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NekoUshiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

あれ?バラ2も意外と面白いかも?

ここ数日、何かとあたふたとしていて、なかなか落ち着いてピアノに取り組めません(>_...

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ここ数日、何かとあたふたとしていて、なかなか落ち着いてピアノに取り組めません(>_<)
時々「ピアノの練習が本業」なんて口走ったりしてますが(もちろんブログ内限定で…笑)、やっぱり副業(?)も大事なので。
あと、寒いのも堪えますしねΣ( ̄ロ ̄lll)!!
まあ、こういう時は、チェルニーをほんの少しでも弾いて指を怠けさせないようにしながら、鑑賞メインで行くしかないですね。

さて、本題です。

1月23日の記事『バラ1 vs バラ4』で、ショパンバラード2番について、「あまり関心がない」と書きましたが、いきなり気が変わりました(^^;;

正直言うと「あまり関心がない」というのは、かなり控えめな表現で、実は苦手気味でした。
コラール的なヘ長調のアンダンテの部分と激流のような短調のプレストの部分が唐突に交替しながら「ABAB+コーダ」の形式で進んでいくのにイマイチついて行けなかったのです。
ただ、それにハマると癖になるかも、とも思ってました。

で、『バラ1 vs バラ4』の記事に、バラ2について「突然、断崖絶壁から突き落とされる感じ」というコメントを頂いたので、改めてよく聞いてみようという気になりました。
そう思って聞くと、確かにとても面白い(≧▽≦)
確かに、「断崖から突き落とされる感じ」で、独特の魅力がありますね。
最近の若干切羽詰まった心境にしっくり来たというのも大きいかもしれません。

あと、もう一つ興味深いと思ったのが、最近読んでるユリーナ・メジューエワさんの『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』 に、この時期のショパンは新しいことに挑戦しようとしていたらしく、普段のショパンとちょっと違う、というような意味のことが書いてあって、ずっと抱いていた「バラード4曲の中で2番だけが異質に聞こえるのは何故だろう?」という疑問が解けました。

今まで苦手気味だったバラ2が、ふとしたきっかけから、心酔するというのとは違うのですが「面白いと思える曲」に格上げになりました(^^♪
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* Category : ピアノ曲の鑑賞・考察

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セルフレッスン第18回:アマデウスの御加護で(?)順調でした

今日は、モーツァルトの誕生日です。それに合わせてというわけでもないのですが、今年2回目のセルフレッスンです。メニューは、チェルニー40番より19&20番、バッハ平均律第1巻の13番、シューマン=リストの『献呈』。前回と同じですが、さて、どれだけ進捗できたでしょうか。まずは大苦戦中のチェルニー40-19(アルペジオの練習)を弾いてみます。私「これ、開始から1年ぐらいかけてでも、きちんと弾きたいと思うのですが…」先生...

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今日は、モーツァルトの誕生日です。
それに合わせてというわけでもないのですが、今年2回目のセルフレッスンです。

メニューは、チェルニー40番より19&20番、バッハ平均律第1巻の13番、シューマンリストの『献呈』。
前回と同じですが、さて、どれだけ進捗できたでしょうか。

まずは大苦戦中のチェルニー40-19(アルペジオの練習)を弾いてみます。

「これ、開始から1年ぐらいかけてでも、きちんと弾きたいと思うのですが…」

先生「じっくり取り組むのはいいことだとは思いますが、これは何もそこまでやる内容の曲じゃないでしょ…(^^;; 前回よりはスムーズになってますよ。春ぐらいには終わりたいですね」←先生、若干飽きてきてるΣ( ̄ロ ̄lll)!!

「チェルニー大好きな先生なのに、珍しいですね」

先生「物には限度がありますからね。あ、そうそう。左手のベースのライン、もっとつなげた方がいいのだけど。そうだ!こうしましょう(と言って、赤鉛筆でダーッと結んでしまう)。あとは、手首の移動を合理的に、迅速にね。つっかえる箇所は部分練習の時、前後1小節、前後2小節など、取り出す長さも変えてみて。引き続き頑張りましょう」

次は20番です。

チェルニー40-20

「これ、意外と面白くて、ハマってしまいました。ヘミオラ(3拍子の曲が2拍子に聞こえる箇所)萌えです」

先生「ベートーヴェンの初期ソナタ的な面白さがあるでしょ?ヘミオラもそう。それに、大抵の人が困難を感じる4,5や3,5の素早い動きの練習にもなるし、いい練習曲だと私は思います。ところで、左腕疲れない?」

「はい。ほとんど同じ動きなのに、右手より左手が圧倒的に」

先生「力が入っていて手首を少し柔軟に使えていませんね。片手練習をするときに、右手で左腕を掴みながら、筋肉が硬直しない動きを探しながらやってみたらいいと思います。この調子で、速さより正確さ重視で、丁寧にやっていってください」

次はバッハの平均律1巻の13番。
かなりの萌え曲です。
まずはプレリュードから。

平均律I-13 プレリュード冒頭

先生「冒頭、左手に出てくる右手と同じテーマをしっかり歌わせること。あとは、右手のシンコペーションをギクシャクさせ過ぎないようにね。全体的にレガートな感じの中、シンコペーションのブレスとアクセントは控えめに。あとは、ミスタッチしなければ問題ないです。弾きこみが足りない気はします」

「バレましたか!?」

先生「そりゃそうです(^^;; なまじ譜読みが早く終わると、横着してその後の上達が遅くなったり止まったりすることがあるので気を付けてくださいね。それじゃ、次はフーガ。テーマ探しはやってきましたか?」

「1小節ソプラノ嬰ヘ長調、3小節アルト嬰ハ長調、5小節バス嬰ヘ長調、11小節ソプラノ嬰ヘ長調、15小節アルト嬰ハ長調、20小節バス嬰ト短調、28小節アルト:ロ長調、31小節ソプラノ嬰ヘ長調、でしょうか」

先生「そうですね。テーマの歌い出しが曖昧にならないようしっかりとね。他にもテーマと同じ音形で始まる動機が出てきますが、ま、この曲には複雑怪奇な点はないので把握できるでしょう」

「テーマの付点+トリルですけど、トリルが書いていない部分は補って弾いた方がいいのでしょうか」

先生「本来はそうです。でも、楽譜でトリルがついていない部分は、ちょうど、トリル弾きづらい箇所なのですよ。まずは譜面通りトリル無しで確実に弾けるようにして、余力があればトリルを付けてみるということにしましょう。装飾音って、綺麗になるから装飾音の意味があるのであって、付けることでかえって綺麗じゃなくなるぐらいなら省略した方がいい。私の先生の受け売りだけど(笑)」

「私も聞いたことあるような記憶があります。でも、ちゃんと装飾音を補って弾けるように練習したいです。あと、16分音符の動機のアーティキュレーションですが、2音ずつスラー、ただし気分としては4音にもより大きなスラーがかかているように弾きたいと思うのですが、いかがでしょうか」

平均律I-13 フーガ7~9小節

先生「↑こういうことですね。ロマン派よりの解釈ですね(笑) いや、それで結構です。ただ、曲の後半に出てくるとき、弾いてて楽しくて仕方がないのか、4音ともスタッカート気味のノンレガートになってることがあります。そこは首尾一貫させないと不自然です。そのあたりで躍動感を出すためには、大きなスラーだけを外す意識でニュアンスの違いを表すのがいいんじゃないかな…。あとは、これもちゃんと弾きこめば、そろそろ目途が立ちますね」

「ええっ!!まさか、楽しい曲ほど早く終わる法則ですか!?」

先生「レッスン終わっても、折に触れて自主的に弾けばいいじゃないの…(^^;; まあ、でも、慢心は禁物ですよ。急にスランプに陥って長引かないとも限らないし」←いきなり縁起でもないことを言う

というわけで、いよいよメインイベントの『献呈』です(≧▽≦)

先生「まずは1回通してください」

(何ヶ所か譜読みの間違いを指摘された後…)

先生「重点的にやるべきなのは、やはり左手で旋律を歌う16小節以降、ホ長調に転調する前まででしょうね」

「左手でレガートで旋律を歌わせるのが難しいです。音の多い和音や波線アルペジオまでついてますし…」

先生「それじゃ、16~18小節で説明しましょう。まず、レガートだからと言って、必ずしも鍵盤を押さえ続けた方がいいとも限らないのですよ。ペダルの助けを駆使して、つながっているように聞かせるのがコツです。16小節の4つ目の音符(ミ♭)。これは、スラーの真ん中あたりに位置してますが、思い切ってポーンと弾ませる感じで弾いた方がうまく繋がります。フレーズの頂点の音らしくよく響くというメリットもあります。あと、波線アルペジオですが、一番上の音が拍に揃うように。つまり、弾き始めは拍より前。そうしないと、旋律がゆがんだ感じになるというか、歌い遅れた感じになります。17小節冒頭は、上の2つをまとめて同時に」

