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NekoUshiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

無謀曲ならぬ無謀本!!『音楽と文学の対位法』(青柳いづみこ)

前回の記事で触れた無謀曲ならぬ無謀本(笑)、青柳いづみこさんの『音楽と文学の対位法』の読書メモをお届けします~~読書メモというか、厳密に言うと、読もうと思って玉砕した記録です\(◎o◎)/!まずは、どういう本か、背表紙に書いてあった概要を紹介しますと、モーツァルト、シューマン、ショパン、ワーグナー、ラヴェル、ドビュッシー。六人の大作曲家は同時代の文学とどう関り、互いにどう影響し合ったのか。音と言葉を往還...

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前回の記事で触れた無謀曲ならぬ無謀本(笑)、青柳いづみこさんの『音楽と文学の対位法』の読書メモをお届けします~~
読書メモというか、厳密に言うと、読もうと思って玉砕した記録です\(◎o◎)/!

まずは、どういう本か、背表紙に書いてあった概要を紹介しますと、

モーツァルト、シューマン、ショパン、ワーグナー、ラヴェル、ドビュッシー。六人の大作曲家は同時代の文学とどう関り、互いにどう影響し合ったのか。音と言葉を往還するモノ書きピアニストならではの切り口で、名曲誕生の背景に光を当てた比較芸術論。


第1章は、『モーツァルト――カメレオンの音楽』。
この章は、何が書いてあるかは分かりました。モーツァルトの音楽の気まぐれというか変わり身の速さについてです。明と暗や、深刻さと能天気さ(笑)の間をいきなりワープしてしまうような感じ。私自身「モーツァルトの音楽って、聴くにせよ弾くにせよ、真剣に追いかけて行こうとすると身をかわされる感じがする。モーツァルトの手紙の文章と同じ」と前から密かに思っていたので、この章には納得できました。

第2章は、『シューマンとホフマンの「クライスレリアーナ」』。
シューマンと言えば、E.T.A ホフマンです。この章は王道の取り合わせです。ホフマンは「作曲もする小説家」だし、シューマンは文学に傾倒した音楽家。二人とも音楽評論を書いています。ホフマンの音楽評論集「クライスレリアーナ」にインスピレーションを得てシューマンが『クライスレリアーナ』を作曲したのは有名な話ですね。
シューマンの音楽評論の主役は架空の団体「ダヴィッド同盟」です。男性的、攻撃的人格を表したフロレスタン、女性的、内向的人格を表したオイゼビウス、中庸を守る秩序と規範の象徴ラロ、筆記者のユリウス…。中心となるのはフロレスタンとオイゼビウスで、彼らの架空の会話によって話が進むのです。「ダヴィッド同盟」はシューマンの音楽の世界にも進出して(ダヴィッド同盟舞曲集とか…)、まさにこの本のタイトル通り「音楽と文学の対位法」を織りなしています。
で、ふと気づいたのが、私のレッスン記みたいだな、と(笑) 架空の先生と生徒がレッスンを進めてる。シューマンに関心を持ってしまうのも当然かも、と妙に納得が行きました。

第3章は、『ショパンとハイネ』。
前半は画家のドラクロワなんかがメインで、ショパンとジョルジュ・サンドの話を展開していたりして、主題はどこ?的な状態です(笑) 中盤以降、ショパンと並ぶ主役は、ドイツの抒情詩人ハインリッヒ・ハイネ。名前は聞いたことある気がするけど作品を読んだ記憶はありません。ハイネを登場させた、いづみこ先生の意図は「反ロマン主義」という共通点に着目したということらしいです。
ハイネは『フランスの舞台芸術について』という本の中で、ショパンについて、

彼はヴィルトゥオーゾであるばかりか、詩人でもあります。自分の魂のなかに生きるポエジー(詩情)を具現化することができるのです。彼は音の詩人であり、…、もはやポーランド人でもドイツ人でもないのです。もっと高貴な出であることが分かります。私たちは、ショパンモーツァルト、ラファエロ、ゲーテと同じ国の出であること、彼の祖国がポエジーの夢の国であることに気づくのです。


