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Nekoushiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

 

急がばレント(=^・^=)

ピアノの練習方法、本当に色々ありますね。リズム変奏やスタッカート練習みたいな、賛否が大きく分かれるものから、片手練習とか声部練習のような、反対論の少なそうなのまで、多種多様です。その中で、否定する人はまあいないだろうというか、練習の基本として避けて通れないのが、「ゆっくり弾き」でしょうね。細かいことを言うと、「ゆっくり弾き」をしてもあんまり意味がない場所とか、同じ「ゆっくり弾き」でも、場面場面によ...

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ピアノの練習方法、本当に色々ありますね。
リズム変奏やスタッカート練習みたいな、賛否が大きく分かれるものから、片手練習とか声部練習のような、反対論の少なそうなのまで、多種多様です。

その中で、否定する人はまあいないだろうというか、練習の基本として避けて通れないのが、「ゆっくり弾き」でしょうね。
細かいことを言うと、「ゆっくり弾き」をしてもあんまり意味がない場所とか、同じ「ゆっくり弾き」でも、場面場面によってやり方が違うとか、ややこしい話になると思います。まあ、その対応は、(1)先生に教えてもらう、(2)自分で考える、(3)先生と平和的に話し合う、(4)先生とバトルして(!)決める、などなど…(笑) 

それはともかく、「ゆっくり弾き」は大事なのに、おざなりにされがちです。せっかちな人(←私)には、なかなか苦痛だったりします。必要なのはよく分かるんだけど、フラストレーションたまるのよね~~。最近は、チェルニー40-23とハイドンのソナタ34番のお陰でコツが分かってきて、前ほど苦痛ではないのですが…。でも、なんか標語みたいなのがあったらいいんじゃないかと思いついて、考えてみました!

まず思いついたのは「急がば回れ」。叩き台として悪くはないんだけど、必ずしも「回る=ゆっくり」じゃないもんねぇ。
それじゃ、「急がばアダージョ」。お、かなり良くなったぞ。でも語呂がイマイチかな。これ、絶対噛むよ。自分で言えなきゃ意味ない(^^; 
それならば、「急がばラルゴ」。語感がよくなりました(≧▽≦) でも「ラルゴ」は単に遅いだけじゃなくて「幅広く緩やかに」というニュアンスですよね。それはちょっと違うかなぁ。余計なニュアンスはない方がいいです。
ん~、「急がばグラーヴェ」??また遠ざかってしまったかも。噛みそうな上に、グラーヴェは荘厳な遅さを表しているので、余計なニュアンスまでついてしまってます。
そして、ついにニュアンス無しの遅さの表現を発見!!レントがそうでした(^^♪

急がばレント!!

語感も結構ですね(#^.^#)
というわけで、スローテンポの練習にフラストレーションがたまった時は、「急がばレント」と繰り返し心の中で唱えながら落ち着いて楽しく練習したいと思います。この標語に対する著作権は主張しませんので(というか誰か既に使ってそう)、使いたい方は遠慮なく使ってくださいね(笑)


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* Category : 練習の話

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* by 夕
「急がばレント」覚えやすいですね~( *´艸`)
そして、語呂に違和感がない(笑)
ここ1週間、レント練習をやっているので「急がばレント」唱えます(*>∀<*)

To:夕さん * by Nekoushi
夕さん、コメントありがとうございます~~(^^♪
気に入っていただけて嬉しいです(*´▽`*)

> 語呂に違和感がない(笑)

我ながらいいの思いついたと、ちょっと得意げです( ´艸`)

お互い「急がばレント」を合言葉に頑張りましょう!!

『空想書店』に仲道郁代さん登場

『空想書店』というのは、読売新聞の読書コーナーの企画で、著名人が「店主」となって、1冊の本をピックアップして徹底紹介するコーナーです。決して、私が本を出す妄想をするコーナーではありません(笑) いや、そういうコーナーもいつかは作ってはみたいですが…(^^;;で、10月14日の「店主」が仲道郁代さんでした!『「聴く」ことの力 臨床哲学試論』(鷲田清一著、ちくま学芸文庫)という本を紹介してくださっています。「ただ...

