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NekoUshiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

気が早すぎるけど、チェルニー40番の次の練習曲集を考えてみる~~

やっと40曲中30曲目に到達したばかりだというのに何を言うか、って話ですが…。それに、チェルニー40番の次は当然50番でしょ?という声が、どこからともなく聞こえてきそうでもあります(笑)でも、何にせよ選曲タイムは楽しいので、そのまま続けます。第1候補:チェルニー50番そりゃそうですね。「40代で40番を、50代で50番を」は標語の一つですから。ただ、チェルニー以外も何か、という気もしないでもないんですよね。第2候補:ク...

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やっと40曲中30曲目に到達したばかりだというのに何を言うか、って話ですが…。
それに、チェルニー40番の次は当然50番でしょ?という声が、どこからともなく聞こえてきそうでもあります(笑)
でも、何にせよ選曲タイムは楽しいので、そのまま続けます。

第1候補:チェルニー50番
そりゃそうですね。「40代で40番を、50代で50番を」は標語の一つですから。
ただ、チェルニー以外も何か、という気もしないでもないんですよね。

第2候補:クラ―マー=ビューロー60の練習曲
チェルニーさんより習得技法のパターンが増えている感じで、心を惹かれるものがあります。
ん~、でも、「40代で40番を、50代で50番を」は譲れないところなので、やるとしたら、クラ―マーからは抜粋、チェルニー50番からはその分だけ減らすとか、そんな感じかな。

第3候補:モシュコフスキー15の練習曲
以前はかなり関心があって、「40代で40番を、50代で50番を」を譲ってでも、これにしようかと考えていた時期もあったのですが、IMSLPで楽譜を眺めているうちに、譜読みが面倒そうなので、やる前から心が折れてきました(笑)
練習曲枠でやりたいことは、譜読み力向上ではなくて指の動きの向上なので、少し目的に合っていません。曲自体は綺麗な曲揃いでいいんですけどね。モシュコフスキーの20の小練習曲がチェルニー40番に敗北したのと全く同じ理由です。
舞台で弾かれる機会の多い曲も含まれているらしいので、そういうのを数曲、練習曲じゃない曲の枠でやってみるのはアリかも…。それだったら、チェルニー40番の後にこだわる必要はありませんね。←いいこと思いついちゃった(*´▽`*)

第4候補:モシュコフスキー16の技術練習曲
最近、興味が急上昇中の練習曲集です~~
ロマン派的な指の動きの技法が豊富に詰め込まれていて、でも、『15の練習曲』よりも1曲の長さが短く、譜読みもそこまで面倒ではなさそうなので、練習曲枠の目的にかなっています。その分、おそらく曲自体は素敵じゃないはず(^^;; たぶん、曲集の性格としては、チェルニーに近い気がする。チェルニー50番から16曲減らして、代わりにこれをやる。悪くなさそうです。第4候補として書いたのに、第1候補並みの待遇ですヽ(^o^)丿

他には、ショパンのプレリュードを練習曲代わりに使うなんてことも考えたのですが、どういう風に使うかまとまりませんでした。

というわけで、気が早すぎる、チェルニー40番の次の練習曲集を考えてみる選曲タイムでした~~('◇')ゞ


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Tag: チェルニー40番 チェルニー50番 モシュコフスキー クラ―マー=ビューロー | Comment-open▼ * Comment : (0)

セルフレッスン第43回:レント時々プレスト、所により一時リズム変奏

先月末にレッスン課題が入れ替わってから初めての、私が私に習うレッスンコーナーです~~もう半月も経ってしまったなんて、信じられません(*_*;■チェルニー40-30私「ゆっくり弾きの練習をしているのですが、なんだか行き詰まってしまって…」先生「少し速度を上げようとしたらガチガチになっちゃう感じ?」私「そうなんです。それで、まだまだテンポ上げちゃいけない、我慢しなきゃ!と思えば思うほど、指の動きが悪くなる気がしま...

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先月末にレッスン課題が入れ替わってから初めての、私が私に習うレッスンコーナーです~~
もう半月も経ってしまったなんて、信じられません(*_*;

■チェルニー40-30

チェルニー40-30

「ゆっくり弾きの練習をしているのですが、なんだか行き詰まってしまって…」

先生「少し速度を上げようとしたらガチガチになっちゃう感じ?」

「そうなんです。それで、まだまだテンポ上げちゃいけない、我慢しなきゃ!と思えば思うほど、指の動きが悪くなる気がします」

先生「それは、チェルニー40番って『速度練習曲』だから。レントから始めて段階的にプレストまで上げていくのではなくて、この曲は速い!!ということを体で覚えながら進めるようにしないといけませんね」

「いきなりメトロノーム使って、4分音符=120でやってみるとか?」

先生「さすがに、その前にやることがあります。まず、1小節だけ左手のアルペジオを出来るだけ速く弾いてみて」

♪♪

「うっ、指替えが…」

先生「ゆっくりなら指をくぐらせても対応できるでしょうけど、速くなると無理だよね。指はくぐらせるのではなく、手ごとスライドさせる感じ。あっ、アルペジオの頂点の音、大きくなっちゃだめ。叩かずスッと軽く巻き取るようにね。プレストの感覚をつかんだら、レントにしたり、もう少し速くしたり、色々なテンポで手を馴染ませてみましょう。次は、右手ね」

