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NekoUshiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

セルフレッスン第41回:シューマンの幻想曲、予想以上に難物です((+_+))

私が私にピアノを教えるコーナー、今回はシューマンの『幻想曲』が初登場です。無謀な挑戦、どうなりますことやら…?その前に、まずはチェルニーさんからです~~(^^♪■チェルニー30-23 【子猫】・一音一音しっかり弾くのではなく、音をグループとして捉えるように。とりあえず16分音符8個1組で感じてみる。ゆっくり練習の時も同じ。メトロノームはできるだけ長い音符単位でかける。例えば♪=80ではなく、4分音符=40ということ。・...

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私が私にピアノを教えるコーナー、今回はシューマンの『幻想曲』が初登場です。無謀な挑戦、どうなりますことやら…?

その前に、まずはチェルニーさんからです~~(^^♪

■チェルニー30-23 【子猫】
チェルニー30-23
・一音一音しっかり弾くのではなく、音をグループとして捉えるように。とりあえず16分音符8個1組で感じてみる。ゆっくり練習の時も同じ。メトロノームはできるだけ長い音符単位でかける。例えば♪=80ではなく、4分音符=40ということ。
・次に、音のグループのメンバーを8個から16個(1小節分)、32個(1スラー分)と増やす。
・一音一音しっかり弾かないで流れるようにするんだけど、でも、3度の響きがちゃんと出るように縦線は揃える。←かなり難しいぞ、これ…(*_*;
・何度か弾いて「まあ、アヤシイところは多数あるけどおしまいでいいでしょう」ということになり、『子猫』は卒業です(≧▽≦)

■チェルニー40-29 【親猫】
チェルニー40-29 冒頭
・1ページ目は、前回よりかなり良くなった。
・アルペジオになるところは、軽くペダル踏んでも可。
・右手の単音スケールになるところ(譜例省略)は、弾きやすくなるからといって走らないこと(^^;; そういや、左手の単音スケールも入れておいてくれれば、もっと役に立つのにねぇ。チェルニーさんってば気が利かない(笑)
チェルニー40-29 16-18小節
・↑最後の関門は16-18小節、左手の1の指を軸に指替えする、赤で囲んだ部分。
・ここを重点的に部分練習。
・左手の1の指…。「左手のための24の練習曲の19番をやってみたらどう?」「はい、やります」ということで、『子猫』の代わりに左手24-19が追加になりましたΣ(・ω・ノ)ノ! 40-29は引き続き練習します。

■バッハ シンフォニア12番
・あんまり練習していないので見てもしょうがないでしょう、となって継続。

シューマン 『幻想曲』第2楽章
シューマン『幻想曲』2楽章

無謀曲の下地作り企画、いよいよ開始です(≧▽≦)
これは完全版の会話形式でお届けします。

先生「ベートーヴェンのソナタ第28番の2楽章に似た雰囲気の行進曲風の曲ですね。まず、この曲の形式は何でしょう?」

「三部形式でしょうか。A-B-A'(Aの縮小)‐コーダで。」

先生「普通は自由なロンド形式と理解されています。でも、大雑把に捉えると、三部形式と言えなくもないかな。というか、練習するためのセクション分けはA-B-A'-コーダに分けるとキリがいいですね」

「コーダの激しい跳躍が弾ける気がしなくて、そこを重点的にやれたらいいなぁと思うんですけど…」

先生「でも、本当にややこしいのはAの部分だと思うよ~。コーダは、手さえ動けば曲になるけど、Aの部分は、声部の弾き分けがとにかく大変だから。とりあえず最初の1ページを弾いてみましょう。速度等はドイツ語で『中庸に。極めて精力的に』ですが、当然ゆっくり行きます。ただ『精力的に』の指示は守る。遅いテンポでも弾んだ感じは忘れないようにしましょう」

(弾いてみる)

