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ブルグさんの『スティリアの女』は何色?

子供にも人気、大人にも人気なブルグミュラー25の練習曲の「タイトルが変わってしまったぞ」シリーズ、『貴婦人の乗馬』に続く2回目は『スティリアの女』です。シリーズといいつつ、今回で終わりの予定なのですが…(笑)

スティリアの女』は、『スティリエンヌ』になっていたり、全音の新版ですと『シュタイヤー舞曲(アルプス地方の踊り)』という原形をとどめないものになっているそうです。

私は、ごく最近まで、スティリアをシチリアと思い込んでいました。地中海に浮かぶイタリアのシチリア島ですね。ですから、『スティリアの女』というのは、南国の情熱的な女の曲なのか~~、と…。子供の頃、地図を眺めるのが大好きだったのが裏目に出て、何の疑いもなくスティリア=シチリア島と誤解しました(笑)

で、「シチリアの女」という(勘違いしたタイトルの)語感から感じた私の中でのイメージカラーは、情熱の紫か赤。そんな色のドレスを着て、情熱的な踊りを踊っている。でも、実際は↓こんな曲なんですよね。


どう聞いても、情熱の紫でも赤でもありません。ト長調らしい爽やかで透明なブルーを感じます。このギャップは一体どうしたことかと、ずっと不思議に思っていました。その謎を解いてくれたのが、全音新版のタイトル『シュタイヤー舞曲(アルプス地方の踊り)』です。シチリアというのは全くの誤解で、オーストリアのシュタイエルマルク地方のことだそうで、それならイメージ通りです!!シュタイヤー舞曲は、ウィンナワルツのもとになった民族舞踊の一つではないかという解説を目にしましたが、曲調から言って間違いなさそうです(^^♪

南国の情熱的な女ではなく、アルプスの素朴で清楚な少女なのですね。いや~、納得、納得。スティリアというのは、シュタイヤーをフランス語にしたらそうなるらしいです。ブルグ25の原題はフランス語で付けられていますからね。ドイツ語と英語も併記されていますけど…。

『貴婦人の乗馬』を『乗馬』にしてしまうのは微妙過ぎますが、『スティリアの女』を『シュタイヤー舞曲』に変更するのは、私は大賛成です。ばっちりイメージ通りになりますもの。

全く余談ですけど、私の勘違いの中でも最大級に恥ずかしいのは、三三九度の盃は温度が339℃と思い込んでいたことです(笑)
しかも、「アルコールの沸点ってずっと低くなかったっけ?」と疑問を抱きつつ、大学生ぐらいまでそう思ってた(^^;;
スティリアをシチリアと誤解するどころの騒ぎではありません。って、何の話だ…??

スティリアの女』に戻って、イメージカラーが、情熱の紫or赤から爽やかなブルーに変わり、とてもスッキリしています~~♪♪


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tag : ブルグミュラー,スティリアの女,シュタイヤー舞曲,

ブルグのばら・・・!!

子供にも人気、大人にも人気な、ブルグミュラー25の練習曲。この「ブルグ25」に収録されている曲のタイトルの中に、近年、大きく変えられたものがいくつかあるという話を小耳にはさみました。

その一つが、曲集中人気No1と思われる『貴婦人の乗馬』。例えば全音の新版では単に『乗馬』になっているらしいですね。
何で変わっちゃったんだろう?男女共同参画社会だから?それとも「貴婦人」というのが身分制度を想起させて現代にふさわしくないとでも思われたの??と、邪推しながら調べてみました(笑)

「ブルグ25」の初版は、フランスで出版され、その時のフランス語のタイトルが‘La chevaleresque’。これは、「騎士道的な女」とか「女騎士道」みたいな感じらしい。そのイメージと言えば、ベルサイユのばらの男装の麗人オスカルさん以外に考えられないではないですか(≧▽≦)

ややこしいことに、併記されているドイツ語と英語のタイトルは、訳すと「貴婦人の乗馬」「お嬢様の乗馬」「奥様の乗馬」。こんな感じです。今までの日本語訳は、ドイツ語・英語のタイトルを採用していたのですね。これだったら、オスカルさんじゃなくて、アントワネットさんです(*´▽`*) どっちにしても、ベルばら!!笑

単なる『乗馬』に変更している楽譜があるのは、元の3つ(というか2パターン)のタイトルのどれにも解釈できるよう、苦し紛れに変えたということなのかもしれませんね。「貴婦人の」という縛りが取れると、オスカルさんっぽいカッコイイ系の解釈もできるし、アントワネットさんっぽい可愛らしい解釈もできる。あと、思わぬメリットとして、単に『乗馬』だと、お年頃の男子生徒が「女の曲なんて弾けるかよ」と思わずに、素直に取り組めるということもあるかも!?笑

でもまあ、曲調は「貴婦人の~」の方が合うと私は思います。子供の頃は、なぜかメリーゴーランドのイメージでしたけど…。
久しぶりに弾いてみたら、やっぱりアントワネットさん風にしか弾けなかったです。ことのほか苦戦してしまい、よろよろしてしまうところなど、オスカルさんとはとても思えなかったです(^^;; 

で、オスカルさん的な演奏ないかな~?と思って動画を漁っていたら、イメージに近いのを見つけました(≧▽≦)



この演奏なんですけど、かなりカッコイイ系のような気がします!!
優雅さは失わないながらも、力強さもあり、近衛兵司令官のオスカルさんって感じです(*´▽`*)

というわけで、私の中では『貴婦人の乗馬』は、『ブルグのばら』になってしまいました(笑)
そういや、この曲、子供のころ発表会で弾きたかったのに、弾かせてもらえなかったな~~。


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tag : ブルグミュラー,貴婦人の乗馬,ベルサイユのばら,

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プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。現在は独学です。
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-31番
・バッハ 平均律第1巻17番 変イ長調
・シューマン 3つのロマンス~第2番 嬰へ短調 Op.28-2
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調

◇ベートーヴェン祭り
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第3楽章

◇憧れの無謀曲 寝かせ中
・リスト『バラード 第2番』
・シューマン『幻想曲』第2楽章

◇2019年の終了曲
・チェルニー30-23番
・チェルニー40-27、28、29、30番
・チェルニー左手24-19番
・バッハ シンフォニア14番、12番、7番
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章
・ショパン『幻想即興曲』
・メンデルスゾーン『春の歌』

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