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NekoUshiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

文筆が本業?ピアノが本業?

記事のタイトル、私のことじゃありませんよ(^^;;ピアニストの方は、文才のある人多いですよね。例えば、仲道郁代さんは、面白おかしい話、本格的な音楽の話、哲学的な話を織り交ぜてサラッと読ませてしまう『ピアニストは面白い』が傑作です。私の中では、この本の本当のタイトルは『なかみっちゃんは面白い』です(笑)真摯で分かりやすい語り口でピアノ曲について深い話を読ませてくれるイリーナ・メジューエワさんの『ピアノの名...

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記事のタイトル、私のことじゃありませんよ(^^;;

ピアニストの方は、文才のある人多いですよね。

例えば、仲道郁代さんは、面白おかしい話、本格的な音楽の話、哲学的な話を織り交ぜてサラッと読ませてしまう『ピアニストは面白い』が傑作です。私の中では、この本の本当のタイトルは『なかみっちゃんは面白い』です(笑)

真摯で分かりやすい語り口でピアノ曲について深い話を読ませてくれるイリーナ・メジューエワさんの『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』も印象的で、愛読書の一つです。語り下ろしなので、正確には「文才」ではないかもしれませんが、細かいことは気にしないことにしましょう。

それから、物凄く哲学的な本を色々書いているヴァレリー・アファナシエフさん。読もうと思って挫折してきたのですが、いつかはちゃんと読んでみたいものです。

そして、面白いエッセイをいっぱい書いているピアニストと言えば、中村紘子さん。
ご存知、素敵な「蛮族」です(笑)

前置きがやたらと長くなりましたが、今回の本題は、上記の方々ではなくて、昨日の読売新聞の読書欄の「始まりの1冊」というコーナーに載っていた、青柳いづみこさんです。「始まりの1冊」は、今の人生の第一歩になった1冊について語るコーナーのようです。

前置きで挙げた方々は、ピアノが本業だと分かるのですが、青柳さんは、どっちが本業だか分からない(^^;;
『ドビュッシーと世紀末の美学』という論文で博士号を取得した方で、専門はフランス音楽です。amazonで検索してみると、山のように著書が出てきます。amazonの著者紹介での肩書は「ピアニスト・文筆家」で、「演奏と執筆を両立させる希有な存在」と書いてありました。ってことは、両方とも本業なんだ…。私も青柳さんが書かれた中公新書の『ショパンコンクール』を持っていますし、ドビュッシーを本格的に弾くことになったら『指先から感じる ドビュッシー』とか『ドビュッシーとの散歩』を読もうと決めています。

「始まりの1冊」で本人が語るには、中学の頃から童話を書き始めていたそうで、以下、抜粋・引用してみますと、

デビュー・リサイタルはそこそこ成功だったが、一応ピアニストになってみると「どうしても書きたい」思いはつのった。といっても創作ではなく、何かを調べて書く方が性に合っている。83年から東京芸術大学の博士課程に再入学し、ドビュッシーに関する論文が受理されたのが89年。しかし、当時は、サティ、マーラーの時代、ドビュッシーの本など没後100年の2018年まで出ないだろうと言われた。

思い余って出版プロデューサーに相談したところ、まずは読者層開拓のために、ピアニストの生活を日常感覚で書いたエッセイを音楽雑誌に連載するようにすすめられた。『ハカセ記念日のコンサート』(初版は東京音楽社)は、このときの音楽雑誌への連載がもとになっている。

連載中に評判が良かったのは「目玉焼きを食べる話」と「ビフテキ効果」。(←どんな話か気になる!)



とのことで、『ハカセ記念日のコンサート』が青柳さんにとっての「始まりの1冊」だそうです。残念ながらこの本は現在品切れらしいですが、なんとか探し出して読んでみたいです。

『ハカセ記念日のコンサート』が出たのが1990年で、記念コンサートをピアノ弾きながら合間にトークという形にしたら、かなり批判を受けたとか…。音楽家たるもの言葉なんか使わずに音楽だけですべてを表現しなさい!!ということでしょうね。今ではトーク付きコンサートは当たり前の存在になっていますが、その先駆者でもあるというわけですね。

