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気になるピアニスト(5) 高橋多佳子×エキエル先生 マスタークラスを覗いてみる♪♪

「好きな/気になるピアニスト」シリーズ、第5回目はいつもと少し違った趣向です。1990年のショパン国際ピアノコンクールで5位に入賞した高橋多佳子さんがあのエキエル先生のマスタークラスを受講している模様を映した貴重な動画を見つけたので、それを覗いてみましょう(^_^)/ 1990年の映像らしいので、ショパンコンクールに向けた準備の一環かと思います。取り上げられている素材はショパンのマズルカです。

まずお断りしておきますが、音声がポーランド語、字幕がドイツ語という、何ともお手上げな代物です。でも、言葉は分からなくても音楽という言語を通じて何か伝わって来るものがあるような気がするので、敢えてご紹介しますね。よかったら御覧くださいませ<(_ _)>

(その1)


・マズルカのリズム、間の取り方、緩急のつけ方などを丁寧に教えています。
・リズムを取りながら体を揺らすエキエル先生が何とも可愛らしい♡笑
・出だしで「高橋さんなかなかやるわ~~」と思ったのですが、エキエル先生の模範演奏の後はさらに素敵になっていて、「習得するの速い」「さすがエキエル先生は教えるの上手」「最初の演奏をいいと思った私の立場は一体…」といった様々な感想が去来しました。

(その2)


・続きなので、やってることは同じなのですが…笑
・マズルカの3要素、マズル、オベレク、クヤービヤクについて説明しているらしいところは何となく分かりました。薄っすらでも分かると嬉しい(≧▽≦)
・意味がわからなくてもポーランド語を流しまくったり、ショパンが洗練させる前の原型の民族舞踊曲の姿に接したりしないと、マズルカの世界にはなかなか近づけなさそう(>_<)
・すごく熱心に聞き入っている地味でピアノオタクっぽい雰囲気の高橋さん(桐朋卒業後、国立ワルシャワ・ショパン音楽院大学院研究科を最優秀で修了。実はすごい人らしい)と、紳士で物静かながら威厳のあるエキエル先生の師弟コンビが素敵(*´▽`*)

高橋さんのCDの代表作に『ショパンの旅路』シリーズ(全6巻)という力作があって、いつか全部聴いてみたいです。ジャンル別ではなく年代順に代表作を収録した選集です。実は、一回だけ生でコンサートを拝見したことがあります。上の動画での地味で引っ込み思案っぽい様子とは全然違って、明るく楽しくフレンドリーな方でした。伸びやかで健康的で聴いていて楽しい、力強さもニュアンスも兼ね備えた演奏と、ステージでの気さくなトークに惹かれて、結局、終演後のサイン会まで参加してしまった記憶があります。私ってば、ミーハーだなぁ(^^;; 

そして、動画を見ていたら、エキエル版の楽譜が欲しくなりました!!笑


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tag : 高橋多佳子,エキエル,ショパン,マズルカ,マスタークラス,

ショパンのマズルカ、一筋縄じゃ行かないところが素敵(*´▽`*)

ショパンの曲の中で最もポーランドらしいジャンルと言えばマズルカ。ショパンの音による日記などと評されることも多いですね。渋い雰囲気だったり、寂寥感にあふれる曲が多いせいか、「大人ピアノ組」に人気があるというイメージもあります。そして、やっぱりリズムがヤヤコシイ(*_*; 

10数年前に放送されたNHKのスーパーピアノレッスン(ルイサダが講師をしてた分)のテキストに、マズルカの理解に役立ちそうな、「ショパンに生きるポーランドのリズム」というコーナーがあったので、ご紹介します('◇')ゞ

マズルカの起源は、マズレク・リズム(基本形:タタタンタン)を持つ各種の舞曲の中から19世紀初頭に有名になった3種類、マズル、クヤーヴィアク、オベレクだそうです。ショパンは、この3つをうまく混ぜ合わせてマズルカ(ポーランド語ではマズレク)という、鑑賞用の楽曲形式を作り出しました。マズル、クヤーヴィアク、オベレクの特徴は、テキストに表としてまとめられていましたので、引用しておきますね☟

マズル、クヤーヴィアク、オベレク

先に書いた「基本形:タタタンタン」は、表で言うと、マズルの(a)の擬音的表現です。表を見てみると、オベレクの2小節目も全く同じリズムであることが分かると思います。クヤーヴィアクは…??正直、よく分かりません(^^;; でも、ショパンのマズルカにはクヤーヴィアクの要素はよく出てくるような気がします。ただ、テキストには「元となった舞曲のそれぞれの要素がどこに現れているかを近視眼的に探すことはあまり意味のあることではありません」と書いていますので、どこにどれが潜んでいるか血眼になって探す必要はなさそうです。

それにしても、3種類の違った舞曲のブレンド、しかもマズルではヘミオラ(アクセントの位置のせいで3拍子が2拍子に聞こえる)が頻出したりするので、リズムがややこしいのは当然ですね!!