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『空想書店』というのは、読売新聞の読書コーナーの企画で、著名人が「店主」となって、1冊の本をピックアップして徹底紹介するコーナーです。決して、私が本を出す妄想をするコーナーではありません(笑) いや、そういうコーナーもいつかは作ってはみたいですが…(^^;;

で、10月14日の「店主」が仲道郁代さんでした!
「聴く」ことの力 臨床哲学試論』(鷲田清一著、ちくま学芸文庫)という本を紹介してくださっています。「ただ受けとめる、「聴く」ということが、他者の自己理解をひらく。人と人とのつながり方や存在を尊重することを、臨床の現場から深く考えさせてくれる」本だそうです。正直、どんな内容なのか見当がつかないのですが…Σ( ̄ロ ̄lll)!!

以下、なかみっちゃんが書いた文をそのまんまご紹介します。

 哲学者カントは書いた。「私の上なる星空と、私の内なる道徳律」。カントを学んだベートーヴェンは晩年に書いた。「われらの内なる道徳律と、われらの上なる星空」。
 「私」と「私達」。「私」は、あなた達の中でワタシと認識される。あなたがいて初めて私はワタシそのものを認識する。そしてあなたも、他者の中で一人のワタシとなる。
 鷲田清一さんの『「聴く」ことの力』で語られる臨床哲学とは、ワタシとあなたの関係の中で見出される生きた哲学である。他者の前に身を置くことによって自分自身もまた変えられるような経験の場。「聴く」という、受け入れる行為がもたらす可能性の哲学。
 そこでは聴くことによって心が響き合う。ここに、私は”祈り”とも言えるような感覚を持つ。ちっぽけな私は、多くのあなた方、すなわち多くのワタシ達の中で生かされている。そして、あなたの内なる声、私の内なる声を聴くことによって、私は私として生きている。生きているという感覚を持つことができる。
 ショパンが祖国ポーランドを去る最後の演奏会。2度と戻ることのなかった故郷。そこで奏でられた協奏曲を、彼のお母さんはどのような思いで聴いただろう。友人たちは?ショパン自身はどんな思いで奏でたのか。そして200年という時を経て、今、私はどんな想いをのせて演奏するのか。それを聴いてくださるそれぞれのあなたは、何を聴くのか。
 言葉で語られるものはそこには何もない。在るのは、鷲田さんの言葉を借りれば、「わたし、あなた、かれといった人称の境界をいわば溶かせるようなかたちで、複数の<いのち>の核が共振する現象とでもいうべきもの」であろう。
 いのち…。言葉にできないほど不確かで、曖昧で、重く、素晴らしいもの。その核が、共振するという現象。
 それはかけがえのない時間だ。そんな瞬間を持つことができたら、人はどれだけ柔らかく強く在ることができるだろうか。
 私は、私の上なる星空を見上げながら、願わくば、上なる星空に包まれながら、私の内なる声を聴き、音に託す。音楽が奏でられ、それを聴くとき、音楽が私たちの魂を共振させてくれることを私は信じる。
 私の空想書店は、そんな経験があるということを感じられる場所となりたい。
(読売新聞10月14日付けより)


 
傾聴することの大事さ、ひたすら耳を傾けることによって「共振」が得られる。なかみっちゃんは音楽を傾聴と共振の媒体として演奏をしているのですね。たぶん、それが演奏哲学なのだと思います。難解な文章でしたが、なかみっちゃんがどんなことを考えながら演奏しているのか、垣間見ることができて良かったです!!人の心に深い関心をお持ちなので素敵な演奏ができるのだと思います。

あと、今の時代、傾聴ではなくて主張することばかりがもてはやされている気がします。出来るだけ多くのことを言った方が勝ち!的な…。そういう今こそ、傾聴の大事さを説いたこの本は重要なんじゃないかなぁと空想しながら、「読んでみたい本リスト」に追加してみます。なかみっちゃんがせっかく推薦してくださってることだし。って、結局そこに行き着く…(笑)

今回の『空想書店』で、なかみっちゃんは、他にも下記の4冊の本を挙げています。
一言紹介が、何とも詩的で美しく素敵です(*´▽`*)
『音楽を愛する友へ』、特に読んでみたいなぁ。どんな文章に感化されたのか、とても知りたいです!!

