FC2ブログ

Nekoushiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

楽典の本を買ってみました(*^▽^*)

実は今まで、1冊にまとまったしっかりした楽典の本を持っていなくて、高校の音楽の副読本(楽典の初歩の初歩が一応載ってる)と色々な音楽書に散らばっている楽典的内容を適宜参照していました。でも、それも面倒なので一冊買ってみました。『楽典 音楽家を志す人のための』(菊地有恒、音楽之友社)という本です。主な用途は、音高のテキスト、音大受験参考書みたいですが、まえがきによりますと、「今までの楽典書の概念から少...

続きを読む

実は今まで、1冊にまとまったしっかりした楽典の本を持っていなくて、高校の音楽の副読本(楽典の初歩の初歩が一応載ってる)と色々な音楽書に散らばっている楽典的内容を適宜参照していました。でも、それも面倒なので一冊買ってみました。『楽典 音楽家を志す人のための』(菊地有恒、音楽之友社)という本です。

楽典 音楽家を志す人のための

主な用途は、音高のテキスト、音大受験参考書みたいですが、まえがきによりますと、「今までの楽典書の概念から少しでも脱皮したもので、演奏家を志す人、作曲家を志す人など、あらゆる分野のの人々に利用してもらえるような、現実的な楽典」とのことで、「音楽家を目指して勉強中の方から現在音楽を指導されている方々、そして、一般の音楽愛好家の方々まで、広くご利用いただける」(←Nekoushi音楽院にピッタリ!笑)そうです。

音高の先生が実践的な観点から構想しただけあって、少しでも具体的な解説を増やして抽象的な理論を理解できるように工夫しているように思えます。

調性の判定の方法などが特に充実していて、読むのが楽しみです!
いや、調性の判定は、パッと眺めた感じ、かなりややこしそうでしたけどΣ( ̄ロ ̄lll)!!

対位法に関連する事項ついての説明も、対位法そのものについての独立した章立てはないのですが、簡明にして要を得ていて、他の本を読んでいると時々混乱するような事項がスッキリと解説されています。もちろん、この本だけでは物足りないのですが…。

また、演奏記号と用語の解説も山のように載っているので、辞書代わりになり便利です。ネットで検索する必要がぐっと小さくなりそうです。私は、「ネット検索より紙の本」派なので、これは嬉しい。

あと、受験参考書だけあって、問題集も充実しています。音楽の知識も増えるし脳トレにもなる。まさに一石二鳥! できるだけ、時間を見つけてやってみたいと思います。

税抜き定価3110円なので、決して安い買い物ではないのですが、買ってよかったと思っています(≧▽≦)
楽典書は、なければないで困らないような気もするけど、知識が増えればそれだけ楽しさも増すと信じてます。それに、Nekoushi音楽院としては必携アクセサリーでしょうし…(笑)←ホントか!? 
スポンサーサイト

* Category : 楽典・和声法

Comment-open▼ * Comment : (4)

NoTitle * by マミ
Nekoushiさん、こんにちは~~
楽典の本を購入されたんですね!
かなり充実してそうな内容ですね。

私は、音程を終わって、今から音階に入りますが、
だんだん疲れてきました(;^ω^)
問題にハ音記号が出てくるんですけど、
こんなの使わないし!って思っちゃいます。
脳トレにはいいかもしれないですね~~
めっちゃ頭使いますね(>_<)

* by モル作
めっちゃ本格的且つ実践的そうな本ですね。
分析する力がつくと、演奏にもかなり活きるだろうな、と思います。

私も何度か和声や対位法を覚えようとした事があるんですが、いずれも中途半端なところで頓挫しちゃいました( ;´Д`)
朧げながら西洋の曲の仕組みは見えてきましたが、まだまだモヤモヤしてます。

To:マミさん * by Nekoushi
マミさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪
使ってる本は違いますが、楽典仲間ですね!