と、書いているそうです。そして、いづみこさんによれば、音楽はポエジーを感性に直接働きかけることができるのでドイツ・ロマン派の詩人にとって憧れの的だったらしい。詩は言葉を介して働きかけるので、言葉が持つ冷静に思考する理性というくびきを外しにくいのに対して、音楽はそういう回り道から解放されているから素晴らしい、ということです。言葉は思想を明確に定義してしまうが、音楽はそうではない、というような表現もしています。ショパンの時代はロマン派が台頭してきて、音楽を文学的に作ったり解釈したりする風潮が高まってきます。ショパンはこうした傾向に反対で、標題なんてもってのほか!!なのです。音楽はせっかくポエジーを直接感性に届けられるのに、それを文学にかぶれて言葉を介して遠回りするとは何事か(←いづみこ先生の文を意訳するとこんな感じで間違いないはず)とショパンは思っただろうなぁということです。
このショパンに関する章も、なるほど!!と思いました。そういえば、なかみっちゃんも音楽と言葉について「音楽は不完全な伝達手段だからこそ、意味が一つに固定されていなくて素晴らしい」的なことを言っていた記憶があります。

第4章は、『ワーグナーと倒錯のエロス』。
いや、正直言って何書いてあるのか全然分からなかったです(笑)
途中で放棄して次の章に進みました(^^;;

第5章は、『ラヴェルとレーモン・ルーセル』。
私にはイマイチよく分からないラヴェルの世界を理解する手掛かりになるかな?と淡い期待をして読んでみたのですけど、やっぱり分からなかったです(*_*; ラヴェルさん、聴いている分には素敵なのですが、弾こうという気は今のところほとんど皆無です。よく分からないまま次の章に進みます。

第6章は、『ランボーの手、ドビュッシーの手』。
いづみこ先生の専門、ドビュッシーの登場です(ラヴェルもご専門ですが)。ドビュッシーの音楽学生時代の話が面白かったです。ドビュッシーは、即興の名手ではあったのだけど、手が不器用でピアノ科の成績は散々(特にベートーヴェンが苦手らしい)、和声学も禁則(平行4度、平行5度、平行8度)を犯しまくって、これまた落第生。作曲では何とかコンクールの大賞をとれたものの「不明瞭な調性、適正音域や音色をほとんど無視して書かれた声部やいくつかの混乱がある」と批判が新聞に載ったらしいです(^^;; 25年ぐらい前のリアルのレッスンで初めてドビュッシーの曲がレッスン曲候補に挙がった時に私が感じたことを正確な文章にすると、まさしくその批評の通りのことを感じていたような気がします。先生に「あんまり気乗りしない感じね~~」と言われてお蔵入りしました。でも、そういうところこそ、ドビュッシーの魅力なんですけどね。
いづみこさんは、

いくら突飛な和声で人々を驚かせても、ドビュッシーには、自分の音楽言語は常に有機的で、人を楽しませる美、感じ取ることのできる美の範疇を越えないという認識があった。実際に、ドビュッシーの和声言語は、十三の和音のように革新的なものでも広義の自然倍音列のなかにおさまっている。有機的な語法にとどまりながら「可能なかぎり遠くに行く」のがドビュッシーの目的で、…


と、書いています。音楽は美しくなければならないということですね。これはモーツァルトの精神と同じです。ワーグナーとラヴェルの章を飛ばしてしまいましたが、これで何とか「対位法」が繋がった気がします(≧▽≦)

無謀本の読書、とても骨が折れましたけど、それに、全部は読めませんでしたが、でもそれなりに楽しかったです~~(^^♪


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* Category : 音楽書

Tag: 青柳いづみこ 音楽と文学の対位法 モーツァルト ショパン ドビュッシー | Comment-open▼ * Comment : (2)

* by ねこぴあの
記事を読んで、恐れ多くも、自分はポエジーの国が祖国なのかと思いました(笑)

To:ねこぴあのさん * by NekoUshi
ねこぴあのさ~んo(^o^)o

> 記事を読んで、恐れ多くも、自分はポエジーの国が祖国なのかと思いました(笑)

笑笑
いや、あの湧き出てくる歌詞の泉は、きっとそうだと思います~~
ポエジーの国が祖国なんて、なんと素敵な!

『幻想即興曲』~いやよいやよも好きのうち(・・・かも?)

このところ、『幻想即興曲』に飽きたとか、やる気が回復しないとか、後ろ向きなことばかり考え、実際にブログにも書いたりしてました。投げ出すのも時間の問題かも?という雰囲気が濃厚になっていましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!ところが、なぜか昨日、久しぶりに思い立って無心に練習してみたら、わ~~、やっぱり素敵な曲(*´▽`*)振り返ってみると、『幻想即興曲』は、私にとっては長年複雑な思いを抱いている曲のような気がします。20数年...