冒頭で「私のことじゃない」と書いたにもかかわらず、「創作ではなく、何かを調べて書く方が性に合っている」というところに共感を覚えて、妄想を掻き立てられます(^^;; ひょっとすると、私がピアニストだったら、どちらかというと似たようなタイプになっていたかもなぁ、なんて…。若い頃はエッセイ集『猫は丑三つ時にピアノを弾く』シリーズを出して、年取ってからはチェンバロに本格的にハマって専門書を出してしまう。監修じゃなくて、ちゃんと自分で書く。

色々と夢は膨らみますが、青柳さんに戻ります。今回の読書欄を見て、大量の著書の中から少しずつ読んでいきたくなりました。どういうわけか、演奏を聴いてみたい、というより、著書を読みたいなんですよね~~。私の中の音楽の世界ではドビュッシーは脇役だからか…??いや、何冊も読んでいるうちに、逆に演奏を聴いてみたくなるということもありそうです♪♪

ふと気づくと、ドビュッシーのメモリアルイヤー2018年は、もうすぐ終わろうとしていますね。


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* Category : 気になる本

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NoTitle * by 通りすがりの者
「翼のはえた指 評伝安川加壽子」も、読んでみてください。

通りすがり様へ * by Nekoushi
コメントありがとうございます。
ご紹介いただいた『翼のはえた指 評伝安川加壽子』も是非読んでみたいと思います!

NoTitle * by かつさん
Nekoushiさん、こんにちは
かつです。

青柳いづみこさんはピアニストとしての知名度があるものの、
私のように地方に住むと演奏を聴く機会もないですね…どのような演奏なのか気になることろです。
かといって本をあまり読まない私にとって分文筆家の印象もなく。
でも青柳さんのHPは時々チェックしていますよ。
メルド日記のカテゴリ[ヴィンテージ・ピアニストの魅力]が好きです。
現役ピアニストが現役ピアニストについて語るってあまりない事なので興味深いですね!


To:かつさん * by Nekoushi
かつさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

演奏に触れる機会って、都市(特に首都圏)と地方で、大きな差がありますよねΣ(゚д゚lll)!!
私も地方在住なので痛感させられます(>_<)

あっ、そうか!!
青柳さんはHPで日記を書かれているのですね。
教えてくださり、ありがとうございました(*^▽^*)

NoTitle * by ゆりこ
こんにちは^^

Nekoushiさんがピアニストだったら文筆業と兼任、うんうんなんだかとっても納得です♪

ちなみに私は生まれ変わったら、小さな街のピアノ教室の先生になりたいです♪そして発表会の講師演奏でショパンのバラード1を素敵に弾きたいです(妄想しすぎ 笑)

To:ゆりこさん * by Nekoushi
ゆりこさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

妄想に付き合ってくださって嬉しいです(*^▽^*)

> ちなみに私は生まれ変わったら、小さな街のピアノ教室の先生になりたいです♪そして発表会の講師演奏でショパンのバラード1を素敵に弾きたいです

とても素敵です(≧▽≦)
ゆりこ先生の教室に子供(もしいれば)を是非とも通わせたいです~~
優しそうですし、丁寧に教えていただけそうですもん。
きっと、人気教室になると思います(*´▽`*)

『空想書店』に仲道郁代さん登場

『空想書店』というのは、読売新聞の読書コーナーの企画で、著名人が「店主」となって、1冊の本をピックアップして徹底紹介するコーナーです。決して、私が本を出す妄想をするコーナーではありません(笑) いや、そういうコーナーもいつかは作ってはみたいですが…(^^;;で、10月14日の「店主」が仲道郁代さんでした!『「聴く」ことの力 臨床哲学試論』(鷲田清一著、ちくま学芸文庫)という本を紹介してくださっています。「ただ...

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『空想書店』というのは、読売新聞の読書コーナーの企画で、著名人が「店主」となって、1冊の本をピックアップして徹底紹介するコーナーです。決して、私が本を出す妄想をするコーナーではありません(笑) いや、そういうコーナーもいつかは作ってはみたいですが…(^^;;

で、10月14日の「店主」が仲道郁代さんでした!
「聴く」ことの力 臨床哲学試論』(鷲田清一著、ちくま学芸文庫)という本を紹介してくださっています。「ただ受けとめる、「聴く」ということが、他者の自己理解をひらく。人と人とのつながり方や存在を尊重することを、臨床の現場から深く考えさせてくれる」本だそうです。正直、どんな内容なのか見当がつかないのですが…Σ( ̄ロ ̄lll)!!