「声部を意識するとワケ分からなくなりますね(>_<) あと、冒頭の波線アルペジオでリズムが乱れてしまいます」

先生「音の塊がうごめいている感じになってますね(^^;; あっ、冒頭の波線アルペジオは、1音1音ばらさずに、二つのブロックに分けて弾いても構いません。むしろ、そっちの方がいいという説もあります。どういう風に弾くかというと、↓の図の青と赤のように分けます」

シューマン 幻想曲 1-5小節

先生「赤を拍の前、青を拍に合わせるとうまく行くと思います」

(弾いてみる)

「お~っ、弾きやすいし響きもいいですね(≧▽≦)」

先生「次は声部の弾き分けを意識してみましょう。6小節から14小節を見て行きましょうか」

シューマン 幻想曲 6-14小節

先生「8小節からの左手。前半(オレンジの部分)はレガート、後半(緑の部分)はスラースタッカートです。音を置いていくような弾き方をしてましたけど、そうじゃなくて、音楽として流れないといけません。で、前半と後半では表情が異なる」

「後半の方が歯切れよく高揚していく感じですか?」

先生「そうそう、そういうことですね。次は右手を見てみましょう。右手で重要な流れは、黄色のラインとオレンジのラインですね。青で囲んだシ♭の繰り返しと混じってはいけません」

「シ♭の繰り返しは、パーンパパン、パーンパパンと、ファンファーレのように聞こえるようにということですか?」

先生「そうです、そうです。オーケストラで言ったらトランペットですね。次はオレンジの部分ですが、これとピンクで囲んだ和音が混じらないように」

「シ♭~ドレミ♭ソ~ファに隙間が入らないようにしっかり押さえる」

先生「のではなくて、むしろ頂点に当たるソはポーンと打って響かせる。レガートは、実際に音に隙間ができるかどうかより、耳の錯覚的に繋がって聞こえることの方が遥かに大事です。ソをポーンと打った後、ファドの重音(ピンク)は、指を伸ばし気味で、かつ軽く。響きを抑える感じですね。さあ、もう一度弾いてみましょう」

(弾いてみる)

「うぅぅっ(@_@) この調子で毎回やるんですか?」←自分でやりたいと言ったくせに、もう音を上げている

先生「無謀曲なんだから大変なのは当然ですが、次回からはもう少し薄くやりましょうかね。私も大変なので…(!)。とにもかくにも声部の弾き分けあるのみです。Aの中間点にあたる62小節1拍目までを目標に譜読みしておいてください。あと、お望みのコーダですけど、跳躍のよい練習になると思うので、やってみましょうか。跳躍は腕の回転を上手く使って。どこまで耐えられるか分からないですが、せっかくの企画ですから緩く長く続けられるといいですね(笑) 飽きたり挫折したりしたら、別の曲にすればいいし」

「はぁ、頑張ります('◇')ゞ」

■ショパン 『幻想即興曲』
師弟ともに存在を忘れてましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!
2、3回通して弾いて、「存在を忘れるってことは止め時だよね~」と合意して、これは卒業(というか強制終了)です。

今回のレッスン記は以上です~~(^^♪


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* Category : セルフレッスン

Tag: チェルニー40番 チェルニー30番 シューマン 幻想曲 | Comment-open▼ * Comment : (2)

No Subject * by さっちん
今回も濃いレッスンですね!
私はあきません、、、シューマンは弾ける気がしない・・・。
すごい難曲ですね!そして難解ですね。

>ショパン 『幻想即興曲』
師弟ともに存在を忘れてましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!

