セルフレッスン第9回:内声に埋もれた主題を目立たせよう&ドMの勧め(笑)

残暑お見舞い申し上げます。

私は気温の変化についていけず、ごく軽い目まいなど、若干体調不良気味です。
というわけで、「お盆休みはピアノ三昧」と決めていたのに、全く計画通りにいってません(泣)
萎えるわぁぁ( ;∀;)

でもまあ、気を取り直して、私が私にピアノを習うコーナー第9回目をお届けします。
朝っぱらからセルフレッスンをやったわけではなく、単に記事の投稿が朝なだけですよ(笑)
今回は、バッハのシンフォニア3番の難関、内声に移ったテーマをどう目立たせるかというのがメインの課題です。

先生「夏バテ気味なら、ゆっくり休んでればいいのに…(^^;;」

「ピアノを全然弾いていないとかえって具合が悪くなる気がして…。」

先生「それは、気のせいだと思います(笑) 今日は、シンフォニア3番の主題の弾き方を少し詳しくやってみましょう。4小節~5小節のような箇所ですよね」

シンフォニア3番 5小節

「右手だけでソプラノとアルトを弾くけど、テーマがアルト(オレンジ色に塗った音符)に移っているので、こっちを響かせないといけない部分です。上声を大きくというのなら右手は得意分野ですけど、逆なので…」

先生「まず、どういうイメージで弾きたいのですか?音色とか表情の面で」

「アルトはテーマなので朗々と響かせたいですが、華やかな中にも渋さを残した感じでしょうか。ソプラノは、大和撫子的な…?」

先生「普段、電子ピアノでしたよね?その目標はなかなか厳しいのでは!?でも、何はともあれ、イメージが明確なのは良いことです。最終目標は今言ってくれた通り設定するとして、まずは音量のバランスでしたね。3度進行の部分、上下に時間差を与えることを考えてみてください」

「3度進行の部分だけ言うと、32分音符でド#ミシレラド#とバラしてみる感じでしょうか?」

先生「むしろ、波線アルペジオで考えてみてください」

「あれ?逆に上声が強くなってしまうようですが?」

先生「弾く順番を逆にしてみて。つまり、下向き矢印付きの波線でってこと」

シンフォニア3番 5小節

「意外です!!上を先に弾いたらもっと強調されてしまうかと思ったのに、逆なのですね!」

先生「下向き矢印付きの波線アルペジオにすると、手首を左回転させるので、下の音が自然と大きくなるのですね。それに、アルペジオって、最後の音が本命でそれ以外は装飾というイメージでしょ?力の入れ方はこのやり方でコツをつかんで、ただし、もちろん音が鳴る時間差を小さくして行って最終的には上下の音を同時に弾きます。正しいバランスで鳴らせるようになってしまえば、アルペジオがどうのということは自然と意識の外に飛んでいくと思います」

(あくまでセルフ師弟の自己流ですが、何度かやってみて、それらしくなり大満足!!笑)

先生「あとは表情付けをしっかりやらなければなりませんね。それ以前に、他の部分で、音が並んでなかったり音価があやふやな箇所が多過ぎるし、各声部がどんな風に絡まっているのか構造がまだよく把握できていません。1フレーズずつ、場所によっては1小節ずつ丁寧に譜読みしてください。できればメインの声部を歌いながら弾けるぐらいに」

「…」

先生「思うのですが、ピアノ上達のコツの一つはドMになることかもしれません。克服すべき難しい課題が沢山あると嬉しい!的な…(笑) あっ、もちろん、手が痛くなって嬉しいとか、そういうのは間違いなので絶対やってはいけませんが…」

残りは、チェルニー40番の18と19を少々ずつ。
・左手メインの18番は意外と苦になってない感じ、右手も左手より和音をつかめてる。
・右手が分散和音の19番は課題山積、ゆっくり着実に取り組むこと。

今回のレッスンは、こんな感じで「ドMになること」を勧められましたΣ(゚д゚lll)!!笑
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セルフレッスン第8回(後編):モーツァルトK311「アナリーゼ祭り」など

前編より続きます。

「アナリーゼ祭り」なんて、大袈裟過ぎるタイトルですみません(^^;;
こういうのを羊頭狗肉っていうんでしょうね(笑)

