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NekoUshiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

読書メモ:底なしにダークなエッセイ『おんぶにだっこ』 by さくらももこ

さくらももこさんのエッセイ『おんぶにだっこ』を読みました。私の「さくらももこコレクション」に最近加わった一冊です。著者の他のエッセイは、いずれも小3~大人が舞台ですが、この本は初めて(そして最後の)、それ以前のお話です。記憶力がすごく良くて、2歳半ぐらいのことでも鮮明に覚えているものがあるとか…。で、内容ですが、ややこしそうな哲学書やシリアスな文学も顔負けの底なしに深刻な内容に、ビックリしました。さ...

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さくらももこさんのエッセイ『おんぶにだっこ』を読みました。私の「さくらももこコレクション」に最近加わった一冊です。著者の他のエッセイは、いずれも小3~大人が舞台ですが、この本は初めて(そして最後の)、それ以前のお話です。記憶力がすごく良くて、2歳半ぐらいのことでも鮮明に覚えているものがあるとか…。

で、内容ですが、ややこしそうな哲学書やシリアスな文学も顔負けの底なしに深刻な内容に、ビックリしました。さくらさんの本の魅力は、ナンセンスな笑いやホロリとさせられる感動の中に思わぬ深い内容が含まれていたりする点なのですが、『おんぶにだっこ』は、小さい子供の頃の話だというのに、ストレートにダーク(^^;;

特にヘビーな感じを受けたのを並べてみますと…。
友達の家から思わず綺麗なビーズをいくつか盗んできてしまって、良心の呵責にさいなまれる話。自分の祖母と近所のおばあちゃんが相次いで亡くなって、死の概念について初めて知った話。クラスメートのランドセルにキズをつけてしまい、そのことを言い出せず、しかも別の人が犯人ということになって苦悩する話。いじめられっ子を引っぱたいてしまった後、やるせない悲しい気持ちに陥った話。などなど。作者本人もあとがきで書いておられる通り「なんとも言いようのない読後感に見舞われる内容ばかり」なのです。

作者によれば「爆笑でもなく、感動でもない、何か」を伝えたかったそうです。その一つは「人間の根源的な部分への帰還」。これって哲学そのものですよね。「人間の思考回路の仕組みに気づいた時のことや、善悪の判断や、死の概念等、ある時、いつか誰でも気が付いた時があったはずだ。(中略)それは人格形成への大きな影響を及ぼした瞬間であり、すごくシンプルな自分の魂の骨格が見えてくるだろう」と、あとがきに書いています。

それから、伝えたかったもう一つの大きな要素は、人間は幼いころはピュアだったのが、成長とともに大人になるにしたがってピュアでなくなる、とよく言われるけど、それは本当にそうなのか?という疑問だそうです。これについても、あとがきに印象的で納得できることが書かれていますので、少々長くなりますが引用します。

人が大人になってゆくというのは、どういう事だろうと私はよく考えてきた。そして、出た答えは、経験をし、その意味に気づき、理解し、理解の中から生まれた知恵を生かしてゆく事、これが大人になってゆくという事だろうと思ったのだ。この答えは今でも変わっていない。

だから「大人は汚い」とか「汚れてゆく」とか言う人の話をきくと、そういうもんじゃないと思うけどなァ……と思っていた。

ひとつひとつの経験の中で、いろいろな意味に気づき、それについて悩み、苦しみ、そして理解し、そこから生まれた知恵を次につなげて成長してゆく事が、汚れているだろうか。理解から生まれた知恵は美しい。熟練し、洗練された魂で生きている人は本当に素晴らしい。生まれたままの幼い子供よりピュアだと思う。



でも、経験と知恵のバランスがおかしい大人の場合は…。
あとがきの続きを再び引用してみます。

経験を、単に場数として捉え、そこに含まれる意味を見逃し、知識だけを増やし、小手先だけが器用になっている人もいる。そういうのは汚い大人に見えると思う。

知識は役に立つ。でも道具にすぎない。それをきちんと利用できるのが知恵だ。知恵を得るには、いろいろな事にきづかなければならない。そして悩み、苦しみ、理解しなければ得られない。面倒臭くても辛くても、物事に向き合わなければ得られないのだ。


この通り、著者は容赦がありません。
容赦ないんだけど、本当にその通りだと思います。残念ながら、そういう大人って多い気がするし…。

人を笑わせるのが大好きだったさくらさんの原点は、やはり、極度に内向的で思索的で観察眼の鋭い、そして独特の思考回路を既に持っていた子供時代にあるようです。その上に人生経験と知恵を重ねて哲学的な笑いを花咲かせていったのだなぁ、何とすごい人だったことか!!と改めて驚嘆しています。

音楽で言ったら、チャイコフスキーの『悲愴交響曲』のフィナーレか、シューベルトの暗い曲か、ショスタコーヴィチの深刻な曲か、という感じに救いようのない暗さの本作『おんぶにだっこ』。万人にお勧めするような内容の本ではないのですが、興味を持たれた方がいらっしゃったら手に取ってみてください。

一昨日はさくらさんの一周忌だったので、久しぶりに、私の「さくらももこコレクション」から一冊ご紹介してみました。


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Tag: さくらももこ, おんぶにだっこ, | Comment-open▼ * Comment : (2)

No Subject * by さっちん
ご無沙汰しておりました。
このあとがきは、めちゃくちゃ感動しました。有難うございます。
本当にその通りですね、
幼いころはピュアなのか?
これもすごい疑問でしたし。だって、人間の本質的な部分が大人になった今も昔も変わったとは思えないんです。
だからこそ
「熟練し、洗練された魂で生きている人は本当に素晴らしい。生まれたままの幼い子供よりピュアだと思う。」
こういう人にあこがれるし尊敬します。
人は努力の末少しずつ人間になっていくものなのですね。

Re: さっちんさんへ * by NekoUshi
さっちんさん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます~~(*^^*)

感動を共有できて、とても嬉しいです!

