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連休はヒキコモリ!!笑

せっかくの連休なのでお出かけしたいという気持ちと、新型コロナは今ひとつ実感が湧かないながらも用心に越したことはないという理性がせめぎ合い、後者が勝ちました。よって、連休はヒキコモリ生活を楽しむことにしました。

やったことは、主に読書とピアノなので、格別変わったことをしたわけではありません。

■読書
(その1)時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」(ブルーバックス)
以前店頭で見かけて「時間が流れる」ってどういうこと?と興味を持ってしまい、買ったまんま積んでいたのを読みました。読んだ結果、余計に混乱しました\(◎o◎)/! いくら一般読者向けの本といっても、最新物理学の内容なんて分かるわけないか…。
(その2)デュバリー伯爵夫人と王妃マリ・アントワネット―ロココの落日(飯塚信雄 著)
こっちは、普段から愛読している内容なので、すらすら読めて楽しめました。宿敵デュバリーとセットで取り上げられているのが遺憾というか、面白いというか…。たぶん、著者としてはロココの凋落を象徴する二人を選んだということだと思います。この本は、30年以上前に出版されたもので、古めかしい雰囲気のところもあるのですが、男性著者にしては珍しくファッション関係も果敢に取り上げているところが意外でした。美術品や調度品、装飾品などの文化的背景の移り変わりも興味深かった。ただ、せっかくなら、もっとそういう図版も載せてほしかったところ。あと、著者の想像も交えながら、生身の人間像を描こうとしているのがよく伝わってきたのも良かったです。これはおそらく著者が歴史学者ではなく文学者だからでしょう。
(その3)王妃に別れをつげて (白水Uブックス)
これは、小説です。連休前から読んでいたのですが、最後の部分を読み終わりました。何年か前の映画『マリー・アントワネットに別れを告げて』の原作です。かなり面白かったので、そのうちカテゴリー「読書メモ」の別記事にしたいと思います。

■ピアノ
(その1)チェルニー40-31
チェルニー 40-31
肩に響くようだったらすぐ撤退しようと思いながら練習し始めたのですが、今回は割と大丈夫だったので、久しぶりに半音階地獄と向き合いました!意外と劣化してなかったのが嬉しい誤算です。いや、あくまでも「意外と」ですが…。発見したことは、必死に片手練習をすると力が入りがちで、両手でやる方が、ややこしい方の手(この曲では半音階を弾く方の手)の力がいい感じに抜けるみたい。片手練習に偏るのも考え物なのかも。
(その2)ショパン『プレリュード15番:雨だれ』
人前演奏の候補曲の一つです。弾けるところと弾けないところの差が激しいです(>_<)
特にラチが明かないのが、中間部の終わりの方、9度でギッシリ詰まった和音。あと、同じく中間部の埋もれている内声の処理が実はめっちゃ難しい。ちょっと、時間が限られている中、これは厳しいかも。
(その3)ショパン『プレリュード17番』
同じく、人前演奏の候補曲の一つ。弾き始めた頃は、これは無理だわと思っていたのですが、『雨だれ』よりも良くなってきたみたい。昔からお気に入りの曲だったというのが大きいかも。愛しの変イ長調だし(*´▽`*)
とはいえ、中間あたりに臨時記号の嵐があって、譜読みにまだまだ不安が残ります。
(その4)ショパン『ワルツ9番:別れのワルツ』
同じく、人前演奏の候補曲の一つ。音符を読み取るだけなら、おそらく、候補の3曲で一番何とかなりそう。なのですが、左手をショパンのワルツらしく軽快に処理するのが、かなりの難題です(>_<) ショパンのワルツってホント独特な世界だわ~~

あとは、日ごろの疲れを癒すべく、そして、新型コロナに感染しないためにも少しでも疲労を貯めないよう、寝貯めしました!笑


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tag : マリー・アントワネット,チェルニー40番,ショパン,

ドゥシェック『フランス王妃の受難』他

今日11月2日は、マリー・アントワネットの誕生日です。
それにちなんで、ドゥシェック(ドゥシーク)のアントワネットさん関連の曲をご紹介します。ソナチネアルバムでお馴染みの、あのドゥシェックです。

ドゥシェックは1760年に今のチェコ(当時はハプスブルク帝国の領内)で誕生、音楽家の家系らしいです。若い頃、なんとアントワネットさんに気に入られて仕えていたそうです。プチトリアノンで取り巻きの一人としてクラヴィーア弾いてたりしたのかな…。そういうわけで、バリバリの王党派だったのですが、革命が勃発するとロンドンに亡命します。ロンドンでは、ハイドン先生に絶賛を受けたといいますから、かなり才能があったことは間違いなさそう。

さて、今回は2曲取り上げますが、まず1曲目は『フランス王妃の受難』という標題音楽・描写的音楽です。短いエピソードを連ねた11分ぐらいの曲で、王妃の投獄、処刑を経て、殉難者として神格化されるまでを描いています。その中には、子供との別れとか、運命の日を前にした祈りとか、深く心を打たれるものが入っています。グリッサンド的に入る下降音階でギロチンの描写をしていたりとグロテスクな側面も…(*_*;
言ってみれば、ベルばらの最後の最後を音楽にしたようなものですね。

前置きが長くなりましたが、YouTube動画で聴いてみることにしましょう。

まずはフォルテピアノでの演奏です。

弾いているのはチョコのピアニストのようですが、何で仮装してるんだろう??笑 というか、この曲、私も仮装して弾きたいぞ( *´艸`)
それにしても、「ソナチネのドゥシェックさん」のイメージを根底から覆す、ロマン派的な作品ですね。

次はチェンバロでの演奏です。

こちらは、河合珠江さんという方が宝塚のホールで弾いています。2015年ということなので生誕260周年記念(アントワネットさんは1755年生まれ)でしょうか。
チェンバロで弾いてもかなりドラマティックです。

そういえば、この曲は1793年に出版されているのだけど、アントワネットさんが処刑されたのがその年の10月なので、かなり素早い仕事ですね\(◎o◎)/!