さて、次のセルフレッスン曲は、バッハのシンフォニア3番です。

「これ、かなりお手上げです。ネットで見かけた難易度表では、3番はシンフォニアの中では中ぐらいということになってましたが、釈然としません」

先生「難易度表は、誰が作ったものにせよ、気にしない方がいいです。自分が弾きにくいと感じた曲が難しい曲なのですよ。人が何と言おうと…」

(弾いてみるけど、かなり酷い)

先生「この曲は難関が色々仕掛けられているので…。例えば、4~5小節のあたり、主題が内声に移っているのだけど、それがソプラノの3度下を動く部分(下の図)とか。主題を浮き上がらせるのがかなり大変ですよね」

シンフォニア3番 4~5小節

「保持している声部を他の声部が横切るく部分も苦手です」

先生「多声音楽らしい、厄介な箇所ですよね。♪=60~80ぐらいで、しっかり音を手に覚えさせる練習がまだまだ必要なようですね。それは自分でやってもらうとして、あと一つだけ解説しておきましょう。12~14小節のあたり、下の図で、右手のピンクで色付けた部分を追っていくと、主題を嬰へ短調にしたものになるのですよ」←楽譜の解説に書いてあった(笑)

シンフォニア3番 12~13小節

「面白いですね!その部分は、やはり主題を強調して弾いたほうがいいのでしょうか?」

先生「きちんと音を追っていけばそのように聞こえますから、あまり強調し過ぎない方がセンス良く聞こえると思います。下手に強調し過ぎると、たぶん嫌味っぽく聞こえますよ。『私、この部分に主題が隠れてるの知ってます。凄いでしょう』みたいな感じに(笑) これからは、シンフォニアは1回に1曲やることにして、追加の課題はありません」

次は、本日最後のレッスン曲、モーツァルトのソナタK311の第1楽章です。

先生「何でしたっけ?もつ鍋祭りでしたっけ?」

「モツ祭りですよ(^^;; モーツァルトの略で『モツ』。って、御存じのくせに…」

先生「バレましたか?笑 もつ鍋って、バブルの頃に突然流行り出した記憶があります。それで、私の中では、もつ鍋=バブリーというイメージです。いや、そんなことはどうでもいいとして、K311のアナリーゼ、してみましたか?主題を指摘してみてください」

(文字だけじゃワケ分からないので、末尾の追記部分に参照譜例を載せておきます)

「冒頭、17小節、28小節でしょうか。冒頭が第1主題と見せかけて序奏、17小節が第1主題、28小節が第2主題。展開部で扱われているのは、提示部の最後の部分ばっかり。58小節で第2主題がト長調で再現、79小節からニ長調で第1主題再現、91小節から同じく第2主題再現、そして99小節以下は、序奏を用いたコーダ。こんな感じではどうでしょうか?」←これ、かなりめちゃくちゃなので、覚えないでください(笑)

先生「何とも斬新な解釈ですね(^^;; 属調で第1主題というのは少し無理があると思いますよ。やはり冒頭が第1主題、17小節は第2主題、28小節は普通は主題とは言われないですが、第3主題と呼んでも差し支えないと思います。58小節は第3主題の再現ではなく、そこはまだ展開部です。でも、ハイドンとかベートーベンが好んだような『偽の再現』ではありますよね。再現部は79小節からです。第2主題が最初に再現されるということです」

「最後に出てくる第1主題は、コーダとは解釈できないでしょうか?」

先生「最後はコーダじゃなくて、やはり第1主題の再現ですね。実行するかどうかはともかくとして、一応、その後にリピート記号ついてるから、純粋にコーダととらえるのは無理がありそうです」

「通常のソナタ形式とは、かなり形が違いますね」

先生「そうですね。ショパンのソナタ形式、例えば2番以外のバラードとか、少しそれに通じる所があるといったら言い過ぎかもしれないけど、変則的ですよね。モーツァルトの時代は、ソナタ形式が確立し始めた時期だけに、あえて主題の再現の順番を入れ替えてみたというのが、モーツァルト流のユーモアなのだと思います」

(何回か弾いてみるけど、66小節から78小節にかけての16分音符で苦戦。何回か練習するうちに少し繋がるようになってくる。やっぱり、この曲楽しすぎる!!)

