出会ってはいけなかった曲!?―チャイコフスキー「グランド・ソナタ」

チャイコフスキーのピアノ曲についてちょっと調べていたら、有名じゃないけど力作らしい「グランド・ソナタ」ト長調(op.37)に「一耳惚れ」してしまいました。

4楽章構成で全体的に華麗な曲想の、ドイツ・ロマン派の誰かの曲と言われたら納得してしまいそうな曲です。
ロシア風の旋律やリズムは結構取り入れられているのに、あんまりロシアっぽく聞こえません。
全曲通すと35分ぐらいになるみたいです。

ピティナの楽曲解説によると、

第1楽章:Moderato e risoluto ソナタ形式。勇壮なファンファーレ風楽想とロシアの教会の鐘の音を模した重々しい第一主題ではじまり、一変して物悲しいモチーフ、甘く夢見るような第二主題とその変奏へと続く。展開部は冒頭のファンファーレが荘重な和音や分散和音で繰り広げられる。再現部を経てコーダはオーケストラのトゥッティのように非常に華やかに終わる。
第2楽章:Andante non troppo quasi moderato 瞑想的なテーマではじまり、フォルテの部分では第一楽章でもみられた符点のモチーフがここでも現れる。中間部は四分の二拍子の生き生きとしたテーマを用いている。様々なテーマが再現のたびに変奏されているのが印象的である。
第3楽章:Allegro giocoso スケルツォ。主部は弱拍にアクセントを持ち、軽快に進む。中間部では転調して、いくつもの声部に現れるスケールがまるでいくつもの楽器が呼応し合うかのように絡み合う。
第4楽章:Allegro vivace フィナーレ。シンコペーションの明るい主題ではじまる。流れるような十六分音符、スタッカートでの裏拍にアクセントのある和音のメロディーなどを経て、中間部では物悲しいロシアの民謡風な旋律が聴かれる。さらに第二エピソードはこれもロシアの民謡合唱のような楽しいメロディーである。再現部を経てコーダはもとのト長調の主音であるGのオルゲルプンクトの上で第二エピソードが奏でられ次第に静まっていくが、最後は華々しく和音のトゥッティで終わる。



1楽章のYouTubeを貼っておきます。
↓こんな感じの曲です。1楽章だけでも13分ぐらいかかる!!


聞いただけでも演奏困難なことは分かったのですが、IMSLP(国際楽譜ライブラリープロジェクト)のサイトで楽譜を見てみると、難易度はとんでもなさそうだし、分量も50ページぐらいある。
無謀な曲を取り敢えず弾いてみるのは大好きですが、さすがにこれはちょっと思いとどまります。
そもそも50ページもあると、プリンターのインクをかなり消費してしまいます。でも、評判のイマイチな春秋社版なら安く楽譜が手に入るという誘惑もあったり…。今のところ誘惑に負けていません(笑)

仕方ないからCDを聞くだけで我慢しようと思って検索してみると、ほとんどCDがなく、稀にあったとしても廃盤や品切ればかりで…。
YouTubeで聴いていればいいのでしょうけど、CDの方が扱いやすい気がする。動画の音をCD-Rに焼くなんてできるのでしょうか!?(法律的にOKかどうかということではなく技術的に)

そういうわけで、この曲は「出会ってはいけなかった曲」なんじゃないかと、タイトルのようなことをふと思っています。
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テンプレートのイメージは…

このブログの今のテンプレを決めた理由は何かというと、イメージトレーニングです。

最近、シューマンに少し関心が出てきて、昔弾いたことのあるトロイメライを弾いてみたり、トロイメライ以外で気になる『子供の情景』の中の曲や『アラベスク』を弾いてみようと試みる(注:あくまで試みるだけ)のですが、能天気なシューマンになってしまって、何だか変です(泣)

そもそもシューマンは譜読みがしにくいようにも思えるのですが、表情付けなどには、何か具体的なイメージがあった方がいいのかもしれません。
それで、イメージを言葉で考えるよりも絵で考えた方が早いかも?と思って探してみたら、私のイメージに近いのが見つかったので、テンプレに採用しました。

私の中では、PC版は『子供の情景』の1曲目(Von fremden Ländern und Menschen:見知らぬ国と人々について)とトロイメライのイメージです。
異国への扉のようでもあり、夢や憧れを表しているようでもあり…と、思っています。
同じく、スマホ版は『子供の情景』の2曲目(Kuriose Geschichte:不思議なお話)や5曲目(Glückes genug:満足)あたりのイメージです。

でも、『アラベスク』は全然イメージが湧かなくて、ヘンレ版の楽譜のグレーの表紙しか思い浮かんできません(^^
『アラベスク』というのは「アラビア風の唐草模様」とかそんな意味だったので、スマホ版のエキゾチックな模様が『アラベスク』のイメージとしては多少近いはずなんですが、そこは結びつかず、いくら考えてもヘンレ版の表紙(笑)

え?いっそのことヘンレの表紙をイメージしながら弾けばいい!?