♪♪

先生「次は、1段、リズム変奏で。16分音符4つを、8分音符1つ+16分音符の3連符3つ、それから、その逆」

「この変奏パターン、定番メニューですよね」

先生「3連符のところで強制的に速くなるから、指がさくさく動くようになるのよ。それじゃ、全体を通してリズム変奏で」

先生「今度は、速度落として、リズム変奏は無しで通してみましょう」

♪♪

「なんだか、軽くなった感じがします(*^^*)」

先生「ほら、歩くのと走るのって、体の使い方が違うでしょ?それと同じことです。ゆっくり弾きでも体の使い方はプレストの時を意識して。『レント時々プレスト、所により一時リズム変奏』という感じで練習しておいてください。プレスト・ヴォランテという指定ですが、意味わかりますか?」

「急速に、飛ぶように。ですよね?」

先生「そうそう。だから、3拍分ひと塊を一気に弾く。それと、小節の間で、もたついて間を空けたりしないようにね。早めに突っ込むぐらいの意識でちょうどよくなると思います」

■メンデルスゾーン『春の歌』

メンデルスゾーン 春の歌 冒頭

先生「これは、装飾音をいかにきれいにオシャレに入れるか、メロディラインを優雅にだせるか。その二つに尽きるよね」

「前回言われた通り、装飾音(譜例の黄緑の四角)と主音をまとめて和音としてバラさずに弾く練習をしてきました」

先生「弾いてみてください」

♪♪

先生「まだ和音を正確に把握できていないところがありますね。その点はしっかり見直して部分練習をしておいてもらうとして、次は、装飾音を和音のままで、もっと音量を小さく、かつ、軽くしていきましょう」

「スタッカートで。いや、レジェ―ロというべきでしょうか?」

先生「そうですね、レジェ―ロですね」

「お~~っ、お洒落な感じになってきましたね(*^^*)」

先生「それじゃね、次は、和音を同時に鳴らすんだけど、下の音から順に離していく。ちょっと難しいよ~~」

♪♪

「うっ、勝手に波線アルペジオ的になっていく感じです」

先生「いい感じですね。一つ一つ音をしっかり弾くのではなく、それでいいのです!次は、その感覚で、装飾音だけわずかに拍の前に弾いてみましょう。それが自然にできるようになれば、終わったも同然です(笑)」

♪♪

「なんだか、つられてメロディが歪んじゃいます(>_<)」

先生「いっぺんにそこまでできないのは当然なので、次回までの課題ということで。装飾音を主音と同時に弾くのと、拍の前に出すのを、両方練習しておいてください」

「この曲のテンポはアレグレットですけど、ある程度は速く弾いた方がいいのですか?」

先生「アレグレットは『やや快速に』ですが、グラツィオーソ、『優雅に』という指示があるでしょ?ここのアレグレットは、速さを求めているというよりも、軽やかに跳ねる感じを求めていると考えるべきでしょう。なので、テンポとしてはアンダンティーノぐらいでもいいけど、ノッペリしないように気を付けること。これが大事。レガートで隣り合う音が重ならないようにしましょう。音自体は分離しても全く構いません。流れとしてつながるということです」

「速さを求めないのでしたら、強制的に速くする練習とか、リズム変奏はしなくていいですよね?」

先生「それはそうです。してはいけません(^^;; 天気予報ちっくに言うと『レントのちアンダンティーノ、装飾音を伴う』(笑)」

■バッハ、シンフォニア12番

シンフォニア12番 冒頭

(弾いてみる)

先生「なんか、統一感がないし、集中力がすぐ途切れちゃってますね。1段弾いたら気が散って、ミスって固くなり。この悪循環ですね。もしかして、通し練習をしていないんじゃない?」

「部分練習だけを集中的にやってました」

先生「ぶつ切りになっているのはそのせいです」

「そういえば、なかみっちゃんの本に、子供の頃モーツァルトのソナタを練習するのに、1小節ごとに繰り返し練習をしていて、お祖母さまが『郁代はあんなに細かく切っていて、弾けるようになるのかね?』と言われて、今なら非常によく分かる!!という話が載ってましたけど、そんな感じなのかな」

先生「ちゃんと読んだことを活かさないとダメじゃないの!! Ushiちゃんは、そんなにぶつ切りに練習してて、大丈夫なのかね?笑」

「…」

先生「2通りの練習法を命じます。一つは、超スローテンポで、ミスっても弾き直しをせずに最後まで通す。もう一つは、超スローで、ミスったら最初に戻る。それで集中力が途切れず、かつ、手に馴染んだら、通常のテンポにしましょう。あっ、部分練習をしてはいけないわけではなく、あわせて通し練習を必ずするようにね」

今回のレッスン記は以上です~~
手抜きの簡略版で書こうと思ったのですが、興が乗って、完全版にしてしまいましたヽ(^o^)丿


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Tag: チェルニー40番 メンデルスゾーン 春の歌 バッハ シンフォニア | Comment-open▼ * Comment : (4)

長い * by あすにゃん
疲れた。

Re: 長い * by NekoUshi
> 疲れた。

お読みいただきましたことには感謝いたします。

管理人のみ閲覧できます * by -

To:鍵コメントさんへ * by NekoUshi
コメントありがとうございます(^^♪

「これが絶対」という練習方法はなくて、その時の自分の状態や目的を明確にして、それに一番合った練習方法でやっていくしかないのかなぁ、と思います。
ピアノの練習は生き物です!