からのまさかの強制終了(笑)
┏○)) オツカレサマデース
応援P

To:さっちんさん * by NekoUshi
さっちんさん、コメントありがとうございます~~(^^♪

濃くて自分でも疲れます(笑)
でも、そこが楽しいんですよね(≧▽≦)

> 私はあきません、、、シューマンは弾ける気がしない・・・。

シューマンは、ワケ分からない時は、ホンッとワケ分からないですもんね。
それに、弾きづらい(*_*;

> 師弟ともに存在を忘れてましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!
からのまさかの強制終了(笑)

笑笑
また気が向いたら、レッスンとは別にもう少し弾き込もうと思います。
弾き込むといっても、暗譜までは目指しませんけど…(^^;;

セルフレッスン第40回(後編):セルフ「手ペシ」、理屈に負ける・・・

前半より続きます。■バッハ シンフォニア12番先生「シンフォニア12番をレッスンするのは今回が初めてでしたよね。アナリーゼ、ってほどでもないですけど、解説から始めましょう。この曲は、しっかりしたフーガです。冒頭1段目の譜例を見てみると、まず上声に主題が出て、3小節目で中声にホ長調で主題が出てきます。譜例では途切れていますが、中声に出てきた主題は、この後、のこぎり状のジグザグ音形、上昇から下降音階の形。最...

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前半より続きます。

バッハ シンフォニア12番
シンフォニア12番 冒頭

先生シンフォニア12番をレッスンするのは今回が初めてでしたよね。アナリーゼ、ってほどでもないですけど、解説から始めましょう。この曲は、しっかりしたフーガです。冒頭1段目の譜例を見てみると、まず上声に主題が出て、3小節目で中声にホ長調で主題が出てきます。譜例では途切れていますが、中声に出てきた主題は、この後、のこぎり状のジグザグ音形、上昇から下降音階の形。最初に主題が提示された時は、音階の音形は下降のち上昇(ド♯シラシ、ド♯レ♯ミファ♯)ですから…」

「鏡像ですか?」

先生「そういうことですね。この曲の主要な素材は、冒頭の『ラッティララッティラ』の音形、のこぎり状のジグザク音形、音階の音形、それから忘れちゃいけないのが、バスの下降音階の形(譜例の青のカギ)です。これらがどのように展開されていくかしっかり把握していくことが、この曲のほぼ全てです。それでは弾いてみましょうか」

(弾いてみる)

「あの、どうしても8小節目の左手のミスが無くならないんです。片手練習でセルフ「手ペシ」までやったみたのに」

先生「何ですか、それは!?」

「だからその、ミスったらその瞬間に右手で左手を引っ叩く(笑)」

先生「…。少なくとも右手の反射神経は良くなりそう…(^^;; それも悪いとは言わないですけど、もっと頭と耳を総動員して考えてみましょう」

シンフォニア12番 7-9小節

先生「ミスる音はほぼ決まってますね。8小節(上の譜例の2小節目)のバス、3拍目、3番目の16分音符ラをソ♯にしちゃってる。そこは下降音階だってことは分かりますよね。その瞬間の3声を同時に鳴らしてみて」

「ラ・ミ・ソ♯。この響きが気持ち悪い気が…」

先生「原因はそれでしょう。すごい不協和音ですよね。だから、ラの代わりにソ♯を鳴らしてホ長調の主和音にしてしまいたくなるんだと思います。でも、それは正しい感じ方じゃない。和声を感じるより、各声部の流れを感じなければいけません。だいたい、長い音を重視すれば間違いないのよ~~。この場合だったら、音価が大きいのは中声でしょ」

「レ♯ミ~レ♯ミ、という流れですよね」

先生「そうそう、その流れををよく聞く。そしてバスのラインを重ねる。上声は主題で重要なんだけど、わざわざよく聞かなくてもきちんと出せているので、とりあえず特別に意識しなくてOK。7~9小節の部分練習をしましょう。まず、バスと中声をそれぞれ単独で、次にその二つを重ねて、最後に三声全て重ねて」

(何度か繰り返す)