> 幼いころはピュアなのか?
> これもすごい疑問でしたし。だって、人間の本質的な部分が大人になった今も昔も変わったとは思えないんです。
> だからこそ
> 「熟練し、洗練された魂で生きている人は本当に素晴らしい。生まれたままの幼い子供よりピュアだと思う。」
> こういう人にあこがれるし尊敬します。

意外と幼い頃って、ずる賢かったり悪だくみをしたりしますもんね(笑)
それも、無意識のうちにそうだったりするので、幼い子供って、ピュアと言うより本能のままに生きてるだけかもしれません。

> 人は努力の末少しずつ人間になっていくものなのですね。

あっ、このフレーズ素敵です!!人生の目標は人間になること。
お互い「熟練し、洗練された魂」を目指して頑張りましょう('◇')ゞ

気になっていた本が2冊届きました(≧▽≦)

5月12日の記事『最近気になる本2冊 『旅する作曲家たち』他』で取り上げた2冊の本が最近届きました!『旅する作曲家たち』(コリンヌ・シュネデール 著、西久美子 ・訳、アルテスパブリッシング)と、『「亡命」の音楽文化誌』(エティエンヌ・バリリエ 著、西久美子 ・訳、アルテスパブリッシング)です。《ラ・フォル・ジュルネ音楽祭》のそれぞれ、2019年、2018年の日仏オフィシャルブックです。表紙を眺めているだけでも楽し...

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旅する作曲家たち & 「亡命」の音楽文化誌

5月12日の記事『最近気になる本2冊 『旅する作曲家たち』他』で取り上げた2冊の本が最近届きました!

『旅する作曲家たち』(コリンヌ・シュネデール 著、西久美子 ・訳、アルテスパブリッシング)と、『「亡命」の音楽文化誌』(エティエンヌ・バリリエ 著、西久美子 ・訳、アルテスパブリッシング)です。《ラ・フォル・ジュルネ音楽祭》のそれぞれ、2019年、2018年の日仏オフィシャルブックです。

表紙を眺めているだけでも楽しい気分になって、つい舞い上がってしまいます(笑)
音楽祭にふさわしい華やかがありますよね。

内容については、5月12日の記事で、あれこれと予想を試みていますけど、ササっと斜め読みしてみると、かなり予想とは違うようです。特に、「亡命」のほうは、嬉しい誤算で、題材のわりに、深刻さや難解さが思ったほどではなさそう。

斜め読み段階で感じるのは、フランス人の感性やものの考え方が、一歩引いていたり様々な角度から物事を見るという特徴があって、知的刺激を与えてくれる傾向にあるような気がします。

音楽を愛するから、背景を知りたい!!
もちろん、好きな作曲家のことは、徹底的に知りたい(*´▽`*)
ちょっとストーカー気質ですね(笑)←アブナイアブナイΣ( ̄ロ ̄lll)!!

読み終わったら、改めて、きちんとした読書メモを書きますね('◇')ゞ
今回は、届いたのが嬉しくて、それだけのことなのに記事にしてしまいました~~


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Tag: 旅する作曲家たち, 「亡命」の音楽文化誌, | Comment-open▼ * Comment : (4)

期待 * by けもネヨ
読書感想文を楽しみにしています。

No Subject * by さっちん
こんにちは。
4月5月の忙しさにさすがに疲れて、ご無沙汰しておりました。
若干の心の余裕ができたので、少しは更新していこうと思ってます(笑)
ブラームスのバイオリンソナタいいですね。私はクリスチャン・フェラスの演奏が好きすぎです。
久しぶりのレッスンもお疲れ様でした♪
こちらの本、楽しみですね。読書三昧したいです。。。

Re: 期待 * by NekoUshi
けもネヨさん、コメントありがとうございます<(_ _)>
早く読書メモを書けるように、頑張って読み進めたいと思います!

Re: さっちんさんへ * by NekoUshi
さっちんさん、こんにちは!
コメントありがとうございます~~(^^♪

> 4月5月の忙しさにさすがに疲れて、ご無沙汰しておりました。
> 若干の心の余裕ができたので、少しは更新していこうと思ってます(笑)

お疲れさま&おかえりなさいませ~~
忙しいとブログどころではなくなってしまいますよね(^^;;
また楽しみにしてます('◇')ゞ

> ブラームスのバイオリンソナタいいですね。私はクリスチャン・フェラスの演奏が好きすぎです。

ブラームスのヴァイオリンソナタは名曲ですよね(*´▽`*)
クリスチャン・フェラスさん、聴いたことないので、今度聴いてみますね!!

