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NekoUshiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

禁断のセルフ「手ペシ」~~

ミスをすると先生に指や手をペシっと叩かれたりはじかれたり。そのせいでピアノが嫌いになるとかならないとか。「手ペシ」は昭和のピアノ教室の日常光景です。誤解を恐れずに言うと、ピアノを弾くというのは反射神経に関係していることなので、ミスをしたら不快な刺激を与えて神経回路を正しくしていくというのは理にかなっている面も無きにしも非ず。でも、それって調教ですよね…(^^;;最近、何となくバタバタしていて落ち着いてピ...

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ミスをすると先生に指や手をペシっと叩かれたりはじかれたり。そのせいでピアノが嫌いになるとかならないとか。「手ペシ」は昭和のピアノ教室の日常光景です。誤解を恐れずに言うと、ピアノを弾くというのは反射神経に関係していることなので、ミスをしたら不快な刺激を与えて神経回路を正しくしていくというのは理にかなっている面も無きにしも非ず。でも、それって調教ですよね…(^^;;

最近、何となくバタバタしていて落ち着いてピアノに取り組めず、でも、少しでも早く進展させたいと焦って(焦らなきゃいいんだけど、焦る時は焦ります)、セルフ「手ペシ」でも試してみるか。ということになりました(≧▽≦) 疲れているのであんまり頭は使いたくないんですけど、「手ペシ」なら、あんまり頭を使わなく済みそうに思えたので…。

試してみたのは、シンフォニア12番の片手練習です。一か所左手で、どーしてもうまく行かないところがあるので、右手に「ペシ」の役をしてもらいました。ルールは、ミスったら間髪を置かずにミスった指をはじく。漠然と手の甲や腕をペシるのではなく、あくまで「やらかした」指を正確に狙う。痛すぎないようにはじく強さを調整する。←これ重要

繰り返しているうちに、右手は、左手が「やらかす」のを楽しみに(笑)待ち構えるようになります。というか、やらかす箇所が明確になってきますね。漫然と弾いてられないですから、神経が研ぎ澄まされてきます。頭を使わずに済ませるつもりが、かえって頭使う結果となりました(笑) 問題の部分は、少しだけ光が指してきた感じがします(^o^)丿
意外な効果を感じたので、これからも、禁断のセルフ「手ペシ」をたまに取り入れてみようかと思います。ま、ペシるかどうかは本質的じゃなくて、神経を研ぎ澄ませることの大事さを改めて思い知りました。

チェルニーでは、片手練習といえどもペシっている余裕がありませんでした。
こっちは地道にスタカート練習です~~

念のため書いておきますと、私は他人のことはペシれませんし、他人にペシられるのも嫌です。


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No Subject * by やぢま
セルフ手ペシ!す、凄い高度な技です!
自らを律する高い意識があってこそのセルフレッスンですね。(@O@;)
とても私には真似できそうにありませんが、
「ここが違うのよ」と指に教える手段は、何か持ちたいと思いました。

Nekoushi先生、自分に厳しくていらっしゃる・・・
尊敬です!

To:やぢまさん * by NekoUshi
やぢまさん、こんばんは。
コメントありがとうございます~~(^^♪

> セルフ手ペシ!す、凄い高度な技です!

楽をしようと思ってやってみたのに、ものすごく頭と神経を使う結果に終わりました(^^;;
漫然と弾いてたらダメなんだなぁと改めて実感させられました。

> 「ここが違うのよ」と指に教える手段は、何か持ちたいと思いました。

何か手段があるといいですね!!
こうなったら、一緒にセルフ手ペシの世界に飛び込んでみませんか?笑

チェルニーさんの「親猫・子猫」に悪戦苦闘

最近の練習の中心は、チェルニー30番の23と、チェルニー40番の29です。両方とも、スケールの3度並行進行を中心とした練習曲です。30-23に『子猫』、40-29に『親猫』という名前を勝手に付けています(=^・^=) なぜそういう名前になったかというと、最近のレッスン記でも書いたのですが、「30-23って子猫の兄弟がじゃれ合っているみたいな雰囲気がするよね~」と、ピアノ仲間の方と盛り上がって、そういうことになりました。で、40-2...