「お~~っ、何だか視界がはっきりした気がします(≧▽≦)」

先生「そうでしょ、そうでしょ。セルフ調教(!)より効果あるでしょ(笑)」

「セルフ「手ペシ」、完敗ですね(^^;;」

先生「まあ、ペシってもいいですけど、頭を使わないと単なる調教になってしまって、文化的じゃないですよね。さて、次は、10~16小節あたりを見てみましょうか」

シンフォニア12番 10-15小節

先生「上の段では、主題の冒頭のモチーフが上声と中声に交互に、下の段では、上声に繰り返し出てきますよね」

「ゼクエンツ!!この部分萌えます(*´▽`*)」

先生「そう、ゼクエンツはこの曲の萌えポイントです。他にも、いっぱい出て来るので、確認してみてください。ゼクエンツは、少し畳みかけるような感じで。もちろん、ロマン派的に緩急をつけてはいけないんだけど、ニュアンス的にはストリンジェンドです。あくまでニュアンス的に。それから、上の段(10~12小節)の上声と中声の2分音符に注目してみてください。それぞれ、下降音階が潜んでいるのは分かりますか?」

「冒頭のバスの音形ですよね。長い音を大事に、ですね」

先生「そうです~~。声部練習を駆使しながら、テンポは4分音符=60ぐらいで練習を続けていきましょう」

■ショパン『幻想即興曲』
先生「弾けていない箇所多数だけど、飽きてきた感じがありありとしてる(^^;;」

「ショパンに申し訳ないとは思うんですが…」

先生「ほら、ショパンが自分で封印しようとした曲だから。やっぱり、それは、そういうことなんだよ~~」

「しばらく練習していないので、もう1回チャンスをください」

先生「そうですか~??いいですけど…」←先生こそ飽きているらしい

■無謀曲の下地作り
先生「新企画の『無謀曲の下地作り』で取り上げる曲の候補、考えてきました?」

「ショパンのバラード3番、シューマンの幻想曲、この2曲です」

先生「何か、もっととんでもないことを言い出すかとヒヤヒヤしてました(笑) せっかくなので、両方ともやっちゃいましょう」

「そんな無謀なΣ(゚д゚lll)!!」

先生「バラ3は幻想即興曲の後のレッスン課題にして、『下地作り』ではシューマンの2楽章をやりましょうか」

「シューマンだったら2楽章を先にやりたいと思ってました!!和音の跳躍がものすごく手ごわいので、早く譜読みしておきたくて…」

先生「チェルニーのどちらかが終わったら始めましょう。あまり肩に力を入れず、まずは1か月ぐらい、ゆっくり弾きで下地を作ります。その先は、寝かせて別の曲の下地作りに行ってもいいし、もう少し続けてもいいし、その時になってから決めるということで」

今回のレッスンは以上です~~('◇')ゞ


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Tag: バッハ シンフォニア | Comment-open▼ * Comment : (2)

No Subject * by さっちん
盛りだくさんのレッスンだったのですね。すごいです♪
シンフォニア12番明るくていいですね。私昨年の初めころは、バッハのインヴェンションとシンフォニアを日付の番号を弾くって言うのやってたんですよ(笑)
なかなかシンフォニアが手強すぎたんですけど。でも飽きないし楽かったです。ツェルニーも日付の番を弾くとか時々やってた時期が。。。いつのまにかフェードアウトしました(笑)

バラ3はほんまに良いですね。もしかしたらバラードの中で一番好きかもしれません。。。そして、シューマンは相変わらずの食わず嫌いです(苦笑)いつかは取り組みたいと言いつつ、放置してます^^;
応援Pっと

To:さっちんさん * by NekoUshi
さっちんさん、コメントありがとうございます~~(^^♪

> 盛りだくさんのレッスンだったのですね。すごいです♪

しばらく間が空いちゃったので、つい張り切って盛りだくさんにし過ぎました(笑)
今回のレッスン記は、けっこう疲れました(^^;;

> 私昨年の初めころは、バッハのインヴェンションとシンフォニアを日付の番号を弾くって言うのやってたんですよ(笑)

何と!!実は、私も一昨年ぐらい、同じようなことやっていた時期がありました。やろうとして挫折したんですよ~~。「やっぱり、しっかり練習しないとダメだな」と…。それがセルフレッスンに繋がっていたりします(*^^)v