今回買った本は、なかなか充実してるという感想です(≧▽≦)
ただ、和声は明らかに不十分なのですが、和声は別の本読むからいいやって思ってます。以前オススメいただいた『和声と楽式のアナリーゼ』とかですね。

ハ音記号Σ(゚д゚lll)!!
まさに脳トレですね。普段やらないことやるからこそ脳トレとして役に立つと信じて…(笑)
他の楽器をやる人とか作曲する人には必要なのでしょうね。

お互い、挫折しないよう、焦らず楽典と戯れるぐらいの気持ちで進めて行きましょう!笑

To:モル作さん * by Nekoushi
モル作さん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

勘だけでも(笑)演奏できますが、理論に基づいた分析ができれば、より理解が深まりそうですよね。

> 朧げながら西洋の曲の仕組みは見えてきましたが、まだまだモヤモヤしてます。

実践先行で、理屈はあとから「ああ、これはこういうことだったのか~」と少しずつ分かっていくというのがいいみたいです。和声とか対位法とか、特にそんな気がします。
挫折したとしても本はいいアクセサリーになる!ぐらいの軽い気持ちで…(笑)
モヤモヤが徐々に解消できるといいですね(*^▽^*)

カデンツ探しに熱中、そしてハッと気づく

熱しやすく冷めやすい(?)私が今少し凝っているのが、前回の記事で書いた和声学で、特に、曲の中からカデンツ(終止部)を探すのに、つい熱中してしまっています。カデンツって何?と聞かれると、全然まともに答えられないけど…Σ(゚д゚lll)!!笑文章で言ったら句読点みたいな、区切れる部分のことです。(これは、『和声法がさくさく理解できる本』にも書いてあった)例えば、↓こんな部分。ロマン派のややこしいのはどう考えても無...

続きを読む

熱しやすく冷めやすい(?)私が今少し凝っているのが、前回の記事で書いた和声学で、特に、曲の中からカデンツ(終止部)を探すのに、つい熱中してしまっています。カデンツって何?と聞かれると、全然まともに答えられないけど…Σ(゚д゚lll)!!笑
文章で言ったら句読点みたいな、区切れる部分のことです。(これは、『和声法がさくさく理解できる本』にも書いてあった)

例えば、↓こんな部分。
シンフォニア3番 3~4小節 カデンツ

ロマン派のややこしいのはどう考えても無理なので、もっぱらバッハのフランス組曲です。(譜例はシンフォニアだけど)
宝探しというと言い過ぎですが、子供が砂浜で貝殻拾いなんかをするみたいに、ひたすら探して、お目当てのものが見つかることが楽しいのですね。
それに、句読点って重要でしょ?
例えば、目まぐるしく動き回る無窮動的と言われる曲では、カデンツがさっぱり見つからなくて(たぶんあるんだろうけど隠れてる?)、「句読点が目立たないから動き回ってる感じなのか~」という感じで、面白かったです。

でも、ふと気づいたのだけれど、普段、文章を読んだり話したりするのに文法的分析なんてしない(笑)
というか、流暢に話せるかっていうのは別問題ですよね。
ピアノで言えば、指がきちんと動いてくれなきゃ話にならない(^^;;
文法や和声って「裏方」的存在なので、あんまりカデンツ探しに熱中し過ぎないで、弾く時間もしっかりとらなければ…!!

「役に立つかどうか」という議論は、あまり好きではありません。
単に、「意外なものに熱中してみると楽しい場合もある」という感想です(^^♪

* Category : 楽典・和声法

Comment-open▼ * Comment : (0)

コンパクトで手ごろな和声の本を買ってみたー♪♪

和声の体系的な本を勉強してみたいと思いながら、挑戦してみても挫折しそうなのばかりで、なかなか踏み切れずにいました。エネルギーを和声の勉強に注ぎ過ぎてピアノを弾く時間と労力が取れなくなってしまったら本末転倒ですから…。そんな中、最近出たばっかりの、yamaha music mediaの『和声法がさくさく理解できる本』(土田京子)という文庫本(8年ぐらい前に出版された『説き語り和声法講座』を文庫化したものらしい)を買って...

続きを読む

和声の体系的な本を勉強してみたいと思いながら、挑戦してみても挫折しそうなのばかりで、なかなか踏み切れずにいました。
エネルギーを和声の勉強に注ぎ過ぎてピアノを弾く時間と労力が取れなくなってしまったら本末転倒ですから…。

そんな中、最近出たばっかりの、yamaha music mediaの『和声法がさくさく理解できる本』(土田京子)という文庫本(8年ぐらい前に出版された『説き語り和声法講座』を文庫化したものらしい)を買ってみたら、お気楽そうなタイトルから受けた印象に反して、コンパクトなのに充実していて、かなり良さそうです!