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このところ、『幻想即興曲』に飽きたとか、やる気が回復しないとか、後ろ向きなことばかり考え、実際にブログにも書いたりしてました。投げ出すのも時間の問題かも?という雰囲気が濃厚になっていましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!

ところが、なぜか昨日、久しぶりに思い立って無心に練習してみたら、わ~~、やっぱり素敵な曲(*´▽`*)

振り返ってみると、『幻想即興曲』は、私にとっては長年複雑な思いを抱いている曲のような気がします。20数年という長い目で見ても、数か月の練習という目で見ても、「素敵!」と思う時と「ちょっと…」と思う時が目まぐるしく入れ替わっています。決して、嫌いとか関心がないわけではないんです。「いやよいやよも好きのうち」なんでしょうね~~。あるいは、ツンデレ!?

昨日嬉しかったのは、目指しているエレガント系(なかみっちゃん系ともいう(*´▽`*))の表現に向かっていると感じられたこと(^^♪
もちろん、飽きたとか言って練習していなかったので、まだまだ弾けていないです。それは当然のことなので、落ち込んだりはしません。むしろ、やっていない割には後退していないと、前向きにとらえています。

レッスン課題としては、そろそろ切り上げる(投げ出すのではなく)かもしれないですけど、その後も細く長く弾いて行けたらいいな、と思います。


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* Category : ピアノライフの話色々

Tag: ショパン 幻想即興曲 | Comment-open▼ * Comment : (4)

No Subject * by ここまふぃん
どんなに素敵な曲 でも長期に練習してると飽きる時もありありですよね。

でも幻想即興曲の 良さをまた発見できてよかったですね。
なかみっちゃんのおかげですかね〜

私も 勇気を出して近近 レッスン受けたいと思ってます。
Nekoushiさん それまで投げださないで下さい^ ^


To:ここまふぃんさん * by NekoUshi
ここまふぃんさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

そうなんですよね(*_*;
長いことやっているとマンネリ化してしまいがちです。

> でも幻想即興曲の 良さをまた発見できてよかったですね。
なかみっちゃんのおかげですかね〜

はい、良かったです(≧▽≦)
そう!きっとそうです!!なかみっちゃんのおかげ(*´▽`*)

> 私も 勇気を出して近近 レッスン受けたいと思ってます。
Nekoushiさん それまで投げださないで下さい^ ^

楽しみですね!!
私も投げ出さないよう頑張ります('◇')ゞ

No Subject * by 夕
こんにちは~♪
幻想即興曲、私も長年気になっていながら、そのまま…という状態です。
NekoUshiさんの
>「素敵!」と思う時と「ちょっと…」と思う時が目まぐるしく入れ替わっています。
すごくわかります。そんな感じ。波があるんですよね。なんでだろ~?(・・?
(私の場合は譜面が黒いというところで既に尻込みしてしまうのですが^^:)

でも、目指しているところの表現へ向かっているって、嬉しいですね(*´▽`*)
弾かなくても大丈夫だけど、弾くと惚れ直す感じでしょうか♡
1曲通すとかなり気力を消耗すると思うので(想像)、【細く長く】のお付き合い、いいと思います✨

To:夕さん * by NekoUshi
夕さん、こんばんは~~☆彡
コメントありがとうございます(^^♪

> 幻想即興曲、私も長年気になっていながら、そのまま…という状態です。

おおぉ、そうなのですね!
夕さんの幻想即興曲は、きっとカッコイイでしょうね~~(≧▽≦)
頭の中で、勝手に夕さん演奏の幻想即興曲を鳴らしてみました(笑)

> >「素敵!」と思う時と「ちょっと…」と思う時が目まぐるしく入れ替わっています。
> すごくわかります。そんな感じ。波があるんですよね。なんでだろ~?(・・?

曲にもよるみたいですね。
ずっと萌えな曲と、時々「ちょっと…」となる曲があります。
例えば、最近引いた曲ですと、『献呈』が「ずっと萌え」な曲です(*´▽`*)

> でも、目指しているところの表現へ向かっているって、嬉しいですね(*´▽`*)

ありがとうございます~~i-80
目指している方に向かっているといっても、ほんのわずかですけど…(^^;;
でも、それでも嬉しいです!

> 弾かなくても大丈夫だけど、弾くと惚れ直す感じでしょうか♡

しばらく放置しておくと、また弾いてみようかという気になって、「あ、やっぱり好きかも」ってなります(笑)
惚れ直すって表現がピッタリですね。細く長くお付き合いしてみます~('◇')ゞ

そして、夕さんも、ぜひ『幻想即興曲』の世界へ!!

