面白い。いや、面白がってる場合じゃないですが…。

ともあれ、まだ壊れないでほしいものです(>_<)

セルフレッスン第19回:バレンタイン?バースデー?

寒い!!という言い訳で、練習不足なのですが、レッスンしました。

なぜか、先生、ケーキを持って現れる(笑)

「バレンタインですか!?ありがとうございます~~(*´▽`*)」

先生「それは明日でしょ?」

「それじゃ、先生の晩御飯!?パンがなかったのでケーキ買ってきちゃったとか…?」

先生「…」←珍しく、やり込められてる

何はともあれ、ケーキが目の前にあったら気になって仕方がないので、冷蔵庫に入れておきます。
それでは、本題のレッスンです。

まずは、チェルニー40-19。

ほとんど進展しませんでしたが、新たな練習法を教わりました。

チェルニー40-19

先生「右手のポジションを掴む練習法なのですが、16分音符4つのうち最初の1つを8分音符の音価で鳴らす、次に残りの3つを同時に8分音符で鳴らす、というのをやってみてください。その時、指使いはアルペジオで弾くときと必ず同じにすること。もっと早く教えるべきだったのだけど、うっかり忘れてました」

「わかりました。試してみます」

次は、チェルニー40-20。

先生「19番より成長が速いですね。もしかして、こっちばっかり弾いてる?」

「半々ぐらいだと思うのですが、20番の方が楽しくなってきてしまって…(^^; ヘミオラ(3拍子が2拍子に聞こえる)萌えで(笑)」

先生「ヘミオラで思い出したのだけど、2拍子にも3拍子にも弾ける部分があるの、分かります?」

「え?どこ?どこ?」

先生「後半の↓この部分」

チェルニー40-20 ヘミオラ?

先生「小節線の通りに3拍子でも弾けるし、赤で囲ったように2拍子でも弾けますね。2拍子にするには、赤の囲みの最初の音にスフォルツァンド付ければ、そう聞こえます。面白い遊び、じゃなくて、練習になると思うので、両方でやってみたらいかがでしょう?」

「ヘミオラ萌えがますます進みそうですね(*^▽^*)」

次はバッハ『平均律1巻』の第13番。
とりあえず、プレリュードとフーガを通して弾く。

先生「ん~~。プレリュードがね、前回より下手になってる。譜読みがさっさと終わったと安心して、侮って練習してないでしょ」

「うっ。確かに練習不足は否めないと思いますが…」

先生「明らかに弾いてるときの注意力が散漫になってて、間違えそうもないところで間違ってる。この曲は、そこまで難しくないし、可愛らしくて親しみやすそうですが、まだ知り合ったばかりなのに、馴れ馴れしい感じで接してしまっては、友情を築けません。曲も人も同じことです。見捨てられますよ」←容赦ないΣ( ̄ロ ̄lll)!!

「ひぃっ。そうならないように真面目に取り組みます。フーガの方はどうでしょうか」

先生「フーガの方はね、『ちょっと手ごわい』と、ちゃんと意識して練習してるでしょ?笑 その分、前より良くなってます。テーマがアルトの時に埋もれないように気を付けて。それが一番の注意点ですね」

「楽譜に書かれていない装飾音の補充も練習してみたのですが」

先生「今聞いた感じでは、テンポを半分ぐらいに落として集中的に部分練習する必要があると思います。私としては、アルトがテーマを歌い出すところを明確にするとか、マクロな部分を優先的にしっかりやって欲しいですが、せっかく装飾音に意欲を持ったということなので、それもやってみましょうかね」

怒られながらも、平均律は、まあ順調に進みました。
次はシューマンリストの『献呈』です。今回は三部形式の第一部だけやりました。

先生「最初の1ページはだいぶ慣れてきた感じですね。アクセントがついている音は、リテヌート気味に。2ページ目、左手が旋律を歌うのですが、左手の和音を、指定がなくても波線アルペジオにしていいですよ。具体的にいうと、21小節目の3拍目とか」

