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週末はショパン・エチュード鑑賞祭り~~♪♪

週末は、何だか疲れていてピアノを弾く気力に乏しかったので、早々に切り上げて、手持ちのショパンエチュードのCD4枚を聴き比べて楽しみました(*^▽^*)
題して『ショパンエチュード鑑賞祭り』!!
私が持っているのは、ヤン・リシエツキ、エディット・ピヒト=アクセンフェルト高橋多佳子、ボリス・ベレゾフスキーです。

それでは順番に、まずはリシエツキから。
この人は、1995年生まれのポーランド系カナダ人で、録音した時17歳(!)の貴公子。
1年ぐらい前に、ネットショップの視聴で惚れ込んで購入した1枚です。
まさに、貴公子な感じの演奏です。優雅で流れるようです(*´▽`*)
若干個性が弱いかなぁ。でも、その分だけ、いつでも安心して聴けそうな気がします。

次は、ピヒト=アクセンフェルト。1914年生まれで2001年に亡くなっています。
女流チェンバロ奏者&ピアニストで、立派な先生だったそうです。バッハの演奏がとても素敵な人です。
でも、実は1937年のショパンコンクールで6位入賞してるらしい。その年は、ナショナル・エディションで有名なエキエルが8位だったとか…。
このエチュードの演奏は、かなりスローテンポで個性的です。
遅いんだけれど、流れが自然で心地よく、聴いていると何だか懐かしい気分になれました。
私はかなりお気に入りです。もし自分で弾くとしたら、お手本にしたいです。

次は、高橋多佳子さん。
この方は、1990年に5位入賞されているそうです。それもさることながら、ショパンの主要作品を年代順に録音した『ショパンの旅路』という企画が興味深いと思っていました。で、その収録曲をたびたびチェックしているうちに、ネットショップからの商品お薦めメールに毎回のように掲載されるようになり(最近のネットは恐ろしい…笑)、「ポイントも貯まったことだし、企画からエチュードだけ抜粋したのでも買ってみよう」ということで買った1枚です。
もっと、ほわ~んとした感じかと思いきや、かなりバリバリ弾く系の演奏でビックリしました。4枚の中で一番迫力あります。
こういうエネルギッシュなのもいいなぁと、意外と楽しめました。

最後は、ベレゾフスキー
この1枚は、ショパンエチュードのCDの中で最初に買ったものです。
チャイコフスキー・コンクールの優勝者なので凄いはずなのですが、別の意味で強烈な思い出があります。
昔、これを家で聴いていたら家族に「この変な曲は誰の曲?」って聞かれましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!
それで、「ショパンのエチュード」と答えたら「エチュードって何?」「練習曲」「ま、練習曲じゃ仕方ないか」という会話になった(笑)
ショパンのエチュードっていったらピアノ好きにとっては神棚ものなのにねぇ。でも「変な曲」と言われて、思わず納得してました(^^;;今回聴き直してみても、やっぱり、リズム感とか表情とか色々と不思議な演奏です。ハマったら「そこがいい!!」ってなる…!?

CDを4種類聴いて浸ってみて、自分でも弾いてみたいなぁと思ったのは…。
10-3(別れの曲)、10-5(黒鍵)、10-9、25-1(エオリアンハープ)、25-2、25-3、25-9(蝶々)あたり。あとは、難曲で有名な10-1をキラキラした感じに弾ければ素敵でしょうけど、手を痛めそうで怖いです。
と、ここまで書いて気付いたのですが、「弾いてみたいなぁ」ぐらいの熱意では、ショパンのエチュードなんて、とてもじゃないですが弾けませんね。
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tag : ショパン,エチュード,リシエツキ,ピヒト=アクセンフェルト,高橋多佳子,ベレゾフスキー,

『ららクラ ショパン祭り』 by 仲道郁代さん♪♪

昨日、NHKの『ららら♪クラシック』(仲道郁代さんのショパン特集)の再放送を見ました。

この番組、いつの間にか構成や出演者が変わっていたのですね。
私は、以前のは好みに合わなかったので全然見ていなくて、リニューアルされてることに昨日初めて気づきました(^^;;

記事のタイトルでは勝手に番組名を略した上にサブタイトルも変えてしまいましたが、改めて調べてみると昨日の再放送は「とことん音楽!私のショパン」というサブタイトルでした。

再放送でもありますし、以下、遠慮なくネタバレしてますので、あしからず。

今回は、ショパンが苦手だそうで「ショパンはきれいごとっぽい」とか口走るMCの高橋克典さん(以下、カツノリ←相変わらず馴れ馴れしい私Σ(゚д゚lll)!!)を、仲道さんの解説と演奏で克服させようというコンセプト。
ショパンは単に優雅で綺麗なだけじゃなくて、もちろんそれもあるけど、情熱的な愛国者で、苦悩もあって、もっと複雑なんだから~~!!という、まぁ、ショパン好きにとっては常識な話を納得させていくストーリー展開でした。