以下、なかみっちゃんが書いた文をそのまんまご紹介します。

 哲学者カントは書いた。「私の上なる星空と、私の内なる道徳律」。カントを学んだベートーヴェンは晩年に書いた。「われらの内なる道徳律と、われらの上なる星空」。
 「私」と「私達」。「私」は、あなた達の中でワタシと認識される。あなたがいて初めて私はワタシそのものを認識する。そしてあなたも、他者の中で一人のワタシとなる。
 鷲田清一さんの『「聴く」ことの力』で語られる臨床哲学とは、ワタシとあなたの関係の中で見出される生きた哲学である。他者の前に身を置くことによって自分自身もまた変えられるような経験の場。「聴く」という、受け入れる行為がもたらす可能性の哲学。
 そこでは聴くことによって心が響き合う。ここに、私は”祈り”とも言えるような感覚を持つ。ちっぽけな私は、多くのあなた方、すなわち多くのワタシ達の中で生かされている。そして、あなたの内なる声、私の内なる声を聴くことによって、私は私として生きている。生きているという感覚を持つことができる。
 ショパンが祖国ポーランドを去る最後の演奏会。2度と戻ることのなかった故郷。そこで奏でられた協奏曲を、彼のお母さんはどのような思いで聴いただろう。友人たちは?ショパン自身はどんな思いで奏でたのか。そして200年という時を経て、今、私はどんな想いをのせて演奏するのか。それを聴いてくださるそれぞれのあなたは、何を聴くのか。
 言葉で語られるものはそこには何もない。在るのは、鷲田さんの言葉を借りれば、「わたし、あなた、かれといった人称の境界をいわば溶かせるようなかたちで、複数の<いのち>の核が共振する現象とでもいうべきもの」であろう。
 いのち…。言葉にできないほど不確かで、曖昧で、重く、素晴らしいもの。その核が、共振するという現象。
 それはかけがえのない時間だ。そんな瞬間を持つことができたら、人はどれだけ柔らかく強く在ることができるだろうか。
 私は、私の上なる星空を見上げながら、願わくば、上なる星空に包まれながら、私の内なる声を聴き、音に託す。音楽が奏でられ、それを聴くとき、音楽が私たちの魂を共振させてくれることを私は信じる。
 私の空想書店は、そんな経験があるということを感じられる場所となりたい。
(読売新聞10月14日付けより)


 
傾聴することの大事さ、ひたすら耳を傾けることによって「共振」が得られる。なかみっちゃんは音楽を傾聴と共振の媒体として演奏をしているのですね。たぶん、それが演奏哲学なのだと思います。難解な文章でしたが、なかみっちゃんがどんなことを考えながら演奏しているのか、垣間見ることができて良かったです!!人の心に深い関心をお持ちなので素敵な演奏ができるのだと思います。

あと、今の時代、傾聴ではなくて主張することばかりがもてはやされている気がします。出来るだけ多くのことを言った方が勝ち!的な…。そういう今こそ、傾聴の大事さを説いたこの本は重要なんじゃないかなぁと空想しながら、「読んでみたい本リスト」に追加してみます。なかみっちゃんがせっかく推薦してくださってることだし。って、結局そこに行き着く…(笑)

今回の『空想書店』で、なかみっちゃんは、他にも下記の4冊の本を挙げています。
一言紹介が、何とも詩的で美しく素敵です(*´▽`*)
『音楽を愛する友へ』、特に読んでみたいなぁ。どんな文章に感化されたのか、とても知りたいです!!

・『新編 銀河鉄道の夜』(宮沢賢治、新潮文庫)…言葉から天上の音楽が聴こえる。宇宙を美しい響きで震わせることの意味、切なさと美を考えさせる。

・『預言者』(カリージ・ルブラン著、船井幸雄訳、成甲書房)…言葉になった智慧は、言葉にならない智慧の影。心の中でもう知っていることなのだ。

・『八木重吉詩画集』(八木重吉詩、井上ゆかり絵、童話屋)…心の底に透明なしずくが染み込む。哀しいと美しいは同義。感覚の粒子をさらに砕いていくと見えてくる世界。

・『音楽を愛する友へ』(エトヴィン・フィッシャー著、佐野利勝訳、新潮文庫)…後半のB・ワルターの「音楽の道徳的ちからについて」。私はその文章に感化されて生きてきた。




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最近気になる本3冊

ブログ1周年記念で浮かれてはしゃぎ過ぎたので力尽きて更新が滞ってしまった、というわけではありません(^^;;副業(←ピアノ以外…笑)が色々と大変になっておりまして…(-_-;;さて、気を取り直して、今日は、最近気になる本を3冊メモしておきたいと思います。・『モーツァルト 最後の四年: 栄光への門出』(クリストフ・ヴォルフ著、 礒山雅訳 、春秋社)私は、作曲家の伝記・評伝では、モーツァルトのものが一番楽しめます。モーツ...