先生「そんなにK311が好きなのですね。それならきっと上達するに違いありません。もつ鍋祭り、頑張ってくださいね(←まだ言ってる)」

こんな感じで、今日のレッスンは終了。
残り1時間ぐらいは、弾き散らかしタイム。今日弾いてみた曲は以下の通りです。

・ハイドン『ソナタ50番 ハ長調』1楽章。珍しくハイドンで気になる曲なのですが、あっさり玉砕して数分で放棄Σ(゚д゚lll)!!
・ベートーベン『田園』ソナタの2楽章と3楽章。実は2楽章が大変難しいみたい(*_*;
・ショパン『ノクターン10番 変イ長調 作品32-2』
・ショパン『匿名曲 変イ長調』の終わりの方

先生が言うには、

・『田園』と『ノクターン10番』は、そのうちレッスンしましょう
・『匿名曲』は、昔いい加減に音を出してみた後遺症で、まともに譜読みできてないから、断念しないのなら譜読みを少しずつでもやり直すことから始めた方がいい
・変イ長調がそんなに好きなの?笑

段々ぐだぐだ感が増してきましたが、今日のレッスン記はこの辺で。

続きを読む

セルフレッスン第8回(前編):チェルニーはあっさり、バッハはしっかり

「今日はレンタル練習室が夏休みに入ってたはず」と思って確認してみたら、いつも使ってる二つの練習室のうち一つが開いてました(≧▽≦)
というわけで、グランドピアノ使用のセルフレッスンを急遽実施しました!
前回の練習室での練習の時は、先生が夏バテでレッスンできなかったという設定になっているので、私が私にピアノを習うのは約3週間ぶりです。

今日のメニューは、チェルニー40番の17番、バッハのシンフォニア2曲、モーツァルトのソナタK311です。
そして、もちろん弾き散らかしも…(笑)

それでは、チェルニーから。

先生「先週は御迷惑をおかけしました。それでは、早速チェルニーの40-17を見てみましょう」

「はい。右手の5の指で旋律を鳴らすことに苦戦してます」

先生「そういう練習曲ですからね。あっ、リピート記号の直後、旋律が右手の下のパートに移ってるところ、旋律が行方不明になってます。そこは、一番上に移ってる分散和音がうるさくならないように」

(何回か弾いてみる)

先生「そうです、そんな感じでいいでしょう。この曲は今日で終了ということにしましょう」

「もう一回ぐらいやったほうがいいのでは…?」

先生「左手がまだ音を外すとか、言いたいことは色々ありますが、早く色々な技法を手に当てておきたいので、次に進みたいと思います。それに、5の指への負担も気になりますし」

「先生がそうおっしゃるなら、そうします」←いまいち納得してない(笑)

先生「というわけで、次回は18番をやってきてください。ちょうど16番の左右を入れ替えたような感じですよね」

チェルニー40-18

「すごく時間がかかりそうで、何だか憂鬱ですが、頑張ってみます!」

先生「まあ、そう言わずに。これをしっかりやれば、あなたの大好きな『モシュコフスキーの20の小練習曲』の18番が楽に弾けると思いますよ。あれは、これに似た音型が左右に出てくる曲なので」

「それなら、チェルニーの16と18の代わりにモシュコ20-18をやれば1曲で済むのに…」←と、心の中で思ったけど、口が裂けても声に出しては言えない(^^;;

先生「気が向いたら19番もやってみてください。もちろん、無理にというわけではありませんが、苦手な分散和音の練習に早く取り掛かりたい気もするので」

「万が一余裕があればそうします。チェルニーの練習って、目標をはっきり定めない貯金みたいな感じがしますね。いつ何に使うか分からないけど、お金でも技法でも、貯めとけばいざという時に困らない、的な…」

先生「はっはっはっ(笑) うまいことを言いますね。そういう練習法が嫌な生徒だったら強制しないけど、そんなに嫌でもないでしょ?」

先生に騙されて、チェルニーの課題は2曲に増やされてしまったΣ(゚д゚lll)!!
次はバッハ。シンフォニア15番から。

「先生のお好きな『ベルサイユのばら』の15番ですね。その後いくら見ても登場しませんでしたが…」

先生「登場したのは、この曲を次にやろうと決めた時の1回限りでした(笑) ちょっと待って。そんな話をして脱線させないで…(^^;;」

「15番は、あまりの弾けなさに愕然として、先週かなり練習しました」

先生「グランドピアノだとロマンチックな表現にしたくなってしまう、とか言ってた記憶がありますが、今日はどうでしょうか?主題のアーティキュレーションを3通り試してみるというのは試してみましたか?」