リストに浮気中(*´▽`*)

昨日、買い物に行ったら、買おうと思っていたものがことごとく売り切れていたので若干ムッとして(笑)、楽譜売り場を覗きに行き、思わずリストの楽譜を衝動買いしてしまいました(≧▽≦)ピアノ弾きはショパン派とリスト派に結構分かれるらしく、私は自分はショパン派だと思っているのですが、最近リストの曲をよく聴いているせいか、リストへの興味が上昇中です。よく聴くのはハンガリー・ラプソディとか、その辺です。ラプソディ・シ...

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昨日、買い物に行ったら、買おうと思っていたものがことごとく売り切れていたので若干ムッとして(笑)、楽譜売り場を覗きに行き、思わずリストの楽譜を衝動買いしてしまいました(≧▽≦)

ピアノ弾きはショパン派とリスト派に結構分かれるらしく、私は自分はショパン派だと思っているのですが、最近リストの曲をよく聴いているせいか、リストへの興味が上昇中です。よく聴くのはハンガリー・ラプソディとか、その辺です。ラプソディ・シリーズは、聴くのは楽しいですが、とてもじゃないですけど、自分で弾こうという気は起こりません。あとは、ロ短調のソナタとか、ドロドロした世界が、変にクセになります。もちろん、これも聴くだけ。

で、買った楽譜は、『演奏会用練習曲集』、有名な『ため息』が入ってる曲集です。
収録曲は、

・3つの演奏会用練習曲
1.悲しみ
2.軽やかさ
3.ため息

・2つの演奏会用練習曲
1.森のざわめき
2.小人の踊り

以上5曲です。

練習曲という名前ですが、全然退屈なところのない素敵な曲です。『超絶技巧練習曲』は聴いていても琴線に触れないのですが、演奏会用練習曲はいいですね(*´▽`*) ショパンのエチュードより好きです。←ショパン派なのに裏切り発言(笑)
気づいたら、弾いてみたい曲がまた増えちゃったよ~~~

リストの曲で弾くのが特に苦手なのが、小さい音符で書いてあるカデンツァ的な技巧的パッセージです。「あれがなければもっと気軽に取り組めるのに」とも思うのですが、なかったら、リストらしくなくなっちゃいますね。今回買った楽譜だと、例えば・・・。

リスト 『悲しみ』 冒頭カデンツァ
↑『悲しみ』の冒頭のカデンツァの一部。
そういえば、ショパンの『別れの曲』の中間部も音形のパターンとしては同類ですね。リストはカデンツァ風にさらさらと行くのに対して、『別れの曲』では、しっかりと技巧を誇示するように(con bravura)、というのが対照的です。

ショパン派vsリスト派の話では、イリーナ・メジューエワさんが、『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』で、面白いことを書いています。メジューエワさんは、どちらかといえばショパン派だと自己分析しながら、

リストは、必要以上に自分を見せたい面が強かった人だと思います。全てが大げさというか…。トータルで見たら大変な人。頭ではわかりますが、心ではちょっと距離感を感じます。


と言っています。
さらに、リストより少し後の世代の大ピアニスト、アントン・ルビンステインの次のような言葉を紹介しています。

どの作品を見ても必要以上にポーズをとる。例えば宗教音楽では神様の前でポーズをとる。オーケストラ曲では聴衆の前で格好をつける。トランスクリプション(編曲)では、オリジナルの作曲家に対して「これでどうだ」と格好をつける。リスト自身、芸術はやるなら堂々といくべきだ、と思っている。それはわかるけれど、でも、やっぱり永遠の大げさに過ぎない、その気持ちがわざとらしい。


笑笑
いや、全くもってその通りだと思います(^^;;
モーツァルト晩年の宗教音楽小品の名作『アヴェ・ヴェルム・コルプス』をリストが編曲したのがあるのですが、まさに神様の前でポーズをとり、モーツァルトに対して格好つけている(笑) そういえば『献呈』もシューマンに対して「どうだっ!」て感じですね。


↑モーツァルトの『アヴェ・ヴェルム・コルプス』って、こんな陶酔的な曲じゃないよ~~
でも、私は、この編曲、結構好き。ここまでやってくれれば流石です!!