> 久しぶりのレッスンもお疲れ様でした♪

私も4月5月は何かと落ち着かなくて、レッスンどころではありませんでした(>_<)

> こちらの本、楽しみですね。読書三昧したいです。。。

文字を読んでいないと落ち着かなくなってきます。
しかも、ペーパーじゃないとダメです。
活字中毒なのかな!?笑

最近気になる本2冊 『旅する作曲家たち』他

作曲家の旅と言えばモーツァルト!!彼の手紙の「旅をしない人は(少なくとも芸術や学問に携わる人については)まったく哀れな人間です」という一節は有名ですね。これに続けて、「凡庸な人はいくら旅をしても凡庸なままである」と、辛辣だけどもっともなことを書いています。そりゃ、そうですよね。私がいくら旅行をしたからと言って、素晴らしくピアノを弾けるようになるわけがありません。旅の思い出を沢山作って終わりです(笑)...

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作曲家の旅と言えばモーツァルト!!

彼の手紙の「旅をしない人は(少なくとも芸術や学問に携わる人については)まったく哀れな人間です」という一節は有名ですね。これに続けて、「凡庸な人はいくら旅をしても凡庸なままである」と、辛辣だけどもっともなことを書いています。そりゃ、そうですよね。私がいくら旅行をしたからと言って、素晴らしくピアノを弾けるようになるわけがありません。旅の思い出を沢山作って終わりです(笑) 凡人の旅はそれでいいのですよ。

さて、前置きはこれぐらいにしておくとして、最近、『旅する作曲家たち』(コリンヌ・シュネデール 著、西久美子 ・訳、アルテスパブリッシング)という本が気になっています。GW期間中(5月3〜5日)に開催された《ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019》の日仏共通オフィシャルブックだそうです。著者は、フランス生まれの音楽学者で、パリ国立高等音楽院で音楽史、美学、理論などを学んだ方らしいです。

概要は、いつもの通りAmazonの商品解説から拝借してきますと…。

ここではないどこかへ、
作曲家は音楽を手に携えて旅をする──

修行のため400kmを徒歩で旅した大バッハ、
ヨーロッパ中を狂乱させたパガニーニの楽旅、
バルトークの民族音楽研究旅行、
豪華客船や鉄道に熱狂したタンスマンやオネゲル、
山をこよなく愛したマーラー、
転地療法に望みをかけたショパン……
旅はいかに作曲家たちの想像力を刺激したのか──

「行け! 外へ出て、遠方をめざせ!
世界こそ、芸術家が挑むべき舞台! 」
──C.M.v.ヴェーバー


これを見ているだけで、わくわくしてきます(≧▽≦)
少し前にご紹介した『音楽と文学の対位法』(青柳いづみこ著)並みの難物である可能性も無きにしも非ずですが、バッハもショパンも取り上げられていることですし、文学に比べれば何とかなりそうかな?と淡い期待を抱いています。
ん??モーツァルトが載っていないですね。旅と言えばモーツァルトなのに、まさかモーツァルトは取り上げられていないのかしらね。もしそうだったら、前置きがあんまり前置きの意味を果たしてないぞ…(笑)

もう1冊は、『旅する作曲家たち』の関連商品としてAmazonのサイトにお勧めされた本で、『「亡命」の音楽文化誌』(エティエンヌ・バリリエ 著、西久美子 ・訳、アルテスパブリッシング)です。これは、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2018 日仏共通オフィシャルブックだそうです。

概要は…。

楽園からの追放か、それとも、楽園への逃亡か──

政治的亡命(ラフマニノフ)、
精神的亡命(ショスタコーヴィチ)、
祖国の喪失(ショパン)、
幸福な転身(コルンゴルト)……

歴史の荒波に翻弄された音楽家たちは、
いかにして「新しい世界」をめざしたのか──
音楽に秘められた社会的背景を、
圧倒的な博識と洞察力で読み解く!


ショパンが取り上げられているので読んでみてもいいかなと思いますが、今のところ『旅する作曲家たち』の方が気になります。しかも、こっちの方が更に難解そう(*_*; 

以上、最近の気になる本2冊でした~~
読んだら、そして、内容が理解できたら(←これ重要。『音楽と文学の対位法』でかなり懲りた)、レポート書きます♪♪


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Tag: 旅する作曲家たち, 「亡命」の音楽文化誌, | Comment-open▼ * Comment : (6)

ぜひ読んでみたいですね~o(^_^o) * by きんどーちゃん
NekoUshiさん、こんにちは(*゚ー゚)v
2冊ともに興味をそそられる本です!
それにしても、NekoUshiさんは読書家ですね~
そう言う私も幼少の頃から本が大好き❤o(^-^)o
ピアノを再開して夢中になってからは、図書館にあるピアノ関連の本を読みまくりました~
青柳いづみこさんの著書も何冊か読みました。
ドビュッシーの事がいろいろわかって面白かったなぁ。(*’▽’)

NekoUshiさんが以前の記事で触れていた『指先から感じる ドビュッシー』『ドビュッシーとの散歩』は読みました。図書館にあったので~(きんどーは徹底的に節約家なのデス~)o(^_^o)青柳さんの著書は文学的ではほんと文才がありますね~ドビュッシーを弾く上でかなり参考になりました♪(今の所弾いた事があるのは、有名曲の亜麻色&月の光&アラベスクだけですけどね~)

亜麻色の髪の乙女が好きなのですが(再開後のレッスンでも見て貰った)、この曲は可憐で神秘的な乙女をイメージして弾くのです(*'‐'*)♪
青柳いづみこさんの著書でドビュッシーが髪の毛フェチと知って、ウケました~(^▽^笑)おもしろ変態エピソードがいっぱい!(≧~≦))ププッ

旅する作曲家の本は興味深いです(*’▽’)
私は旅が大好きなので~(ひとり旅が好きなんデス(^O^))
凡人の旅の想い出もピアノ音楽の表現に一役買うと思いますよ~
やはり、美しい景色や建物を目に心に刻む事は芸の肥やしになると思います。(σ・∀・)σゲッツ!!