「結局、3連符の2音をスラーで、もう1音をスタカート気味に、というパターンに落ち着きました」

先生「それが一番自然だと思います」

(とりあえず弾いてみる)

先生「アーティキュレーションが少し不明瞭というか、敢えてそう表現してるの?」

「あまりくっきりし過ぎるより落ち着いた感じの方がいいような気がして来て…。その分、32分音符の分散和音のブリリアントな部分を出来るだけチェンバロ的に弾いて、対比をつけたいという意図です」

先生「考えてやっているのでしたら、それはそれでいいと思います。チェンバロ的というより、ベートーベン的になってる気はしないでもないけど…。」

「もう1回やったほうがいいでしょうか?」

先生「う~ん、悩むところだけど、『優、良、可、不可』の成績で言ったら、辛うじて可の合格ということにしておきましょう」←チェルニーだと大甘なのに…。

というわけで、次は絶賛苦戦中の3番。
長くなってきたので、残りは後編として別記事にします(^^;;

セルフレッスン第7回:たまには坦々と進むこともある

私が私にピアノを習うコーナー、7回目です。
今週はレンタル練習室に行く余裕がなかったので、グランドピアノではなく自宅のアップライトでした。
だからというわけでもないのですが、今回のレッスンはテンション低め…(;^ω^)

まずは、チェルニーから。
チェルニー40-17

先生「今回から、新しい曲、17番ですね。これに似た音形のベートーヴェンのソナタがあるのですが、知ってますか?」

「11番でしたっけ?変ロ長調の」

先生「その通りです。11番を弾きたくなったときに役に立つと思います。ソナタでは主題冒頭に出てくるだけで延々と続くわけではないですが、チェルニーがこれを作った時にはベートーヴェンの11番が頭にあったかもしれませんね。それでは弾いてみてください」

「やはり、右の5の指が苦しいです」

先生「両手とも5の指が生まれつき内巻きカールしてて弾きづらいのでしたね」

「内巻きカールって…(^^;; おそらく、変に曲がってるせいで、関節に負担がかかりやすいのだと思います」

先生「重音を35でとる指定のところを25でとって負担を軽くしたり、あるいは24で弾けるところはそうした方がいいかも。指を壊してしまっては元も子もないので。もちろん、35以外ではどうしようもない部分も多いですが…。まあ色々と工夫することが勉強になります」

「…」←そんな滅茶苦茶な運指でいいものか?と思いながら、とりあえず弾いてる(笑)

先生「あとは、左手を外さないこと。ところどころ左手の和声を書き込んでいるのは結構な工夫だと思います。指の問題もありますから、あと1回か2回で先に進みましょう」

というわけで、40-17は大した見どころもなく、次はバッハのシンフォニア10番ですが、「もう一巡するからまあいいか」となって、とりあえず合格。10番、長かった~~(*_*;

次は、シンフォニア15番。
シンフォニア15番

先生「(一通り演奏を聴いてみて)この曲は順調に行きそうですね。主題のアーティキュレーションを何通りか弾いてみると面白いと思います。市田先生(注:楽譜を編集した先生)の解説にある通り、一番普通な“2音スラー、1音スタッカート”の他に、全てノンレガート、あるいは全てテヌートという解釈もあり得るかもしれません。楽譜の端にメモしておきました」

「対旋律の音階的進行の部分はどうでしょうか?」

先生「どちらかと言えばレガートに近い感じの方が、私としては好みです。主題を“2音スラー、1音スタッカート”で弾く場合は、それにつられないように気を付けて。と、わざわざ言うまでもなく、きちんと弾き分けていましたね。次回で完成させましょう」

シンフォニア15番 28小節
「(↑の)32分音符の華やかな部分ですが、市田先生の左右配分指定だと弾きづらいです」

先生「え?これ、どうなってるの??ああ、市田先生の意図は、手を交差させずに弾いてみるっていうことね。でも、楽譜の記譜通り同じ音形を同じ手で弾く方が混乱しないでしょ。この部分は市田先生に逆らいましょう(笑)」