リストの何事も必要以上に大袈裟なところが、変にハマります。
私がピアニストだったり、別にプロではなくても、もっと腕前があったりしたら、本当にショパン派になっているのかどうか、若干疑問が湧いてきました。そういえば、ショパンは反チェルニーだけど、リストはチェルニーの弟子でしたね。自称ショパン派なのに、しょっちゅう「チェルニー萌え」と口走っていていいものだろうか??ま、そんなに厳密に「派」が分かれるものでもないでしょう。メジューエワさんが言うように「どちらかといえば」でいいのか・・・。ショパンの曲は全体的に好きだけど、リストの曲は好きな曲と嫌いな曲の差が大きい感じかな。

そうそう、せっかくなので、今回買った楽譜『演奏会用練習曲集』の中から、『悲しみ』の動画を紹介しておきましょう。


この曲は、私の萌え調、変イ長調です(≧▽≦) いや、調はともかくとして、好みのタイプの曲です。弾きたい曲候補に入れないわけにいかないわぁ

そして、ハッと我に返ると、リストがどうのと言っている場合ではなくて、『幻想即興曲』をやらなければいけないことに気づいたのでした~~


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* Category : 弾きたい曲

Tag: リスト 演奏会用練習曲 ショパン イリーナ・メジューエワ | Comment-open▼ * Comment : (6)

No Subject * by amy
こんにちは~
リストに浮気中ですか~(笑)
私にとってリストは完全に(笑)聞き専の作曲家です。
聴くのはいいですけど、自分で弾くのはこっぱずかしいし、
自分で弾いている姿が全く想像できません。
私は完全にショパン派かなぁ~

全てが大げさ、永遠の大げさ、て。。。笑笑
そうかもしれない~と納得してしまいました~
あ~、でも「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の編曲譜は持ってます♪
(遊び弾きしかしていませんけどね。)

面白い記事でした~♪٩( ''ω'' )و♪

No Subject * by かつさん
NekoUshiさん、こんにちは
かつです

私はシューマン派だい!!(勝手に張り合う)
皆さんのリストに対しての印象…えぇ分かります。その通りです。
シューマンが好きの私でも『献呈』はリストスパイスが強すぎて好きになれません。
クララ編曲の方がシンプルでずっとステキだと思うのだけれど…
(あと頑張れば手が届きそうな感じもポイント高w)

To:amyさん * by NekoUshi
amyさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

> 私にとってリストは完全に(笑)聞き専の作曲家です。
> 聴くのはいいですけど、自分で弾くのはこっぱずかしいし、

私も聴くだけのつもりでいたのですが、『献呈』の練習をしてみて、タガが外れたというか…(*´▽`*)
あっ、弾くのが恥ずかしいというのは、よく分かります!!リストは「全てが大げさ、永遠の大げさ」なので(笑)

> 自分で弾いている姿が全く想像できません。
> 私は完全にショパン派かなぁ~

amyさんは、しっとりショパン&モーツァルトがよくお似合いだと思います(≧▽≦)
それと、バッハですね♪♪

> あ~、でも「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の編曲譜は持ってます♪
> (遊び弾きしかしていませんけどね。)

私も遊び弾きしたことあります~~
モツさんがこの編曲聞いたらダメ出しするに違いない、とか想いながら(笑)

記事、楽しんでいただけて良かったです<(_ _)>

To:かつさん * by NekoUshi
かつさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

> 私はシューマン派だい!!(勝手に張り合う)

笑笑
そういえば、ピアノ弾きでシューマン派って意外と少ない気がします。
シューマンも「自分で弾いていて恥ずかしくなるぐらい」の表現をした方がいいらしい(by なかみっちゃん)ですよ(笑)
目指せ、恥ずかしいピアノ弾き!!違

> 皆さんのリストに対しての印象…えぇ分かります。その通りです。

リストには複雑な気持ちを抱かざるを得ませんね。
あと、暗譜を普及させたことにも恨みがあります(笑)

『献呈』は、リスト編曲を先に弾いたら、すっかり毒されてしまって、クララさんのほうが物足りなくなってしまいました。クララさんの方が、ずっと趣味がいいとは思うのですが。

No Subject * by さっちん
>小さい音符で書いてあるカデンツァ的な技巧的パッセージ
これ、、今でさえ見えないのに、もう少しで老眼が始まったら、確実アウトやな・・・→今のうちに少しでも譜読みしておいた方がよいのではないか?!


という強迫観念に時々駆られます。

メジューエワさんの本面白かったですよね^^今年も演奏会行けるといいなと思ってます♡

To:さっちんさん * by NekoUshi
さっちんさん、こんばんは~~
コメントありがとうございます(^^♪


> >小さい音符で書いてあるカデンツァ的な技巧的パッセージ
> これ、、今でさえ見えないのに、もう少しで老眼が始まったら、確実アウトやな・・・→今のうちに少しでも譜読みしておいた方がよいのではないか?!