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最近の練習の中心は、チェルニー30番の23と、チェルニー40番の29です。両方とも、スケールの3度並行進行を中心とした練習曲です。30-23に『子猫』、40-29に『親猫』という名前を勝手に付けています(=^・^=) なぜそういう名前になったかというと、最近のレッスン記でも書いたのですが、「30-23って子猫の兄弟がじゃれ合っているみたいな雰囲気がするよね~」と、ピアノ仲間の方と盛り上がって、そういうことになりました。で、40-29も同じような曲で、40番の方が30番より進度的には進んでいるので、それじゃ『親猫』だなと…。チェルニー本人も猫好きだったそうなので、猫にまつわる名前を勝手につけても嫌がらないでしょう(笑)

チェルニー30-23

チェルニー30-23 『子猫』

『子猫』なんて可愛らしい名前を付けたことを後悔してます。
こんな手ごわいの、「虎児」だよ~~

チェルニー40-29

チェルニー40-29

ややこしさ加減は、30-23とあんまり変わらないです。3度の並行進行が30-23より少ない点は僅かに気楽かも…。その代わり、指定テンポがとんでもなく上がってます。いや、もちろん、指定通りのテンポなんて目指しません。昔習ってた本物の(!)先生も、「そんなテンポでは、私も弾けない」とおっしゃってたし。たぶん、本当は弾けるんでしょうけど、指定テンポなんかを目指さないように、ちょっと大げさに言ってくれたのだと思います。

それにしても、この2曲の弾けなさ加減には、我ながら、かなり凹みます。普段オクターブのスケールすらやっていないのに、3度進行をいきなりやるのは困難というのは、頭ではわかるけど、もう少し弾けてほしいのです(>_<) 大人ピアノの方の中には、練習曲やらずにスケールとアルペジオだけという方もいらっしゃいますが、なるほどなぁと納得させられています。

慌てても仕方ないので、ゆっくり少しずつ地道にやってます。
私の標語「急がばレント」を常に頭に浮かべるようにしながら…。

この2曲に比べると、シンフォニア12番の譜読みの楽しいこと!!
何て文化的で哲学的なんでしょう(*´▽`*)
そう言いながらも、決して、チェルニーさんを嫌いになったわけではありません。
気づいたら、幻想即興曲が練習の脇役に追いやられています(笑)

そういや、先生(二役)ってば、いったいどういう了見で、『子猫』『親猫』を同時に2曲なんて無茶な指示を出したんだろう??
次回のレッスンで問いただしてみる必要があります。←先生といっても自分なので、上から目線(笑)
残り2曲(7番と12番)のシンフォニアから、速いテンポの12番を選んでしまった、生徒の方の私もどうかと思いますけどΣ( ̄ロ ̄lll)!!

今回は、最近の練習の様子について書いてみました~~
あと、憧れの無謀曲企画第一弾で取り上げる曲について90%ぐらい決心がついてきました。100%になったら報告します~~(^^♪


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No Subject * by さっちん
子猫、親猫^^可愛いですね、そういう情景を思い浮かべると、練習が楽しくなっていいですね。
私こういうの苦手です。ハノンの半音階も苦手です。右手と左手がお互い好き勝手なテンポで弾いていきやがるんですよ・・・全然手なずけられない。

>100%になったら報告
●何になるのか楽しみです♡
応援P

To:さっちんさん * by NekoUshi
さっちんさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

> 子猫、親猫^^可愛いですね、そういう情景を思い浮かべると、練習が楽しくなっていいですね。

猫たちの光景を真剣に空想し始めると、楽し過ぎて練習が上の空になってしまいそうです(笑) 

> 右手と左手がお互い好き勝手なテンポで弾いていきやがるんですよ・・・全然手なずけられない。

私もです~~(^^;; お仲間がいると心強いです(≧▽≦)
指使いを無視したら比較的マシにはなりますけど、それじゃ練習になりませんもんね~~
頭の中は調教師にならねば!!笑

> ●何になるのか楽しみです♡

乞うご期待&ありがとうございます~~

リストに浮気中(*´▽`*)

昨日、買い物に行ったら、買おうと思っていたものがことごとく売り切れていたので若干ムッとして(笑)、楽譜売り場を覗きに行き、思わずリストの楽譜を衝動買いしてしまいました(≧▽≦)ピアノ弾きはショパン派とリスト派に結構分かれるらしく、私は自分はショパン派だと思っているのですが、最近リストの曲をよく聴いているせいか、リストへの興味が上昇中です。よく聴くのはハンガリー・ラプソディとか、その辺です。ラプソディ・シ...