『献呈』16~18小節

(何回か練習してみる)

「アルペジオって、かえって一番上の音だけが残って歌いやすくなっているのですね」

先生「そういう効果を狙っているのだと思います。リストのほかの曲でも、そういう意図と思われる個所をよく見かけるような気がします。次回までに最初からホ長調に転調するまで、つまり、三部形式の第一部をしっかり譜読みしておいてくださいね。臨時記号がついて和音がややこしくなる部分は、響きとして覚えてしまうのがいいでしょう」

「分かりました。『献呈』の練習楽しいです(*^▽^*)」

先生「さすがにこのレベルになると、楽しい曲ほど早く終わる法則には当てはまらなくなると思います(笑) あと、どうせ通して弾いてみたくもなるでしょうから、他の部分も必要最小限の注意をしておきますね。コーダのfffでクロスリズムで盛大に歌うところ、縦刻みにならないように。ここは旋律を声に出して歌いながら弾いてみてください。それから最後のストリンジェンドをやり過ぎているのでもう少し穏やかに。そして、最後の2つの和音がベートーヴェンのシンフォニーの終結みたいにジャン、ジャンとならないよう。終わりから2番目の和音は、その前から自然な流れでつないで、最後の和音はffではなくfですから出し過ぎないで。あと、一番重要なのは、ペダルを踏み直さないこと(下の図参照)」

『献呈』終結部

こんな感じで、アマデウスの誕生日記念のレッスンは、割と順調に進みました。
めでたしめでたし(^^♪

* Category : セルフレッスン

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面白すぎる、『ピアニストは面白い』by 仲道郁代

今年の私から私へのお年玉、仲道郁代さん(以下なかみっちゃん)のエッセイ『ピアニストは面白い』(春秋社)を2、3回読んだので、記事にしてみようと思います。この本の中にも出てくるし、本の帯にもキャッチコピーとして書いてある「GOING MY WAY わがみちいくよ」の一言がとても印象的です。韻をうまく踏んでて、分かりやすくて素敵です。「猫は丑三つ時にピアノを弾く」のNekoushiとは大違いΣ( ̄ロ ̄lll)!!さて、本の中身で...

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今年の私から私へのお年玉、仲道郁代さん(以下なかみっちゃん)のエッセイ『ピアニストは面白い』(春秋社)を2、3回読んだので、記事にしてみようと思います。

この本の中にも出てくるし、本の帯にもキャッチコピーとして書いてある「GOING MY WAY わがみちいくよ」の一言がとても印象的です。韻をうまく踏んでて、分かりやすくて素敵です。「猫は丑三つ時にピアノを弾く」のNekoushiとは大違いΣ( ̄ロ ̄lll)!!

さて、本の中身ですが、全編にわたって面白すぎます!!
ピアニストは面白い』というタイトルですが、面白いのは、なかみっちゃんです(笑)
紹介したいところが多過ぎて、紹介しようがないよ、これ…。どうしましょう。
まあ、でも、頑張ってみます。

前半は、ピアニストになるまでの、日本、アメリカ、ドイツでの生活について書かれています。
日本で「ピアノ道」を学び、アメリカで「楽しむこと」を学び、ドイツで「本場のクラッシック音楽」を学んだ結果、ピアニスト仲道郁代が完成したのですね。
本の中では面白おかしく書いてますが、本当に努力家で、でも悲壮感が漂ってなくて、そういうところが何とも素敵です。
あと、最初の方に出てくる幼少時のオルガンを弾いている写真が衝撃的!!堂々とし過ぎて、全っっ然可愛くない(笑) でも、ご本人も「ルービンシュタインみたい」と書かれている通り、大物の雰囲気を漂わせているのは間違いないです。必見の写真なのですが、ぜひ実際に見てみてくださいとしか言いようが…。

真ん中あたりには、「子連れピアニストが行く」という章があって、子育て日記と、子育てしながらの演奏家生活についてのエッセイです。そんな生活、どう考えても大変に決まってるのだけど、ここでも悲壮感なく、あくまで前向き。なんと、一日を三日と考えることにしたらしい(^^; 「毎日を何次元もの生活にすれば、すべてに何日もの時間があることに気が付いた」そうで、なかみっちゃんの命名によれば「一日三日間法」。これ、かなり参考にしたいかも。
娘さんのピアノについてはかなり苦戦された模様。お子さんのピアノのレッスンでお悩みのお母さんにとっては、何だか親近感が湧くのではないかと思います。そして、娘さんとのやり取りが、これまた笑える(特に娘さんのほう…笑)。
あ、そういえば、育児日記でも衝撃的なことがありました。娘さんと蝶の採集をしてたらしいのですが、その時に捕まえた蝶を少し圧迫して気絶させないと虫かごの中で暴れて羽根が傷む。で、圧力のかけ方が微妙で、失敗すると文字通り圧死するって力説してたΣ(゚д゚lll)!!なかみっちゃんってば、意外とワイルドな一面があるのですね(笑) てっきり虫を怖がるタイプかと思ってたので、ギャップ萌えのあまり、思わずネタバレしちゃいました。

後半は、音楽について考えていること色々で、面白い上に一段と内容が濃くなります。

なかみっちゃんによれば「ピアニストは探偵」だそうです。楽譜、楽器を駆使して作曲家像に迫るのだけど、それは感覚やひらめきを頼りにということではなく、論理的に迫らなければいけない。「説明できないものは、解釈とは言えない」とのことで、言葉で音楽を説明することの重要性は、後半で繰り返し出てきます。
曲から色々な作曲家の手を想像してみるという箇所もあったりして楽しめます。例えば、ベートーヴェンに指圧をしてもらったら気持ちよさそうとか書いてあって、やっぱり面白い。
そういえば、私が時々悩みとして書いているドビュッシーの弾き方についても、すごく参考になる記述がありました。ペダルは控えめに、音はもわっとではなくくっきり、チェルニーのように弾いてはいけなくてフランス語の発音を意識して、という感じらしく、「おお、なるほど!」と思いました(備忘録として例外的にネタバレ)。
ベートーヴェンのソナタ全曲録音をするにあたって、諸井誠先生という作曲家の偉い先生に徹底的にレクチャーをしてもらったり、すごく研究熱心な面も見せてくれます。

クラシック音楽が、ピアニストが社会にどうやって貢献できるかについてもかなり真剣に取り組まれています。学校を訪問するアウトリーチだったりとか、音楽を通して色々な体験をするワークショップだったりとか。
残念ながら今は行われていませんが、クラシック音楽を普及させる取り組みとしての、お芝居とコンサートを融合させた「仲道郁代の音楽学校」「ゴメン!遊ばせクラシック」についての話も、とても興味深かったです。第一部で曲についての自問自答を基に演出家に作ってもらったお芝居をする(それに出演もする!)、そして第二部でその曲を演奏するという構成だそうです。曲についての自問自答って、そういえば、私のセルフレッスンに通じるものがあると思って、ますます勝手に親しみがわきました。
言葉と音楽の関係が再び強調されます。「(音楽を)言葉を使って、考え整理し。そして、最後にその言葉までも解き放った瞬間、そこにあるものが、意味を持った音楽だ。だから素晴らしい」。

結びの方で、「私はピアノの音に涙する」という詩的なセクションがあって、すごく感動したので、少々長くなりますが引用します。

私はピアノが好きだ。ピアノを弾くことが大好きだ。
ピアノは私を善きものに導いてくれる。
ピアノの音は私を浄化してくれる。
ピアノの音は私に人生を教えてくれる。
私の感覚を細やかにしてくれる。
(中略)
人は、音によりつながることができる。
音は、人の生き様をも表現する。
生き様に共鳴し、つながっていく人間がいる。
音を鳴らす瞬間、弾く人、聴く人、みな生きている。
存在が、そこにある。
(中略)
ピアノの音に人は涙する。
ピアノの音は言葉でもあり、言葉以上でもある。すべての人間的感覚を内包する。
心から心への純粋なメッセージを語ることができる。
私はそんな時を、ピアノとともに持つことができる。
私はピアノの音に涙する。



この本を読んでみて、なかみっちゃんの魅力の一番のもとは、好奇心旺盛なところかなぁと思いました。
本当に色々なことにアンテナを張り巡らして、関心を持ったことにはチャレンジされてる。そういうところが演奏やお話からよく伝わってくる気がしました。
「演奏は偉大な遊び」とも書いてらっしゃいました。真摯かつ遊び。だからこそ心に響く演奏ができるのだと思います。

「なかみっちゃん」なんて馴れ馴れしく呼んでますが、本当は尊敬しています。
一応、念のため(笑)

* Category : 音楽書

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NoTitle * by けもネコ
そのような本が出ていたのですね!
これは要チェックかなー

なかみっちゃんのBSの番組の再放送がまた始まりますね(^^


To:けもネコさん * by Nekoushi
けもネコさん、コメントありがとうございます(^^♪

この本、かなりおススメですよ。
是非読まれてみてください!