少しでも関心のある曲の小さい音符の箇所を抜き出して、片っ端から譜読みしておいた方がいいかもしれないですね!!笑
手が衰えるより目が衰える方が速そうですもんねΣ( ̄ロ ̄lll)!!

> メジューエワさんの本面白かったですよね^^今年も演奏会行けるといいなと思ってます♡

お気に入りの一冊です(*´▽`*)
ブログの記事にも何回か登場してもらってます。
メジューエワさんの演奏会には、よく行かれているのですか?
羨ましいです~~~

セルフレッスン第39回(後編):熟成に成功した曲、失敗した曲

前編より続く。一人二役のレッスン第39回の後半です。それでは次は、ベートーヴェンのピアノソナタ第10番です。(一通り弾く♪)先生「なかなかいい感じになってきましたね。展開部以外はかなり弾き慣れてきた感じがします。表情も程よく古典的ですね」私「実は、あんまり練習していなかったのですが・・・。熟成されたってことでしょうか??」先生「そうそう、そういうことあるよね。展開部は熟成されてないですが…。というわけで...

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前編より続く。
一人二役のレッスン第39回の後半です。

それでは次は、ベートーヴェンのピアノソナタ第10番です。

ベトソナ10番 第1楽章冒頭

(一通り弾く♪)

先生「なかなかいい感じになってきましたね。展開部以外はかなり弾き慣れてきた感じがします。表情も程よく古典的ですね」

「実は、あんまり練習していなかったのですが・・・。熟成されたってことでしょうか??」

先生「そうそう、そういうことあるよね。展開部は熟成されてないですが…。というわけで、展開部を練習しましょう。77小節から98小節の、右手が3連符のアルペジオ、左手が旋律を受け持つ部分。ここが一番の難関であり見せどころですね」

ベトソナ10番 第1楽章77-97小節
ベトソナ10番第1楽章のクライマックス部分。なかなか難しいです(>_<)

先生「左手だけ弾いてみて」

(弾く♪)

先生「スタッカートで駆け回る部分、変にスラーが付いちゃってる時がある。主に指替えの場面ですね。腕から指先まで一体化したハンマーのような感じで、粒を揃えて叩いていきましょう」

「一体化した感じを得ようとすると力が入ってしまいます((*_*)

先生「それじゃ、音増やしてオクターブにしてみて。その次に、オクターブ下に追加した音を省略します。全部親指で弾くことになりますね」

(やってみる)

「感覚はつかめてきました」

先生「その次は、指使いを元に戻して。そして、最後に右手を加える」

(何回か繰り返す)

先生「あと、左手がスタッカートの箇所は、ペダルは踏んじゃいけません。sfがついているところだけ、瞬間的に踏んで響きを豊かにするというのは、例外的にやってもいいかな。逆に、左手がレガートのところは、濁らないように気をつけつつ浅く踏んだ方がいいかも。右手の3連符は、3つのうち1番目の音を強調してください。旋律線が浮かび上がってきます」

(何度かやった後、通す♪)

先生「展開部はまだアヤシイですが、かなり良くなりました。レッスンでやるのはこれで終わりでいいでしょう。あとは自分で弾き込んでおいてください」

「次の曲、どうしましょう?」

先生幻想即興曲を見てから決めましょうかね」

ベトソナ10番は熟成に成功(≧▽≦)
放置しておいても、できる時はできるようになるものです。

最後は『幻想即興曲』です。

「これも練習不足なのですが・・・。何だかあんまり楽しくなくなってきてしまって」

先生「ひょっとすると、寝かせている間に熟成されているかもよ?とりあえず弾いてみてください」

(ひとまず通す♪)

「こっちは駄目だわ。熟成じゃなくて腐敗してるΣ( ̄ロ ̄lll)!!」

先生「楽しくないなら、無理して続けず放棄してもいいけど、どうする?」

「…」

先生「それじゃね、これ↓見てからどうするか決めて」



「やります!!もう少し頑張ってみます(^o^)丿」←単純なやつ

先生「そうでしょう、そうでしょう(笑) 次回までにやるべきことを言っておきますね。左手の片手練習がメインになります。6連符が均等になるように気をつけながら、スローテンポで繰り返してください。均等と言っても、機械的にではなく、自然な音楽の流れの中でという意味ね。そして、1番目と4番目の音を意識する。右手は、左手に比べれば軽めの練習でいいですけど、やることは同じくスローテンポで出すべき音を指に馴染ませる。そういえば、スロー練習をしっかり頑張るって、自分で言ってなかったっけ?」