亡命に関する本も興味をそそられます。
作曲家達も苦労したと思いますけど、国家の紛争に翻弄されて演奏家も苦労してますよね。
特にロシアの演奏家。亡命して苦労したアシュケナージ、ミッシャマイスキー(大好き❤去年アニバーサリコンサートに行きました♪)など大勢。
リヒテルは大好きなピアニストなのですが、ロシアから出られなかったから、あんなに素晴らしい演奏を世界中の人が聴けなくて凄いピアニストがいるという噂の幻の演奏家だったとか。1回だけ特別に国外でツアーしてヨーロッパの人に衝撃を与えたとか。リヒテルの演奏がたくさん残っていて安価な存在なのも当時のロシアの体制と関係あるらしいです。

ウンチクを長々と語ってすいませんf^_^;
(クラシック好きはウンチクを語りがち~(゚∀゚)アヒャ)
全て図書館で借りた本の知識です~
ピアノにハマったここ2年程にピアノ音楽関連の本を読んで、作曲家や演奏家の事を知り、益々ピアノ音楽に夢中になりました🎵

もっと、音楽に関するいろんな本を読みたいけれど、今はピアノを弾く事に時間を費やすので、読書をする時間がないのが残念です~(>w< )
作曲家の事を知る事で曲に対する理解が深まり、なおさら弾く事が楽しめるのに~
何とか隙間時間を利用して、少しづつ、読みたいと思います。
また、音楽ピアノに関する本の紹介を楽しみにしていますね~(^O^)/

またしても、長文になってしまった…(ノ∀`)アチャー
長文コメントは重いというか、返信が相手の負担になってしまいそうと気にはしているのですが、好きな事興味のある事だとお喋りが止まらなくなってしまうんです~(^^;
長文のコメントでもお返事は無理せずに手短で良いですから~


Re: ぜひ読んでみたいですね~o(^_^o) * by NekoUshi
きんどーちゃん、コメントありがとうございます~~(^^♪

> 2冊ともに興味をそそられる本です!

興味を持っていただけて嬉しいです。

> 青柳いづみこさんの著書も何冊か読みました。
> ドビュッシーの事がいろいろわかって面白かったなぁ。(*’▽’)

いづみこさんの本、面白いですよね!
病みつきになります(*´▽`*)

> ドビュッシーを弾く上でかなり参考になりました♪(今の所弾いた事があるのは、有名曲の亜麻色&月の光&アラベスクだけですけどね~)

おぉっ、ちゃんと曲を弾くのに活かせているところが素敵です。
私は読んで楽しんだだけで、まだドビュッシーを本格的に弾いたことありません。
なぜかドビュッシーには慎重なんですよ~~。他の作曲家だと弾き散らかすのにねぇ(笑)

> 亜麻色の髪の乙女が好きなのですが(再開後のレッスンでも見て貰った)、この曲は可憐で神秘的な乙女をイメージして弾くのです(*'‐'*)♪
> 青柳いづみこさんの著書でドビュッシーが髪の毛フェチと知って、ウケました~(^▽^笑)おもしろ変態エピソードがいっぱい!(≧~≦))ププッ

そう!ドビュッシーが髪フェチっていうの、めっちゃツボにはまりました。
『亜麻色の髪の乙女』は、昔のレッスンで「この曲で発表会どう?」って言われて少し練習したのですけど、その時はイマイチ興味が持てなくて強制終了になりましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!
今だったら「ドビュッシーは髪フェチ~~」というのが脳内で渦巻いて、楽しく弾けるかもしれません。←かなり間違ってる?笑

> 私は旅が大好きなので~(ひとり旅が好きなんデス(^O^))

私も旅は好きです。
そして特に一人旅が…!!

> 凡人の旅の想い出もピアノ音楽の表現に一役買うと思いますよ~
> やはり、美しい景色や建物を目に心に刻む事は芸の肥やしになると思います。(σ・∀・)σゲッツ!!

そうですね~~
旅で感性を磨き、チェルニーで指の動きをよくして…。
両方頑張ればいいのかな(笑)

> 特にロシアの演奏家。亡命して苦労したアシュケナージ、ミッシャマイスキー(大好き❤去年アニバーサリコンサートに行きました♪)など大勢。
> リヒテルは大好きなピアニストなのですが、ロシアから出られなかったから、あんなに素晴らしい演奏を世界中の人が聴けなくて凄いピアニストがいるという噂の幻の演奏家だったとか。1回だけ特別に国外でツアーしてヨーロッパの人に衝撃を与えたとか。リヒテルの演奏がたくさん残っていて安価な存在なのも当時のロシアの体制と関係あるらしいです。

詳しいですね(≧▽≦)
ロシア(ソ連というべきか)の政治と音楽家の関係は、興味深いですよね。
この話でハマると、かなり底なし沼で、ピアノ弾く時間が無くなってしまいそうです(^^;;

> ウンチクを長々と語ってすいませんf^_^;
> (クラシック好きはウンチクを語りがち~(゚∀゚)アヒャ)

笑笑
でも、話がかみ合っていれば問題ないと思いますよ!