「10番が合格になった分はどれをやりましょうか?」

先生「3番でもやりましょうか。今までの傾向から察するに、苦戦しそうなタイプの速めのフーガです。声部ごとの練習はあまりやらなくてもいいというようなことを言った記憶があるのですが、込み入ってる部分だけは、各声部を追って確認しておいてくださいね」

(バッハもあっさり通過して、残るはハイドンのみ)

「締めくくりは、ハイドンのホ短調ソナタをお願いします」

先生「終結の音、違ってます。そこは、両手ともミのオクターブのユニゾン。下からミミミミなのに、ミミソミになってる。まさか他の版を見たらそうなってたとか?」

「今まで通りの全音の楽譜を眺めていたら、ミミソミに見えて『あれ?ここ見間違ってた。どうりで終結が間の抜けた感じになってたわけだわぁ』と直したのですが、はじめの通りで正しかったのですね」

先生「もしかして老眼が進んできているのでは?笑 私が聞いているんだから、違ってたら聞き落とすはずないのに…(注:実は時々聞き落してる)。でも、ちょっと納得できる間違い方ではありますね。間違ったついでに、ソにシャープつけて弾いてみて。バッハなんかでよく出てくる、最後だけ長調になる『ピカルディの3度』です。なかなかいい響きですね」

「短調の主和音の3の音を半音上げるんでしたっけ」

先生「そうそう。ラドミをラド#ミにするみたいな。和声も意外と面白いでしょう。和声のテキストもいずれ取り入れようかな。あっ、そうだ!ちょっと2楽章アダージョから続けて弾いてみてください。本来、不完全終止で切れ目なく続く構造になってますから」

「え…?ほとんど初見なのに!?」

先生「練習したはずの3楽章より良くできてます。2楽章も3楽章もまとめて合格にしておきましょう。次は、このソナタの1楽章もやっておきますか?」

「モーツァルトのK309かK311の1楽章で悩んでます。先生おすすめのサディ版の楽譜を買ってきました」

先生「前回おすすめしたけど、ひょっとして絶版だったかも?と心配してました。まずK311の1楽章をやって、気が変わらなければ、次はK309を全楽章やったらどうでしょう?K309は、マンハイムの音楽界の実力者カンナビヒ家の娘のために書かれたらしく、特に2楽章はカンナビヒ嬢をイメージして作ったとされる傑作なので、ぜひ全楽章やれるといいですね」

「モツ祭り、楽しみです♪♪」

先生「ショパンはどこに消えちゃったの…?チェルニーで飛ばしたい曲があるので、その時に、代わりにショパンの小品でもやりましょうかね。あるいは、いま古典派をやっている枠でショパンやりたいと言い出すかもしれないし…」

「移り気ですみませ~ん(^^;;」

(今回は箇条書きのメモで十分だったのでは?と思いながらも、結局、最後まで続けてしまいました…笑)

セルフ・レッスン第6回:シンフォニア&チェルニー地獄

前回レンタル練習室に行ったのは2週間近く前でしたが、もう禁断症状が…Σ(゚д゚lll)
というわけで、今回のセルフレッスンもレンタル練習室で実施しました。そして、初めてチェルニーをグランドピアノで弾きました!
レッスン室3
↑初めて屋根開けた~~♪♪

前半はグランドのタッチに慣れるためひたすら練習して、かなり疲れました(^^;;
そして、後半のレッスン・タイムはこんな感じ。

1曲目はバッハのシンフォニア10番。

「何日か前に集中練習した時は、合格できそうと思ったのですが、グランドで弾こうとすると苦しいです。鍵盤が重くて…(*_*;」

先生「それは慣れてもらうしかありませんね。やっぱり、早くグランドピアノ買った方がいいのでは…!?それはさておき、苦手だと言ってた音型の部分、ちょっと弾いてみてください」

IMG_20170629_165216.jpg
↑苦手箇所

先生「上声の8分音符はスタッカートじゃなくてノンレガート。2回目のドは3拍めの16分音符1個目まで伸ばして。はい、もう一度。そうそう、その調子」

「うっ、苦しい…。」

先生「この音型が左手に出てくる部分も弾いてみてください。あっ、右手よりいいみたいですね」

「左手の方が少し大きいので保持しやすいのかもしれません」

先生「あと、曲の最後の方、音をごまかしてる部分がありますね」

「あっ、はい。もう一度やった方が良さそうなので、次回またお願いします」

(というわけで、今回も10番合格できなかった…( ;∀;))