BSフジのなかみっちゃんの番組、28日に総集編でしたね!あやうく録画し忘れるところでしたΣ( ̄ロ ̄lll)!!
コメントくださったおかげで助かりました(≧▽≦)

こんばんは♪ * by ゆりこ
確かに、ピアノレッスンでの娘さんとのやり取り、かなり共感しました(^^;
「そんなんだったらやめなさい」とか・・・禁句ってわかってるんですけどね。
でも娘さんのその後の音楽への向き合い方にちょっとほっとしました。うちも(レベルは違えど)そのような感じになるような気がします。ピアノ続けてほしいですけどね・・・強制はできないですしね。

あと、ピアノ奏法について、今でも試行錯誤中というところ、興味深く読みました。


一度読んでる本なのですが、Nekoushiさんの解説わかりやすかったです。もう一度、読み返してみますね^^

To:ゆりこさん * by Nekoushi
ゆりこさん、コメントありがとうございます(^^♪

> 確かに、ピアノレッスンでの娘さんとのやり取り、かなり共感しました(^^;

あ、やはり!
私の中では、ゆりこさんは共感してくださる人の候補でした(笑)

> でも娘さんのその後の音楽への向き合い方にちょっとほっとしました。うちも(レベルは違えど)そのような感じになるような気がします。ピアノ続けてほしいですけどね・・・強制はできないですしね。

親子の音楽への向き合い方の決着がホントに素敵で、読んでてホッとしたというか、嬉しかったです。
いい話なので、読んでのお楽しみということで、記事では触れませんでした。

ゆりこさんの娘さん、ピアノ続けてくれて、連弾できるようになったらいいですね!

> 一度読んでる本なのですが、Nekoushiさんの解説わかりやすかったです。もう一度、読み返してみますね^^

ありがとうございます(≧▽≦)
頑張って書いた甲斐がありました!
この本は、何回読んでも面白いので、ぜひまた読み返して楽しんでくださいね(^^♪

バラ1 vs バラ4

チェルニー、バッハと普段の練習を進めているうちに、一日限定で『献呈』の代わりに、無性にショパンの無謀曲で遊んでみたくなってしまいました。しかも、単に難しいだけじゃなくて長いの…(^^;;幻想曲、幻想ポロネーズ、舟歌、スケルツォ、バラード、ソナタと候補には事欠きませんが、今日はバラードを選びました。バラードの中からどれにしょうかとなると、2番は今のところ関心がない上にプレストの部分で手を痛めそうなので真っ...

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チェルニー、バッハと普段の練習を進めているうちに、一日限定で『献呈』の代わりに、無性にショパン無謀曲で遊んでみたくなってしまいました。
しかも、単に難しいだけじゃなくて長いの…(^^;;

幻想曲、幻想ポロネーズ、舟歌、スケルツォ、バラード、ソナタと候補には事欠きませんが、今日はバラードを選びました。
バラードの中からどれにしょうかとなると、2番は今のところ関心がない上にプレストの部分で手を痛めそうなので真っ先に外し、3番は大本命曲なので(変な理由ですけど)パス。

それじゃ、1番?4番?
悩む時間がもったいなくなり、両方1回ずつ通すことにしました。
練習ではなく、あくまでイベントなので、ワケ分からなくなっても部分練習なんてしない。
どんなにズタズタのボロボロのヨレヨレでも、ひたすらゴールを目指す(笑)

両方やってみて、1番と4番が色々な面で対照的で、面白かったです。

私にとって、より弾きづらいと感じられたのは1番の方です。
曲の世界に、より入り込めたのは4番の方です。CDだと11分ぐらいのところ、20分以上かかりましたが、あっという間に過ぎてしまいました。
あ、でも、だからといって1番より4番の方が圧倒的に好きと言うわけでもなく、甲乙つけがたいですね。

1番を弾いて思ったことは、「最近チェルニーを真面目にやっててよかった」。
これは、以前手に当ててみた時より指の動きが少し良くなったと感じられたためです。
後から冷静に考えると、本当にチェルニーのお陰かどうか定かではないのですが、まあ、カールに花を持たせてやりましょう(笑)

4番を弾いてて思ったことは、「最近バッハを真面目にやっててよかった」。
こっちは、対位法的処理が前より見えるようになったから。
いや、もちろん、見えるのと弾けるのとは別の話です。

さっき、4番の方が曲の世界に入り込みやすかったと書きましたが、理由をもう少し考えてみますと…。

1番の方が場面の転換が速くて、変化に富んでいるというか、若干目まぐるしい感じを受けます。逆に、4番の方は息が長いように思えます。その分、4番は好みに合わないと退屈なまま終わってしまうかも…。
他の曲種に例えると、1番がオペラの世界、そして、4番はシンフォニーの世界なのではないでしょうか。
1番は好きな部分だけ取り出して弾いても結構楽しめるけれど、4番はなかなかそういうわけにはいかないです。それも、やはり、オペラ的かシンフォニー的かの違いによるところが大きそうです。
そう思って改めてCDを聞いてみると、的確な例えのような気がしてきます。←自画自賛気味(笑)

このように鑑賞の手掛かりにもなるところが、遊び弾きの醍醐味です(≧▽≦)
大満足したところで、次回から、また『献呈』の練習に戻りたいと思います♪♪

* Category : ピアノ曲の鑑賞・考察

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バラ1 vs バラ4 なるほど、納得 * by REIKO
 またお邪魔いたします。 すばらしい分析ですね!

 確かにショパンは若い頃からイタリアオペラが好きだったこと、また、バッハを深く尊敬し、マジョルカ島には〈平均律〉の楽譜だけ持っていき、和声や対位法研究の集大成が後期の作品に大きく反映せれていることを考えると、まさにピアノでのシンフォニー、と言えるのでしょう。

Nekoushiさん、バラ4までお弾きになれとは、うらやましい!!! 私はバラ1までと決めています・・・(笑)

また面白いお話、期待しています。

No title * by ね~み♪
Nekoushiさん、こんにちは♪
おおお!遊び弾きとはいえ4番を通して弾ける、ってすごくないですか?!
たぶん4番はバラードの中では技術的にも内容的にも一番難易度が高いと思われます。
私もポチポチ弾いてみたりしますが、ゆっくりでも最後まで到達できません(^^;
ゆっくりでも弾ければいつかインテンポ近くで弾ける日が来そうですね(*^^*)

いろんな曲を楽しみながら弾いてみてレポートとか録音もお待ちしています!
ワクワクです(^-^)/


NoTitle * by amy
とても面白い記事でした♪
横山さんが「ショパンにとって、物語としていちばんまとめやすい長さ、まとめやすい構成の作品がバラードだったのでは。」と語られていました。
起承転結がはっきりしていて、言いたいことが無理なく収まっている、のだそうですよ。

1番は弾き手を魅了する曲だと思います。
4番は、ノクターンっぽいな~、と感じます。
1番は若い時代の、そして4番は晩年の曲なのでイメージは違いますね~
またいろいろと検証(?)分析を楽しみにしていますね~

To:REIKOさん * by Nekoushi
REIKOさん、コメントありがとうございます。

「すばらしい分析」だなんて、お恥ずかしい…Σ(゚д゚lll)!!
でも、賛成していただけて嬉しいです。
ショパンがオペラ好きだったことは、意外と見逃されがちな気がします。
以前は、バラ1の方が少し未熟で整っていないのかなと少し思っていたのですが、今回実際に音に出して比較してみて、もっと次元の違う対照的な魅力があるように思えたので記事にしてみました。

またご期待の沿えるような記事が書ければと思います。

To:ね~み♪さん * by Nekoushi
ね~み♪さん、コメントありがとうございます(^^♪

私の中では、手へのなじみやすさ(あえて難易度とは言わず)を順番に並べてみると、3⇒4⇒1⇒2なんですよ~
1番には、より柔軟でよく動く指が必要な感じを受けました。4番は、ベートーヴェンのソナタ的なスタミナ…?笑
ね~み♪さんなら、コツさえつかんだら、4番も通してしっかり弾けるようになると思います(#^.^#)

難易度は度外視して、鑑賞の手掛かりとしても、これからも色々と弾いてみたいと思います!
録音は自信ありませんが、遊び弾きして気づいたことがあったら記事にしていきますね♪♪