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昨日、買い物に行ったら、買おうと思っていたものがことごとく売り切れていたので若干ムッとして(笑)、楽譜売り場を覗きに行き、思わずリストの楽譜を衝動買いしてしまいました(≧▽≦)

ピアノ弾きはショパン派とリスト派に結構分かれるらしく、私は自分はショパン派だと思っているのですが、最近リストの曲をよく聴いているせいか、リストへの興味が上昇中です。よく聴くのはハンガリー・ラプソディとか、その辺です。ラプソディ・シリーズは、聴くのは楽しいですが、とてもじゃないですけど、自分で弾こうという気は起こりません。あとは、ロ短調のソナタとか、ドロドロした世界が、変にクセになります。もちろん、これも聴くだけ。

で、買った楽譜は、『演奏会用練習曲集』、有名な『ため息』が入ってる曲集です。
収録曲は、

・3つの演奏会用練習曲
1.悲しみ
2.軽やかさ
3.ため息

・2つの演奏会用練習曲
1.森のざわめき
2.小人の踊り

以上5曲です。

練習曲という名前ですが、全然退屈なところのない素敵な曲です。『超絶技巧練習曲』は聴いていても琴線に触れないのですが、演奏会用練習曲はいいですね(*´▽`*) ショパンのエチュードより好きです。←ショパン派なのに裏切り発言(笑)
気づいたら、弾いてみたい曲がまた増えちゃったよ~~~

リストの曲で弾くのが特に苦手なのが、小さい音符で書いてあるカデンツァ的な技巧的パッセージです。「あれがなければもっと気軽に取り組めるのに」とも思うのですが、なかったら、リストらしくなくなっちゃいますね。今回買った楽譜だと、例えば・・・。

リスト 『悲しみ』 冒頭カデンツァ
↑『悲しみ』の冒頭のカデンツァの一部。
そういえば、ショパンの『別れの曲』の中間部も音形のパターンとしては同類ですね。リストはカデンツァ風にさらさらと行くのに対して、『別れの曲』では、しっかりと技巧を誇示するように(con bravura)、というのが対照的です。

ショパン派vsリスト派の話では、イリーナ・メジューエワさんが、『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』で、面白いことを書いています。メジューエワさんは、どちらかといえばショパン派だと自己分析しながら、

リストは、必要以上に自分を見せたい面が強かった人だと思います。全てが大げさというか…。トータルで見たら大変な人。頭ではわかりますが、心ではちょっと距離感を感じます。


と言っています。
さらに、リストより少し後の世代の大ピアニスト、アントン・ルビンステインの次のような言葉を紹介しています。

どの作品を見ても必要以上にポーズをとる。例えば宗教音楽では神様の前でポーズをとる。オーケストラ曲では聴衆の前で格好をつける。トランスクリプション(編曲)では、オリジナルの作曲家に対して「これでどうだ」と格好をつける。リスト自身、芸術はやるなら堂々といくべきだ、と思っている。それはわかるけれど、でも、やっぱり永遠の大げさに過ぎない、その気持ちがわざとらしい。


笑笑
いや、全くもってその通りだと思います(^^;;
モーツァルト晩年の宗教音楽小品の名作『アヴェ・ヴェルム・コルプス』をリストが編曲したのがあるのですが、まさに神様の前でポーズをとり、モーツァルトに対して格好つけている(笑) そういえば『献呈』もシューマンに対して「どうだっ!」て感じですね。


↑モーツァルトの『アヴェ・ヴェルム・コルプス』って、こんな陶酔的な曲じゃないよ~~
でも、私は、この編曲、結構好き。ここまでやってくれれば流石です!!