・『新編 銀河鉄道の夜』(宮沢賢治、新潮文庫)…言葉から天上の音楽が聴こえる。宇宙を美しい響きで震わせることの意味、切なさと美を考えさせる。

・『預言者』(カリージ・ルブラン著、船井幸雄訳、成甲書房)…言葉になった智慧は、言葉にならない智慧の影。心の中でもう知っていることなのだ。

・『八木重吉詩画集』(八木重吉詩、井上ゆかり絵、童話屋)…心の底に透明なしずくが染み込む。哀しいと美しいは同義。感覚の粒子をさらに砕いていくと見えてくる世界。

・『音楽を愛する友へ』(エトヴィン・フィッシャー著、佐野利勝訳、新潮文庫)…後半のB・ワルターの「音楽の道徳的ちからについて」。私はその文章に感化されて生きてきた。




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* Category : 気になる本

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アヴァンチュール願望~~

秋はアヴァンチュールの季節ですね。開放的になって危険な恋をしたくなり…。って、それを言うなら夏であろう(^^;;あ、いや、そうじゃなくて、私が関心を持っている作曲家が限られ過ぎているような気がして、たまには冒険してみた方がいいんじゃないの?と思わないでもないのです。普段関心のある作曲家は…。1.バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、チェルニー(←なぜかここに!!笑)、ショパン2.ハイドン、シューマン、シュ...

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秋はアヴァンチュールの季節ですね。開放的になって危険な恋をしたくなり…。って、それを言うなら夏であろう(^^;;
あ、いや、そうじゃなくて、私が関心を持っている作曲家が限られ過ぎているような気がして、たまには冒険してみた方がいいんじゃないの?と思わないでもないのです。

普段関心のある作曲家は…。

1.バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、チェルニー(←なぜかここに!!笑)、ショパン
2.ハイドン、シューマン、シューベルト、ブラームス、リスト
3.ドビュッシー

上の行から下の行に向かうに従って疎遠で、ドビュッシーはアヴァンチュールに近い。
並べてみると、やっぱり偏ってるよ~~
もう少し幅を広げた方が、譜読み力と音楽性の向上にいいように思えます。
というわけで、アヴァンチュールの相手を物色してみます。←かなりはしたなく聞こえるのは気のせいでしょうかΣ(゚д゚lll)!?

それでは候補者をリストアップしてみます。
基本的に、大曲ではなく小品を考えています。

フォーレ
グリーグ
ラフマニノフ
シベリウス
ラヴェル
スクリャービン
プロコフィエフ
バルトーク
ガーシュイン
シェーンベルク

まず、フォーレさん、グリーグさん、ラフマニノフさん。あんまりアヴァンチュールな感じがしないです。普段の延長って感じで…。グリーグは遊び弾きで『朝』を弾いてみて萌えなかった記憶があるので複雑な感情を抱きつつ、『抒情小曲集』の楽譜は欲しいと思ってます。フォーレのノクターンとか、ラフマニノフの小品もいずれ弾いてみたいな~~。この3人は、「関心ある作曲家」のリストに分類し直しです!

シベリウスさん。う~ん、管弦楽曲やヴァイオリン協奏曲を聞くのは好きだけどピアノ曲を弾くとなると曲想的に冒険かも。同じ北欧系ならグリーグの方が親しめそうです。ってことは、シベリウスを選ぶ方が趣旨に合うのか…。

ラヴェルさん。出自不明のラヴェル名曲集という楽譜を持っているのですが、正直ニガテ(>_<)
危険な恋に火が付く前にあっさり放棄しそうですけど、火が付いたら凄いのかな?笑

スクリャービン。実は、あんまり曲をよく知らないんだけど、意外と綺麗な曲をYouTubeで聞いた記憶があります。スクリャービンといえば得体が知れないというそれまでのイメージを崩されて、ちょっと気になります。

プロコフィエフさん。もちろん超絶技巧を要求されるソナタなんかはパスで…。ロメジュリぐらいしかよく知らないです(>_<)
他に何か手ごろな小品集ありましたっけ?