最初に取り上げられた曲は『華麗なる大円舞曲』。パリのサロンで優雅な日々を送るショパンですが、祖国のポーランドが頭から離れず、ワルツなのにマズルカのリズムを取り入れているという有名なお話を、なかみっちゃんが力説。楽譜見せながら「ここにスタッカートがあって、次のスラーのかかり方がポーランドらしい」というようなことを、「らっ、ららら~♪らっ、ららら~♪」なんて歌いながら、私のセルフレッスンのように(!)説明してました。
でも、いまいちピンと来てない様子のカツノリΣ( ̄ロ ̄lll)!!笑

2番目は『革命のエチュード』。
ワルシャワ蜂起がロシア軍に鎮圧された報せをパリに向かう途中で聞いたショパンの心情が表れているとか言われていますね。
ハ短調なのに、そうとは分からない和音で始まるところや、長調で終わると見せかけてハ短調にもどり、最後はやっぱりハ長調で終わってるといった、調性に焦点を当てて、不安定さが表現されているという解説。
「ベートーヴェンだったらハ短調の主和音で始めてる」と言って悲愴ソナタの冒頭を弾いて比較してくれたのには、大いに納得です。
この曲は、ドラマチックに弾き過ぎると恥ずかしい感じがすると私は思っているのですが、なかみっちゃんの演奏はもちろん全然そんなことなくて素敵(*´▽`*) 昔よりさらにサラサラ弾いてる気がしました。おそらく、プレイエルと運命の出会いの結果、演奏が変わったのだと思います。楽器との出会いによって演奏が変わる!!と改めて実感しました。
「おお、これはいい」と、お気に召したらしいカツノリ。ショパン苦手っていうより、優雅なのがあんまり好きじゃないだけじゃないの?笑

3番目、最後は『バラード1番』の短縮版。この曲にはショパンの二面性が表れていると解説してましたが、私はどういう風にカットしたのかにばかり関心が行ってしまって、それ以外のこと、忘れちゃった(^^;;
この曲には、メロディが別のメロディに移り変わる場面で、旋律的でないパッセージが「繋ぎ」になってることが多いのですが、そういう部分を中心にカットしてたようです。あとは、主題が3回現れるのを2回にしてたり…。
で、このカット版を聞いて思ったのが、以前『バラ1 vs バラ4』でも書いた、バラ1はオペラ的ということ。カットされた「繋ぎ」っぽい部分って、オペラのレチタティーヴォ・セッコ(セリフと音楽の中間みたいな感じで、アリアの間に挟まれてるやつ)みたいなものじゃない?という気がしたのです。オペラの大昔の録音ではセッコをカットしているのが多いのですが、なかみっちゃんのバラ1短縮版を聴いていると、それに通じるものを感じました。
やっぱり、バラ1ってオペラなんだな~~♪♪なんて考えているうちに、あっという間に番組は終わってしまいました。

最後はカツノリも「ショパン好きになりました」と言って、めでたしめでたし(笑)
「ショパン苦手」って、どこまで本気でどこまで番組上の演出なのかよく分かりませんが…。
ともあれ、かなり楽しめました(≧▽≦)

tag : ショパン,ワルツ,エチュード,バラード,仲道郁代,ららら♪クラシック,

読むだけでも楽しい『ショパン・エチュードの作り方』

ショパンエチュードの中から、いずれは2,3曲ぐらい弾いてみたいものです。
チェルニー40番の真ん中ぐらいでひぃひぃ言ってるのに何を言うか、って話ですが、それはともかく…(笑)

というわけで、ショパンエチュードに関する楽しい本を見つけて、ハマっています(≧▽≦)

フランスのピアニスト、パスカル・ドゥヴァイヨンさんが書いた『ショパンエチュード作品10の作り方』と『ショパンエチュード作品25の作り方』です。音楽之友社から出ている本です。訳者の村田理夏子さんはドゥヴァイヨンさんの奥さんだそうで、息が合ってて読みやすいです。

この本、何が楽しいかって、構成が最高です。
全曲を料理に見立てて、それぞれへのレシピの形で書かれているのです。
フランスと言えば料理!ですからね(笑)←これ、著者がそういう意味のこと書いてます。

『ショパン エチュードの作り方』
↑こんな表紙の本です。
見るからにおいしそうでしょ?笑

各曲のレシピは、

(1)今日の献立:演奏解釈の方向性
(2)期待される食効果:上達されるテクニックや音楽性
(3)よりよい消化のために:心と身体の健康を害さないためのアドヴァイス(手を傷めないようにとか、心が折れないようにとか)
(4)作り方:練習のアイディア

という流れです。

雰囲気をお伝えするために、作品10-1から少し抜粋してみると、

【期待される食効果】
指の強さと持久力。引き締まった明確な打鍵のために指が望ましいポジションを取り続けられるよう、広い音程幅に手が柔軟に対処することを学ぶ。

【よりよい消化のために】
柔軟性を欠いた練習は、緊張と痛みを生むことにつながります。手が小さめな場合は、身体的ダメージ(硬直、腱鞘炎など)を極力避けるよう心がけなければいけません。指がまだ弱い場合は…この曲を《将来のプロジェクト》ファイルにしまい、ツェルニーの練習曲を始めましょう。(以下略)