> 作曲家の事を知る事で曲に対する理解が深まり、なおさら弾く事が楽しめるのに~
> 何とか隙間時間を利用して、少しづつ、読みたいと思います。

私もです~~
ピアノ弾く時間が無くならない程度にね(笑)

> また、音楽ピアノに関する本の紹介を楽しみにしていますね~(^O^)/

了解です~~
色々と発掘出来たらいいなぁと思ってます♪♪

> 長文のコメントでもお返事は無理せずに手短で良いですから~

ご配慮ありがとうございます<(_ _)>
できるだけしっかりお返事しようと思っていますが、バタバタしている時はゴメンナサイね。

No Subject * by かつさん
NekoUshiさん、こんにちは
かつです。

鉄オタの旅行者ならタンスマンやオネゲルも有名ですが…
ドヴォルザークにして欲しかった!!
『新世界より』も蒸気機関車か発車する音が聴こえるとか
(* ´艸`)クスクス
ヘンデル(独⇒英)やスカルラッティ(伊⇒西)と比較するとドイツにとどまったバッハは旅行しなかった作曲家のようにも感じますが、、
どうしてバッハが選ばれたのか気になりますね♪

To:かつさん * by NekoUshi
かつさん、コメントありがとうございます~~♪♪

> 鉄オタの旅行者ならタンスマンやオネゲルも有名ですが…
> ドヴォルザークにして欲しかった!!

ドヴォルザークは大西洋を渡ってアメリカにも行ってますもんね~~

> 『新世界より』も蒸気機関車か発車する音が聴こえるとか

詳しいですね(≧▽≦)
実は、かつさんもドヴォルザークのお仲間…!?

> ヘンデル(独⇒英)やスカルラッティ(伊⇒西)と比較するとドイツにとどまった
> バッハは旅行しなかった作曲家のようにも感じますが、、
> どうしてバッハが選ばれたのか気になりますね♪

バッハは徒歩で何百キロも歩いたらしいですから、松尾芭蕉的な意味で(?)、ってことなのでしょうかね。あと、モーツァルトが取り上げられているのかどうか、やっぱり一番気になります(>_<)
Amazonからあらすじを引っ張ってきただけで、まだ実際に読んだわけではないので、早く読んで確かめたいです!!

No Subject * by 私はタワシ
毎回感心しているのですが、本当に書評を書くのお上手ですね。( NekoUshiさんの文章を読んだだけで実際にその本を読んだような気分になるくらい!笑)
きっと子供の頃から読書感想文とかお得意だったのでは?


旅する作曲家の方は私も読んでみたいな〜
亡命の方はテーマがテーマだけにちょっと重そうですね。今はちょっとパスかな〜

>ん??モーツァルトが載っていないですね。旅と言えばモーツァルトなのに、まさかモーツァルトは取り上げられていないのかしらね。
→さてモーツァルトは載っているのか否か?すごく気になってます。ブログ読者の皆さんもそこに関心がありそうですね。報告が待ち遠しい!


To:タワシさん * by NekoUshi
タワシさん、コメントありがとうございます~~(^^♪

> 毎回感心しているのですが、本当に書評を書くのお上手ですね。( NekoUshiさんの文章を読んだだけで実際にその本を読んだような気分になるくらい!笑)

ホントですか!?
そう言っていただけると、書いた甲斐があります(≧▽≦)
今回は読んでもいない本の書評ですが…笑

> きっと子供の頃から読書感想文とかお得意だったのでは?

子供時代の遠い記憶をたどってみると…笑
苦手ではなかったと思います。
課題図書が萌えない本(←往々にして学校指定の課題図書ってそうですよね(笑))の場合は苦戦してましたけど(^^;

> 旅する作曲家の方は私も読んでみたいな〜
> 亡命の方はテーマがテーマだけにちょっと重そうですね。今はちょっとパスかな〜

そうですよね~~。亡命はまさに「テーマがテーマ」。
『旅する~』の方だけお読みになってみてはいかがでしょう?

> →さてモーツァルトは載っているのか否か?すごく気になってます。ブログ読者の皆さんもそこに関心がありそうですね。報告が待ち遠しい!

読まないわけにはいかなくなりましたね。
自分で外堀を埋めてしまいました(笑)

無謀曲ならぬ無謀本!!『音楽と文学の対位法』(青柳いづみこ)

前回の記事で触れた無謀曲ならぬ無謀本(笑)、青柳いづみこさんの『音楽と文学の対位法』の読書メモをお届けします~~読書メモというか、厳密に言うと、読もうと思って玉砕した記録です\(◎o◎)/!まずは、どういう本か、背表紙に書いてあった概要を紹介しますと、モーツァルト、シューマン、ショパン、ワーグナー、ラヴェル、ドビュッシー。六人の大作曲家は同時代の文学とどう関り、互いにどう影響し合ったのか。音と言葉を往還...