そして、色々とお気遣い、ありがとうございました<(_ _)>
持つべきものはピアノ仲間ですね('◇')ゞ

新曲に挑戦で、気分はリフレッシュヽ(^o^)丿

早いもので、もう6月Σ(・ω・ノ)ノ!キリよく、課題曲を2曲新しいものに変えたので、練習がまた楽しくなってきましたヽ(^o^)丿マンネリは私の大敵のようです。新曲その1は、チェルニー40-30。↑こんな感じのアルペジオ練習曲です。テンポはプレスト、強弱はフォルテッシモ、という無茶苦茶な指定なのですが、根気強くレントで譜読みしてます。譜読みって、何でこんなに楽しいんでしょうね(≧▽≦)こういう幅広いアルペジオは大の苦手だった...

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早いもので、もう6月Σ(・ω・ノ)ノ!
キリよく、課題曲を2曲新しいものに変えたので、練習がまた楽しくなってきましたヽ(^o^)丿
マンネリは私の大敵のようです。

新曲その1は、チェルニー40-30。
チェルニー40-30

こんな感じのアルペジオ練習曲です。テンポはプレスト、強弱はフォルテッシモ、という無茶苦茶な指定なのですが、根気強くレントで譜読みしてます。譜読みって、何でこんなに楽しいんでしょうね(≧▽≦)

こういう幅広いアルペジオは大の苦手だったんですけど、チェルニーで何度か似たのをやっているうちに、以前ほど苦手意識がなくなってきたように思います。40-30を、プレストとまではいかないにしても、速いテンポで綺麗に弾けたら、ショパンのエチュード10-1みたいにキラキラした感じになるんじゃないかと空想が膨らみます(*´▽`*)

ふとページをめくってみると、32番も同じ系統みたいです。
チェルニーさん、ネタ切れ気味なのかな(笑)

新曲その2は、メンデルスゾーンの『春の歌』です。

前から候補に挙がってはいたのですが、やっとやる気になりました。細かい装飾音を読み取るのが大変なので、老眼が悪化する前にやっておかなきゃ!!という切迫感もあって…(笑)

この曲は、めちゃくちゃ手ごわいです(*_*;
薄々気づいてはいたのですが、予想以上です。聴いている分には、優雅で親しみやすそうなんですけどね。

曲想づくりの参考に、YouTubeで音源漁りをしてみました。
特に気に入ったのは次の2つです。



PTNAに載っていた、関晴子さんという方の演奏です。1960年に渡米してジュリアードに留学されたそうで、大ベテランです。さらさらと自然に流れるところが素敵です。達筆の方の字のような大人の雰囲気が漂っています。



NekoUshi音楽院で2番目によく登場するピアニスト(動画は1番かも)、近藤由貴さんの演奏(^^♪
しっかりと弾いていて、でも、オシャレ(*´▽`*) 特にテンポの揺らし方が絶妙で素敵です。フランス留学されているだけに、パリジェンヌな感じの『春の歌』です。

どうも、私は、流れがよくて装飾音を目立たせないタイプの演奏が好みのようです。自分で弾くとなったら、どうなるのでしょう??
と言いながら、先生役のほうは参考音源を聴きながら頭の中をフル稼働させているのですが、それは次回のレッスン記に反映させます~~

季節は夏ですが、私のピアノライフはようやく春が来た感じです。


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Tag: チェルニー40番 メンデルスゾーン 春の歌 | Comment-open▼ * Comment : (4)

No Subject * by -
NekoUshiさん、こんにちは
かつです。

私も弾けるものなら弾きたいところですが…装飾が多すぎて譜読み段階で挫折すると思う。。

関晴子さんの演奏は控えめでエレガント
“達筆の方の字”という表現がぴったりですね♪
私のお気に入りのピアニストなんです!

ちなみ関さんは第27回音楽コンクール優勝者なのですが
そのときの3位が舘野泉さん、入賞者が宮沢明子さん、田崎悦子さん、弘中孝さん…豪華な顔ぶれ!
もっと皆さんに知ってもらいたい隠れた名ピアニストなんです!
紹介していただいて嬉しかったです♪

Re: かつさんへ * by NekoUshi
かつさん、こんにちは!
コメントありがとうございます~~(^^♪

> 私も弾けるものなら弾きたいところですが…装飾が多すぎて譜読み段階で挫折すると思う。。

老眼になる前に是非チャレンジなさってみてはいかがでしょう?

> 関晴子さんの演奏は控えめでエレガント
> “達筆の方の字”という表現がぴったりですね♪
> 私のお気に入りのピアニストなんです!

そうだったのですね!!
“達筆の方の字”的な演奏がすっかり気に入ってしまいました(*´▽`*)

> ちなみ関さんは第27回音楽コンクール優勝者なのですが
> そのときの3位が舘野泉さん、入賞者が宮沢明子さん、田崎悦子さん、弘中孝さん…豪華な顔ぶれ!
> もっと皆さんに知ってもらいたい隠れた名ピアニストなんです!