> バラ3はほんまに良いですね。もしかしたらバラードの中で一番好きかもしれません。。。

私もそうなんですよ(≧▽≦)
3番と4番が甲乙つけがたくて、よく考えてみると「好き」のタイプが違うかな…。

いつか、シューマンに開眼できるといいですね!
私も結構最近まで、シューマンを敬遠してましたよ~~

セルフレッスン第40回(前編):チェルニーさん、お帰りなさ~~い♪♪

今日は楽しい雛祭り♪♪なのですが、何も行事はありません。というわけで、レッスン日和です(*´▽`*)1か月ぶりぐらいに、私が私にピアノを習うコーナーをお届けします('◇')ゞ今回のメニューの中心は、チェルニー30-23、40-29、バッハのシンフォニア12番です。■チェルニー30-23 【子猫】先生「まず、ゆっくり弾いてみましょうか」(演奏)先生「この曲はレガートの指示で、フレージングが長いですよね。ほとんど切れ目がない(笑) ゆ...

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今日は楽しい雛祭り♪♪なのですが、何も行事はありません。
というわけで、レッスン日和です(*´▽`*)

1か月ぶりぐらいに、私が私にピアノを習うコーナーをお届けします('◇')ゞ
今回のメニューの中心は、チェルニー30-23、40-29、バッハのシンフォニア12番です。

■チェルニー30-23 【子猫】
チェルニー30-23

先生「まず、ゆっくり弾いてみましょうか」

(演奏)

先生「この曲はレガートの指示で、フレージングが長いですよね。ほとんど切れ目がない(笑) ゆっくり弾くときも、それは意識しないといけません。3度の響きをしっかり感じて、縦線を揃えつつ、細かく刻んじゃダメ」

(何度か弾く) 

「ひーっ、難しい!!」

先生「それはそうでしょう。この曲をゆっくりというのは不自然なテンポだから…。さっき、細かく刻んじゃダメと言ったけど、どうしたって、そうなりますよね。ゆっくりと速めの二通りで攻めていくのがいいと思います。」

「ゆっくりで3度の響きを、速めで長いフレージングを、ということですか?」

先生「そうそう、そういうことです。で、ここと、ここと、ここは(←手抜き:笑)、左手片手練習。リズム練習も許可します。16分音符4つを8分音符1個プラス16分音符の3連符×3、それと、その逆パターンで」

(何度か繰り返す)

「いづみこ先生の本に書いてあった『走らせる練習』ですね」

先生「その通りです。あと、音量よりも音色にこだわって」

「いわゆる『真珠を転がすような』弾き方で弾けたら素敵でしょうね」

先生「目標高すぎます(笑) もちろん目指すのはそこですけど、どこかで妥協しないと一生かかっても終わらないですよ~~(^^;; 何はともあれ、引き続き頑張りましょう」

■チェルニー40-29 【親猫】
チェルニー40-29 冒頭

先生「これも、まずはゆっくり弾いてみて」

(演奏)

「これも3度の音階がメインの練習曲ですが…」

先生「発想記号は?」

「レジェ―ロです」

先生「30-23はレガートでしたよね。レジェ―ロとレガートは違うというのは分かりますか?」

「レジェーロは軽く、レガートは滑らかに、ですよね」

先生「レガートは手首の回転を借りて滑らかに聞こえるようにしますが、レジェーロでは指先で繊細にはじくようにします」

「それじゃ、スタッカート練習が有効ですか?」

先生「今日は冴えてますね(笑) ゆっくり練習もスタッカートで、できれば同音連打とか3連打でもやってみましょう」

(何度かやってみる)

先生「次は少し速めのテンポで、スタッカートではなくレジェーロで。4分音符=120ぐらい」←少し速めどころかめっちゃ速い(>_<)

(練習)