献呈20小節

先生「ん?この1拍目の2分音符を右手で取る指定は頂けない。抹消しておきます。あとは、2ページ目でずっと続く右手の伴奏で音を外さないように。ここは片手練習が効果的です。次回も2ページ目を中心にやっておいてくださいね」

今回のレッスンはこんな感じでおしまい。
あ、ケーキの行方ですが…。

「先生の晩御飯、持って来ました」

先生「いや、そうじゃなくて…。バースデーでしょ♪♪」

「え?私、2月生まれじゃないですよ。先生と同じ日なのに(←同一人物だから)」

先生「私は、まだそこまで耄碌してません(^^;; ほら、今日は2月13日」

「はっ、なかみっちゃん!?先生、気が利く~~(*´▽`*)」

というわけで、Happy Birthdayを歌って、ケーキ食べて、お開き。
なんと麗しい師弟愛!!笑

tag : チェルニー40番,バッハ,平均律第1巻,BWV858,シューマン,リスト,献呈,

『ららクラ ショパン祭り』 by 仲道郁代さん♪♪

昨日、NHKの『ららら♪クラシック』(仲道郁代さんのショパン特集)の再放送を見ました。

この番組、いつの間にか構成や出演者が変わっていたのですね。
私は、以前のは好みに合わなかったので全然見ていなくて、リニューアルされてることに昨日初めて気づきました(^^;;

記事のタイトルでは勝手に番組名を略した上にサブタイトルも変えてしまいましたが、改めて調べてみると昨日の再放送は「とことん音楽!私のショパン」というサブタイトルでした。

再放送でもありますし、以下、遠慮なくネタバレしてますので、あしからず。

今回は、ショパンが苦手だそうで「ショパンはきれいごとっぽい」とか口走るMCの高橋克典さん(以下、カツノリ←相変わらず馴れ馴れしい私Σ(゚д゚lll)!!)を、仲道さんの解説と演奏で克服させようというコンセプト。
ショパンは単に優雅で綺麗なだけじゃなくて、もちろんそれもあるけど、情熱的な愛国者で、苦悩もあって、もっと複雑なんだから~~!!という、まぁ、ショパン好きにとっては常識な話を納得させていくストーリー展開でした。

最初に取り上げられた曲は『華麗なる大円舞曲』。パリのサロンで優雅な日々を送るショパンですが、祖国のポーランドが頭から離れず、ワルツなのにマズルカのリズムを取り入れているという有名なお話を、なかみっちゃんが力説。楽譜見せながら「ここにスタッカートがあって、次のスラーのかかり方がポーランドらしい」というようなことを、「らっ、ららら~♪らっ、ららら~♪」なんて歌いながら、私のセルフレッスンのように(!)説明してました。
でも、いまいちピンと来てない様子のカツノリΣ( ̄ロ ̄lll)!!笑

2番目は『革命のエチュード』。
ワルシャワ蜂起がロシア軍に鎮圧された報せをパリに向かう途中で聞いたショパンの心情が表れているとか言われていますね。
ハ短調なのに、そうとは分からない和音で始まるところや、長調で終わると見せかけてハ短調にもどり、最後はやっぱりハ長調で終わってるといった、調性に焦点を当てて、不安定さが表現されているという解説。
「ベートーヴェンだったらハ短調の主和音で始めてる」と言って悲愴ソナタの冒頭を弾いて比較してくれたのには、大いに納得です。
この曲は、ドラマチックに弾き過ぎると恥ずかしい感じがすると私は思っているのですが、なかみっちゃんの演奏はもちろん全然そんなことなくて素敵(*´▽`*) 昔よりさらにサラサラ弾いてる気がしました。おそらく、プレイエルと運命の出会いの結果、演奏が変わったのだと思います。楽器との出会いによって演奏が変わる!!と改めて実感しました。
「おお、これはいい」と、お気に召したらしいカツノリ。ショパン苦手っていうより、優雅なのがあんまり好きじゃないだけじゃないの?笑