To:amyさん * by Nekoushi
amyさん、コメントありがとうございます(^^♪
面白い記事と言っていただけて嬉しいです。

なるほど~
横山さんがそんなことをおっしゃっていたのですね。

> 起承転結がはっきりしていて、言いたいことが無理なく収まっている

バラードに特に心惹かれるのはそういうわけなのですね。納得です!
ご紹介くださってありがとうございます。

確かに、4番の特に始まりはノクターン的な感じもしますよね。1番はしっかりと弾ければ、本当に楽しそうです(≧▽≦)

> またいろいろと検証(?)分析を楽しみにしていますね~

了解です~
曲そのものについて色々語り合うのが好きなので、またお付き合いいただければと思います♪♪

NoTitle * by 夕
こんにちは♪

私もバラードレベルの曲で遊び弾きしてみたい!
Nekoushiさんは読譜力が高いですよね。献呈の譜読みも早かったですし。むむむ。

Nekoushiさん、2番は関心ないですかv-39
私は好きなのは3番ですが、弾くとしたら2番ですv-10
突然、断崖絶壁から突き落とされる感じがたまりません!(笑)楽譜を見たことがありませんが(おいおい)v-12

チェルニーさんの株が上がって嬉しいです。Nekoushiさんのお言葉を胸に40-3、めげずに頑張りますv-91

To:夕さん * by Nekoushi
夕さん、こんばんは~~
コメントありがとうございます(^^♪

私は譜読みは比較的早いほうだとは思うのですが、その後の成長が遅いというか、成長しないというか…Σ( ̄ロ ̄lll)!!

バラード3番いいですよね(*^▽^*)
変イ長調ですしね。
あっ、2番って、確かに断崖絶壁から突き落とされる感じですね! うまい(≧▽≦)
楽譜もまさにそんな風になってます。
2番は独特な味わいがあるので、ハマったら癖になりそうな気がします。

> Nekoushiさんのお言葉を胸に40-3、めげずに頑張ります

ちょっと待って~~
そんな大げさな…(/ω\)
ともあれ、お互いチェルニー40番頑張りましょうね!
何かと最近けなされ気味のチェルニーだけど、やれば何らかの効果があると信じて…(笑)

美しく、気高く、ちょっと照れる『献呈』の歌詞

前回の記事で、最近気が滅入り気味だけど「私の本業はピアノの練習!!」と開き直る、と豪語して、それを実践してみたら、すっかり気が晴れてきました。そして、気の持ちようで運気を呼び込むことができるというのは本当のような気がしてきました(笑)今日もシューマン=リストの『献呈』にハマります(≧▽≦)それから、前回はあまり練習できなかったバッハの平均律1巻の13番ですね。↑平均律第1巻の13番はこの曲です。プレリュードもフ...

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前回の記事で、最近気が滅入り気味だけど「私の本業はピアノの練習!!」と開き直る、と豪語して、それを実践してみたら、すっかり気が晴れてきました。
そして、気の持ちようで運気を呼び込むことができるというのは本当のような気がしてきました(笑)

今日もシューマンリストの『献呈』にハマります(≧▽≦)
それから、前回はあまり練習できなかったバッハの平均律1巻の13番ですね。


平均律第1巻の13番はこの曲です。
プレリュードもフーガも癒されるわ~
そして、この動画(演奏:近藤由貴さん)、おそらく3度目の登場の、お気に入りです。

さて、『献呈』の原曲は、シューマンの歌曲『ミルテの花』op.25の第1曲なのですが、リクエストをいただきましたので、全訳を掲載します。テノール歌手の山枡信明さんが訳されて公開されているものです。転載自由ということですので。

献呈

君は僕の魂 僕の心
僕の歓び ああ僕の苦しみ
君は 僕の生きる世界
僕がただよう天国
ああ 僕の墓 そこに
僕は 悩みを永遠に葬った

君は憩い 君は安らぎ
君は天から僕につかわされた人
君の愛によって 自分の価値を知り
君のまなざしが 僕を光で満たす
君は愛によって 僕を高める
僕の善き霊 より良き「私」!

君は僕の魂 僕の心
僕の歓び 僕の苦しみ
君は 僕の生きる世界
僕がただよう天国
僕の善き霊 より良き「私」!

(フリードリヒ・リュッケルト、訳:山枡信明



有名な話ですが、シューマンが妻クララに結婚前夜に贈った曲です。
あらためて全訳を読んでみると、ロマンチックで美しく、気高い愛の歌ですね。
訳をされた山枡さんは、曲の最後に「アヴェ・マリア」の旋律が引用されることについて「世俗の愛と宗教の愛は表裏一体ですね」と書いていらっしゃいますが、まさに、そんな雰囲気ですね。

でも、私みたいな古風な(?)日本人には、すこし照れる感じもします(^^;;
いい年して恥ずかしがるのもどうかと思いますが、こればっかりは仕方ない(笑)
ほら、文化の違いだから!←大袈裟

美しく、高貴で、でも少し恥ずかしい『献呈』の世界に、もっともっと浸りたいと思います。

* Category : ピアノの話色々

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チェルニーと『献呈』に癒される

今日の練習メニューは、チェルニー40-19⇒40-20⇒40-19⇒シューマン=リスト『献呈』でした。最近、無理難題を持ち込まれたり、その他色々と気が滅入り気味なのですが、練習していたら、かなり癒されました。あっ、無理難題っていうのは、ピアノの難曲とかじゃないですよ。それだったら気が滅入るより、むしろ楽しい(笑)最初、5か月ぐらい経っても全然上達しないチェルニー40-19を練習したときは、若干すさんだ気持ちになったけれど、...

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今日の練習メニューは、チェルニー40-19⇒40-20⇒40-19⇒シューマンリスト献呈』でした。

最近、無理難題を持ち込まれたり、その他色々と気が滅入り気味なのですが、練習していたら、かなり癒されました。
あっ、無理難題っていうのは、ピアノの難曲とかじゃないですよ。それだったら気が滅入るより、むしろ楽しい(笑)

最初、5か月ぐらい経っても全然上達しないチェルニー40-19を練習したときは、若干すさんだ気持ちになったけれど、最近始めたばかりの40-20に入って無心になり、ちょっといい感じ。

チェルニー40-20

↑40-20は、この曲です。
いかにも練習曲という感じで、曲想自体は面白くないのに、というか、だからこそかえって雑念を消してくれる気がしました。
指の動きの悪い箇所が、何回か繰り返しているうちに神経がつながってくるのが嬉しくて。
いや、まだまだ、超スローでも間違えまくってますが…。

無心になったところで、再び19番の方に戻ると、少しだけマシになってる(≧▽≦)
「5か月も弾いてるのに」といった雑念が薄れてきて、「こういうの苦手だからこそ練習してるのよね~。この際、1年かかってもいい。むしろ、無理して終わらせず、ずっと練習してたっていいかも」という気になってきました。
そう思うと、精神衛生上、きわめてよろしい効果があるようです(笑)

そして、最後は、本命の『献呈』。
今日は通し練習メインにしてしまいました。本当は部分練習をしっかりすべき段階なのだけど、まあいいか。
こんなに曲に入り込めたのは初めてです!
こんな背伸び曲、まだまだ全然曲にならない(そもそも音並んでない)のですが、弾きながら感動してしまったもの。
終わりの方なんて、泣くかと思った(笑)←自己満足が過ぎる(^^;;
普段は自分の演奏は、それほど好きでもないのに…。それだけ疲れている証拠ですΣ( ̄ロ ̄lll)!!
あ、でも、シューマンの原曲の、ものすごくピュアな歌詞の世界を損ねないように、でも華麗に編曲したリストが凄いからでもありますね。
客観的な耳で自分の演奏を聞いたとしても満足できるようになるまで、しっかり練習したいと決意を新たにしました!

そして、練習後思ったことは、

え?無理難題?
私の本業はピアノの練習だから(←なんで?)、そんなもの考えるのは後回し!!笑


いやー、ピアノやっててよかったわ~~

* Category : ピアノの話色々

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No title * by 夕
こんばんは。
「献呈」もう通せるのですね(*゚Д゚*)さ、さすが!
最後のアヴェ・マリアいいですよね~。じ~ん(ToT)
私も「献呈」を弾きながら感極まってみたいです!
何度も譜読みチャレンジして挫折です( >Д<;)

To:夕さん * by Nekoushi
夕さん、こんばんは~~
コメントありがとうございます(^^♪

『献呈』は本当はまだ全然通せないのですが、無理やり通しました。現実逃避したい一心で、数年に一度あるかないかの集中力が発揮されたらしく…。

> 最後のアヴェ・マリアいいですよね~。じ~ん(ToT)

この部分、めっちゃ感動ですよね!
私も何度も譜読みにチャレンジしては挫折してきました。
今回は、何とかできるといいなぁ。暗譜できないにしても…Σ( ̄ロ ̄lll)‼
夕さんも、機会があったら是非またチャレンジされてみてくださいね(≧▽≦)

あと、最近、夕さんのブログに広告が出てしまったのが寂しいです(>_<)
復活お待ちしてます!

