ハイドン苦手だけど、たまに気になる曲もある―ソナタ60番

何だかハイドンに失礼なタイトルをつけてしまいましたが、弾くのが苦手という意味です。
交響曲とか弦楽四重奏曲とか、聴いてる分には結構楽しいと思うのですが…。

ソナタアルバム3人衆の中では「モーツァルトが苦手」という声をよく聞きますが、私はハイドンが一番お手上げです(だからといってモーツァルトが得意というわけではない)。
ハイドンは、強弱とか曲の流れが唐突だったり、音形が現代のピアノには合っていなくて弾きにくいのかもと感じる部分が多いのが原因かもしれません。

そんなハイドンですが、YouTubeを散策していたら、気になるピアノソナタがありました。
ハ長調のソナタ60番(Hob.XVI:50)という曲で、あまり演奏の機会に恵まれていないらしく、全音のハイドン・ソナタ集にも収録されていないようです。

↓1楽章だけ貼っておきますが、こんな曲です。



ノリがいいのと強弱が唐突なところはいかにもハイドンらしい雰囲気ですが、ハイドンの中ではピアノが普及して来た時代の曲だけに、ソナタアルバムに入っている曲よりもピアノ曲らしいような、というのも変な表現だけど、そういう気がします。
『チャイコフスキーの大ソナタ』に引き続き、私は結構派手な曲が好きらしいです。

他の演奏も探して聞いてみた結果、最初に聞いた、かなり豊かに響かせているこの演奏が一番好みでした。
やはり、曲を気に入るには、最初に出会う演奏にも大きく左右されますね。

「気になる」というのは、もちろん、できれば弾いてみたいということではあるのですが、弾ける気がしないので保留…(^^;
とりあえず鑑賞するだけにしておこうかなと思います。
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モーツァルトの不思議な小品「小ジーグK.574」

モーツァルトのソナタ以外のピアノ曲集のCDを聴いていたら、『小ジーグ ト長調 K.574』という曲が、ものすごく気になってきました。
タイトルでは「不思議な」と書いたけど、「変な」というほうが合ってるかも…(^^;

楽譜の冒頭部分はこんな感じ↓
Mozart K574

モーツァルトが1789年にベルリンへの旅行の帰りにライプツィヒの聖トーマス教会に立ち寄ってオルガンを演奏したら、宮廷オルガニストのカール・エンゲルって人が感激して曲をリクエストしたので、彼の記念帳にこの作品を書き残したらしいです。

対位法をしっかり使ったジーグというスタイルはバッハに敬意を表したからでしょうけど、それよりも何よりも、響きが現代音楽っぽい。
最初の2小節で、単音で進行するにもかかわらず、12音(ド、ド#、レ、レ#、…、シ)のうちレ#とラ#以外の10音も使っちゃってるので、12音(無調)音楽のような感じがするのだとか…。
いや、私が発見したのではなくて、偉い学者の先生がそういうことを書いていたので、数えてみたのです(笑)
シェーンベルクあたりがモーツァルトへのオマージュとして書いた曲、と言われたら、納得してしまいそうです。

曲自体を聞いたほうが分かりやすいと思うのでYouTubeを貼っておきます。
1分半ぐらいの小品です。



最初聞いた時は「なんだこりゃぁぁ」と思ったのですが、だんだんクセになってくる感じがします。
短い曲だし、弾き散らかし曲に加えちゃおうかな。というか、楽譜をダウンロードしている時点で弾く気満々のような…(笑)

『新モーツァルト全集 デジタル版』で「K.574」と入れて検索したら、合法的に無料でダウンロードできます。気になる方はどうぞ!
プロフィール

Nekoushi

Author:Nekoushi
数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
レッスン歴は子供の頃と大学生の頃(20年ほど前)に少々。
ちゃんと継続していないので完成した曲はありませんが、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが好きです♪
聴くほうは、ブラームスやチャイコフスキーも好きです。

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