リストの何事も必要以上に大袈裟なところが、変にハマります。
私がピアニストだったり、別にプロではなくても、もっと腕前があったりしたら、本当にショパン派になっているのかどうか、若干疑問が湧いてきました。そういえば、ショパンは反チェルニーだけど、リストはチェルニーの弟子でしたね。自称ショパン派なのに、しょっちゅう「チェルニー萌え」と口走っていていいものだろうか??ま、そんなに厳密に「派」が分かれるものでもないでしょう。メジューエワさんが言うように「どちらかといえば」でいいのか・・・。ショパンの曲は全体的に好きだけど、リストの曲は好きな曲と嫌いな曲の差が大きい感じかな。

そうそう、せっかくなので、今回買った楽譜『演奏会用練習曲集』の中から、『悲しみ』の動画を紹介しておきましょう。


この曲は、私の萌え調、変イ長調です(≧▽≦) いや、調はともかくとして、好みのタイプの曲です。弾きたい曲候補に入れないわけにいかないわぁ

そして、ハッと我に返ると、リストがどうのと言っている場合ではなくて、『幻想即興曲』をやらなければいけないことに気づいたのでした~~


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* Category : 弾きたい曲

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No Subject * by amy
こんにちは~
リストに浮気中ですか~(笑)
私にとってリストは完全に(笑)聞き専の作曲家です。
聴くのはいいですけど、自分で弾くのはこっぱずかしいし、
自分で弾いている姿が全く想像できません。
私は完全にショパン派かなぁ~

全てが大げさ、永遠の大げさ、て。。。笑笑
そうかもしれない~と納得してしまいました~
あ~、でも「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の編曲譜は持ってます♪
(遊び弾きしかしていませんけどね。)

面白い記事でした~♪٩( ''ω'' )و♪

No Subject * by かつさん
NekoUshiさん、こんにちは
かつです

私はシューマン派だい!!(勝手に張り合う)
皆さんのリストに対しての印象…えぇ分かります。その通りです。
シューマンが好きの私でも『献呈』はリストスパイスが強すぎて好きになれません。
クララ編曲の方がシンプルでずっとステキだと思うのだけれど…
(あと頑張れば手が届きそうな感じもポイント高w)

To:amyさん * by NekoUshi
amyさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

> 私にとってリストは完全に(笑)聞き専の作曲家です。
> 聴くのはいいですけど、自分で弾くのはこっぱずかしいし、

私も聴くだけのつもりでいたのですが、『献呈』の練習をしてみて、タガが外れたというか…(*´▽`*)
あっ、弾くのが恥ずかしいというのは、よく分かります!!リストは「全てが大げさ、永遠の大げさ」なので(笑)

> 自分で弾いている姿が全く想像できません。
> 私は完全にショパン派かなぁ~

amyさんは、しっとりショパン&モーツァルトがよくお似合いだと思います(≧▽≦)
それと、バッハですね♪♪

> あ~、でも「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の編曲譜は持ってます♪
> (遊び弾きしかしていませんけどね。)

私も遊び弾きしたことあります~~
モツさんがこの編曲聞いたらダメ出しするに違いない、とか想いながら(笑)

記事、楽しんでいただけて良かったです<(_ _)>

To:かつさん * by NekoUshi
かつさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

> 私はシューマン派だい!!(勝手に張り合う)

笑笑
そういえば、ピアノ弾きでシューマン派って意外と少ない気がします。
シューマンも「自分で弾いていて恥ずかしくなるぐらい」の表現をした方がいいらしい(by なかみっちゃん)ですよ(笑)
目指せ、恥ずかしいピアノ弾き!!違

> 皆さんのリストに対しての印象…えぇ分かります。その通りです。

リストには複雑な気持ちを抱かざるを得ませんね。
あと、暗譜を普及させたことにも恨みがあります(笑)

『献呈』は、リスト編曲を先に弾いたら、すっかり毒されてしまって、クララさんのほうが物足りなくなってしまいました。クララさんの方が、ずっと趣味がいいとは思うのですが。

No Subject * by さっちん
>小さい音符で書いてあるカデンツァ的な技巧的パッセージ
これ、、今でさえ見えないのに、もう少しで老眼が始まったら、確実アウトやな・・・→今のうちに少しでも譜読みしておいた方がよいのではないか?!