3番目、最後は『バラード1番』の短縮版。この曲にはショパンの二面性が表れていると解説してましたが、私はどういう風にカットしたのかにばかり関心が行ってしまって、それ以外のこと、忘れちゃった(^^;;
この曲には、メロディが別のメロディに移り変わる場面で、旋律的でないパッセージが「繋ぎ」になってることが多いのですが、そういう部分を中心にカットしてたようです。あとは、主題が3回現れるのを2回にしてたり…。
で、このカット版を聞いて思ったのが、以前『バラ1 vs バラ4』でも書いた、バラ1はオペラ的ということ。カットされた「繋ぎ」っぽい部分って、オペラのレチタティーヴォ・セッコ(セリフと音楽の中間みたいな感じで、アリアの間に挟まれてるやつ)みたいなものじゃない?という気がしたのです。オペラの大昔の録音ではセッコをカットしているのが多いのですが、なかみっちゃんのバラ1短縮版を聴いていると、それに通じるものを感じました。
やっぱり、バラ1ってオペラなんだな~~♪♪なんて考えているうちに、あっという間に番組は終わってしまいました。

最後はカツノリも「ショパン好きになりました」と言って、めでたしめでたし(笑)
「ショパン苦手」って、どこまで本気でどこまで番組上の演出なのかよく分かりませんが…。
ともあれ、かなり楽しめました(≧▽≦)

tag : ショパン,ワルツ,エチュード,バラード,仲道郁代,ららら♪クラシック,

運転するときに聞く曲は・・・

公共の交通機関が発達していない地域(田舎とも言う…笑)に住んでいると、車が欠かせません。
運転するときにも、ナビから流れてくるのはピアノ曲!!
と言いたいところですが、私は意外とそうでもないかも…。

ショパンのバラードなんか聴きながら運転してたら、それにばっかり気を取られそうなので、できるだけ控えています。
あと、練習中の曲だったり、なかみっちゃんのアルバムだったりしたら(!)、運転どころじゃない(^^;;
道を間違えるだけならまだしも、もっと深刻なことになってしまったら、取り返しがつきませんΣ( ̄ロ ̄lll)!!

とはいえ、音楽無しというのも寂しいものです。
で、よく流しているのは、モーツァルトやハイドンのシンフォニーです。
ピアノ曲でも、コンチェルトはあんまり気を取られません。自分でちゃんと弾くことないから(笑)
モーツァルトの初期のピアノコンチェルトとか、チャイコフスキーのコンチェルトとか、ナビに入れてます。
一時期は、大編成のオーケストラ曲を流してたこともあります。「のだめ」に出てきた『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』とか。←これはちょっと危険(^^;;

最近の定番は、モーツァルトのシンフォニー第29番(K.201)と第39番(K.543)です。
ほどよく落ち着くことができて、注意力の妨げにもならない気がして…。
しばらくは変えないと思います。

あ、でも、聞くのに真剣になり過ぎないようなピアノソロ曲も発掘してみたいと思ってます。
ん~~、何かないかな。

演奏と鑑賞のヒント満載♪♪メジューエワさんの『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』

前から読みたかった、日本在住のロシア出身のピアニスト、イリーナ・メジューエワさんの『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』(講談社現代新書)を読み終えました。

大作曲家たちのピアノの名曲を取り上げて、作曲家と作品について語ってます。もともと鼎談の形で語り下ろして、メジューエワさんの発言部分だけまとめたという形なので、レクチャー・コンサートを受けてるような感じで、読みやすいです。
いや、もっと正確にいうと、読みやすいような錯覚を受けます(笑)

取り上げられている曲は、
バッハ:平均律、ゴルトベルク変奏曲
モーツァルト:ピアノソナタ第11番「トルコ行進曲付き」
ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」、同第32番
シューベルト:即興曲Op90-3、ピアノソナタ第21番
シューマン:トロイメライ、クライスレリアーナ
ショパン:別れの曲、ピアノソナタ第2番
リスト:ラ・カンパネラ、ピアノソナタ
ムソルグスキー:展覧会の絵
ドビュッシー:月の光
ラヴェル:夜のガスパール