ホントに豪華な顔ぶれですねヽ(^o^)丿
隠れた名ピアニストを発掘できてよかったです~~
宮沢さんは残念ながら、最近、訃報が流れてきましたね。

> 紹介していただいて嬉しかったです♪

人様の好みを知るのも楽しいです(*^▽^*)
影響したりされたりしながら、音楽の世界が広がる感じで…。

こんばんは * by ゆめゆり
近藤さんの弾き方素敵ですね!ほんと お洒落ーーな感じで。
メンデルスゾーンて私も前にチャレンジしたけど やさしい曲は少なめで あっ 無言歌集ですけど。
以前に、先生が無言歌集やりましょうっていうことで やり始めたけど完成したのは1曲のみ。
私にはまだ早いと思いましたので今は本棚の中に・・・まさにタンスのなんとかです。
またNekoushiさんの動画もアップして頂けるのでしょうか? 楽しみです!



Re: ゆめゆりさんへ * by NekoUshi
ゆめゆりさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

> 近藤さんの弾き方素敵ですね!ほんと お洒落ーーな感じで。

「お洒落」という言葉がピッタリですよね!
好きなピアニストの一人です。

> メンデルスゾーンて私も前にチャレンジしたけど やさしい曲は少なめで あっ 無言歌集ですけど。
> 以前に、先生が無言歌集やりましょうっていうことで やり始めたけど完成したのは1曲のみ。

メンデルスゾーンの無言歌って、聴いている分には易しそうに聞こえる曲も多いのですが、実は全然そんなことないんですよね。
私も手こずってます(>_<)

> 私にはまだ早いと思いましたので今は本棚の中に・・・まさにタンスのなんとかです。

楽譜って、並べて眺めているだけでも楽しい気がします(*´▽`*)
病気かしら!?笑

> またNekoushiさんの動画もアップして頂けるのでしょうか? 楽しみです!

ありがとうございます<(_ _)>
最近、全く録音していないのですが、機会がありましたら聞いてやってくださいね。

セルフレッスン第42回:久しぶりのレッスンにドキドキです!

しばらくサボり、じゃなくて、お休みしていました。約2か月ぶりに私が私にピアノを習うコーナー、第42回目です(≧▽≦)学校を長く休んだ後のようなドキドキ感とぎこちなさを覚えつつ、レッスンに入ります。■チェルニー40-29(弾いてみる)先生「これは、休んでいる間も時々練習していたの?」私「はい。指を少しでも動かしておこうと。それに『親猫のエチュード』という勝手に付けた名前に萌えて…(笑)」先生「そうでしたね、子猫と親...

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しばらくサボり、じゃなくて、お休みしていました。約2か月ぶりに私が私にピアノを習うコーナー、第42回目です(≧▽≦)
学校を長く休んだ後のようなドキドキ感とぎこちなさを覚えつつ、レッスンに入ります。

■チェルニー40-29
チェルニー40-29 冒頭

(弾いてみる)

先生「これは、休んでいる間も時々練習していたの?」

「はい。指を少しでも動かしておこうと。それに『親猫のエチュード』という勝手に付けた名前に萌えて…(笑)」

先生「そうでしたね、子猫と親猫。もう1回弾いてみて」

♪♪

先生「止まらずに行けたので、終わりにしましょう。時々しか練習していない割には成長してましたから」

「猫の親子ともこれでお別れですね。少し寂しいけど、卒業は嬉しいです」

■チェルニー左手のための24の練習曲より19番

「昨日、一夜漬けで頑張りました」

(弾いてみる)

先生「一夜漬けはあんまり効果なかったみたいね。リピート記号の前後、7-8、9-10小節の左手が酷いですね。指使いを統一して」

チェルニー 左手24-19 9-10小節
↑9-10小節

先生「リズム変奏練習をしてみましょう。左手の16分音符4つを、8分音符1つ+16分音符の3連符3つ、それから、その逆で。8分音符のところではしっかり止める。」

「タータタタ、タータタタとその逆ですよね」

(何回かやる)

先生「指をもっとパラパラと動かして音をしっかり分離する。ハイフィンガー気味に」

♪♪

先生「神経が繋がってきた感じがしますね。それじゃ、リズム変奏を解除して普通に16分音符4つずつで」

先生「次は右手を加えましょう。スラーは守って」 「小節線を跨いでいるスラーをしっかり守るの!」

先生「もう一度左手だけで」 「止まらないっ!!」 「右手入れましょう。右手は、ちゃんと歌って」 「もう一度左手のみリズム変奏」 「リズム変奏解除、両手で」

私:(今日の先生、ちょっとヒステリックかも(*_*;)←心の声

先生「通してみましょう」

♪♪

「わ~っ、レッスン前と全然違います(≧▽≦)」

先生「『このヒステリー!』とか思ってたでしょ!?笑 一夜漬けをするなら、このぐらいの濃さでやらないとね。これも合格にしておきましょう。日々の指慣らしにいいので、練習開始の時に1、2回通して弾くようにしたらいいと思います」

「チェルニーの次の曲は40-30ですよね?」

先生「そうですね。40-30は、40番第3部の締めくくりの曲です。幅広いアルペジオの練習ですから、ゆっくりとポジションを手に馴染ませるようにしてくださいね」

「チェルニー40番も4分の3終わることになるのですね」

先生「40代のうちに全曲終わらせましょうね」

というわけで、チェルニーは2曲とも無理やり合格、次からは1曲に戻ります。

■バッハ シンフォニア12番

シンフォニア12番 冒頭

(弾いてみる)

