こんにちは。一人二役のピアノレッスンごっこ、プチトリ音楽院の先生役MAと生徒役NUです🎹🎹
しばらくサボっていたレッスン記ですが、記念すべき100回目に当たる今回は、今年の課題曲の合否の整理をしたいと思います。
題して、プチトリ音楽院、歳末在庫一掃セールです❣❣笑
MA「久しぶりのレッスン記なので、テンションが高いですわね(笑)。平均律第1巻第9番は既に合格を決めていますので、それ以外の5曲。チェルニー40-36、ショパン『蝶々のエチュード』、ショパン『バラード3番』、ブラームス『ラプソディ2番』、『変な曲』ことベートーヴェン『ピアノソナタ22番第2楽章』の運命や如何に~~」
NU「タイトルはテンション高く叫んでみたのですが(笑)、いざ合否判定となると緊張しますね。というか全然自信がありません。1曲合格判定を頂ければ御の字という心境です」
MA「珍しく弱気で謙虚なNUですこと( *´艸`) 前振りはこれぐらいにして、早く先に進みましょう」
■ショパン『バラード3番』MA「まずは、今年一番の大物。そしてNUさんのピアノライフにおける大本命曲の一つ、バラ3です」
NU「え…??初っ端からこれを弾かせるとは(>_<)」
♪♪
MA「弾ける部分は表情がついてきましたし、フレージング感も自然と強調されるようになってきましたね。難所は残り数か所ですが、手ごたえはどうかしら?」
NU「難所は、練習しても練習しても、もぐら叩きになってしまう感じです。そこで挫折感を味わいつつ、比較的スムーズに行く部分は音楽に乗れるようになってきたかもしれません」
MA「音を置くのではなく、流れに乗れてますわね」
NU「ここは問いかけ、ここは応答、みたいなのも感じる余裕が少し出てきました」
MA「まあ素敵💖 私の出番が必要ないぐらいでしてよ(笑)」
NU「そんなことおっしゃらず、全曲の構造解説など、よろしくお願いします。来年は2周目の譜読みから仕上げに入りたいので」
MA「あら、本当ですわね。そういえば全曲の概観がまだでした。私の来年最初の宿題が決まりました。大本命曲だけに、NUさんの心の余裕とか、曲を愛する気持ちとか、練習を楽しむ気持ちがよく伝わってきます。来年も一緒に楽しく頑張りましょうね🌹」
■チェルニー40-36MA「次は経典ことチェルニー40番の第36曲を見てみましょう。音階、半音階、アルペジオ、ジグザグ音型と、ピアノの基本的なテクニックをこれでもかと詰め込んだ、カール先生の自信作(笑)」
NU「それだけに、面白く無さもひとしおですが、これだけ徹底してくれるとむしろ笑えてきます。ただし、練習する身としては泣きたくなるのですが…」
MA「さあ、ひと通り弾いてみましょう」
♪♪
NU「うっ、まだ指が慣れていないようです。最近、けっこうな頻度で練習しているのに、なかなか定着してくれなくて」
MA「よろしくってよ。練習曲って、そんなものですもの。もう一度落ち着いて」
♪♪
NU「少し指が慣れてきた感じですわ💛」
MA「それではもう一度。難所は意識し過ぎないで。無意識に通り過ぎるぐらいの感覚で行きましょう」
♪♪
NU「まだミスが…」
MA「いや、悪くないと思います。大事なのは強制的に速い動き、速く動かす感覚と言った方が正確なのかしら、とにかくそれを指に覚え込ませることです。これ自体を完璧に弾ければそれに越したことはないのですが、むしろ『カールは芸の肥やし』と考えてみてはいかがでしょう?」
NU「笑笑 練習曲は、ほかの曲を弾く時の肥やしになってくれる方が大事ということですわね。約1年取り組んでみて、かなり肥やしになっていると感じます」
MA「そうでしょうとも。指の動きがかなりパラパラと軽くなりました。よって、これは合格といたしましょう。次は順当に40-37に着手してくださいな」
NU「わ~い、1曲合格㊗ ホッとしました。もう思い残すことはありません」
MA「そんな弱気でどうするのですか。NUさんらしくないですわね」
NU「まるで私が謙虚さのかけらもないみたいじゃないですか~~」
MA「あら、いやだ。決してそういう意味ではなくて、もっと積極的に強気にくらいついてきてほしいと思っただけですわ🌹」
長くなったので、以下は後半に分けます。
え?レッスン記の回数稼ぎなのでは、ですって!?それも無きにしも非ず(笑)
後半へ続く。にほんブログ村
tag : チェルニー40番,ショパン,Op.25-9,