という強迫観念に時々駆られます。

メジューエワさんの本面白かったですよね^^今年も演奏会行けるといいなと思ってます♡

To:さっちんさん * by NekoUshi
さっちんさん、こんばんは~~
コメントありがとうございます(^^♪


> >小さい音符で書いてあるカデンツァ的な技巧的パッセージ
> これ、、今でさえ見えないのに、もう少しで老眼が始まったら、確実アウトやな・・・→今のうちに少しでも譜読みしておいた方がよいのではないか?!

少しでも関心のある曲の小さい音符の箇所を抜き出して、片っ端から譜読みしておいた方がいいかもしれないですね!!笑
手が衰えるより目が衰える方が速そうですもんねΣ( ̄ロ ̄lll)!!

> メジューエワさんの本面白かったですよね^^今年も演奏会行けるといいなと思ってます♡

お気に入りの一冊です(*´▽`*)
ブログの記事にも何回か登場してもらってます。
メジューエワさんの演奏会には、よく行かれているのですか?
羨ましいです~~~

セルフレッスン第39回(後編):熟成に成功した曲、失敗した曲

前編より続く。一人二役のレッスン第39回の後半です。それでは次は、ベートーヴェンのピアノソナタ第10番です。(一通り弾く♪)先生「なかなかいい感じになってきましたね。展開部以外はかなり弾き慣れてきた感じがします。表情も程よく古典的ですね」私「実は、あんまり練習していなかったのですが・・・。熟成されたってことでしょうか??」先生「そうそう、そういうことあるよね。展開部は熟成されてないですが…。というわけで...

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前編より続く。
一人二役のレッスン第39回の後半です。

それでは次は、ベートーヴェンのピアノソナタ第10番です。

ベトソナ10番 第1楽章冒頭

(一通り弾く♪)

先生「なかなかいい感じになってきましたね。展開部以外はかなり弾き慣れてきた感じがします。表情も程よく古典的ですね」

「実は、あんまり練習していなかったのですが・・・。熟成されたってことでしょうか??」

先生「そうそう、そういうことあるよね。展開部は熟成されてないですが…。というわけで、展開部を練習しましょう。77小節から98小節の、右手が3連符のアルペジオ、左手が旋律を受け持つ部分。ここが一番の難関であり見せどころですね」

ベトソナ10番 第1楽章77-97小節
ベトソナ10番第1楽章のクライマックス部分。なかなか難しいです(>_<)

先生「左手だけ弾いてみて」

(弾く♪)

先生「スタッカートで駆け回る部分、変にスラーが付いちゃってる時がある。主に指替えの場面ですね。腕から指先まで一体化したハンマーのような感じで、粒を揃えて叩いていきましょう」

「一体化した感じを得ようとすると力が入ってしまいます((*_*)

先生「それじゃ、音増やしてオクターブにしてみて。その次に、オクターブ下に追加した音を省略します。全部親指で弾くことになりますね」

(やってみる)

「感覚はつかめてきました」

先生「その次は、指使いを元に戻して。そして、最後に右手を加える」

(何回か繰り返す)

先生「あと、左手がスタッカートの箇所は、ペダルは踏んじゃいけません。sfがついているところだけ、瞬間的に踏んで響きを豊かにするというのは、例外的にやってもいいかな。逆に、左手がレガートのところは、濁らないように気をつけつつ浅く踏んだ方がいいかも。右手の3連符は、3つのうち1番目の音を強調してください。旋律線が浮かび上がってきます」

(何度かやった後、通す♪)