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ブログ1周年記念で浮かれてはしゃぎ過ぎたので力尽きて更新が滞ってしまった、というわけではありません(^^;;
副業(←ピアノ以外…笑)が色々と大変になっておりまして…(-_-;;

さて、気を取り直して、今日は、最近気になる本を3冊メモしておきたいと思います。

・『モーツァルト 最後の四年: 栄光への門出』(クリストフ・ヴォルフ著、 礒山雅訳 、春秋社)

私は、作曲家の伝記・評伝では、モーツァルトのものが一番楽しめます。
モーツァルトには、面白おかしく、でも音楽も人生も真剣に考えながら生きて、あっけなく逝ってしまった、というイメージを持っています。
この本は、内容紹介によると「不遇で貧窮のうちに亡くなったという俗説を完全に否定し、宮廷作曲家に任命された最後の4年間、前途洋々の未来に向けて野心的な創作を続けていたことを資料から実証。大きな反響を呼んだ、刺激的な新解釈」だそうです。
書店で少し内容を見てみたことはありますが、なかなか専門的な本のようです。専門家が資料を駆使した研究結果と、私の勝手なイメージがどのぐらい合ってるか、きちんと読んでみたいです。
本の内容とは関係ありませんが、訳者の礒山雅先生は、バッハやモーツァルトに詳しい音楽学者だったのですが、今年1月の関東の大雪の時に転倒して頭を打って亡くなってしまわれたそうです。とても残念です。

・『ショパンの楽譜、どの版を選べばいいの?――エディションの違いで読み解くショパンの音楽』(岡部玲子、ヤマハミュージックメディア)

以前ほしいと思っていたのに、しばらく忘れてました(^^;;
Amazonに掲載されている目次を眺めていると、「第2章 楽譜の基礎知識 ――作曲家と校訂者の意識を探ってみよう」という部分に特に関心を持ちました。楽譜というものについて、理解が深まりそうな気がします。
楽譜収集熱に拍車がかかりそうなのが欠点と言えば欠点かもしれませんが…(笑)

『ハーバード大学は「音楽」で人を育てる──21世紀の教養を創るアメリカのリベラル・アーツ教育』(菅野恵理子 、アルテスパブリッシング)

今回、一番気になる本です!!

内容紹介を見てみますと、

ハーバード、イェール、スタンフォード、MIT⋯⋯
「音楽の知」を学び、奏でる次世代のリーダーたち!

一流大学に音楽学科や音楽学校が設置され、
年間1000人以上の学生が音楽を履修するアメリカ。
現代のグローバル社会に通用する音楽家を育てるだけでなく、
他分野の学生も音楽を積極的に学び、マルチな教養を身につける。
アメリカのトップ大学が取り組むリベラル・アーツ教育の最前線!

いま、「大学で音楽を学ぶ」とは、「音楽とともに生きる」とはどういうことなのか?──
現代社会に音楽を活かすヒント満載の書!

だそうです。ちょっと煽りすぎな気もしますけど…(^^;;

以前読んだ諏訪内晶子さんの本で、ジュリアードに留学してた時に交換制度を使ってコロンビア大学に政治思想の講義を聴きに行っていたというのが強く印象に残っています。本当は聴講ではなくて共同学位の制度で学位も取りたかったらしいですが、そんなことしたらバイオリンを弾いてる時間が無くなってしまうということで断念したとか…。これを読んで以来、アメリカの教育制度すごい!!と、興味があります。

思わず、日本だったらこんな↓感じ?と妄想してしまいましたよ(笑)

東京芸大と東大の間にそういう制度があったとしたら。
Nekoushiは東京芸大のピアノ科の学生(!)。そして、こんな会話が…。

後輩:「Nekoushi先輩、今日は早いお帰りですね」
Nekoushi:「帰るというかね、今からちょっと東大に講義聴きに…」
後輩:「あ!ベルばら萌えでらっしゃるので、フランス史とかですか?」
Nekoushi:「じゃなくて、素粒子物理学です。こんなややこしいのにするんじゃなかったわ~~」
後輩:「なんか、ギャップ萌えでいいと思います(*´▽`*) 頑張ってきてくださいね」

うっ。妄想にしても無茶苦茶過ぎましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!