先生「少し神経が繋がってきた感じがするでしょう?」

「まだぐちゃぐちゃですが(>_<)」

先生「今日言った練習メニュー繰り返していけば徐々にできるようになるはずです。一つだけ指摘すると、冒頭の音階からアルペジオに移る部分、ダーッと降りてきてその勢いで跳ね返ってアルペジオで駆け上がる感じ。間があかないように行きましょう」

(演奏)

「よく考えると、30-23の方が難しいような気もします」

先生「多分そうだと思います。40-29をレジェ―ロとレガートの2通りでやってもよかったのですが、別の曲のほうがいいかと思って、敢えて30-23にしてみました。同時進行で頑張りましょう」

「親猫と子猫の競走ですね(=^・^=)」

長くなってきたので、二つに分けます。

(後半へ)


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セルフレッスン第39回(後編):熟成に成功した曲、失敗した曲

前編より続く。一人二役のレッスン第39回の後半です。それでは次は、ベートーヴェンのピアノソナタ第10番です。(一通り弾く♪)先生「なかなかいい感じになってきましたね。展開部以外はかなり弾き慣れてきた感じがします。表情も程よく古典的ですね」私「実は、あんまり練習していなかったのですが・・・。熟成されたってことでしょうか??」先生「そうそう、そういうことあるよね。展開部は熟成されてないですが…。というわけで...

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前編より続く。
一人二役のレッスン第39回の後半です。

それでは次は、ベートーヴェンのピアノソナタ第10番です。

ベトソナ10番 第1楽章冒頭

(一通り弾く♪)

先生「なかなかいい感じになってきましたね。展開部以外はかなり弾き慣れてきた感じがします。表情も程よく古典的ですね」

「実は、あんまり練習していなかったのですが・・・。熟成されたってことでしょうか??」

先生「そうそう、そういうことあるよね。展開部は熟成されてないですが…。というわけで、展開部を練習しましょう。77小節から98小節の、右手が3連符のアルペジオ、左手が旋律を受け持つ部分。ここが一番の難関であり見せどころですね」

ベトソナ10番 第1楽章77-97小節
ベトソナ10番第1楽章のクライマックス部分。なかなか難しいです(>_<)

先生「左手だけ弾いてみて」

(弾く♪)

先生「スタッカートで駆け回る部分、変にスラーが付いちゃってる時がある。主に指替えの場面ですね。腕から指先まで一体化したハンマーのような感じで、粒を揃えて叩いていきましょう」

「一体化した感じを得ようとすると力が入ってしまいます((*_*)

先生「それじゃ、音増やしてオクターブにしてみて。その次に、オクターブ下に追加した音を省略します。全部親指で弾くことになりますね」

(やってみる)

「感覚はつかめてきました」

先生「その次は、指使いを元に戻して。そして、最後に右手を加える」

(何回か繰り返す)

先生「あと、左手がスタッカートの箇所は、ペダルは踏んじゃいけません。sfがついているところだけ、瞬間的に踏んで響きを豊かにするというのは、例外的にやってもいいかな。逆に、左手がレガートのところは、濁らないように気をつけつつ浅く踏んだ方がいいかも。右手の3連符は、3つのうち1番目の音を強調してください。旋律線が浮かび上がってきます」

(何度かやった後、通す♪)

先生「展開部はまだアヤシイですが、かなり良くなりました。レッスンでやるのはこれで終わりでいいでしょう。あとは自分で弾き込んでおいてください」

「次の曲、どうしましょう?」

先生幻想即興曲を見てから決めましょうかね」

ベトソナ10番は熟成に成功(≧▽≦)
放置しておいても、できる時はできるようになるものです。

最後は『幻想即興曲』です。

「これも練習不足なのですが・・・。何だかあんまり楽しくなくなってきてしまって」

先生「ひょっとすると、寝かせている間に熟成されているかもよ?とりあえず弾いてみてください」

(ひとまず通す♪)

