その日から再開したとはっきり言いきれるわけではないのですが、そろそろ再開したいと思いながら本屋さんや楽器店で物色していて最初に買った楽譜が『20の小練習曲』だったので、まあ、再開の記念日にしてもいいかなと…。
去年の夏は、モシュコフスキーをほんの少しだけやりながら、ショパンの無謀な曲(セルフレッスンで候補に挙がった幻想曲や幻想ポロネーズではない)に手を出そうとしていました(^^;;
そんな思い出の曲集なのに、いつの間にかチェルニー40番に取って代わられてしまって、どういうことでしょうね。
そもそも、『20の小練習曲』で、やってみた曲が、今弾いてみると全然身に付いてないのが何とも情けないです( ;∀;)
でも、『20の小練習曲』自体は綺麗な曲が多いようなので気に入っているし、心から離れない曲集なのです。
再開と言うからには中断していたわけですが、今回再開する前、どのくらい中断していたのかは正確に覚えてません。
『のだめ』のドラマを放送してた頃は、少し弾いてた気がする。ということは、7、8年ぐらい…?
確か、『20の小練習曲』は、「また長期中断して再開するときも便利に使えそう」なんて、またすぐ挫折することを前提に買いました(笑)
でも、1年続いてます(≧▽≦)
そんなこんなで、「ピアノ再開記念日」を7月26日にしようと決めていたのですが、ふと目にした新聞の記事によれば、中村紘子さんが亡くなったのが去年の7月26日だったのですね。
中村紘子さんというと、私は、リストの『メフィスト・ワルツ』が真っ先に思い浮かびます。
YouTubeで過去のピアノレッスン番組での指導ぶり(かなり厳しかったけど素敵だった)や御本人の熱演を見て、おお、これは凄い!!と強烈に印象に残ってます。
そして、やはり『ピアニストという蛮族がいる』ですよね。
それに掛けて、以前「私は蛮族じゃないから、文明的過ぎるから、ピアノをうまく弾けない」と、負け惜しみを言うのがマイブームでした(^^;;
最近出た遺作のエッセイ集『ピアニストだって冒険する』も読んでみようかな…。