これらの作曲家と作品について、徹底解説しています。
とても全貌をご紹介しきれないので、主に作曲家について、なるほど!と思った指摘を、自分用のメモを主な目的に列挙しておきたいと思います。
書いてあるそのままではなく、意訳(?)してます。
かなりネタバレしてしまってますが…(^^;;

・バッハはどんな切り口からでも解釈が成り立つ。アマチュアでもプロでもそれぞれのレベルで感動できる。
・バッハは手の感覚で作曲してた。鍵盤楽器をすごく意識している。ある意味ショパンに近いかも。
・モーツァルトはシンプルだけど、シンプル=「単純」ではない。シンプルじゃないものをシンプルに見せる能力が凄い。
・モーツァルトは「保守的な革命家」。形式では冒険しないけど中身が革命的。
・モーツァルトでは、節度と「良い趣味」が重要。
・ベートーヴェンのソナタは弦楽四重奏的発想で書かれている。4つの声部の論理、ハーモニー優先。弾く人のことを考えていない(笑)
・シューベルトは、前向き後ろ向きではなく、下に向かう。つまり、掘り下げる。
・シューベルトは、一つのキャラクターを、他のキャラクターを入れることなく最後まで徹底的に展開する。
・シューマンは「言葉の人」。歌うより語る音楽。エモーションを少しコントロールできていない。
・形式とファンタジーのバランスがシューマンの面白さ。どっちかに偏っては駄目。
・ショパンは論理的で古典的な作曲家。細かく計算して作品を作っている。ロマンティストで現実主義者でもある。
・ショパンもベートーヴェンもポリフォニーの作曲家だけど、発想が違う。ベートーヴェンは常に和音で考えているが、ショパンは横の線から和音を作っていく感じ。ショパンはポリフォニストかつメロディスト。バッハに近いかも。
・ベートーヴェンの音楽は皆に語りかけるが、ショパンの音楽は一人一人に語りかける。
・ショパンを弾くと全てがばれてしまう。バッハは誰が弾いてもバッハになるが、ショパンは誰が弾いてもなかなかショパンにならない。
・ショパンの中期(ソナタ第2番とか、即興曲第2番とか、バラード第2番あたり)は強いピアニズムを前面に押し出してる。ショパンにしては珍しく無理をしている感じ。文学的な要素が強いというのか少しバランスが崩れているというか…。
・フランス音楽は人間の気持ちより感覚を大事にする。
・ドビュッシーの作品には解釈の余地があるが、ラヴェルは楽譜に書いてある通りに弾けばいい。
・フランス音楽はあくまでクリアに。音響的によく見えないはっきりしないのでは駄目。すべてがはっきり見えることが大事。
・ロシアン・ピアニズムは歌とエモーション。

これだけネタバレ的にメモを書いても、内容のごくごく一部です。
そして、さらに、各曲への詳細な解説が多数の譜例とともに展開されていて、かなり内容豊富で、読み応えあります(若干ありすぎる気も…笑)。
語り口も真摯で好感が持てます。
演奏と鑑賞のヒント満載の、おススメの一冊です!

tag : イリーナ・メジューエワ,

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プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。現在は独学です。
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-31番
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調

◇ベートーヴェン祭り
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第3楽章

◇一時休止中
・バッハ 平均律第1巻17番 変イ長調

◇憧れの無謀曲 寝かせ中
・リスト『バラード 第2番』
・シューマン『幻想曲』第2楽章

◇2020年の終了曲
・シューマン 3つのロマンス~第2番 嬰へ短調 Op.28-2

◇2019年の終了曲
・チェルニー30-23番
・チェルニー40-27、28、29、30番
・チェルニー左手24-19番
・バッハ シンフォニア14番、12番、7番
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章
・ショパン『幻想即興曲』
・メンデルスゾーン『春の歌』

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