「言っていたような気がします。今度は、腐敗しないように、ちゃんとやっておきます」

先生「やる気が失せた時は、なかみっちゃんの動画を見て、取り戻してください(笑) あと、ベトソナ10番の次ですが、『憧れの無謀曲の下地作りプロジェクト』をそろそろ始動させましょう。急にこの場では決められないでしょうから、次回までに1曲考えておいてくださいね」

いよいよ無謀な挑戦の時が近づいてきました(笑) 幻想即興曲』が既にけっこう無謀な気もしないでもないですが・・・
楽しみだけど、なんだか空恐ろしい。そして、何にしようかめっちゃ迷います~~


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* Category : セルフレッスン

Tag: ベートーヴェン ベトソナ10番 ショパン 幻想即興曲 | Comment-open▼ * Comment : (2)

No Subject * by 私はタワシ
NekoUshiさん、こんにちは!
熟成に成功する曲と逆に腐敗する曲があるって興味深いですね。
でも曲によるとはいえ、熟成できるってすごくないですか?本当に羨ましい限りです!
私なんてしばらく曲を放置していたら、現状維持ならば御の字で、大抵は腐敗の一途を辿りますもの。そして普通そんなものだと思ってきました。
どんな曲だったら熟成できるのか、いくつも例を積み上げれば傾向もわかってくるのかな?

To:タワシさん * by NekoUshi
タワシさん、こんにちは!
コメントありがとうございます~~(^^♪

正しいというか適切な練習をした後しばらく寝かせたら熟成して、ダメな練習をした後に放置したら腐敗する、という傾向はあるかもしれません。

それから、私のピアノは、数年ピアノに触れなくてもそれほど退化せず、逆に弾き続けても遅々とした進歩しないタイプみたいで、それも関係してるのかな~~
タワシさんのシューイチ的なのは、私にはまず無理なので、とても羨ましいです。
隣の芝は…。というより、自分にはない能力を他人に見出して「すごいな~~」と思えるのも醍醐味かもしれませんね(*^▽^*)

熟成する場合と腐敗する場合の考察は、いずれ記事にしたいと思います(^o^)丿
ちょうどいいキッカケをいただいて、ありがとうございます。

セルフレッスン第37回:リズム練習は禁止です(>_<)

私が私にピアノを教えるシリーズ、今年は今回で最後です。今日は大晦日なので、弾き納めでもあります。今回取り上げたレッスン曲は、チェルニー40-23、ショパン『幻想即興曲』です。バッハのシンフォニア14番は、練習不足なので年明けてから改めてやろうと思います。それではチェルニー40-23から。(まずは弾いてみる)先生「何だかガチガチですね。もしかして、何か変な練習でもしたの?」私「練習不足を補おうと思って、リズム変...

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私が私にピアノを教えるシリーズ、今年は今回で最後です。
今日は大晦日なので、弾き納めでもあります。

今回取り上げたレッスン曲は、チェルニー40-23、ショパン幻想即興曲』です。バッハのシンフォニア14番は、練習不足なので年明けてから改めてやろうと思います。

それではチェルニー40-23から。

チェルニー40-23

(まずは弾いてみる)

先生「何だかガチガチですね。もしかして、何か変な練習でもしたの?」

「練習不足を補おうと思って、リズム変奏練習をしてみました。付点とか逆付点とか」

先生「あっ、それはダメ!!この曲は全ての音をしっかり出すのではなくて、手首の柔軟性を駆使して軽やかにパラララララ♪と6音ひとまとめに弾かないと無理です。それにはリズム変奏は相応しくありません。そういえば、ノコギリで木を切ったら手の余分な力が抜けてよかったとか言ってたことがありましたね。ちょっと木でも切ってきてください」

「え…。寒いし、それに、切る枝がもうないです(>_<)」

先生「それじゃ、仕方ないので、超スローテンポ練習をしましょうか」

(何回かやってみる)

先生「手首を柔らかく。適切に回転するようにね」

「あっ、少しずつ感覚が戻ってきたようです」

先生「いい感じになってきましたね。私がいいと言ったとき以外は、リズム練習しないようにしてくださいね」

(さらに繰り返す)