バルトークさん。たぶん、弾いてる和音が合ってるのか合ってないのか聞き分けるのに苦労するタイプだと思います。あと、リズム感を問われそうです。

ガーシュインは、先日の高原の音楽祭で聞いた『ラプソディ・イン・ブルー』がハマってしまって…。それに尽きます。シチュエーション的にはまさにアヴァンチュール(*´▽`*) いや、でも、これかなりの大曲だぞ。

シェーンベルクさん。ネタとして入れただけです(笑) バルトークのところで「弾いてる和音が合ってるのか合ってないのか」なんて書きましたが、その比じゃないでしょうね。でも意外や意外、ちょっと気になるんだよねぇ。とはいえ、シェーンベルクとアヴァンチュールって楽しいか?笑

色々考えてみた結果、次回の楽譜屋さんめぐりが楽しみになりました(≧▽≦)
もちろん、アヴァンチュール相手のご紹介や後押し、大歓迎です!!笑

そうそう、アヴァンチュールってフランス語ですけど、英語だとアドベンチャー。
英語だと、とっても健全な感じがします。両方とも単に「冒険」って意味なのにね。


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* Category : 弾きたい曲

Comment-open▼ * Comment : (8)

No Subject * by やぢま
アヴァンチュール、大賛成ですv-238
お相手を誰にするか、あれこれ考えるだけで気持ちが華やぎますね♪

個人的にはグリーグさん推しですが、萌えなかったですか~...
バルトークもいいと思います!
弾くのは難しそうですけど、リズムが格好良いですよね☆

リストに挙げられていませんが、アルベニスやグラナドスはどうでしょう?
アヴァンチュールのお相手としては、情熱的で良いような気がしますv-347

To:やぢまさん * by Nekoushi
やぢまさん、コメントありがとうございます~~(^^♪

そうなんですよ(*´▽`*)
まさに、お相手を誰にしようか考えるだけで華やぎました!!笑

グリーグさんは、『朝』で玉砕したので再チャレンジしたいとは思ってるんですよ(>_<) 『抒情小曲集』の楽譜は欲しいです。メンデルスゾーンの無言歌的な位置づけで…。
やぢまさんは、グリーグお得意というイメージがあります(*^▽^*)

バルトークさん。仲良くなれるか自信ないけど、弾ければ格好良さそう。

あっ!!スペイン系ですか。ノーチェックでした(^^;;
押してくださり有難うございます(≧▽≦) 記事でプッシュをリクエストしておいてよかった~~
アルベニスとグラナドスをチェックしてみますね。スペインは異国情緒満点(ドイツやオーストリアは第二の祖国…笑)で情熱的で、アヴァンチュールにふさわしいですね(笑)

* by -
Nekoushiさん、こんにちは
かつです。

私もグラナドス好きなのでスペイン系に1票かな。
あとはキューバ/セルバンテス、ブラジル/ナザレ、メキシコ/ポンセ等アメリカ大陸はどうでしょうか?
ドビュッシーより易しく、バルトークより難解でもなくてオシャレ(笑
アメリカに逃避行はどうですか?(笑

No Subject * by ねこぴあの
チェルニー(←なぜかここに!!笑)←笑いました~~(笑)(笑)

>バルトークさん。・・・・リズム感を問われそうです。

Σ( ̄□ ̄|||)やはり・・・!!ですよね・・・ですよね・・・・( ;∀;)
きっと先生のことだから、リズムで鬼になる気がああああ・・・・( ;∀;) ←何しに来た?