NoTitle * by utokyo318
私も、最近思い悩むことがあり睡眠不足気味なのですが、「眠らなくてもいいや」と開き直ると少し気が楽になります(^o^)
自分を追い詰めすぎると、余計にうまくいかない場合もあると思うので、どっしり構えられたらいいですね。
ピアノでストレス解消、素晴らしいと思います🎶

To:utokyo318さん * by Nekoushi
utokyo318さん、コメントありがとうございます。

眠れない時に「眠らなくていいや」と開き直ると、意外と眠れたりもしますよね。
本当に全然眠れなくなることもありますが、「眠らなきゃ」と思って眠れなかった時よりは精神的ダメージが小さい(笑)

> ピアノでストレス解消、素晴らしいと思います

ありがとうございます。
ピアノにストレスを吸い取ってもらって、ため込まないようにしたいと思います(#^.^#)

NoTitle * by やぢま
>私の本業はピアノの練習だから

これいいですね!気持ちが切り替えられますね!
もらいました。(^^)

>献呈

好きな曲を自分で弾くと、自分のものになった気がしませんか?
私は、プロのようには弾けなくても、全ての音を自分で読んで
自分で鳴らした曲は、聞いただけの曲とは違うものになる
と感じています。

練習楽しんでください♪

To:やぢまさん * by Nekoushi
やぢまさん、コメントありがとうございます(^^♪

> これいいですね!気持ちが切り替えられますね!
もらいました。(^^)

我ながら、役に立ついい開き直りだと思います(笑)
「本業はピアノの練習」と考えたら、ものすごーく気が楽になりました。
是非もらってください(≧▽≦)

> 好きな曲を自分で弾くと、自分のものになった気がしませんか?

なります、なります!
それが一番の醍醐味ですよね。
酷い演奏しかできなかったとしても、聞いただけの曲とは全然違いますね。

お互い、練習楽しみましょう♪♪

最近気になっている本いろいろ

タイトルそのまんまですが、最近気になっている、読んでみたい本をメモしておきます。やはり音楽関係が中心で、歴史関係にも関心のある本が多いです。あっ、もちろん、この2分野しか読まないわけではないですよ。・『ソアレスのピアノ講座~音の世界~ バッハ 演奏と指導のハンドブック 』(ソアレス著、ヤマハミュージックメディア)今一番気になってる本です。商品紹介によると、「入門者から上級者までバッハを弾く人・教える人を...

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タイトルそのまんまですが、最近気になっている、読んでみたい本をメモしておきます。
やはり音楽関係が中心で、歴史関係にも関心のある本が多いです。
あっ、もちろん、この2分野しか読まないわけではないですよ。

・『ソアレスのピアノ講座~音の世界~ バッハ 演奏と指導のハンドブック 』(ソアレス著、ヤマハミュージックメディア)

今一番気になってる本です。
商品紹介によると、「入門者から上級者までバッハを弾く人・教える人を対象に、バロックの時代背景、スタイル、主要作品の概要を解説」「「装飾音の弾き方がわからなくて困ったことがある」「バロック時代のスタイルで弾きなさい、と言われてもよくわからない」「バッハになると、生徒が弾けなくなるのはなぜ?」「えっ、『組曲』には舞曲がこんないっぱい」・・・そんなあなたにオススします」だそうです。
目次は、序章: バッハをとり上げるにあたって/第1章: スタイル/第2章: インヴェンションとシンフォニア/第3章: 平均律クラヴィーア曲集/第4章: 舞曲集、ということなので、本当に内容豊富そうで、ぜひ読みたいです!

・『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』 (ユリーナ・メジューエワ著、講談社現代新書)

日本在住のロシア人ピアニスト、ユリーナ・メジューエワさんが書いたピアノの名曲の解説。
商品紹介では「世界最高峰、ロシアピアニズムの伝統を引き継ぐ現役女性ピアニストが、代表的なピアノの名曲を平易に解説。プロにしかわからないユニークな視点が満載、この本を読めば音楽鑑賞の楽しみが倍増すること間違いなし。アマチュアピアニストへのヒントも一杯。全てのクラシック、ピアノ音楽ファンにお勧めです!」とのこと。
昨年の9月に出たばっかりなのに、Amazonでは品切れになってる!!売れ行き好調だったのでしょうね。
書店巡りをして気長に探さねば!

・『ウィンナ・ワルツ ~ハプスブルグ帝国の遺産』 (加藤雅彦著、NHKブックス)

ウィンナ・ワルツ発祥と興隆の時代背景について書かれたものらしいです。
商品紹介によると「ハプスブルク帝国の光と翳に寄り添って奏でられたワルツ。もとはヨーロッパの地方の舞踏曲にすぎなかったワルツが、その音楽世界を広げていった過程を追い、ワルツの天才たちが生きた時代と帝都ウィーンの時代精神に迫る」ということですので、音楽史半分、政治・外交史半分、って感じなのかな?
かなり気になるのだけど、2003年に出た本で、中古でしか手に入らないみたい(*_*;

・『マリー・アントワネットとマリア・テレジア 秘密の往復書簡』 (パウル・クリストフ 編‎、 藤川芳朗訳、岩波人文書セレクション)

フランス王家に嫁いだマリー・アントワネットと母上マリア・テレジア女帝がやり取りした手紙を(おそらく今に残ってる分全部)集めたもの。この手紙のやり取り自体は知ってますが、昨年以来、ベルサイユのばら萌えが再燃中なので、全部読んでみたくなりました!
私のプチトリアノン(!)に備えておくべき一冊ですよね。←妄想から抜け出せずにいる(1月13日付け記事参照)。
でも、内容もお値段もかなり本格的っぽい(^^;;

・『ハプスブルク帝国』 (岩崎周一著、講談社現代新書)

「1000年の歴史が、これ1冊で、わかる!!!図版多数。新知見もふんだんに取り入れた決定版」というキャッチコピーの、ハプスブルク帝国通史。すごい自信じゃないのー(笑)
「気になる本」というか、既に入手済みなので、あとは読むだけです。
今年はハプスブルク帝国終焉100周年なので、ハプスブルク関連も重点的に読んでみたいなと思ってます。
ハプスブルクと言えば、音楽の都ウィーン、それに、アントワネットさんの生家なので、とても関心があります。

・『バッハ インヴェンション こころの旅 単行本』(杉浦日出夫著、音楽之友社)

再び音楽関連に戻ります。
去年から「この本、気になる」と言いながら 、まだ買っていないのですが…Σ(゚д゚lll)!!
単なる演奏法指導書ではなく、もっとバッハの信仰心とか精神みたいな面にも焦点があてられた面白そうな本なので、今年こそはちゃんと読みたいです。

・『指先から感じる ドビュッシー』(青柳いづみこ著、春秋社)

ドビュッシーをいつか弾いてみたいのだけど、私には未知の世界なので、手引書的なものが欲しくて…。
何冊か店頭で見比べてみて、これをよく読んでみたいと思いました。
内容紹介に「作品に込められた意味、楽譜からのインスピレーションを、“ピアノの音”にするために。19世紀末の美意識、作曲家が愛した絵画、文学、人など、作品の文化的背景を紹介し、その演奏技法を詳しく解説。自分で自分の解釈を選びとるための多角的レッスン」と書いてありましたが、確かに、そんな内容だと思いました。

さて、ここに挙げた本の中から何冊読むことができるでしょうか。
ピアノライフも読書ライフも楽しみたいです(≧▽≦)

あっ、そうそう。自分へのお年玉、なかみっちゃんの本が上のリストに入っていないのは、もう読んじゃったからです(*´▽`*)
いずれ記事にしますね(^^♪

* Category : 気になる本

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NoTitle * by REIKO
こんにちは また、お邪魔いたします。

たくさんの本のご紹介、ありがとうございます。

『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』 は、内容から語り口まで、著者の誠実な人柄がにじみ出ている本当にいい本です!! ゴールドベルグなど変奏ごとにとても丁寧に解説してくれています。(アマゾンで在庫がないとは!わたしはラッキーでした)

わたしもざっとしか読んでいないのですが、「ホワイトハウスのピアニスト ヴァン・クライバーンと冷戦」なども読んでみてはいかがででしょうか? サブタイトルの通り、政治の話題も多いのですが、なかなか面白いですよ。ちなみに、Nekoushiさんのお好きな「献呈」という曲を私が知ったのは、クライバーンのソ連での演奏についてのドキュメントフィルムでした。たぶんその演奏はYou tubeでも聞けると思います。

仕事、ピアノ、読書・・・時間がいくらあっても足りませんね・・・

To:REIKOさん * by Nekoushi
REIKOさん、コメントありがとうございます!