先生「展開部はまだアヤシイですが、かなり良くなりました。レッスンでやるのはこれで終わりでいいでしょう。あとは自分で弾き込んでおいてください」

「次の曲、どうしましょう?」

先生幻想即興曲を見てから決めましょうかね」

ベトソナ10番は熟成に成功(≧▽≦)
放置しておいても、できる時はできるようになるものです。

最後は『幻想即興曲』です。

「これも練習不足なのですが・・・。何だかあんまり楽しくなくなってきてしまって」

先生「ひょっとすると、寝かせている間に熟成されているかもよ?とりあえず弾いてみてください」

(ひとまず通す♪)

「こっちは駄目だわ。熟成じゃなくて腐敗してるΣ( ̄ロ ̄lll)!!」

先生「楽しくないなら、無理して続けず放棄してもいいけど、どうする?」

「…」

先生「それじゃね、これ↓見てからどうするか決めて」



「やります!!もう少し頑張ってみます(^o^)丿」←単純なやつ

先生「そうでしょう、そうでしょう(笑) 次回までにやるべきことを言っておきますね。左手の片手練習がメインになります。6連符が均等になるように気をつけながら、スローテンポで繰り返してください。均等と言っても、機械的にではなく、自然な音楽の流れの中でという意味ね。そして、1番目と4番目の音を意識する。右手は、左手に比べれば軽めの練習でいいですけど、やることは同じくスローテンポで出すべき音を指に馴染ませる。そういえば、スロー練習をしっかり頑張るって、自分で言ってなかったっけ?」

「言っていたような気がします。今度は、腐敗しないように、ちゃんとやっておきます」

先生「やる気が失せた時は、なかみっちゃんの動画を見て、取り戻してください(笑) あと、ベトソナ10番の次ですが、『憧れの無謀曲の下地作りプロジェクト』をそろそろ始動させましょう。急にこの場では決められないでしょうから、次回までに1曲考えておいてくださいね」

いよいよ無謀な挑戦の時が近づいてきました(笑) 幻想即興曲』が既にけっこう無謀な気もしないでもないですが・・・
楽しみだけど、なんだか空恐ろしい。そして、何にしようかめっちゃ迷います~~


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No Subject * by 私はタワシ
NekoUshiさん、こんにちは!
熟成に成功する曲と逆に腐敗する曲があるって興味深いですね。
でも曲によるとはいえ、熟成できるってすごくないですか?本当に羨ましい限りです!
私なんてしばらく曲を放置していたら、現状維持ならば御の字で、大抵は腐敗の一途を辿りますもの。そして普通そんなものだと思ってきました。
どんな曲だったら熟成できるのか、いくつも例を積み上げれば傾向もわかってくるのかな?

To:タワシさん * by NekoUshi
タワシさん、こんにちは!
コメントありがとうございます~~(^^♪

正しいというか適切な練習をした後しばらく寝かせたら熟成して、ダメな練習をした後に放置したら腐敗する、という傾向はあるかもしれません。

それから、私のピアノは、数年ピアノに触れなくてもそれほど退化せず、逆に弾き続けても遅々とした進歩しないタイプみたいで、それも関係してるのかな~~
タワシさんのシューイチ的なのは、私にはまず無理なので、とても羨ましいです。
隣の芝は…。というより、自分にはない能力を他人に見出して「すごいな~~」と思えるのも醍醐味かもしれませんね(*^▽^*)

熟成する場合と腐敗する場合の考察は、いずれ記事にしたいと思います(^o^)丿
ちょうどいいキッカケをいただいて、ありがとうございます。

セルフレッスン第39回(前編):チェルニーさん楽しいな♪♪

このところ課題曲を熟成と称してサボり気味でしたが、一人二役のレッスンを強行します。さてどうなることやら・・・??まずはシンフォニア14番です。(一通り弾く♪)先生「この曲、他の楽器編成にするとしたら?」私「少人数の弦楽合奏。できれば、古楽器のノンビブラート奏法で」先生「細かいですね(笑) イメージはそれでピッタリだと思います。でも、演奏は全然そうなってなかったな~~。オーボエみたいに鋭かったです。あと...

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このところ課題曲を熟成と称してサボり気味でしたが、一人二役のレッスンを強行します。
さてどうなることやら・・・??