しかも、しばしばポリフォニーが織り込まれているので、声部もよく意識しないといけない。私が苦手なのは、臨時記号が頻出して、独特の和声になり、譜読みしづらいところかなぁ。あと、フレーズの始まりと終わりが、小節線と一致しないことが多い点。

そして、マズルカで難しい要素に、アクセントとテンポ・ルバートもありますね。テキストによると、マズレク・リズムを持つ舞曲は歌曲(民謡)としての長い歴史も持っているので、ポーランド語の発音に合わせてリズムや音程の自由度が高くなっていることに由来しているそうです。もう少し詳しく引用してみますと…。

ポーランド語では基本的に各単語の後ろから2つ目の音節にアクセントがあります。そのためにポーランド語で歌われる民謡を西洋音楽の記譜法で書き起こした場合、本来弱拍であるべき場所にアクセントが来てしまうことや、付点などを施すことでは対応できないテンポの伸び縮みが必然的に起きてきます。また、同じような理由で、3拍子で記譜してゆくと、途中あたかも2拍子であるかのように聞こえる部分(ヘミオラ)もしばしば出てきます。そういった特徴はショパンの音楽の中にあってもまだ生きています。
(『NHK スーパーピアノレッスン ショパン』 p.19より)



え…。それって、ポーランド語を分かっていないと理解不能ってことではないですかΣ( ̄ロ ̄lll)!!
意味が分からなくてもいいので、耳を慣らすため、ポーランド語を流すとかどうでしょう??私は今のところそこまでやる予定はないですが…(^^;;

ショパンのマズルカ。調べれば調べるほど奥が深いというか、分からないことだらけになるというか…笑
そこも含めて素敵ですね(^^♪



↑私の今の一番のお気に入りは37番 Op.59-2 変イ長調です。
いつか、しっかり練習したい(≧▽≦)


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tag : ショパン,マズルカ,NHKスーパーピアノレッスン,マズルカOp.59-2,

最初に気に入ったショパンの曲「マズルカ op.7-1」

生まれて初めて気に入ったショパンの曲のことは、今でもよく覚えています。

3,4歳の頃、ショパン名曲集的なLPに入っていた「マズルカ 変ロ長調 作品7-1」に萌えまくっていました(笑)
メロディもリズムも、要するに全てに魅了されていました。
典型的なマズルカのリズムの、かなり民族的色彩の濃い曲です。

↓この曲です。


このYouTube動画のピアニストはポーランド出身で、2015年のショパンコンクールのセミファイナリストらしいですが、名前読めません(^^;
めっちゃ楽しそうに弾いていて微笑ましい。

その次に好きだったのは、「軍隊ポロネーズ」「英雄ポロネーズ」です。
幼児のことなので、軍隊と英雄の区別がイマイチついていなかったような気もしますが…。

その次は「小犬のワルツ」で、これはまあ普通かな。

それにしても、ポーランド音楽のマズルカポロネーズが好みだったというのは、幼少期の私は、ショパンの何たるかをよく分かっていた(笑)
大人になってからの方が遥かに分かっていないんじゃないかと思います(^^;

でも、こうやって並べてみると、暗い曲が一つもないあたり、今に通じる点もあるような気もします。
たとえば、最近はショパンではバラードがかなり好きですが、その中で敢えて一曲選ぶとしたら3番です。

お気に入りの曲のルーツ探訪、なかなか面白いです!

tag : ショパン,ポロネーズ,マズルカ,マズルカOp.7-1,

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プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。現在は独学です。
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-31番
・バッハ 平均律第1巻17番 変イ長調
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調

◇ベートーヴェン祭り
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第3楽章

◇自主練
・チェルニー『毎日の練習曲』2番

◇憧れの無謀曲 寝かせ中
・リスト『バラード 第2番』
・シューマン『幻想曲』第2楽章

◇2020年の終了曲
・シューマン 3つのロマンス~第2番 嬰へ短調 Op.28-2

◇2019年の終了曲
・チェルニー30-23番
・チェルニー40-27、28、29、30番
・チェルニー左手24-19番
・バッハ シンフォニア14番、12番、7番
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章
・ショパン『幻想即興曲』
・メンデルスゾーン『春の歌』

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