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前回の記事で触れた無謀曲ならぬ無謀本(笑)、青柳いづみこさんの『音楽と文学の対位法』の読書メモをお届けします~~
読書メモというか、厳密に言うと、読もうと思って玉砕した記録です\(◎o◎)/!

まずは、どういう本か、背表紙に書いてあった概要を紹介しますと、

モーツァルト、シューマン、ショパン、ワーグナー、ラヴェル、ドビュッシー。六人の大作曲家は同時代の文学とどう関り、互いにどう影響し合ったのか。音と言葉を往還するモノ書きピアニストならではの切り口で、名曲誕生の背景に光を当てた比較芸術論。


第1章は、『モーツァルト――カメレオンの音楽』。
この章は、何が書いてあるかは分かりました。モーツァルトの音楽の気まぐれというか変わり身の速さについてです。明と暗や、深刻さと能天気さ(笑)の間をいきなりワープしてしまうような感じ。私自身「モーツァルトの音楽って、聴くにせよ弾くにせよ、真剣に追いかけて行こうとすると身をかわされる感じがする。モーツァルトの手紙の文章と同じ」と前から密かに思っていたので、この章には納得できました。

第2章は、『シューマンとホフマンの「クライスレリアーナ」』。
シューマンと言えば、E.T.A ホフマンです。この章は王道の取り合わせです。ホフマンは「作曲もする小説家」だし、シューマンは文学に傾倒した音楽家。二人とも音楽評論を書いています。ホフマンの音楽評論集「クライスレリアーナ」にインスピレーションを得てシューマンが『クライスレリアーナ』を作曲したのは有名な話ですね。
シューマンの音楽評論の主役は架空の団体「ダヴィッド同盟」です。男性的、攻撃的人格を表したフロレスタン、女性的、内向的人格を表したオイゼビウス、中庸を守る秩序と規範の象徴ラロ、筆記者のユリウス…。中心となるのはフロレスタンとオイゼビウスで、彼らの架空の会話によって話が進むのです。「ダヴィッド同盟」はシューマンの音楽の世界にも進出して(ダヴィッド同盟舞曲集とか…)、まさにこの本のタイトル通り「音楽と文学の対位法」を織りなしています。
で、ふと気づいたのが、私のレッスン記みたいだな、と(笑) 架空の先生と生徒がレッスンを進めてる。シューマンに関心を持ってしまうのも当然かも、と妙に納得が行きました。

第3章は、『ショパンとハイネ』。
前半は画家のドラクロワなんかがメインで、ショパンとジョルジュ・サンドの話を展開していたりして、主題はどこ?的な状態です(笑) 中盤以降、ショパンと並ぶ主役は、ドイツの抒情詩人ハインリッヒ・ハイネ。名前は聞いたことある気がするけど作品を読んだ記憶はありません。ハイネを登場させた、いづみこ先生の意図は「反ロマン主義」という共通点に着目したということらしいです。
ハイネは『フランスの舞台芸術について』という本の中で、ショパンについて、

彼はヴィルトゥオーゾであるばかりか、詩人でもあります。自分の魂のなかに生きるポエジー(詩情)を具現化することができるのです。彼は音の詩人であり、…、もはやポーランド人でもドイツ人でもないのです。もっと高貴な出であることが分かります。私たちは、ショパンモーツァルト、ラファエロ、ゲーテと同じ国の出であること、彼の祖国がポエジーの夢の国であることに気づくのです。


と、書いているそうです。そして、いづみこさんによれば、音楽はポエジーを感性に直接働きかけることができるのでドイツ・ロマン派の詩人にとって憧れの的だったらしい。詩は言葉を介して働きかけるので、言葉が持つ冷静に思考する理性というくびきを外しにくいのに対して、音楽はそういう回り道から解放されているから素晴らしい、ということです。言葉は思想を明確に定義してしまうが、音楽はそうではない、というような表現もしています。ショパンの時代はロマン派が台頭してきて、音楽を文学的に作ったり解釈したりする風潮が高まってきます。ショパンはこうした傾向に反対で、標題なんてもってのほか!!なのです。音楽はせっかくポエジーを直接感性に届けられるのに、それを文学にかぶれて言葉を介して遠回りするとは何事か(←いづみこ先生の文を意訳するとこんな感じで間違いないはず)とショパンは思っただろうなぁということです。
このショパンに関する章も、なるほど!!と思いました。そういえば、なかみっちゃんも音楽と言葉について「音楽は不完全な伝達手段だからこそ、意味が一つに固定されていなくて素晴らしい」的なことを言っていた記憶があります。

第4章は、『ワーグナーと倒錯のエロス』。
いや、正直言って何書いてあるのか全然分からなかったです(笑)
途中で放棄して次の章に進みました(^^;;

第5章は、『ラヴェルとレーモン・ルーセル』。
私にはイマイチよく分からないラヴェルの世界を理解する手掛かりになるかな?と淡い期待をして読んでみたのですけど、やっぱり分からなかったです(*_*; ラヴェルさん、聴いている分には素敵なのですが、弾こうという気は今のところほとんど皆無です。よく分からないまま次の章に進みます。