『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』をお読みになられていたのですね。ご感想を聞かせていただき、ありがとうございます。
ますます早く読みたくなりました!

「ホワイトハウスのピアニスト ヴァン・クライバーンと冷戦」も面白そうですね。
音楽の世界も政治・社会と無縁でいられるわけがないですので、そういう切り口にも興味があります。
クライバーンの『献呈』も聴いてみますね(^^♪

> 仕事、ピアノ、読書・・・時間がいくらあっても足りませんね・・・

本当にその通りですね!
一日48時間ぐらいほしいです(笑)

こんばんは^^ * by ゆりこ
わあ~本がいっぱいですごいですね!私もいろいろ読んでみたいです。

Nekoushiさんなら全部読みこなしてしまいそうです。
私は本好きな割に、読解力にやや問題がありますが・・・(^^;

仲道さんの本、私も読んでみましたよ♪やはりお人柄も素敵ですよね~。
Nekoushiさんの感想をお聞きしたいので、記事楽しみにしてます^^

To:ゆりこさん * by Nekoushi
ゆりこさん、コメントありがとうございます(^^♪

読んでみたい本をいっぱい並べてしまいましたが、全部読みこなせるかどうかは、あんまり自信ありません(^^;;
でも、今年中に読めればいいなぁとは思ってます。
あと、他に気になる本が出てきて追加されたり入れ替わったりということもあるかも…。

> 仲道さんの本、私も読んでみましたよ♪やはりお人柄も素敵ですよね~。

ゆりこさんも読まれたのですね(≧▽≦)
素敵だったでしょ~
仲道さんのとりこになられたのでは!?笑

> Nekoushiさんの感想をお聞きしたいので、記事楽しみにしてます^^

ありがとうございます!
記事にしたら、ぜひ読んでやってくださいね(^o^)丿

レッスンの妄想だけでは飽き足らず・・・

私が今はピアノのレッスンを受けていない分、独習の記録を先生と生徒の一人二役のレッスン記に仕立てて(妄想とも言う)楽しんでいるのは、ご存知の方はよくご存じのことと思います。というか、もはや、そのセルフレッスンがないとブログ自体が成り立たないのではないかという気がしてます(^^;;レッスン記は、「こういうレッスンを受けられたら楽しいだろうなあ」とか、「私が先生だったらこういうレッスンするはず」とか、そんな...

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私が今はピアノのレッスンを受けていない分、独習の記録を先生と生徒の一人二役のレッスン記に仕立てて(妄想とも言う)楽しんでいるのは、ご存知の方はよくご存じのことと思います。
というか、もはや、そのセルフレッスンがないとブログ自体が成り立たないのではないかという気がしてます(^^;;
レッスン記は、「こういうレッスンを受けられたら楽しいだろうなあ」とか、「私が先生だったらこういうレッスンするはず」とか、そんなことを考えながら組み立てています。

で、今日は、どういうわけか興が乗り過ぎてしまって、レッスンの内容じゃなくて、「私が先生だったらこういう教室にしたい」というハコの方の妄想に走ってみます。
あっ、もちろん、ちゃんと能力があり、お金もそれなりにある(!)という前提ですよ(笑)
たぶん音大かなんかで働く方が合ってるような気はするのですが、それだと妄想が膨らまないので、個人レッスンの教室という設定にします。

こだわりたいポイントの一つは、家とは別の建物にして、日常空間とは分けたいということ。
市街地に事務所を構えるとか、そこまで大げさな話ではなくても、茶室的な小さな離れ(掘っ立て小屋…笑)でよくて、本館との渡り廊下は1メートルとかでもいい(笑) とにかく、分離してることが重要です。
教室の愛称は、プチトリアノン(*´▽`*)←正気か!?

備え付けたいピアノは、ベーゼンドルファーと言いたいところですが、癖があるらしいのでレッスンには向かないような気がします。
ここは無難にヤマハのグランドにしておきます。
もう一台の私専用は、ベーゼンドルファーの音が出て楽しめる、ヤマハのハイブリッドピアノにしようかな。鍵盤をはじめアクションは本物で、ハンマーの代わりにセンサーがついてて、内蔵の素晴らしい音が出るらしいです。消音装置と同じ仕組みですね。常に「サイレントピアノ+スピーカー」ってことか…。これは、模範演奏とベーゼンドルファーの音で遊ぶため(笑)
あ、でも、本職がピアニストでレッスンが副業だったら、私用は本物のベーゼンにします。

調度品はロココ調。
ロイヤルソファーとかセンターテーブルを置いて、ささやかなパーティもできるようにします。
生徒だけではなく、ブログ仲間の方々もご招待できるようにね!
いや、待て、かなり大掛かりになって、全く茶室的存在じゃなくなってるぞ?
まあ、いいか。

雰囲気を損ねるパソコンや電話は置きたくないのだけど、通信手段がないと不便なので、不本意ながら置くことにしましょう。
ピアノ風塗装のノートパソコンなんてあったらいいのにね。
まさかの、スタインウェイとアップル社のコラボモデルとか…。

外観は、かなり苦しいけど洋館風(掘っ立て小屋はどこ行ったんだろう)。
アプローチには薔薇をメインに花を沢山植えないとね。
なんといっても、プチトリアノンだから…。

いやあ、こんな教室の主なんて、最高です。
生徒としても、通うのが楽しくて仕方ないに違いありません。

妄想は尽きないですが、この辺にしておきましょう。
こんなの最後まで読んでくださった方がいらっしゃったとしたら、心から御礼申し上げます(≧▽≦)

* Category : 空想妄想系

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NoTitle * by ねこぴあの
楽しい妄想ですね♪
プチトリアノンには笑ってしまいました、もしかするとベルばらからきてたり・・?

わたしならそこに調律師を常駐させ、コーヒーサーバーや冷蔵庫やグラスやお皿を置くところも置きたいです。シャワー室やトイレもあり2階のロフトには布団があって眠れるとなおいいですね。
そうなったら合宿に行き、Nekoushi先生にレッスンを受けようと思います(笑)


To:ねこぴあのさん * by Nekoushi
ねこぴあのさん、一緒に妄想に参加してくださって、ありがとうございます(^^♪

> プチトリアノンには笑ってしまいました、もしかするとベルばらからきてたり・・?

もちろんそうです!笑
さすが、オスカルさんだけに、よく分かってらっしゃる。

> わたしならそこに調律師を常駐させ、コーヒーサーバーや冷蔵庫やグラスやお皿を置くところも置きたいです。シャワー室やトイレもあり2階のロフトには布団があって眠れるとなおいいですね。

笑笑
それ、もはや別荘ですね(≧▽≦)
音響を考えて天井を高くする予定なので(←すっかりその気(^^;)、ロフトはかなり高いところになりますよ。
高所恐怖症なので、私自身は使えないかもΣ(゚д゚lll)!!
合宿の生徒さん専用になりそう(笑)
布団じゃなくてロココ調のベッド置きましょうかね。

こんばんは^^ * by どれみ
私が時々するウォーキングの通り道に
レンガ作りの大きな立派なおうちがあるんです。
お庭も広くて・・そう バラのアーチとかもあって・・。
玄関までのアプローチも長い・・。
なんとピアノの教室なんです。
看板も横文字(笑)おしゃれ。
いつも通るたびに、どんな人が先生なんだろう?
たぶん、ほそーい人で、髪はロングでカール。
フレアースカートが似合う素敵な人そう。
ピアノは白のグランドピアノかもしれない。
きっとカーペットはふかふかだろう・・
なんて妄想してる(笑)
気になる教室はあります^^;

To:どれみさん * by Nekoushi
どれみさん、こんばんはー☆彡
妄想に付き合ってくださって、ありがとうございます(^^♪

その教室、見てみたいです~
私が教室を作る時の参考のために(笑)←妄想の世界から抜け出せない(^^;;
世の中には、ちゃんとそういう素敵なものがあるものなのですね。

そして、どれみさんの妄想が楽しいです(≧▽≦)
素敵な先生に白のグランドピアノ…。
何ともおしゃれな感じがしますね~

ピアノやってると、妄想力が高まるんでしょうかね!?笑

NoTitle * by やぢま
お洒落で素敵な教室♪
そんな教室があったら、通いたいです~。
そしてNekoushi先生の指導を受けたい。(^^)
音楽に関する高尚なお話も伺えそうです~☆

To:やぢまさん * by Nekoushi
やぢまさん、妄想を楽しんでいただいて、ありがとうございます(^^♪

私の教室へようこそ!笑

> お洒落で素敵な教室♪

あ!やぢまさんのブログの今のテンプレートにイメージ近いかも(*´▽`*)

「高尚なお話」ですか!?
けっこうプレッシャーですね(笑)
うまく話せるかな…(^^;;

セルフレッスン第17回:ありがたくないお年玉と嬉しいお年玉

さて、今年初めて、私が私にピアノを習います(^^♪どんなレッスンになるでしょうか。私「遅くなりましたけど、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします」先生「こちらこそ、どうぞ宜しくね」と、さすがに新年は和やかに始まる。まずは去年から持ち越しのチェルニー40番の19番。いきなり指使いが2→1で始まる、なんとも弾きづらいアルペジオの練習です。弾いてみるけど、若干改善された程度で、相変わ...