To:かつさん * by Nekoushi
かつさん、コメントありがとうございます(^^♪

かつさんもスペイン系推しですか~~
情熱的な南国(*^▽^*)
アヴァンチュールな感じしますね(笑)

> あとはキューバ/セルバンテス、ブラジル/ナザレ、メキシコ/ポンセ等アメリカ大陸はどうでしょうか?
> ドビュッシーより易しく、バルトークより難解でもなくてオシャレ(笑
> アメリカに逃避行はどうですか?(笑

!!
アメリカ大陸はガーシュイン以外、全く頭にありませんでした。
というか、挙げてくださった方々、全員今初めて聞きました(^^;; せっかくなので探して聞いてみますね。
でも、そんな遠くまで逃避行してしまったら、帰ってこれないかも…(笑)←ラテンアメリカは地の果てと思ってるらしい。

To:ねこぴあのさん * by Nekoushi
ねこぴあのさん、コメントありがとうございます~~(^^♪

> チェルニー(←なぜかここに!!笑)←笑いました~~(笑)(笑)

そこ、突っ込む箇所です(笑)
ねこぴあのさんには期待してました(*´▽`*)

> >バルトークさん。・・・・リズム感を問われそうです。
>
> Σ( ̄□ ̄|||)やはり・・・!!ですよね・・・ですよね・・・・( ;∀;)
> きっと先生のことだから、リズムで鬼になる気がああああ・・・・( ;∀;)

私の心の中をピッタリ当てていただいて…。
バルトークさんについては、まさにそんな感じです(>_<)

> ←何しに来た?

遊びに来てくださって、コメント残していただければ嬉しいです(*^▽^*)

おはようございます^^ * by どれみ
私は、色んな作曲家の曲を弾いてみたいと
一丁前に思ってて(笑)
先生にもそう伝えてあります。
好奇心はもっていたいんですよね^^
日本人の作曲家さんの曲はどうでしょう?
風土や景色、空気感は共有できるような。
一度弾いてみたいと思ってます^^

To:どれみさん * by Nekoushi
どれみさん、コメントありがとうございます~~(^^♪

> 私は、色んな作曲家の曲を弾いてみたいと

せっかくなので、色々な作品に触れたいですよね(≧▽≦)
好奇心は大事だと思います!

> 日本人の作曲家さんの曲はどうでしょう?
> 風土や景色、空気感は共有できるような。

あ…。日本人作曲家もノーチェックでした(^^;
湯山昭さんの【お菓子の世界】は、お菓子に惹かれて(?)例外ですが…笑
他にも誰か良さそうな人がいたら紹介してくださいね(*^▽^*)

決死の覚悟の壊れたレコード的練習

モグラ叩きのように次から次へと難が出てきて大苦戦中の、ハイドンのホ短調ソナタ(34番)。今悩まされているのは、↓の譜例の84-86小節右手、オレンジで囲った部分です(>_...

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モグラ叩きのように次から次へと難が出てきて大苦戦中の、ハイドンのホ短調ソナタ(34番)。
今悩まされているのは、↓の譜例の84-86小節右手、オレンジで囲った部分です(>_<)

ハイドン Hob.XVI:34 第1楽章82-89小節

前回のレッスンで「もう一度チャンスをください」なんて口走ってしまったため、何とかしないわけにはいきません。次回「チャンスを放棄します」と言って諦めればいいような気もしないでもないですが、意地か見栄かプライドか分かりませんけど、そういうのが許してくれません(笑)

それで、決死の覚悟の壊れたレコード的特訓をしました。
キャッチフレーズはおどろおどろしいですけど、部分練習を徹底的にやっただけです。
でも、「決死の覚悟」というのは、それなりに本気です。
「これで手が壊れて弾けなくなったら、それでもいいか」と開き直ってしまいました(^^;;

・きちんと弾けないのは楽しくない⇒楽しくないならピアノ弾けなくなってもいいか
・これぐらいできないなら本気で弾きたい無謀曲を弾けるわけない⇒それでは楽しくない⇒楽しくないならピアノ弾けなくなってもいいか
・それじゃ、手が壊れてもいいから部分練習三昧を!!