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最近気になっている本いろいろ

タイトルそのまんまですが、最近気になっている、読んでみたい本をメモしておきます。やはり音楽関係が中心で、歴史関係にも関心のある本が多いです。あっ、もちろん、この2分野しか読まないわけではないですよ。・『ソアレスのピアノ講座~音の世界~ バッハ 演奏と指導のハンドブック 』(ソアレス著、ヤマハミュージックメディア)今一番気になってる本です。商品紹介によると、「入門者から上級者までバッハを弾く人・教える人を...

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タイトルそのまんまですが、最近気になっている、読んでみたい本をメモしておきます。
やはり音楽関係が中心で、歴史関係にも関心のある本が多いです。
あっ、もちろん、この2分野しか読まないわけではないですよ。

・『ソアレスのピアノ講座~音の世界~ バッハ 演奏と指導のハンドブック 』(ソアレス著、ヤマハミュージックメディア)

今一番気になってる本です。
商品紹介によると、「入門者から上級者までバッハを弾く人・教える人を対象に、バロックの時代背景、スタイル、主要作品の概要を解説」「「装飾音の弾き方がわからなくて困ったことがある」「バロック時代のスタイルで弾きなさい、と言われてもよくわからない」「バッハになると、生徒が弾けなくなるのはなぜ?」「えっ、『組曲』には舞曲がこんないっぱい」・・・そんなあなたにオススします」だそうです。
目次は、序章: バッハをとり上げるにあたって/第1章: スタイル/第2章: インヴェンションとシンフォニア/第3章: 平均律クラヴィーア曲集/第4章: 舞曲集、ということなので、本当に内容豊富そうで、ぜひ読みたいです!

・『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』 (ユリーナ・メジューエワ著、講談社現代新書)

日本在住のロシア人ピアニスト、ユリーナ・メジューエワさんが書いたピアノの名曲の解説。
商品紹介では「世界最高峰、ロシアピアニズムの伝統を引き継ぐ現役女性ピアニストが、代表的なピアノの名曲を平易に解説。プロにしかわからないユニークな視点が満載、この本を読めば音楽鑑賞の楽しみが倍増すること間違いなし。アマチュアピアニストへのヒントも一杯。全てのクラシック、ピアノ音楽ファンにお勧めです!」とのこと。
昨年の9月に出たばっかりなのに、Amazonでは品切れになってる!!売れ行き好調だったのでしょうね。
書店巡りをして気長に探さねば!

・『ウィンナ・ワルツ ~ハプスブルグ帝国の遺産』 (加藤雅彦著、NHKブックス)

ウィンナ・ワルツ発祥と興隆の時代背景について書かれたものらしいです。
商品紹介によると「ハプスブルク帝国の光と翳に寄り添って奏でられたワルツ。もとはヨーロッパの地方の舞踏曲にすぎなかったワルツが、その音楽世界を広げていった過程を追い、ワルツの天才たちが生きた時代と帝都ウィーンの時代精神に迫る」ということですので、音楽史半分、政治・外交史半分、って感じなのかな?
かなり気になるのだけど、2003年に出た本で、中古でしか手に入らないみたい(*_*;

・『マリー・アントワネットとマリア・テレジア 秘密の往復書簡』 (パウル・クリストフ 編‎、 藤川芳朗訳、岩波人文書セレクション)

フランス王家に嫁いだマリー・アントワネットと母上マリア・テレジア女帝がやり取りした手紙を(おそらく今に残ってる分全部)集めたもの。この手紙のやり取り自体は知ってますが、昨年以来、ベルサイユのばら萌えが再燃中なので、全部読んでみたくなりました!
私のプチトリアノン(!)に備えておくべき一冊ですよね。←妄想から抜け出せずにいる(1月13日付け記事参照)。
でも、内容もお値段もかなり本格的っぽい(^^;;

・『ハプスブルク帝国』 (岩崎周一著、講談社現代新書)

「1000年の歴史が、これ1冊で、わかる!!!図版多数。新知見もふんだんに取り入れた決定版」というキャッチコピーの、ハプスブルク帝国通史。すごい自信じゃないのー(笑)
「気になる本」というか、既に入手済みなので、あとは読むだけです。
今年はハプスブルク帝国終焉100周年なので、ハプスブルク関連も重点的に読んでみたいなと思ってます。
ハプスブルクと言えば、音楽の都ウィーン、それに、アントワネットさんの生家なので、とても関心があります。