第6章は、『ランボーの手、ドビュッシーの手』。
いづみこ先生の専門、ドビュッシーの登場です(ラヴェルもご専門ですが)。ドビュッシーの音楽学生時代の話が面白かったです。ドビュッシーは、即興の名手ではあったのだけど、手が不器用でピアノ科の成績は散々(特にベートーヴェンが苦手らしい)、和声学も禁則(平行4度、平行5度、平行8度)を犯しまくって、これまた落第生。作曲では何とかコンクールの大賞をとれたものの「不明瞭な調性、適正音域や音色をほとんど無視して書かれた声部やいくつかの混乱がある」と批判が新聞に載ったらしいです(^^;; 25年ぐらい前のリアルのレッスンで初めてドビュッシーの曲がレッスン曲候補に挙がった時に私が感じたことを正確な文章にすると、まさしくその批評の通りのことを感じていたような気がします。先生に「あんまり気乗りしない感じね~~」と言われてお蔵入りしました。でも、そういうところこそ、ドビュッシーの魅力なんですけどね。
いづみこさんは、

いくら突飛な和声で人々を驚かせても、ドビュッシーには、自分の音楽言語は常に有機的で、人を楽しませる美、感じ取ることのできる美の範疇を越えないという認識があった。実際に、ドビュッシーの和声言語は、十三の和音のように革新的なものでも広義の自然倍音列のなかにおさまっている。有機的な語法にとどまりながら「可能なかぎり遠くに行く」のがドビュッシーの目的で、…


と、書いています。音楽は美しくなければならないということですね。これはモーツァルトの精神と同じです。ワーグナーとラヴェルの章を飛ばしてしまいましたが、これで何とか「対位法」が繋がった気がします(≧▽≦)

無謀本の読書、とても骨が折れましたけど、それに、全部は読めませんでしたが、でもそれなりに楽しかったです~~(^^♪


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Tag: 青柳いづみこ, 音楽と文学の対位法, モーツァルト, ショパン, ドビュッシー, | Comment-open▼ * Comment : (2)

* by ねこぴあの
記事を読んで、恐れ多くも、自分はポエジーの国が祖国なのかと思いました(笑)

To:ねこぴあのさん * by NekoUshi
ねこぴあのさ~んo(^o^)o

> 記事を読んで、恐れ多くも、自分はポエジーの国が祖国なのかと思いました(笑)

笑笑
いや、あの湧き出てくる歌詞の泉は、きっとそうだと思います~~
ポエジーの国が祖国なんて、なんと素敵な!

ピアノ愛好家必携!!『ピアニストは指先で考える』を読みました

最近、青柳いづみこさんの本がマイブームです。1か月ぐらい前には、いづみこさんの『指先から感じるドビュッシー』を紹介する記事を書いています。今回はエッセイ集『ピアニストは指先で考える』(中公文庫)です。あまりの面白さに、350ページぐらいの本ですけど、2日で読み終わってしまいました(≧▽≦)この本は、ムジカノーヴァ誌などに連載されていた記事をまとめたもので、裏表紙に書いてあるあらすじによりますと、親指、爪、眼...

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最近、青柳いづみこさんの本がマイブームです。1か月ぐらい前には、いづみこさんの『指先から感じるドビュッシー』を紹介する記事を書いています。今回はエッセイ集『ピアニストは指先で考える』(中公文庫)です。あまりの面白さに、350ページぐらいの本ですけど、2日で読み終わってしまいました(≧▽≦)

この本は、ムジカノーヴァ誌などに連載されていた記事をまとめたもので、裏表紙に書いてあるあらすじによりますと、

親指、爪、眼、足…。身体のわずかな感覚の違いを活かして、ピアニストは驚くほど多彩な音楽を奏でる。そこにはどのような秘密があるのか?鋭敏な感覚を身に着けるにはどうすればよいのか?モノ書きピアニストとして活躍する著者が綴る、ピアニストの身体感覚とは。



内容が豊富過ぎて、全容をご紹介するのは無理ですので、特に印象に残った話をピックアップしてみます。

1つ目は、「楽譜に忠実」の意味するところについて。作曲家の矢代秋雄さんの次の言葉を引用することで、その真の意味を教えてくれています。

『楽譜に忠実』ということは、現代的センスを備えた演奏家の第一の美徳である。が、ほっておくと、楽譜に書いてないこと、すなわち楽譜に書ききれないことについては、何ら考えずに素通りしてしまう演奏家が多い昨今ではある。私が望むよい演奏とは、私が楽譜に書ききれなかったことを推察し、見出し、解釈し、具体的に示してくれるようなものを指すのである


ここ読んだ時、凄い!!と感動しました。

2つ目は、演奏の解釈をめぐって、先生の言うことを素直に聞くかどうかという話。これについて、いづみこさんによると、日本の生徒は先生の言うことを素直に聞き過ぎるとよく言われ、欧米の学生は自説を臆することなく先生にぶつけて議論するとか言われるけど、実は海外のピアニストも意外と先生の言うことを素直に聞いているとか。ドビュッシーの全曲録音をした海外のピアニストたちに「この部分はどうしてこのように解釈したの?」と聞いてみたら「先生にそう教わった」という答えが一番多かったそうです(笑) 

クラシックの演奏は伝承芸能的な面があるので、お師匠さんに伝えられたことを身体に覚え込ませて後進に伝えていくものだし、ピアノみたいに大変な楽器は、ある程度素直でききわけのよい生徒じゃないと、厳しい練習にも耐えられないかも、と分析しておられます。余談ながら、教わったことをしっかり体得する中から自然と個性や独自の解釈が生まれてくるのであって、無理して個性を出そうとするのは本末転倒だと、私は密かに思ってました。
で、素敵なのはこの先。いづみこさんは

他の作曲家については同じような状態だが、ドビュッシーとラヴェルだけは、いくらか研究したので自分なりの解釈を持っている。というより、先生がおっしゃったことや世間一般で常識と思われていることと自分の直感が食い違っていたので、それを証明したいと思って研究をはじめたようなところがある


と書いています。何とカッコイイ!!