という、何だか無茶苦茶な論理で、壊れたレコード的に繰り返しまくりました。余談ながら、壊れたCDだったら音飛びして、弾けない部分をスキップしちゃって練習にならない?笑
とはいえ、やみくもに繰り返すのではなく、手首の使い方、指の動き、力の入れ方と抜き方を徹底的に考えながらやるわけですが…。実は、やることは普段とあんまり変わらないんです(笑)

でも、決死の覚悟とか気合いは予想以上に大事です。
冷静な時だと、少し上達すると「続きは次回」となりがちですが、決死の覚悟のお陰で、2時間ぐらい同じ個所プラスαと格闘できました(*^▽^*) 
「手が壊れて弾けなくなってもいい」という極論に走ってますから、「まだまだこのぐらいじゃ壊れない」ってなる(笑)
意外と充実した楽しい練習になりましたよ。

あっ、壊れる壊れると連呼してますが、間違った弾き方さえしなければ実際は壊れません。逆に間違った弾き方をしてたら、「壊れてもいい」なんて決意しなくても壊れると思いますΣ(゚д゚lll)!! 念のため…。

ピアノの練習は運動なので、まあ、こういうアスリート的な気合いも無視できない要素だと痛感しました。
音楽的に弾くとか理屈を重視するとか、私は、そういうことばかり言って格好つけるタイプですが(笑)、そうじゃない時もたまにはあるんですよ~~。スポーツの秋でもあるし(違)。
よく考えたら、普段の部分練習が甘いってことでもありますね。
いやあ、反省反省(^^;;


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* Category : 練習の話

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* by ねこぴあの
個人的には、アスリート的な練習も、ピアノの練習過程には必要だと思ってます。nelkoushiさんがそれをやるとは、なんだか意外でした(^^)

No Subject * by やぢま
部分練習~。周囲に聞かせたくない練習ですよね。(>_<)
弾いてる本人も楽しくないですし、まさに壊れたレコードみたいで・・・。
でもでも~、やればやっただけ効果があるんですよね。

部分練習且つリズム変奏だと効果もひとしお!

…って、すみません、自分に言い聞かせてます…。

To:ねこぴあのさん * by Nekoushi
ねこぴあのさん、コメントありがとうございます(^^♪

> 個人的には、アスリート的な練習も、ピアノの練習過程には必要だと思ってます。

丹念に取り組まれている、ねこぴあのさんが仰ると、すごく説得力があります!
手抜きしないで、アスリート的練習もしっかりしていきたいと思います。

> nelkoushiさんがそれをやるとは、なんだか意外でした(^^)

チェルニーが嫌いじゃないということは、私も意外とそういう素質あるのかも?笑

To:やぢまさん * by Nekoushi
やぢまさん、コメントありがとうございます(^^♪

確かに周囲に聞かせたくない練習ですよね~~
今回は、思いっきりアップライトでかき鳴らしてしまいましたが…Σ( ̄ロ ̄lll)!!

> やればやっただけ効果があるんですよね。

そうなんですよね。今さらのように実感できました。
つられて他の部分まで滑らかになるというオマケもつくようです(≧▽≦)
「壊れてやる~~」と決意してやる練習も意外といいですね(笑)

こんにちは^^ * by どれみ
部分練習、取り出し練習・・ゔ・・^^;
しようしようと、気になりつつもなかなかできません。
なので、出かけない日とか雨の日とか
そんな時には覚悟を決めてやります(笑)
片手ずつとか ゆっくり時間をかけてやると
あ、そうだったんだ・・とか同じ動きなのね~無駄をやってた・・など
霧が晴れる感じがします。
なら、日々そうすればいいのですが・・
できません^^;

To:どれみさん * by Nekoushi
どれみさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

> しようしようと、気になりつつもなかなかできません。
なので、出かけない日とか雨の日とか
そんな時には覚悟を決めてやります(笑)

そうなんですよね!!
普段からやらなきゃいけないのは分かってるんだけど、通すのが楽しくてつい…(^^;;
今回は決死の覚悟でやりました(笑)

> 霧が晴れる感じがします

おお、それです!!まさにピッタリな表現(≧▽≦)
めっちゃややこしい部分は、しつこ~~~く霧が晴れてくれませんけど…(>_<)