・『バッハ インヴェンション こころの旅 単行本』(杉浦日出夫著、音楽之友社)

再び音楽関連に戻ります。
去年から「この本、気になる」と言いながら 、まだ買っていないのですが…Σ(゚д゚lll)!!
単なる演奏法指導書ではなく、もっとバッハの信仰心とか精神みたいな面にも焦点があてられた面白そうな本なので、今年こそはちゃんと読みたいです。

・『指先から感じる ドビュッシー』(青柳いづみこ著、春秋社)

ドビュッシーをいつか弾いてみたいのだけど、私には未知の世界なので、手引書的なものが欲しくて…。
何冊か店頭で見比べてみて、これをよく読んでみたいと思いました。
内容紹介に「作品に込められた意味、楽譜からのインスピレーションを、“ピアノの音”にするために。19世紀末の美意識、作曲家が愛した絵画、文学、人など、作品の文化的背景を紹介し、その演奏技法を詳しく解説。自分で自分の解釈を選びとるための多角的レッスン」と書いてありましたが、確かに、そんな内容だと思いました。

さて、ここに挙げた本の中から何冊読むことができるでしょうか。
ピアノライフも読書ライフも楽しみたいです(≧▽≦)

あっ、そうそう。自分へのお年玉、なかみっちゃんの本が上のリストに入っていないのは、もう読んじゃったからです(*´▽`*)
いずれ記事にしますね(^^♪

* Category : 気になる本

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NoTitle * by REIKO
こんにちは また、お邪魔いたします。

たくさんの本のご紹介、ありがとうございます。

『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』 は、内容から語り口まで、著者の誠実な人柄がにじみ出ている本当にいい本です!! ゴールドベルグなど変奏ごとにとても丁寧に解説してくれています。(アマゾンで在庫がないとは!わたしはラッキーでした)

わたしもざっとしか読んでいないのですが、「ホワイトハウスのピアニスト ヴァン・クライバーンと冷戦」なども読んでみてはいかがででしょうか? サブタイトルの通り、政治の話題も多いのですが、なかなか面白いですよ。ちなみに、Nekoushiさんのお好きな「献呈」という曲を私が知ったのは、クライバーンのソ連での演奏についてのドキュメントフィルムでした。たぶんその演奏はYou tubeでも聞けると思います。

仕事、ピアノ、読書・・・時間がいくらあっても足りませんね・・・

To:REIKOさん * by Nekoushi
REIKOさん、コメントありがとうございます!

『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』をお読みになられていたのですね。ご感想を聞かせていただき、ありがとうございます。
ますます早く読みたくなりました!

「ホワイトハウスのピアニスト ヴァン・クライバーンと冷戦」も面白そうですね。
音楽の世界も政治・社会と無縁でいられるわけがないですので、そういう切り口にも興味があります。
クライバーンの『献呈』も聴いてみますね(^^♪

> 仕事、ピアノ、読書・・・時間がいくらあっても足りませんね・・・

本当にその通りですね!
一日48時間ぐらいほしいです(笑)

こんばんは^^ * by ゆりこ
わあ~本がいっぱいですごいですね!私もいろいろ読んでみたいです。

Nekoushiさんなら全部読みこなしてしまいそうです。
私は本好きな割に、読解力にやや問題がありますが・・・(^^;

仲道さんの本、私も読んでみましたよ♪やはりお人柄も素敵ですよね~。
Nekoushiさんの感想をお聞きしたいので、記事楽しみにしてます^^

To:ゆりこさん * by Nekoushi
ゆりこさん、コメントありがとうございます(^^♪

読んでみたい本をいっぱい並べてしまいましたが、全部読みこなせるかどうかは、あんまり自信ありません(^^;;
でも、今年中に読めればいいなぁとは思ってます。
あと、他に気になる本が出てきて追加されたり入れ替わったりということもあるかも…。

> 仲道さんの本、私も読んでみましたよ♪やはりお人柄も素敵ですよね~。

ゆりこさんも読まれたのですね(≧▽≦)
素敵だったでしょ~
仲道さんのとりこになられたのでは!?笑

> Nekoushiさんの感想をお聞きしたいので、記事楽しみにしてます^^

ありがとうございます!
記事にしたら、ぜひ読んでやってくださいね(^o^)丿