先生「これも少しずつ弾いていたでしょ?」

「少ししか弾いていないのに、勝手に手に馴染んできた気がします(≧▽≦)」

先生「課題はかなり絞られてきました。まず、5小節目のソプラノとアルトを確実に分離しましょう」

シンフォニア 12番 4-6小節

「上の譜例の真ん中の小節ですね」

先生「そうそう、その部分。ソプラノは、大きな流れとしてはラソ♯ファ♯ミと降りてきますね。これは、冒頭の左手のゲネラルバスからの派生です。アルトは、主題のモチーフの変形の反復進行」

「ゼクエンツですね(*´▽`*)」←ゼクエンツ萌えらしい

先生「ソプラノとアルト2声で練習してみましょうか。まず、ソプラノを右手で、アルトを左手で。指使いは気にしない、気にしないというか、一番弾きやすい指使いで。あるべき響きを耳で覚えるのが目的なので。」

先生「16分音符は少し跳ねる感じですね。ただし鋭くするわけではないですよ」

「1声ずつでやってもいいですか?」

先生「もちろんです。1声と2声を繰り返して、音の絡まり具合を把握していきましょう。響きが把握できたら、実際に弾く指使いでやってみましょう」

先生「それじゃ、一度通しましょうか」

♪♪

「あとは、ひたすら弾き込めばいいですか?」

先生「基本的にはそうですね。あと、忘れるところでしたが、音価の大きい音をしっかり響かせること。かつ、それが止める音なのか、流れの中の音なのか、よく見極めて。上の譜例で言うと6小節目(一番右)のアルトの終わりの方のラーラみたいなの。ここは、ラーラ、ソ♯-ソ♯、ファ♯-ファ♯という、流れの一部です。ソ♯以降は途切れちゃってますけど」

「音価が大きければ大きいほど、音量を大きく響かせるのですか」

先生「大きくというか大事にしなければならない音です。でも、その声部の中で相対的に大きくということであって、その声部を弱く弾いている場面だったら、強い声部を明らかに負かすほど目立たせてはいけません」

「ややこしいですけど、何となく分かります(*_*;」

先生「この曲とは相性が良いみたいですね。でも、いくら相性がよくても、放置し過ぎると悲しい結果が待ってます。色恋沙汰と同じで…(笑)」

「なんだか実感こもってますね。そういうご経験が…?」

先生「お黙りなさい。ものの例えです」

■シューマン 『幻想曲』 第2楽章

「練習せずに言うのもなんですが、冒頭とコーダを両方というのが『二兎を追う者は一兎をも得ず』的な感じがします」

先生「そうね~~。それじゃ、こうしたらどうでしょう?この楽章は大きく分けると A+B+A'+コーダ、という構成だと前回言いましたよね。A'+コーダ、つまり193小節以降、最後までやるのです。A’にはAのエッセンスが詰まっていますが、短いので、コーダとあわせて70小節ぐらいです。それに、何となくキリもいい(笑)」

「気分の問題は意外と大事かもしれませんね!そうしてみます」

先生「A’の部分の課題は、前回言った通りで、声部の弾き分けを正確にすることです」

シューマン 幻想曲 第2楽章 31-38小節

先生「上の譜例はAの部分の31-38小節ですが、同じような部分はA’にも出てきます」

「218小節以降ですね。中声の延ばす音に注意、ですか?」

先生「そうそう、そうです。ほかには、前回のレッスン記を見直しておいてくださいね」←手抜きΣ(゚д゚lll)!!

シューマン 幻想曲 第2楽章 234-241小節

「コーダ、何とかしたいんです!!」

先生「ここは、手のポジションと動きを早く覚えて音を外さないようにすること。手の回転運動をいかにうまく使うか、です。それから、幾分かの狂気を持って。明らかに躁状態でしょ?」

「シューマンって、かなり不健全ですね(^^;;」

■新課題決定!!

「チェルニーが1曲に戻りましたし、そろそろ新しい課題曲を頂ければと思うのですが…」

先生「それじゃ、メンデルスゾーンの無言歌より『春の歌』はどうかしら?」

メンデルスゾーン 春の歌 冒頭


「分かりました。春は終わりかけてますが、敢えて『春の歌』。やってみます~~('◇')ゞ」

先生「この曲の命は装飾音ですよね。まず、バラさないで和音として弾いて、和声を掴んでください。それから装飾の雰囲気を考えましょう。一音一音シャリリンと響く宝飾品のような感じで弾きたいのか、それともレースの装飾のようにまろやかに溶け込むように弾きたいのか、解釈は任せます。というか、自分で考えるのが課題です」

2か月ぶりのレッスンは、以上です~~


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Tag: バッハ シンフォニア チェルニー40番 シューマン 幻想曲 メンデルスゾーン 春の歌 | Comment-open▼ * Comment : (6)

セルフレッスン記事、待ってました! * by 古都子
NekoUshiさん、こんにちは(^o^)
セルフレッスン記事、待ってました!
いつも思うのですが、自分が弾くピアノに対して、これだけ客観的な見方が出来て、練習方法まで指導出来るんだったら、リアルレッスン必要ないですね。

「親猫子猫のエチュード」が終わってしまうのは少し残念ですが、次は「春の歌」なんですね!
メンデルスゾーン無言歌仲間が出来て嬉しいです(*^_^*)

ところで、「いくら相性がよくても、放置し過ぎると悲しい結果が待ってます。色恋沙汰と同じで…(笑)」なんて、先生に何があったんでしょうか!?
気になるところです(笑


Re: セルフレッスン記事、待ってました! * by NekoUshi
古都子さん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

> セルフレッスン記事、待ってました!