まずはシンフォニア14番です。

シンフォニア14番

(一通り弾く♪)

先生「この曲、他の楽器編成にするとしたら?」

「少人数の弦楽合奏。できれば、古楽器のノンビブラート奏法で」

先生「細かいですね(笑) イメージはそれでピッタリだと思います。でも、演奏は全然そうなってなかったな~~。オーボエみたいに鋭かったです。あと、テンポが速すぎる気がする」

「主題を浮き上がらせようとすると、どんどん固い感じになってしまって…」

先生「強く弾こうとすると、そうなりますね。むしろ、主題以外を弾く指をのばし気味にして、音色的に引っ込めることで、相対的に主題を浮き上がらせる。そういう風に考えてみてください」

(何回か弾く♪)

「浮き上がらせたい旋律は指を丸めて、それ以外はのばし気味。なるほど!!最近読んだ『指先から感じるドビュッシー』にそんなこと書いてありました」

先生「それなら、ちゃんと実践しなきゃ…(^^;; でも、一気によくなりましたね」

「コツが掴めた気がします。そろそろ卒業できそうですかね?」

先生「今回で終わりにしましょう!!ただし条件付き。今年中に録音すること」

「終わるの次回でいい代わりに、録音を免除というのは…?」

先生「ダメです。今年の年末の振り返りの時に、録音してなかったら、合格を取り消します。いや、その頃には私も忘れてしまっているかもしれないけど…(笑) 次は、7番ホ短調か12番イ長調、どっちにする?」

「てこずりそうな速いフーガの12番を先にやっておきたいです」

ということで、シンフォニア14番、めでたく終了です(*^^)v

次はチェルニー40-28に行きます。

チェルニー40-28

(まずは通して弾く♪)

先生「オクターブをバラさないで旋律線を感じてみて。旋律線といっても基本的に単なる音階だけど…。で、旋律線がしっかり頭に入ったら、楽譜通りバラす。手に力を絶対に入れちゃダメで、勝手に震えている感覚ですね。それから、左手の和音は一番上の音がぼやけないように、手首を右回転させる意識で親指に重みを掛けましょう」

「バスの音が大事なのでは…?」

先生「それはそうなのですが、和音はしっかり全ての音を同時に鳴らして下さい。親指を子供の頃に怪我した後遺症で弱いようなので、手首の力を借りるのです」

「分かりました」

(何回か弾く♪)

先生「いいじゃない。これ、今日で終わりでいいよ(≧▽≦) 29番行きましょう」

チェルニー40-29

「うっ、3度の音階Σ( ̄ロ ̄lll)!! チェルニー30-23をパワーアップしたような曲ですね。こういうのめっちゃ苦手です(*_*)」

先生「苦手だからこそ、しっかりやらなきゃね。この際、30-23とセットでやりましょうか」

「30-23には、ブログ仲間の方と『子猫のエチュード』って名前つけたんですよ。左右の手が、じゃれ合っている子猫の兄弟みたいだということで」

先生「なるほど。そうすると、40-29の方は『親猫のエチュード』(笑) あっ!猫好きでしょ??猫を思い浮かべながら弾けば、きっと30-23も40-29も萌えると思いますよ~~」

「…」

チェルニーを2曲もやることになりました。
長くなってきたので、前編と後編に分けます。
以下、後編に続きます。


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No Subject * by ねこぴあの
Nekouma:「僕もダメです。今年の年末の振り返りの時に、録音してなかったら、合格を取り消すだけではなく、僕のところに来るように。」

きゃ~~~~NekoUshiさんがんばって~~~(*´▽`*) ←他人事(笑)

親猫のエチュード(笑)、すごい~~~!!!頑張ってください♪

To:ねこぴあのさん * by NekoUshi
ねこぴあのさん、コメントありがとうございます~~(^^♪

え、まさかのUma兄(笑)登場!?
合格取り消し以上に怖いですねΣ( ̄ロ ̄lll)!!

> 親猫のエチュード(笑)、すごい~~~!!!頑張ってください♪

ありがとうございます(≧▽≦)
実は、セットでやっている『子猫』で既に大苦戦してます。
『親猫』の方が、左右並行進行のスケールが若干少ないようです。おとな猫なので、2匹が独立行動をとることが多いのかも!?笑