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メモ:短音階とか導音とか・・・

短音階の3種類。基礎の基礎ですが、眺めているとなかなか面白かったので、メモにしてみました。手書きの図が綺麗じゃないのはご容赦くださいませ。

・自然短音階
イ短調:自然短音階
(イ短調を例にします。以下同じ)
音程が「全半全全半全全」となる、短音階の基本ですね。第7音(主音の一つ手前)と第8音(主音)の間が長2度(全音)開いているので、終結感のない間延びした感じがします。
長調だったらドレミファソラシドの第7音シと第8音ドの間が短2度(半音)で、それが「あ~、終わった」という感じをもたらしているのですね。この第7音が導音です。逆に、導音は、次に進むべき音が主音と決まっている「限定進行音」です。土田京子先生の『和声がさくさく理解できる本』によれば、「婚約娘」だそうです(笑)

それじゃ、短音階にも無理やり導音を作ってしまえ~~!!ということで、第7音に♯を付けますと…。

・和声的短音階
イ短調:和声的短音階
めでたく導音ができました。和声的短音階ですね。ですが、無理やり導音を作ったものだから、新たな問題発生!!今度は第6音(ファ)と第7音(ソ♯)の間が開き過ぎです。増2度、つまり全音×1+半音×1も開いてしまいます。これを声に出して歌ってみようと思ったらかなり難しいです(>_<) 試してみてください(笑)

ということで、よく見てみると、第5音(ミ)と第6音(ファ)の間が半音なので、第6音を半音上げることで第7音との音程を増2度から長2度(全音)に縮めればバランスが良くなって歌いやすくなります。

・旋律的短音階
イ短調:旋律的短音階
旋律的短音階の上行形です。導音はできたし増2度もなくせたし、めでたしめでたしです。実は、旋律的短音階って長音階と1音しか違わないのですね。第3音(ド)に♯が付いたら、イ長調になっちゃう。そのせいで、下りは、そのままだとイ長調に聞こえてしまいます。よって、下行形は導音が不要なので、♯を二つとも取り除きます。これは自然短音階に他ならないですね(図は省略)。第6音の♯だけ取り除くと、和声的短音階になり、せっかく撲滅した増2度が復活してしまうので、♯は2つとも除去します。

上りと下りで音が違うと、和声を考えるのに困ります。旋律的短音階で考えたら、例えばイ短調の属和音はミソ#シ?ミソシ?これじゃ使い物にならない。和声では上行と下行が同じ自然短音階か和声的短音階のいずれかを使うということになりますが、和声では導音が重要な役割を果たしますから、和声的短音階を使うということになります。名前の通りですね。

余談ですが、先日スペインものを色々弾いて遊んだ限りでは、スペインものはメロディにも和声的短音階を多用しているという印象を受けました。増2度の音程がエキゾチックなムードを醸し出しているような気がしました。

(追記:手書きの図のヘ音記号の【:】マークの位置が1段下にずれてますね。お恥ずかしい(^^;;)


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tag : 短音階,導音,

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プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。現在は独学です。
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-31番
・バッハ 平均律第1巻17番 変イ長調
・シューマン 3つのロマンス~第2番 嬰へ短調 Op.28-2
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調

◇ベートーヴェン祭り
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第3楽章

◇憧れの無謀曲 寝かせ中
・リスト『バラード 第2番』
・シューマン『幻想曲』第2楽章

◇2019年の終了曲
・チェルニー30-23番
・チェルニー40-27、28、29、30番
・チェルニー左手24-19番
・バッハ シンフォニア14番、12番、7番
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章
・ショパン『幻想即興曲』
・メンデルスゾーン『春の歌』

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