先生「11番のほうはどうですか。厳格なフーガではなくて、どちらかと言えば前奏曲風のリラックスできる曲ですよね」

シンフォニア11番

「こっちのほうが、グランドピアノにしっくりくるような気がします。ペダルを少し使ってもいいですか?」

先生「いいですよ。私は、『バッハは何が何でもノン・ペダル』という主義ではないので…。特に11番は、むしろペダルありの方がいいかもしれません」

「…」←11番が楽しくて、先生の話をあんまり聞いてない(笑)

先生「かなりロマンチックに弾いてますね。ん?ちょっと濁ってる部分がありますね。ペダルの踏み替えに気を付けて」

「はい。ところで、この曲の装飾稿が楽譜に収録されていますが、それもやってみた方がいいでしょうか?」

先生「バロック様式の勉強になって有意義だとは思いますが、モダンピアノで弾くときは、あんまり装飾しすぎると、くどくなる気がします。装飾稿はやらなくてもいいでしょう」←まさか装飾音の解読がめんどくさいとか!?

「…」←またまた無言で演奏中。11番が楽しいからって、何回弾けば気が済むのだ(^^;;

先生「11番は合格にします。次回は、10番の仕上げと、もう1曲カプリッチョ風の15番をやりましょう。何日か前、CSで『ベルサイユのばら』を見てたら、主人公が15番を弾いてて、『次はこれにしよう!』と閃いちゃった(笑)」

「えっ、そんな理由で…?」

(ピアノのレッスンでありがちな、「もっと弾いていたい曲に限ってあっさり合格してしまう法則」ですね)

「次は、恐怖のチェルニー40-16をお願いします」

チェルニー40-16


先生「何だか随分速いテンポですね(^^;;」

「レッスンの前に必死で練習していたら、テンポの感覚が分からなくなってしまったみたいで…」

先生「それはいけませんね。ちゃんと8分の12拍子を感じて。左手は指揮者なのでしっかり」

「はい。らりららりららりら~♪♪ 歌ってみると少し弾きやすい気がします」

先生「あと、よくミスる箇所は音名で歌うといいです。チェルニーは速いので噛むかもしれないけど(笑) ところで、特に途中から弾く時、音が合ってるにもかかわらず弾きなおして同音の前打音みたいになってしまうのは何故?」

「はあ。たぶん音に自信がないからかと」

先生「それもあるでしょうけど、一番の理由は呼吸じゃない?どこから入る場合でも、拍を数えて右手と左手のアインザッツを揃えるよう呼吸を整えなきゃ…」

「おお、本当だ!でも、この曲を嫌になるぐらい繰り返してるうちに、何て言えばいいのでしょう、自分の手なのに自分の手ではないような、幽体離脱したような感じになってきました」

先生「はっ!?わたし幽体離脱なんてしたことないから、よく分からないけど、ものすご~く危険そうな気がするので、16番は合格ということで、17番を譜読みしておいてください(冷汗)」←意地を張らずにモシュコフスキーにした方が良かったかも、と動揺中

(何だかよく分からないまま40-16は終了)

残りわずかな時間でやったことは、

・ハイドンのホ短調ソナタを弾いたものの、次回に持ち越し。

・「ハイドンの次はモーツァルトのソナタK311かK309あたりをやってみたい」と相談したら「何でベーレンライター版(運指書いてなくてデュナーミクも最小限)しか持ってないの?」と呆れられ、「解説の詳しいスタンレイ・サディ版を買ってくるように」との命令。

―――
チェルニー地獄に疲れ果てて、トルコ行進曲のテンポについて聞いてみる余裕がありませんでした。
幽体離脱なんて口走ったせいで、先生も動揺してたみたいだし(笑)
次回聞いてみようと思います。
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Nekoushi

Author:Nekoushi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆レッスン歴は子供の頃と大学生の頃(20年ほど前)に少々。
◆ちゃんと継続していないので完成した曲はありませんが、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇練習中
・チェルニー40-18、19
・バッハ シンフォニア 3番
・モーツァルト ソナタ ニ長調 K.311~第1楽章

◇2017年の終了曲
・チェルニー40-14、21、15、16、17
・バッハ シンフォニア(1巡目) 1、5、6、9、8、11、10、15番
・ハイドン ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34~第2&第3楽章
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