【作り方】
用意するもの
・気品の高さ:大さじ3強
・内面の強さ:薄切り1枚
・忍耐力:適量
・手首の潤滑油:あれば
(以下、具体的な練習方法などが、ユーモアを交えて書かれている)



10-1では「用意するもの」は普通な感じですが、25-1「エオリアンハープ」の「音のまろやかなポタージュスープ(きのこのかわりに音符を)」なんていうのは、実にうまいと思いました。曲によっては、イチゴとかカニのはさみとか、もっと突飛なものが結構出てきたりします。一体どうしたらそういう発想になるのか、ビックリですよ。音楽には、そういう豊かな発想力も必要なのでしょうね。
たまに、フランス人にしか分からないユーモアなのか、イマイチ通じないユーモアも出てきたりするのは御愛嬌ですけど…(笑)

面白おかしいだけじゃなくて、手の軸、肘、手の開閉、手首などについてのテクニックや、詳細で具体的な練習法が解説されていたりして、ショパンエチュードを実際に弾くことがないとしても、他の曲にも応用が利くかもしれません。
ドゥヴァイヨンさんは手が小さいらしく、そういう点でも、手の小さい多くの日本人にとって参考になりそう。
私の場合ピアノの練習では一人二役で先生役もやってる(というか、実際に文章に書き起こすかどうかの違いだけで、誰でも多かれ少なかれ練習では師弟二役なのではないでしょうか)ので、けっこう使えそうです(≧▽≦)

あと、エチュードのCDを聴く時にも、この本を読んでみると、「ここはこういうことになってるのかー」と、アナリーゼ的というより、演奏者から見たテクニックの面から、より深く楽しめるような気がします。

ま、いつかどれかは弾きたいですし、読んでてそういう気持ちが強くなりました。
え?その前に、ドゥヴァイヨンさんが言うようにまずはチェルニー!?笑

tag : ショパン,エチュード,パスカル・ドゥヴァイヨン,

ショパンのエチュード集、どれにしよう?

残念ながら(?)、ショパンエチュードでどの曲に手を出そうか悩んでいる、という記事ではありません(笑)
今回は、CD選びに悩んでいるという話です。

ショパンエチュードというとピアノに関心がある者にとっては特別な存在のはずですが、どういうわけか、全集のCDを1枚しか所有していなくて、しかもその1枚の演奏が(私には)今一つピンときません。

曲自体がいいので、演奏が好みと少し違う点はカバーできてしまって、何となく買い足さずに来たのですが、やはり気に入った演奏のエチュード全集が欲しくなってきました(≧▽≦)

それで、HMVなどの試聴コーナーで物色してみました。
とりあえず聴いてみたのは次の5種類です。

1.ポリーニ
なぜか定番中の定番なのに持ってません。
確かに凄い!!評価が高いのはよく理解できます。
でも、もう少し優雅さがあるほうが私の好みには合うかも。

2.アシュケナージ
これも定番中の定番なのに持ってません。って、ショパン好きとは思えないCDの選び方(笑)
模範的、そして優雅でもある。
敢えて言えば、文句のつけようがないところが欠点!?

3.リシエツキ
繊細で優雅です。
たぶん、今回聴き比べた中で一番好みに合うような気がします。
録音した時17歳ぐらいだったそうで、リシエツキ恐るべし(@_@;)

4.小菅優
これも結構気に入りましたが、少し優雅過ぎるかなぁ。
もっとバリバリ弾いてるかと思ったので、ちょっと意外でした。

5.横山幸雄
YouTubeの公開レッスンをよく見てるので、ショパンエチュードはどうかと思って試聴してみました。
この方も凄い!!のだけど、好みとはちょっと違うみたい(^^;;
優雅にやってほしい所をガンガン鳴らしてたり、盛り上がってほしい所は逆にあっさり済ませてたり…。
でも、楽譜見てみると、確かに指示通りだったりする。そう言う意味でも、凄いことには間違いなさそうです!

この中から選ぶのは至難です(*_*;
リシエツキと、もう1枚にしたいのだけれど、もう1枚がなかなか決まりません。
かなり悩みます。

tag : ショパン,エチュード,

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プロフィール

NekoUshi

Author:NekoUshi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆レッスン歴は、子供の頃と大学生の頃(25年ほど前)に少々。現在は独学です。
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲
◇レッスン課題
・チェルニー40-31番
・バッハ 平均律第1巻17番 変イ長調
・シューマン 3つのロマンス~第2番 嬰へ短調 Op.28-2
・ベートーヴェン ソナタ第22番ヘ長調

◇ベートーヴェン祭り
・ベートーヴェン ソナタ第28番イ長調~第3楽章

◇憧れの無謀曲 寝かせ中
・リスト『バラード 第2番』
・シューマン『幻想曲』第2楽章

◇2019年の終了曲
・チェルニー30-23番
・チェルニー40-27、28、29、30番
・チェルニー左手24-19番
・バッハ シンフォニア14番、12番、7番
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章
・ショパン『幻想即興曲』
・メンデルスゾーン『春の歌』

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