3つ目は暗譜に関する話です。いづみこさんは初見は得意だけど暗譜は苦手なタイプらしく、できれば暗譜したくなさそうな書きぶりです。

現在ではソリストが譜面を見て弾くとびっくりするが、1840年代ごろは、巨匠の作品を楽譜なしで弾くのは「その人の芸術に敬意を払っていない」とされ、むしろ批判の対象になった


らしいです。暗譜できない私としては、とても勇気づけられます!!これからは、「私は作曲家に敬意を払っているので暗譜しません」と豪語することにしましょう。できないのとしないのは全然違うことですけど、その辺は気にしないということで…。

最後は、ピアノとか芸術に全く関係ない、部屋の散らかり具合の話です(^^;;

モノ書きの部屋、というのは、散らかっていていいことになっているらしい。(中略)
かくいう私のモノ書き部屋も、すごい。パソコンのまわりは、本やCDの他にも、指輪に腕時計、EMSベルトに電池、目薬に水虫の薬、リップクリームに爪切り、歯ブラシに耳かき、お茶のコップにチューハイの空き缶…・


なんて、書いてあります。いやあ、どこまでが実話でどこまでがネタなのか分からないけど、これはヒドイ!!笑 ま、高尚な話とこんな話が入り混じっているところが、この本の魅力の一つでもあります。

もちろん、テクニック的なヒントも満載です。何と言っても「指先で考える」本ですから。
気になったテクニックや練習法は改めて記事にするかも…。でも、ぜひ実際に手に取って読んでみてください!!『指先から感じるドビュッシー』についても「おススメの本です!!」と書きましたが、話題がさらに豊富で、お値段もお手頃なこの本は、さらにおススメです('◇')ゞ


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Tag: 青柳いづみこ, ピアニストは指先で考える, | Comment-open▼ * Comment : (4)

No Subject * by amy
NekoUshiさんどうもです!
「ピアニストは指先で考える」
家にある古いムジカノーヴァに掲載されてました。
当時はパラパラっとしか読んでなかったんですが、
面白そうですよね。時間がある時に改めて読んでみます。

そうそう、ノルマ無事(?)達成ですね^^
おめでとうございます。副業その他、少し落ち着きましたか?

明日から3月ですよ~早いわ~~( ̄▽ ̄;)
あっという間に5月になりそう。。。(笑)

To:amyさん * by NekoUshi
amyさん、こんばんは☆彡
コメントありがとうございます~~(^^♪

> 「ピアニストは指先で考える」
> 家にある古いムジカノーヴァに掲載されてました。

おお、そうなのですね!!
ぜひぜひ読まれてみてください(≧▽≦)
ピアノの経験を積み重ねた今読み返すと、当時とはまた違った観点で楽しめると思います。
あっ、文庫本は扱いやすいので、やっぱり1冊いかがですか?←回し者(笑)

> そうそう、ノルマ無事(?)達成ですね^^
> おめでとうございます。副業その他、少し落ち着きましたか?

そうなんですよ~~
おかげさまで達成できました<(_ _)>
少し落ち着いてきたのと、遊び弾きと、ノルマの達成感で、何だか気分がいいです~~

> 明日から3月ですよ~早いわ~~( ̄▽ ̄;)
> あっという間に5月になりそう。。。(笑)

ホントにねぇ(^^;;
5月になったら、また一つ「大人になる」と前向きに考えることにしようと思います。←かなり苦しい!!
敢えて「歳をとる」と嘆かずに…(笑)

No Subject * by ゆりこ
NekoUshiさん、こんばんは^^

いずみこ先生の暗譜に対する記述、
暗譜苦手な私にとって、ありがたいというか、助かるというか・・・(笑)

いつか舞台で弾く機会があったら、暗譜したほうがいいのかなと考えることがあるのですが、楽譜みて弾いてもいいのかなと思えてきました。


新記事も読ませていただきました♪
シューマン幻想曲もショパンもいいですね~^^
楽しんでくださいね☆

To:ゆりこさん * by NekoUshi
ゆりこさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

暗譜については、巨匠ピアニストでも暗譜しない人がいた話とか、他にもありがたい話が載ってましたよ。あと、「暗譜には加齢が大敵」だそうなので、な~んだ、それなら今から暗譜を志したとしても無理じゃ~ん、と納得してしまいました(笑)

> 新記事も読ませていただきました♪
> シューマン幻想曲もショパンもいいですね~^^
> 楽しんでくださいね☆

ありがとうございます~~
レッスン記事、長くなりすぎちゃった(笑)
新曲、楽しめればと思います(*^▽^*)