著者が言うには、

和声法」という技法は、西欧の音楽家たちが何百年もの間、工夫に工夫を重ねて書き残してきた「経験則」、「智恵の固まり」なのです。「世界遺産」は、なにも神社・仏閣だけでもありますまいものを、と私は思いますね。この技法は、立派に「世界遺産」に数えられてもいいくらい、「音楽する」うえで役に立ちます。(「はじめに」より)



とのこと。なかなか気合入ってます。
「神社・仏閣~」の部分は引用しなくてもいい話なのですが、全体的にこんな感じの口調で書かれているので、この本の特徴を示すのにいいと思って、引用しました。
本文にも例えば「導音は嫁ぎ先の決まってる娘(行先は必ず主音)」みたいな、印象的な比喩が沢山使われています。

で、和声の教科書が難解で面白くないのは、もはや「常識」になってしまっていますが、「わかる日本語で書かれた和声法の教科書がどうしても必要だ」というのが著者がこの本を書いた動機らしいです。

この本は「教科書」としては使い勝手がよくないかもしれません。しかし、「和声法とはどういうものか」ということを、音楽を学ぶ数多くの人にわかってもらいたい。そういう思いから、現代の日本人が日常使っているわかりやすい日本語で、時には目の前にいる相手に話しかけるように語った本ですから、教科書を脇から支えるものとしてお使いいただきたいと思います。(「はじめに」より)



というのが、この本のコンセプトです。
私は「教科書を脇から支える」どころか、教科書そのものとして使う気満々なのですが…(笑)

著者は3種類の読者を考えていて、

すでに教師になっている人々には、この本が「納得して音楽を教えられる生活」の助けになりますように。学生には、「和声がわかる」「音楽の姿が見える」「素敵な演奏を楽しめる」「よい教師になれる」…そうした素晴らしい連鎖の第一歩の助けになりますように。音楽を職業にはしなかったけれど、真から音楽が好きでたまらない人々には、「和声法がわかる」「音楽の姿が見える」「今よりもっと音楽を楽しめる」…そういう豊かな人生の実現をお手伝いできますように。(「はじめに」より)



だそうです。

おお~っ、全部当てはまる!セルフ先生だし、セルフ生徒だし、音楽愛好家だし、まさに私のための本(*´▽`*)
そう思って、すぐに飛びついてしまいました(笑)
いや、もちろん、中身がいいと思ったから買ったのですよ。

一つ大きな特徴は、和音の転回形を表すのに、第1転回、第2転回ではなく、数字付き低音(バスの音から何度上に音があるか数字で示す)を採用している点です。
第1転回、第2転回という呼び方は日本独自のもので、数字付き低音がグローバルスタンダードだそう。
まあ、分かりやすければどちらでもいいとは思うのですが、バッハやるなら数字付き低音を知っておきたいと前から思っていたので、この点にも惹かれました。

文庫なので、譜例はちょっと見づらい、というか、見ながら弾きたい場合に無理があるかな…。
有名曲を和声的にシンプルに改変したらどれだけつまらなくなるかとか、面白い譜例がいくつかあるので、その点は少し残念な気もします。でも、五線紙に手で書き写せばいいのですよね!手を動かすのも楽しいですから。え!?数小節ぐらい暗譜すればいい!?まあ、それも考えてみます(笑)

というわけで、手ごろで充実した楽しそうな和声の本が手に入ったので、しばらく楽しめそうです(≧▽≦)
この本、おススメです。「和声やってみたいけど、ほど良い本がない」とお悩みの方がいたら見かけたら手に取ってみてください。

* Category : 楽典・和声法

Comment-open▼ * Comment : (2)

こんばんは♪ * by ゆりこ
和声の本、比喩がおもしろいですね。
難しい印象があるのですが、比喩が楽しいとハードルが下がるかも・・・と思いました。

ちょうどレッスンで、少しだけですけど音程の勉強をしたので、興味があります♪読みこなせるかが心配ですが・・購入検討してみます^^

To:ゆりこさん * by Nekoushi
ゆりこさん、こんばんは~
コメントありがとうございます(*^^*)

和声は難しくないわけがないのですが、この本は、比喩が面白いし、難しい内容を噛み砕いて(でも誤魔化しではなく)解説してくれているように感じました。
私も、どれだけ読みこなせるか分からないけど、理解できる範囲で楽しめればいいかなと思ってます。

あっ、そうそう、音程についての解説は載ってないので、レッスンで音程をされてるのは、ちょうどいいタイミングだと思います(≧∇≦)