そのうち気が変わって変更してしまうかも知れないので、追記の部分にスクリーンショットを貼っておきます。
1枚目がPC版で、2枚目がスマホ版です。

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自己紹介代わりにピアノ歴を…

はじめまして!
当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

自己紹介代わりに、ピアノ歴(という名の思い出話)を…。

ピアノを習い始めたのは小学校に入る前、6歳ぐらいの時です。
きっかけは全く覚えていませんが、気づいたら家にピアノが来ていて、近所のピアノの先生の所に習いに行くようになってました。
今から考えると、この頃は結構優秀な生徒で(自分で言うな…笑)、移調練習とか自主的にやってました。使用教材は多分バイエルの下巻がメインで、『トンプソン』っていうのもやった記憶がある。

小学校2年生ぐらいの時に、その先生が引っ越してしまって習えなくなり、2番目の先生を紹介されたのですが、スパルタというか鬼というか、むしろパワハラ(*_*;
一番トラウマなのが、私の前の順番の子がよく泣かされていて、それだけでも気まずいのに、その子が帰った後に感想を求められたこと。「何だかかわいそうでした」「どうしたら、かわいそうなことにならなかったと思う?」「えっと、もっと練習をしてれば…」「その通りです。だから、あなたもちゃんと練習をしないといけません」みたいな会話をする羽目になってました(泣)
私も当然よく怒られてました。特に、退屈な和声の教材を適当に済ませて怒られてました。和声が大事なのは後から分かったけど、子供には分かりやすく意義を教えてくれなきゃ。あ、でも、「属七」って言葉には、なぜか萌えてた(笑)
怖かった記憶しかないので、肝心の弾いた曲をイマイチ覚えていません。多分チェルニー抜粋とかだったはず。

で、ありがちな話ですが、中学を受験するというので、5年生ぐらいで「パワハラ女史」のレッスンをやめることになりました。パワハラから解放されて「せいせいした」というわけでもなく、「別にやめる必要はないのでは」と思いつつも「続けたい」と主張するわけでもなく…。何と主体性のない子供。
「続けたい」と主張するぐらい熱心だったら、血迷って音大でも目指してしまって今頃路頭に迷ってたかも!?笑

その後、近所の別の先生に「遊び程度で」という方針で習いに行って『小犬のワルツ』とか『トロイメライ』とか弾きましたが、中学生になるとレッスンは受けていませんでした。
中高の頃は、合唱その他音楽系のイベントがあると駆り出されたりしていたので、ピアノに全く触れていなかったわけではないですが、ちゃんとした練習曲をやっていなかったのは、やっぱり手痛い気がします。

大学は遠方に行くことになって、最初の先生に再会し、1年ぐらいレッスンをしてもらいました。もう20年以上前の話です。
曲は、ソナタの1巻目、インベンション・シンフォニア、チェルニー40番の最初の方から抜粋。「チェルニー30番(抜粋で何曲かやってたはず)は飛ばして40番からでいい」とか言われた記憶が…。チェルニーの指定速度について質問したら「そんなテンポでは私も弾けない(笑)」と片づけられました。たぶん「気楽にやればいい」ということだったのだと思います。まったりしたレッスンをしてもらいました。

レッスンは今のところ大学生の時が最後で、その後は「気まぐれピアノ人生」を謳歌しています(笑) 数か月ぐらい弾いて、飽きたり挫折したりすると数年ぐらいピアノに触れないことがよくあるので、自称「バッハ&モーツァルト&ベートーヴェン&ショパン好き」ですが、曲が仕上がるはずもなく…(^^; 

それなのに何が楽しくてピアノを弾いているかというと、音楽を鑑賞するのが好きなので、自分で弾いてみるとその助けになる(ような気がする)からです。好きな曲の好きなフレーズだけでも音を出せば嬉しいし、「この曲は私がプロだったらどう弾くだろう」と妄想しながら自分にとっての理想のCDを探すのもとても楽しいです。

最新の再開は昨年(2016年)の秋ぐらいからですが、大人ピアノ系ブログを愛読するようになって、今までより楽しみが増えたので、少しでも長続きすればいいなあと思っています。

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Nekoushi

Author:Nekoushi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆レッスン歴は子供の頃と大学生の頃(20年ほど前)に少々。
◆ちゃんと継続していないので完成した曲はありませんが、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇練習中
・チェルニー40-18、19
・バッハ シンフォニア 3番
・モーツァルト ソナタ ニ長調 K.311~第1楽章

◇2017年の終了曲
・チェルニー40-14、21、15、16、17
・バッハ シンフォニア(1巡目) 1、5、6、9、8、11、10、15番
・ハイドン ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34~第2&第3楽章
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