「年明けには何とかなりそうな気がしてきました」

先生「ん~~~、アヤシイ部分多いんだけど、ワンステップ上を目指すと、何か月もかかってしまうと思います。大晦日で区切りがいいので、ひとまず終了にしておきましょう」

「何だか、あっけない幕切れですね。24と25は終わっているので、次は26番でしょうか?」

先生「いや、26番は飛ばします。割り切れない連符の練習は、チェルニーでわざわざやることないですから。27番やりましょう」

チェルニー40-27

先生「↑これね。外声がレガートの旋律、内声がさざ波のようなトレモロで、なかなか綺麗ですよ~~」

「無言歌みたいな感じですか?」

先生「そうね~。リストっぽいかも。リストはチェルニーの弟子ですが、この曲を弾くと、そのことがよく分かると思います。指定テンポはプレストだけど、当面それは忘れて、ごくゆっくりから始めて下さいね。間違ってもリズム練習なんかしないように。リズム練習禁止令を出します」←先生くどい(笑)

「はい。リズム練習には懲り懲りですΣ( ̄ロ ̄lll)!!」

若干(というか、かなり)無理やり感がありますが、チェルニー40-23は終了、明日から心新たに27番です(^o^)丿

次は『幻想即興曲』です。

先生「何だかこれも力が入り過ぎですね。リズム練習なんてしてないよね?」

「こっちはしてません」

先生「クラビノーバの鍵盤が滑るのと、老朽化してスムーズに動かなくなっているのがいけないのかも。アップライト置いてる部屋に移りたいけど、暖房ないんでしたよね。それはそれで、手がかじかんで弾けないですね(^^;; 少しスローテンポで弾いてみて、このタッチに慣れましょうか」

(しばらく弾く)

先生「全体的にまだ音を外しがちですね。あっ、でも、苦戦してたコーダの冒頭部がかなり良くなってます」

「スローテンポ練習を繰り返して、しばらく寝かせておいたんですよ~~。ゆっくり弾きの威力、恐るべしですね!」

先生「急がばレントです。自分でそういう記事書いていたのに、忘れちゃったの?」

「ほかの部分も、ゆっくり弾きで根気よくやっておきます」

先生「あと、終結部分でいくつか補足しときますね」

幻想即興曲 終結部分

先生「この部分ですけど、左手をレガートで歌わせてください。チェロをイメージして。でも、ダイナミクスはあくまでもピアニシモ。それと、終結の和音は、波線アルペジオを慌てず、かつ均等に。最後はフェルマータついてないので、長く伸ばし過ぎず、少しあっさり終わってもいいかもしれません」

「分かりました。今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします」

先生「こちらこそ、宜しくお願いしますね」

今年のレッスンは、これでおしまい。

あとは、シューマンの『幻想曲』の一部を遊び弾きして弾き納めにしました(≧▽≦)
シューマンの『幻想曲』って、めっちゃ長いし難しい曲だけど、いつかちゃんと練習したいです。


シューマン幻想曲』他抜粋&インタビュー(by なかみっちゃん)


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* Category : セルフレッスン

Tag: チェルニー40番 ショパン 幻想即興曲 シューマン 幻想曲 | Comment-open▼ * Comment : (2)

No Subject * by ここまふぃん
Nekoushi さん 明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
セルフレッスン興味深く読ませていただきました。
リズム練習したらダメな曲もあるなんて!
幻想の方もまだ頑張ってらっしゃるのですね。
そして なかみっちゃんのビデオ。この曲は初めて聴きますが
素敵な曲ですね。 なかみっちゃんの説明を聞いて弾きたくなって
しまいました。

To:ここまふぃんさん * by Nekoushi
ここまふぃんさん、あけましておめでとうございます(^^♪
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

> リズム練習したらダメな曲もあるなんて!

リズム練習が向いていない曲や、やるとしたらかなり注意深くやらないと副作用が大きい曲があるようです。
あと、私は実は本当のレッスンで一度もやらされたことないので、コツがイマイチ分かっていなかったりします(先生役も含めて…笑)。

> 幻想の方もまだ頑張ってらっしゃるのですね。

飽きたり弾きたくなったりしながら、もうすこし粘ってみたいと思ってます(≧▽≦)
せっかくなので、心残りのないように頑張りたいです!

> そして なかみっちゃんのビデオ。この曲は初めて聴きますが
> 素敵な曲ですね。 なかみっちゃんの説明を聞いて弾きたくなって
> しまいました。

シューマンの『幻想曲』素敵でしょ~~(*´▽`*)
気に入っていただけて、なかみっちゃんの動画を載せた甲斐があります(笑)
収録されている「ロマンス」op28-2嬰ヘ長調もすごく好きで、こっちの方はそこまで長くないので、少し気楽に取り組めるかなぁなんて思ってます。