「こっちは駄目だわ。熟成じゃなくて腐敗してるΣ( ̄ロ ̄lll)!!」

先生「楽しくないなら、無理して続けず放棄してもいいけど、どうする?」

「…」

先生「それじゃね、これ↓見てからどうするか決めて」



「やります!!もう少し頑張ってみます(^o^)丿」←単純なやつ

先生「そうでしょう、そうでしょう(笑) 次回までにやるべきことを言っておきますね。左手の片手練習がメインになります。6連符が均等になるように気をつけながら、スローテンポで繰り返してください。均等と言っても、機械的にではなく、自然な音楽の流れの中でという意味ね。そして、1番目と4番目の音を意識する。右手は、左手に比べれば軽めの練習でいいですけど、やることは同じくスローテンポで出すべき音を指に馴染ませる。そういえば、スロー練習をしっかり頑張るって、自分で言ってなかったっけ?」

「言っていたような気がします。今度は、腐敗しないように、ちゃんとやっておきます」

先生「やる気が失せた時は、なかみっちゃんの動画を見て、取り戻してください(笑) あと、ベトソナ10番の次ですが、『憧れの無謀曲の下地作りプロジェクト』をそろそろ始動させましょう。急にこの場では決められないでしょうから、次回までに1曲考えておいてくださいね」

いよいよ無謀な挑戦の時が近づいてきました(笑) 幻想即興曲』が既にけっこう無謀な気もしないでもないですが・・・
楽しみだけど、なんだか空恐ろしい。そして、何にしようかめっちゃ迷います~~


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No Subject * by 私はタワシ
NekoUshiさん、こんにちは!
熟成に成功する曲と逆に腐敗する曲があるって興味深いですね。
でも曲によるとはいえ、熟成できるってすごくないですか?本当に羨ましい限りです!
私なんてしばらく曲を放置していたら、現状維持ならば御の字で、大抵は腐敗の一途を辿りますもの。そして普通そんなものだと思ってきました。
どんな曲だったら熟成できるのか、いくつも例を積み上げれば傾向もわかってくるのかな?

To:タワシさん * by NekoUshi
タワシさん、こんにちは!
コメントありがとうございます~~(^^♪

正しいというか適切な練習をした後しばらく寝かせたら熟成して、ダメな練習をした後に放置したら腐敗する、という傾向はあるかもしれません。

それから、私のピアノは、数年ピアノに触れなくてもそれほど退化せず、逆に弾き続けても遅々とした進歩しないタイプみたいで、それも関係してるのかな~~
タワシさんのシューイチ的なのは、私にはまず無理なので、とても羨ましいです。
隣の芝は…。というより、自分にはない能力を他人に見出して「すごいな~~」と思えるのも醍醐味かもしれませんね(*^▽^*)

熟成する場合と腐敗する場合の考察は、いずれ記事にしたいと思います(^o^)丿
ちょうどいいキッカケをいただいて、ありがとうございます。

セルフレッスン第39回(前編):チェルニーさん楽しいな♪♪

このところ課題曲を熟成と称してサボり気味でしたが、一人二役のレッスンを強行します。さてどうなることやら・・・??まずはシンフォニア14番です。(一通り弾く♪)先生「この曲、他の楽器編成にするとしたら?」私「少人数の弦楽合奏。できれば、古楽器のノンビブラート奏法で」先生「細かいですね(笑) イメージはそれでピッタリだと思います。でも、演奏は全然そうなってなかったな~~。オーボエみたいに鋭かったです。あと...

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このところ課題曲を熟成と称してサボり気味でしたが、一人二役のレッスンを強行します。
さてどうなることやら・・・??