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さて、今年初めて、私が私にピアノを習います(^^♪
どんなレッスンになるでしょうか。

「遅くなりましたけど、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします」

先生「こちらこそ、どうぞ宜しくね」

と、さすがに新年は和やかに始まる。

まずは去年から持ち越しのチェルニー40番の19番。いきなり指使いが2→1で始まる、なんとも弾きづらいアルペジオの練習です。
弾いてみるけど、若干改善された程度で、相変わらずミス多過ぎΣ( ̄ロ ̄lll)!!

「引き続き、スタッカート練習、リズム変奏を駆使して頑張ります」

先生「今気づいたのだけど、これ5か月もやってるんですよね。1曲にこんなに時間をかけるのは、本来のチェルニーの使い方とは違っていますが、せっかく意欲満々なので、もう少し頑張ってみましょうかね。でも、あまりにも進まないのも困りものです」

「まさか、追加でもう1曲とか!?」

先生「察しがいいですね(笑) 次の20番も課題に追加しましょう」

チェルニー40-20

先生「↑この曲なんだけど、手首の柔軟性の良い練習になります。ハノンみたいで退屈そうに見えて、中盤あたりからヘミオラ(3拍子の曲が2拍子に聞こえる)が面白くて、意外とハマると思いますよ。あっ、ちょっと弾いてみて」

「ヘミオラ以外、萌えポイントないじゃないですかーっ(^^;;」

先生「まあ、そう言わずに、私からのお年玉と思って20番も練習頑張って下さい。19番より先に仕上がっても全然かまいませんからね。あと、アルペジオ苦手としょっちゅう言ってるので、12番を課外で復習してみたらどうですか?」←全然ありがたくないお年玉Σ(゚д゚lll)!!

次は、楽しみだった新曲、『平均律1巻』より第13番(BWV858)。

平均律I-13 プレリュード冒頭

まずプレリュードをウキウキで弾く(笑)

「ちょっとバッハにしては流麗すぎたでしょうか」

先生「この曲は、それでいいと思いますよ。バッハだからって、何でもかんでもノンレガートにするのは間違いでしょう。ほどよくシンコペーションを感じながら、流れを大事に弾いてください。プレリュードは譜読みは大体できているので、仕上げに入っていきましょう。次はフーガですね」

プレリュードのようにはいかないが、何とか弾く。

先生「練習はフーガの方を重点的にやりましょう。まずは、主題探し。冒頭は↓こうですよね」

平均律I-13 フーガ冒頭

先生「まずソプラノに嬰ヘ長調、次にアルトに嬰ハ長調、次にバスに嬰ヘ長調で主題が出てるでしょう?典型的なフーガ主題の提示です。私が全部指摘してしまっては勉強にならないので、残りを探しておいてください」

「あ、はい。頑張って探してきます」

先生「それから、主題に絡む、↓こういう形のモチーフが印象的ですよね」

平均律I-13 フーガ7小節

先生「この4つの音は、いわゆる『チェルニーやハノンのようにタカタカ弾いちゃいけない』のは当然として、いや私はチェルニーも機械的に弾くな!って思うけど、それはともかく、アーティキュレーションどうしますか?」

「レジェーロで軽くでしょうか」

先生「ん~、それだけではアーティキュレーションとは言いません。各音すべて分離?前後2音ずつスラー?それとも4音にスラー?全体の弾き方を考えて、趣味で決めていいと思います。次回、工夫の成果を見せてくださいね」

そして、最後は待ちに待った『献呈』(≧▽≦)

シューマン=リスト 『献呈』

先生「譜読みの前に、ちゃんと歌詞読んでみましたか?」

「あ、はい。そう言われていましたので、ドイツ語の辞書を探し出してきて色々と苦労しながら…。シューマンがクララに結婚式の前日に贈っただけあって、なかなか恥ずかしい歌詞でした(^^;;」

先生「笑笑。こういう、一見無駄っぽく見える努力が、いかにも『大人ピアノ』って感じがして楽しいですよね(笑)」

「…」

先生「冗談はさておき、何でそんなことしてもらったのか説明しましょう。例えば、7小節(下の段の最初)、3拍目の頭にアクセントがついてるでしょ?ここは、du meine Welt、「あなたは私の世界」という歌詞なのだけどdu(あなた)にアクセントがついてる。「あなた」を強調してるのですね。他の人じゃない、あなただーっ!!って(笑) 次は9小節目後半。ここはアウフタクトで入って、mein Himmel du、「あなたは私の天国」。Himmel(天国)にアクセントがついてて強調されてます。譜例に載せた範囲外にも、12小節目にGrab(墓)という言葉があるのだけど、そこの和声が減7になってて不気味さを醸し出してたりとか…。歌詞と曲がよく一致してるでしょ?だから、歌詞が演奏の良い手掛かりになるのです。それでは、弾いてみてください」←先生ってば、年明け早々飛ばし過ぎ(^^;;

譜読みしかけのよろよろな演奏を見てもらう。

先生「意外と悪くなかったですよ。歌い出しとブレスに気を付けて丁寧に譜読みしていってください。パッと見た感じ、2ページ目の左手のテノールが旋律を朗々と歌うところが一番難しそうですね」

「アルペジオで華麗に駆け回る中間部はどうでしょうか。アルペジオ苦手なのですが」

先生「いや、その部分は、そこまで苦戦しそうにないです。正確に自己分析できてないんじゃないの?笑 それより、最後のクライマックスのクロスリズムがあたふたした感じになってる方が気になります。ロベルトが愛の告白の最後に差し掛かってドキドキし過ぎてる様子を描写したくてわざとやった、なんてことはないですよね?」

「そこまで高等なこと、できるわけないじゃないですかーー」

先生「譜読み始めたばかりでしたね。忘れてました。ところで、もう一つお年玉があるのだけど」

「まさか、また何か課題曲ですか!?」

先生「あ、いや、本を進呈します。仲道郁代さんの『ピアニストは面白い』。これ、欲しがってたでしょう?」

「わ~い、ありがとうございます(*´▽`*) これで一年間頑張れそうです!!」

というわけで、幸先よいスタートとなりました。
今年も二人三脚(?)で頑張るぞー(^o^)丿

* Category : セルフレッスン

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NoTitle * by ね~み♪
Nekoushiさん、セルフレッスンお疲れ様でした!
今回も盛り沢山な内容でしたね~。
それに先生からのお年玉、いいですね~。生徒のツボを押さえていますよね♪
献呈、素敵な曲ですね(#^.^#)
待ちに待ったレッスン曲、気合いが入りますよね~。

今年もnekoushiさんの楽しいセルフレッスン記事、楽しみにしていますね~(^^)/

To:ね~み♪さん * by Nekoushi
ね~み♪さん、コメントありがとうございます(^^♪

やっぱり、待ちに待った曲のレッスンなので、先生も生徒も張り切ってるみたいですよ(≧▽≦)
献呈はもちろんのこと、平均律1巻の13番も予想以上に気に入ってしまいまして…。
献呈は、一生弾いていたいぐらいの気分です(*´▽`*)

> それに先生からのお年玉、いいですね~。生徒のツボを押さえていますよね♪

お年玉で飴と鞭を駆使しちゃってね~(笑)

> 今年もnekoushiさんの楽しいセルフレッスン記事、楽しみにしていますね~(^^)/

ありがとうございます。
楽しみにしてくださってるとの声を励みに、頑張ります!