待っててくださったなんて、とても嬉しいです。

> いつも思うのですが、自分が弾くピアノに対して、これだけ客観的な見方が出来て、練習方法まで指導出来るんだったら、リアルレッスン必要ないですね。

今のところ、このペースが合っているみたいなので、無理してリアルのレッスンを受けなくてもいいかな、と思います。
それに、何と言っても、先生役にハマってしまって楽しい!!

> 「親猫子猫のエチュード」が終わってしまうのは少し残念ですが、次は「春の歌」なんですね!
> メンデルスゾーン無言歌仲間が出来て嬉しいです(*^_^*)

古都子さんの記事を読んでいるうちに、無意識のうちに影響されたかもしれませんね(笑)
私の方こそ、メンデルスゾーン無言歌仲間ができて嬉しいですヽ(^o^)丿
『春の歌』は、有名曲で、無謀というほど難しい訳ではないけど意外と手ごわい、というところが、「レッスン映え」して楽しいですね(^^♪

> ところで、「いくら相性がよくても、放置し過ぎると悲しい結果が待ってます。色恋沙汰と同じで…(笑)」なんて、先生に何があったんでしょうか!?
> 気になるところです(笑

先生にもキャラ的に人間らしい味付け(?)をしてみたくなって、脚本上の演出といえばいいのかな(^^;
長年人間をやっていると、掘り返せばそんな感じの記憶もあり、それとシンフォニア12番の今の状況が、うまい具合に結びついてしまいました(笑)
ご心配をおかけしていないと良いのですが…。

No Subject * by 私はタワシ
先生の人間らしい一面が初めて垣間見られたような、今回のレッスンでした!笑
それにしても、心の声までお見通しだなんて・・・先生恐るべし!!

バッハのゼクエンツ 私も萌えます♡
しかし同じゼクエンツでも、ツェルニーとか、ましてやハノンのそれには、全く萌えないんですよ〜


Re: タワシさんへ * by NekoUshi
タワシさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます🎶

> 先生の人間らしい一面が初めて垣間見られたような、今回のレッスンでした!笑
> それにしても、心の声までお見通しだなんて・・・先生恐るべし!!

楽しんで頂けたなら嬉しいです。
ピアノの練習が目的なのか、レッスン記を書くのが目的で練習しているのか、自分でも分からなくなってきました(笑)

> バッハのゼクエンツ 私も萌えます♡

バッハの萌えポイントの一つですよね!!
何と素晴らしいんでしょう(*>∀<*)

> しかし同じゼクエンツでも、ツェルニーとか、ましてやハノンのそれには、全く萌えないんですよ〜

確かに!!笑
ハノンやチェルニーにそれを求めるのは無理な相談ですよね(^_^;)
ごくまれに、チェルニーのゼクエンツに萌えてしまうことはありますが…。

Neko先生面白いですね~ * by きんどーちゃん
NekoUshiさん、こんにちは(*゚ー゚)v
2ヶ月ぶりですか!久しぶりのレッスンですね~
でも、NekoUshi音楽院は課題曲の進捗度が速いですよね~
まぁ、音楽院なのですから当たり前でしょうかね~

私のレッスンは超ノロノロの亀のような歩みなので(っつーか歩んでなくてずっと足踏み状態ばかり)
ちょっとうらやましいですね~(゜▼゜*)

先生にずっと同じ曲ばかりな事を愚痴ったら
「私はのんびりした性格だから~レッスンものんびりユックリとします」と。
※先生の心の声(ユックリじっくりの厳しいレッスンは変えないわよ!このやり方に不満な生徒はお断り!)
思わず「ほんと先生はマイペースですよねぇ~(溜息)」はっきり言ってしまいました!(ノ∀`)アチャー


あまりに同じ曲ばかり長ーくやるので、いろんな曲をレッスンで見て頂けないのが悩みで、
適度に進めていろんな曲を弾かせてくれる先生がもうひとりいたらいいなぁ~と思ってます~
チャレンジ曲も弾かせてくれて、ビシビシと指導もしてくれるNekoUshi先生のような方にお願いしたい!(・Ω・)ノ

それにしても、今回のレッスンの先生面白いですね~(^▽^笑)
たまにはヒステリックになったり、しんみりとしたりと喜怒哀楽のある人間くさい先生なんですね~
しんみりは昔の色濃い沙汰を回想してるのか~( ̄ー ̄)ニヤリ

最近、ツェルニーのアルペジオの曲は時々少し弾いてます。
樅の木の中間部の速いパッセージが綺麗に弾けなくて困っていて~
ちょっとチェルニーさんやってみようかなぁ~と。
先生にチェルニーのアルペジオの曲を練習したらいいですかね~と言ったら、
「この曲で徹底的に練習すればいいでしょ」と言われましたけどね…f^_^;

アルペジオの曲は好きなんで苦手なツェルニーもアルペジオの曲は苦にならない感じです~
先生には内緒でこの30番3番12番32番もたまーにちょこっとだけ弾いてみてます。

私はスケールがとにかく嫌いでスケールの出てくる曲が苦手です~(>w< )
※モーツァルトのK545とかベートーヴェンのop.49No.2とか…

NekoUshi先生、スケールを簡単にマスターするかコツを教えてください!