まずはシンフォニア14番です。

シンフォニア14番

(一通り弾く♪)

先生「この曲、他の楽器編成にするとしたら?」

「少人数の弦楽合奏。できれば、古楽器のノンビブラート奏法で」

先生「細かいですね(笑) イメージはそれでピッタリだと思います。でも、演奏は全然そうなってなかったな~~。オーボエみたいに鋭かったです。あと、テンポが速すぎる気がする」

「主題を浮き上がらせようとすると、どんどん固い感じになってしまって…」

先生「強く弾こうとすると、そうなりますね。むしろ、主題以外を弾く指をのばし気味にして、音色的に引っ込めることで、相対的に主題を浮き上がらせる。そういう風に考えてみてください」

(何回か弾く♪)

「浮き上がらせたい旋律は指を丸めて、それ以外はのばし気味。なるほど!!最近読んだ『指先から感じるドビュッシー』にそんなこと書いてありました」

先生「それなら、ちゃんと実践しなきゃ…(^^;; でも、一気によくなりましたね」

「コツが掴めた気がします。そろそろ卒業できそうですかね?」

先生「今回で終わりにしましょう!!ただし条件付き。今年中に録音すること」

「終わるの次回でいい代わりに、録音を免除というのは…?」

先生「ダメです。今年の年末の振り返りの時に、録音してなかったら、合格を取り消します。いや、その頃には私も忘れてしまっているかもしれないけど…(笑) 次は、7番ホ短調か12番イ長調、どっちにする?」

「てこずりそうな速いフーガの12番を先にやっておきたいです」

ということで、シンフォニア14番、めでたく終了です(*^^)v

次はチェルニー40-28に行きます。

チェルニー40-28

(まずは通して弾く♪)

先生「オクターブをバラさないで旋律線を感じてみて。旋律線といっても基本的に単なる音階だけど…。で、旋律線がしっかり頭に入ったら、楽譜通りバラす。手に力を絶対に入れちゃダメで、勝手に震えている感覚ですね。それから、左手の和音は一番上の音がぼやけないように、手首を右回転させる意識で親指に重みを掛けましょう」

「バスの音が大事なのでは…?」

先生「それはそうなのですが、和音はしっかり全ての音を同時に鳴らして下さい。親指を子供の頃に怪我した後遺症で弱いようなので、手首の力を借りるのです」

「分かりました」

(何回か弾く♪)

先生「いいじゃない。これ、今日で終わりでいいよ(≧▽≦) 29番行きましょう」

チェルニー40-29

「うっ、3度の音階Σ( ̄ロ ̄lll)!! チェルニー30-23をパワーアップしたような曲ですね。こういうのめっちゃ苦手です(*_*)」

先生「苦手だからこそ、しっかりやらなきゃね。この際、30-23とセットでやりましょうか」

「30-23には、ブログ仲間の方と『子猫のエチュード』って名前つけたんですよ。左右の手が、じゃれ合っている子猫の兄弟みたいだということで」

先生「なるほど。そうすると、40-29の方は『親猫のエチュード』(笑) あっ!猫好きでしょ??猫を思い浮かべながら弾けば、きっと30-23も40-29も萌えると思いますよ~~」

「…」

チェルニーを2曲もやることになりました。
長くなってきたので、前編と後編に分けます。
以下、後編に続きます。


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Tag: バッハ シンフォニア チェルニー40番 | Comment-open▼ * Comment : (2)

No Subject * by ねこぴあの
Nekouma:「僕もダメです。今年の年末の振り返りの時に、録音してなかったら、合格を取り消すだけではなく、僕のところに来るように。」

きゃ~~~~NekoUshiさんがんばって~~~(*´▽`*) ←他人事(笑)

親猫のエチュード(笑)、すごい~~~!!!頑張ってください♪

To:ねこぴあのさん * by NekoUshi
ねこぴあのさん、コメントありがとうございます~~(^^♪

え、まさかのUma兄(笑)登場!?
合格取り消し以上に怖いですねΣ( ̄ロ ̄lll)!!

> 親猫のエチュード(笑)、すごい~~~!!!頑張ってください♪

ありがとうございます(≧▽≦)
実は、セットでやっている『子猫』で既に大苦戦してます。
『親猫』の方が、左右並行進行のスケールが若干少ないようです。おとな猫なので、2匹が独立行動をとることが多いのかも!?笑