NoTitle * by ここまふぃん
Nekoushi さん セフル楽しく読ませていただきました。
ツエルにー19番 2から始まるアルペシオ 私も苦手です〜 ショパンの華麗なwaltzだったかな。。中盤で2から始まるアルペシオのせいで放棄したの覚えてます。
バッハは難しいけど テーマを探すの楽しいですね。
そして弾くたびにいつも新しい発見がでてきますよね。
献呈には歌詞があったとは!
「恥ずかしい歌詞」ってどういう歌詞なんでしょう、、興味深々 (笑
歌詞によって、どの音を強調するかとか変わってくるんですね。ためになりました。
またセルフレッスン がんばってくださいn。

To:ここまふぃんさん * by Nekoushi
ここまふぃんさん、セルフレッスン記を読んでくださって、コメントをくださり、ありがとうございます(^^♪

2から始まるアルペジオって、ホント弾きにくい(>_<)
これのせいで弾きたい曲を放棄しないといけなくなるのは悔しいですよね。

バッハのテーマ探しは楽しいです(≧▽≦)
美しいし、知的作業もいっぱいだし、指の訓練にもなるし、バッハは偉大です!
素晴らしい音楽はバッハに限らずそうなのでしょうけど、バッハは特にという意味で…。

『献呈』ってシューマンの歌曲を編曲したものなので、歌詞ありますよ♪♪
恥ずかしいというか、読んでいると照れるというか…(^^;;

> 歌詞によって、どの音を強調するかとか変わってくるんですね。ためになりました。

ありがとうございます!
先生役をやるために頑張って勉強しました(笑)

NoTitle * by REIKO
いつも面白いレッスン、特に今回は言葉と和音のお話、興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。
 
 私も「献呈」は何年も前からちょこちょこっとやってはいますが、手が小さいせいもあって(言い訳・・・)なかなか思うようにいきません。

 今回載せてくださった楽譜は、私の楽譜(春秋社)と指使いが全然違います。なんとなく弾きやすそう・・・? 出版社を教えていたけると嬉しいです!!

 本当に素敵な曲ですよね。私も少しずつやっていきたいと思います。


To:REIKOさん * by Nekoushi
レッスン記をいつも読んでいただいて、ありがとうございます。
今回は、歌詞と音楽の関係を頑張って勉強したので、興味深いと言っていただけて嬉しいです。

やはり、リストは手が大きかっただけあって、手が小さいと厳しいですよね。私もです。
お互い、手を痛めないよう気を付けながらたのしめるといいですね!

掲載した楽譜は、全音のピース(No577)で、2,3か月前に出版されたばかりの取れたて(?)です。

楽譜の紹介、ありがとうございました。 * by REIKO
Nekoushiさん、
「献呈」の楽譜、早速く注文しました!

この曲が大事はモチーフとなった映画で、クララシューマンを描いた「愛の調べ」をご存知ですか?半世紀も前のものなので、今ではDVDで安く見られます。

それによると、クララはリストの編曲が気に入らなかったようです。(あくまでもフィクション)

いずれにしても、ロベルト、クララ、そしてリストという素晴らしい音楽家たちの遺産を、自分の手で弾ける(早くそうなりたい)とは素敵なことですね。

To:REIKOさん * by Nekoushi
お役に立てて良かったです。

指使いは、楽譜を見比べながら、各部分によって自分の手に合った方を採用していくしかないのかなぁと思います。

『愛の調べ』の存在自体は知っていましたが、まだ見たことはありませんでした。
ご紹介ありがとうございます!DVDを見てみたいと思います。

> いずれにしても、ロベルト、クララ、そしてリストという素晴らしい音楽家たちの遺産を、自分の手で弾ける(早くそうなりたい)とは素敵なことですね。

本当にそうですね。
ピアノを弾く醍醐味だと思います(^^♪

曲名の略称いろいろ

音楽やってると、曲名を省略して呼んでしまうことが多いですよね。モツソナ(モーツァルトのソナタ)とかベトソナ(ベートーベンのソナタ)とか…。ちょっとリズミカルというかコミカルな感じがして、曲にお近づきになれた気がします。私自身は「モツソナ」についてはケッヘル番号で呼ぶことの方が多いかも…。一つには、記事で時々ネタにしてますが、もつ鍋がブレークしたバブルのころに青春時代を送ったせいか、「もつ鍋」と言い違...

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音楽やってると、曲名を省略して呼んでしまうことが多いですよね。
モツソナ(モーツァルトのソナタ)とかベトソナ(ベートーベンのソナタ)とか…。
ちょっとリズミカルというかコミカルな感じがして、曲にお近づきになれた気がします。

私自身は「モツソナ」についてはケッヘル番号で呼ぶことの方が多いかも…。
一つには、記事で時々ネタにしてますが、もつ鍋がブレークしたバブルのころに青春時代を送ったせいか、「もつ鍋」と言い違ってしまいそうだから(笑)
いや、もちろんそれだけじゃなくて、「モツソナ〇番」というとどの曲だったか一瞬分からなくことがあるのが大きいです。
モーツァルトの曲は「旧全集」と「新全集」で番号の付け方が違ってる場合があって、

ケッヘル:310/311/533+494/545/570/576
旧全集:8番/9番/18番/15番/16番/17番
新全集:9番/8番/15番/16番/17番/18番

という、対応になってたりするので、特に後半はわけ分からなくなっちゃうΣ(゚д゚lll)!!
で、どういうわけか、私の中ではK310もK311も「モツソナ8番」と認識されてるし…。
ケッヘル番号なら間違いなく特定できるので便利です。

お次はベートーベン。
「ベト」っていうと、ベトナムな感じがする。
なので「ベトソナ」は「ベトナムのソナタ」(笑)
そういや、ひと昔前「冬のソナタ」が大流行して「冬ソナ」って言ってましたよね。
韓流ブームの次はベトナムブームが到来して、「ベトナムのソナタ」なんてドラマができないかしら?←おそらくない
何はともあれ、「ベトナム」と「ソナタ」を融合しちゃったような「ベトソナ」は、私にはギャップ萌えな呼び方です(笑)
愛称付きのは愛称で呼びますが、「ハンマークラヴィーア」だけは私の中では「ハンクラ」です。縁のない曲ですが…。
どさくさに紛れて白状すると、「ハンクラ」は確かに立派な曲かもしれないけど、そんなに素敵な曲かなぁ?

ショパンはどうでしょうね。
ショパンのソナタを「ショパソナ」ってあんまり略さない気がします。
語呂は結構いいのにね。
難曲過ぎてあまり弾く人がいないので、「今ショパソナ2番練習しててさ~」って話題に上ることが比較的少ないから?
バラードは「バラ1」「バラ2」…、と呼びますよね。私は、この呼び方好き(*´▽`*)
バラが薔薇に思えて素敵な感じがします。そして薔薇は好きな花なので。
そういえば、ショパンには『アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ』という、本名で呼ぶのが面倒極まりない曲がありましたね。私の中では「大ポロ」だったのですが、ネットを眺めてたら「アンスピ・カレポロ」って略してる方がいらして、「おお、なるほどね!!」と妙に感心したことがあります。

シューベルトは略し方がよく分からない、あるいはあんまり略さないかなぁ。
ソナタを「シューソナ」と略したらシューマンと区別つかないし、「シュベソナ」じゃ舌噛みそうだし(笑)
シューベルト好きな人はD番号で呼ぶ?

あと、バッハの「イギリス組曲」の略称がよく分からないですね。
「イギリス組曲1番」を「イギ1」とか呼ぶと、これまた舌噛みそう。「英1」「英2」…、なんて意外といいと思うのだけど、文字にすると分かりやすくても、音にすると全然ピンと来ないか…。

全然内容がなくて恐縮ですが、曲名の略称って面白いと思ったので、何となく記事にしてみました。

* Category : 音楽の話色々

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NoTitle * by 私はタワシ
ベトソナ、モツソナは、この世界では常識の略語、と思いきや・・・
あるピア友さんと話しした時、彼女は(そして彼女の師匠も)ずっと「ベーソナ」「モーソナ」と呼んでいて、「ええっ?ベトソナ?モツソナ?そんなふうに略すの?」と驚いていたことを思い出しました。特にモツソナは衝撃だったみたいですよ、あの食べるモツを連想してしまって(Nekoushiさんと同じですね・笑)
ショパソナ、確かに語呂もいいし、もっと普及しても良いかも。
ピアノ以外では、古くから メンコン、チャイコン(ヴァイオリン協奏曲)ドヴォコン(チェロ協奏曲)なんてのもありますね。

To:タワシさん * by Nekoushi
タワシさん、コメントありがとうございます(^^♪

略し方は人それぞれ、流派(?)によるのですね。
そして、他愛のない話なのに、意外と盛り上がれる(ような気がする)。

モツソナから食べる「もつ」を連想する人がほかにもいると知って、全然知らない方なのに仲間意識が芽生えてしまいました(笑)
あ、でも、「モーソナ」だったら、今度は牛を連想しちゃいます(^^;

ショパソナいいでしょ!?
ぜひ協力して普及させましょう(^o^)丿

> ピアノ以外では、古くから メンコン、チャイコン(ヴァイオリン協奏曲)ドヴォコン(チェロ協奏曲)なんてのもありますね。

ありますね~
ベートーベンのコンチェルトは、ベトコン?いや、ベーコン!?笑笑