次の曲は、ドゥシェックのピアノソナタ 変イ長調 『パリへの帰還』です。
4楽章が特にアントワネットさんに関連があるらしい。というわけで、まずは4楽章です。


なかなかブリリアントな感じです!!
ウェーバーに少し似ているような気がしました。

続いて1楽章です。

和声がかなりロマン派的に聞こえます。シューベルトっぽいかなぁ。
というか、私の萌え調の変イ長調だし、弾いてみたいです!!でも、長いんですよね…。楽譜をコピーするとインクの消費が大変。←心配事はそこか!笑

今日の曲紹介は以上です。
アントワネットさん、ハッピーバスデー!!


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tag : ドゥシェック,マリー・アントワネット,フランス王妃の受難,

読書メモ『マリー・アントワネットとマリア・テレジア 秘密の往復書簡』

1月ぐらいから「気になる本候補」に入っていた『マリー・アントワネットマリア・テレジア 秘密の往復書簡』 (パウル・クリストフ 編‎、 藤川芳朗訳、岩波人文書セレクション) を、数か月かかって、やっと読み終わりました。そして、読書メモコーナーで取り上げる、記念すべき初の音楽書以外の書籍です!

内容は、書名そのまんまで、マリー・アントワネットと母上マリア・テレジア女帝がやり取りした手紙を集めたものです。1770年にアントワネットさんがハプスブルク家からフランス王太子ルイ16世に嫁いでから、1780年にマリア・テレジアが亡くなるまで、10年間にわたって実に約170通!!

それまで敵対していたフランスとハプスブルク帝国を結びつけるための政略結婚ですから、普通の母子の手紙のやり取りとはワケが違います。テレジアさんは、駐仏オーストリア大使メルシーをアントワネットさんの監視役(というかスパイ)にして、色々報告させて、それに基づいて説教したりアドバイスしたりしています。「人事に介入するな」とか「もっと勉強しなさい」とか「いい加減に遊びはやめなさい」とか「乗馬は控えなさい」とか…。乗馬を控えるというのは、流産しないようにということです。昔のヨーロッパの王侯貴族の夫人は、意外と懐妊に気づかずに乗馬して流産してしまう例が多かったようです。
賭け事をしてはいけませんという説教で「私も熱中したことがありますが、損するばかりでいいことありません」なんて内容のことを書いているのは、思わず笑ってしまいました。あ、血は争えないのか、と…(笑)

テレジアさんの手紙で辛辣なのは、例えば下記の2つのような調子です。
「あなたの美しさ、それは実際にはさほどのものではありません、それにあなたの才能や知識(そんなものが存在しないことはご存知でしょう)、これらによってあなたはみんなの敬愛を得てきたわけではありません。それはひとえにあなたのやさしさと率直さと心遣いによるものであり、しかもあなたがたいそう健全な感覚でもってそうした持ち味を発揮してきたからなのです」
「あなたの幸せは一変するかもしれず、あなたは自分の至らなさのためにこの上ない不幸に陥るかもしれないのです。それはこれまで恐るべき享楽欲に身をまかせ、王妃として身を入れてするべきことに時間を割かなかった結果です」

テレジアさんとしては、ハプスブルク帝国の命運と娘の幸せを願って必死なわけです。
アントワネットさんの方は、母上のお説教にたいして「いや、そういう噂が流れてますが根拠のないことです」的な言い訳をしたりするのですが、優秀なスパイ(!)メルシー伯爵が逐一報告しているから、嘘はあっさりバレてしまう(^^;; 
でも、アントワネットさんって、勉強嫌いなだけで頭が悪いわけではないという印象を受けました。外交とか戦争上の出来事の意味をきちんと理解した内容の手紙を書いていたりもします。後年の革命裁判の尋問での切り返しでも、頭の回転めっちゃ速かったし…。

もちろん、テレジアさんは厳しいだけではなく、愛情にあふれた手紙も沢山書いています。ただ、何事にも優秀な母と、ちょっと危なっかしい娘の、すれ違いがやはり一番印象に残ります。両者それぞれのやり方で、なんとかギャップを埋めようと必死に見えるのですが、そこがまた人間らしくていい。
読むのにかなり時間がかかりましたが、読み応えがありました。読み応えあり過ぎて疲れましたが…(笑)

それから、面白かったのが、あとがきに書いてあったのですが、西洋人は書簡集をあくまで史料として客観的に読み、日本人みたいに感情移入しながら読まないらしいです。ちょっと不思議な感覚です。
手紙つながりで、次はアマデウスの書簡集を読んでみたくなりました。断片的にしか読んだことないので。

tag : マリー・アントワネット,マリア・テレジア,ハプスブルク家,ハプスブルク帝国,

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プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。現在は独学です。
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-31番
・バッハ 平均律第1巻17番 変イ長調
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調

◇ベートーヴェン祭り
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第3楽章

◇自主練
・チェルニー『毎日の練習曲』2番

◇憧れの無謀曲 寝かせ中
・リスト『バラード 第2番』
・シューマン『幻想曲』第2楽章

◇2020年の終了曲
・シューマン 3つのロマンス~第2番 嬰へ短調 Op.28-2

◇2019年の終了曲
・チェルニー30-23番
・チェルニー40-27、28、29、30番
・チェルニー左手24-19番
・バッハ シンフォニア14番、12番、7番
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章
・ショパン『幻想即興曲』
・メンデルスゾーン『春の歌』

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