Re: Neko先生面白いですね~ * by NekoUshi
きんどーちゃん、こんにちは!
コメントありがとうございます~~(^^♪

> 2ヶ月ぶりですか!久しぶりのレッスンですね~

禁断症状が出かけてました(笑)

> でも、NekoUshi音楽院は課題曲の進捗度が速いですよね~

忘れた頃に、「そういえばあの曲もう1回やりましょう」なんてこともあるので、油断できないんですよ~~(^^;;
自分でやってるんですけどね(笑)

> 先生にずっと同じ曲ばかりな事を愚痴ったら
> 「私はのんびりした性格だから~レッスンものんびりユックリとします」と。
> ※先生の心の声(ユックリじっくりの厳しいレッスンは変えないわよ!このやり方に不満な生徒はお断り!)
> 思わず「ほんと先生はマイペースですよねぇ~(溜息)」はっきり言ってしまいました!(ノ∀`)アチャー

ピアノの先生って、速いにせよ遅いにせよ、結構マイペースなところありますよね(笑)
はっ、心の声が表れるということは、そろそろ「きんどー音楽院」の誕生も近そうです(*´▽`*)

> チャレンジ曲も弾かせてくれて、ビシビシと指導もしてくれるNekoUshi先生のような方にお願いしたい!(・Ω・)ノ

実は、人に教える時は基本的にかなり甘々な気がします。
甘々というか、ノリで行っちゃえ~~!!的な…。

> それにしても、今回のレッスンの先生面白いですね~(^▽^笑)
> たまにはヒステリックになったり、しんみりとしたりと喜怒哀楽のある人間くさい先生なんですね~
> しんみりは昔の色濃い沙汰を回想してるのか~( ̄ー ̄)ニヤリ

キャラを育てて行くのが楽しいですね。
作家とか漫画家ってこんな感じなのかなぁと思います(*^▽^*)

> 先生にチェルニーのアルペジオの曲を練習したらいいですかね~と言ったら、
> 「この曲で徹底的に練習すればいいでしょ」と言われましたけどね…f^_^;

「曲の中で練習したらいい」って言われると、「それもそうよね~」と思いながらも、「でも別に練習曲やらないと不安」という気持ちも湧いてくるんですよね。

> 先生には内緒でこの30番3番12番32番もたまーにちょこっとだけ弾いてみてます。

こっそりやっちゃいましょう(笑)

> NekoUshi先生、スケールを簡単にマスターするかコツを教えてください!

うっ、これは難問Σ( ̄ロ ̄lll)!!
簡単にマスターする方法はないと思うけど、音階をスタッカートで弾いてみると、指の動きが速くなるし、粒もそろいやすい気がします。手首や腕のスタッカートじゃなくて、指先のスタッカートです。気が向いたら試してみてくださいませ~~

セルフレッスン第41回:シューマンの幻想曲、予想以上に難物です((+_+))

私が私にピアノを教えるコーナー、今回はシューマンの『幻想曲』が初登場です。無謀な挑戦、どうなりますことやら…?その前に、まずはチェルニーさんからです~~(^^♪■チェルニー30-23 【子猫】・一音一音しっかり弾くのではなく、音をグループとして捉えるように。とりあえず16分音符8個1組で感じてみる。ゆっくり練習の時も同じ。メトロノームはできるだけ長い音符単位でかける。例えば♪=80ではなく、4分音符=40ということ。・...

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私が私にピアノを教えるコーナー、今回はシューマンの『幻想曲』が初登場です。無謀な挑戦、どうなりますことやら…?

その前に、まずはチェルニーさんからです~~(^^♪

■チェルニー30-23 【子猫】
チェルニー30-23
・一音一音しっかり弾くのではなく、音をグループとして捉えるように。とりあえず16分音符8個1組で感じてみる。ゆっくり練習の時も同じ。メトロノームはできるだけ長い音符単位でかける。例えば♪=80ではなく、4分音符=40ということ。
・次に、音のグループのメンバーを8個から16個(1小節分)、32個(1スラー分)と増やす。
・一音一音しっかり弾かないで流れるようにするんだけど、でも、3度の響きがちゃんと出るように縦線は揃える。←かなり難しいぞ、これ…(*_*;
・何度か弾いて「まあ、アヤシイところは多数あるけどおしまいでいいでしょう」ということになり、『子猫』は卒業です(≧▽≦)

■チェルニー40-29 【親猫】
チェルニー40-29 冒頭
・1ページ目は、前回よりかなり良くなった。
・アルペジオになるところは、軽くペダル踏んでも可。
・右手の単音スケールになるところ(譜例省略)は、弾きやすくなるからといって走らないこと(^^;; そういや、左手の単音スケールも入れておいてくれれば、もっと役に立つのにねぇ。チェルニーさんってば気が利かない(笑)
チェルニー40-29 16-18小節
・↑最後の関門は16-18小節、左手の1の指を軸に指替えする、赤で囲んだ部分。
・ここを重点的に部分練習。
・左手の1の指…。「左手のための24の練習曲の19番をやってみたらどう?」「はい、やります」ということで、『子猫』の代わりに左手24-19が追加になりましたΣ(・ω・ノ)ノ! 40-29は引き続き練習します。

■バッハ シンフォニア12番
・あんまり練習していないので見てもしょうがないでしょう、となって継続。

シューマン 『幻想曲』第2楽章
シューマン『幻想曲』2楽章

無謀曲の下地作り企画、いよいよ開始です(≧▽≦)
これは完全版の会話形式でお届けします。

先生「ベートーヴェンのソナタ第28番の2楽章に似た雰囲気の行進曲風の曲ですね。まず、この曲の形式は何でしょう?」

「三部形式でしょうか。A-B-A'(Aの縮小)‐コーダで。」

先生「普通は自由なロンド形式と理解されています。でも、大雑把に捉えると、三部形式と言えなくもないかな。というか、練習するためのセクション分けはA-B-A'-コーダに分けるとキリがいいですね」

「コーダの激しい跳躍が弾ける気がしなくて、そこを重点的にやれたらいいなぁと思うんですけど…」

先生「でも、本当にややこしいのはAの部分だと思うよ~。コーダは、手さえ動けば曲になるけど、Aの部分は、声部の弾き分けがとにかく大変だから。とりあえず最初の1ページを弾いてみましょう。速度等はドイツ語で『中庸に。極めて精力的に』ですが、当然ゆっくり行きます。ただ『精力的に』の指示は守る。遅いテンポでも弾んだ感じは忘れないようにしましょう」

(弾いてみる)

「声部を意識するとワケ分からなくなりますね(>_<) あと、冒頭の波線アルペジオでリズムが乱れてしまいます」

先生「音の塊がうごめいている感じになってますね(^^;; あっ、冒頭の波線アルペジオは、1音1音ばらさずに、二つのブロックに分けて弾いても構いません。むしろ、そっちの方がいいという説もあります。どういう風に弾くかというと、↓の図の青と赤のように分けます」

シューマン 幻想曲 1-5小節

先生「赤を拍の前、青を拍に合わせるとうまく行くと思います」

(弾いてみる)

「お~っ、弾きやすいし響きもいいですね(≧▽≦)」

先生「次は声部の弾き分けを意識してみましょう。6小節から14小節を見て行きましょうか」

シューマン 幻想曲 6-14小節

先生「8小節からの左手。前半(オレンジの部分)はレガート、後半(緑の部分)はスラースタッカートです。音を置いていくような弾き方をしてましたけど、そうじゃなくて、音楽として流れないといけません。で、前半と後半では表情が異なる」

「後半の方が歯切れよく高揚していく感じですか?」

先生「そうそう、そういうことですね。次は右手を見てみましょう。右手で重要な流れは、黄色のラインとオレンジのラインですね。青で囲んだシ♭の繰り返しと混じってはいけません」

「シ♭の繰り返しは、パーンパパン、パーンパパンと、ファンファーレのように聞こえるようにということですか?」

先生「そうです、そうです。オーケストラで言ったらトランペットですね。次はオレンジの部分ですが、これとピンクで囲んだ和音が混じらないように」

「シ♭~ドレミ♭ソ~ファに隙間が入らないようにしっかり押さえる」

先生「のではなくて、むしろ頂点に当たるソはポーンと打って響かせる。レガートは、実際に音に隙間ができるかどうかより、耳の錯覚的に繋がって聞こえることの方が遥かに大事です。ソをポーンと打った後、ファドの重音(ピンク)は、指を伸ばし気味で、かつ軽く。響きを抑える感じですね。さあ、もう一度弾いてみましょう」

(弾いてみる)

「うぅぅっ(@_@) この調子で毎回やるんですか?」←自分でやりたいと言ったくせに、もう音を上げている

先生「無謀曲なんだから大変なのは当然ですが、次回からはもう少し薄くやりましょうかね。私も大変なので…(!)。とにもかくにも声部の弾き分けあるのみです。Aの中間点にあたる62小節1拍目までを目標に譜読みしておいてください。あと、お望みのコーダですけど、跳躍のよい練習になると思うので、やってみましょうか。跳躍は腕の回転を上手く使って。どこまで耐えられるか分からないですが、せっかくの企画ですから緩く長く続けられるといいですね(笑) 飽きたり挫折したりしたら、別の曲にすればいいし」

「はぁ、頑張ります('◇')ゞ」

■ショパン 『幻想即興曲』
師弟ともに存在を忘れてましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!
2、3回通して弾いて、「存在を忘れるってことは止め時だよね~」と合意して、これは卒業(というか強制終了)です。

今回のレッスン記は以上です~~(^^♪


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* Category : セルフレッスン

Tag: チェルニー40番 チェルニー30番 シューマン 幻想曲 | Comment-open▼ * Comment : (2)

No Subject * by さっちん
今回も濃いレッスンですね!
私はあきません、、、シューマンは弾ける気がしない・・・。
すごい難曲ですね!そして難解ですね。

>ショパン 『幻想即興曲』
師弟ともに存在を忘れてましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!

からのまさかの強制終了(笑)
┏○)) オツカレサマデース
応援P

To:さっちんさん * by NekoUshi
さっちんさん、コメントありがとうございます~~(^^♪

濃くて自分でも疲れます(笑)
でも、そこが楽しいんですよね(≧▽≦)

> 私はあきません、、、シューマンは弾ける気がしない・・・。

シューマンは、ワケ分からない時は、ホンッとワケ分からないですもんね。
それに、弾きづらい(*_*;

> 師弟ともに存在を忘れてましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!
からのまさかの強制終了(笑)

笑笑
また気が向いたら、レッスンとは別にもう少し弾き込もうと思います。
弾き込むといっても、暗譜までは目指しませんけど…(^^;;