芸術の秋なので高原の音楽祭に行ってきました(^^♪

さて、いよいよ芸術の秋本番!!というわけで、連休は、前回の熊本県でのなかみっちゃんに続き、またまた九州の田舎に音楽を聴きに行ってきました。九州の田舎が意外と気に入ってしまって…(笑) 今回(10月8日)は、佐賀県の山奥にある三瀬高原というところで開催された「三瀬高原音楽祭」の3日目、近藤由貴さんのリサイタルです。山奥過ぎて鉄道も通っていないので、車をひとっ走りもふたっ走りもさせて行ってきました。「Nekoush...

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三瀬高原音楽祭2018
さて、いよいよ芸術の秋本番!!
というわけで、連休は、前回の熊本県でのなかみっちゃんに続き、またまた九州の田舎に音楽を聴きに行ってきました。九州の田舎が意外と気に入ってしまって…(笑) 今回(10月8日)は、佐賀県の山奥にある三瀬高原というところで開催された「三瀬高原音楽祭」の3日目、近藤由貴さんのリサイタルです。山奥過ぎて鉄道も通っていないので、車をひとっ走りもふたっ走りもさせて行ってきました。「Nekoushiの危なっかしい運転なんてやだ」ということで、おひとり様(^^;;

会場は、フランスの田舎の音楽ホールをイメージしたホールだそうで、気取らず、それでいて野暮ったくなく、なかなか素敵でした。使用ピアノはシゲル・カワイ!!実は私はシゲル・カワイ初体験です(≧▽≦)

いや、まあ、会場とピアノが素敵でも演奏が素敵じゃなかったらどうしようもないわけですが、近藤由貴さんの演奏は心に迫るとても凄い演奏です。魂を抜かれる系です。大感激ですよ~~

プログラムは…。

・ショパン『マズルカ Op.33』(全曲)
・ショパン『バラード第1番』
・ショパン『バラード第3番』
・ガーシュイン『ラプソディ・イン・ブルー』
(休憩)
・ベートーヴェン『ソナタ第8番《悲愴》』
・リスト『死の舞踏』

何と豪華でパワフルな曲目!!
これら全てを魂を思いっきり込めて弾いてくださいました。聴いてるだけで腰抜けるよ。
普段、ショパンのバラード弾きたいなんて口走ってますが、自分で弾く気が失せます。3番はともかく1番は再起不能になったかも!?笑 あ、でも、なぜか『ラプソディ・イン・ブルー』はちょっと弾いてみたくなったかも。明らかに「私の曲」じゃないのに…。
ベートーヴェンもテンポをあんまり揺らしたりせず比較的古典的な表現なのに、ゴーっと進んでいく様子はロマン派の精神を湛えているというか…。
近藤さんの演奏は、エネルギーを一旦内向きにため込んで、それが跳ね返って一気に外に出てくる感じかなぁ、なんて思いながら聴いてました。なので、ほんわか包み込まれるような感じとは対照的ですが、こういう演奏も好きです。テクニックが抜群なのにそれをあんまり感じさせず、魂に訴えかけてくるところが特に素敵です。

そして、大曲ばかり並べた後だというのに、アンコールがまた充実してました。
パワフルすぎる\(◎o◎)/!

・カプースチン『演奏会用エチュード Op.40-2《夢》』
・ハチャトゥリアン『仮面舞踏会』よりワルツ
・ラフマニノフ『パガニーニ第18変奏』

カプースチンは、ジャズとクラシックが融合した楽しい作風で(でもとんでもなく難しらしい)、近藤さんの十八番です。
せっかくなので、御本人演奏の《夢》のYouTube動画を貼っておきましょう。



車の運転が疲れましたけど、充実した芸術の秋を過ごすことができました!!
手作り感いっぱいの高原でのコンサート。こういう雰囲気は心洗われますね。下界に降りてきたくなくなります(笑)


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* Category : コンサート鑑賞

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こんにちは^^ * by ゆりこ
充実した芸術の秋を過ごされていますね^^

近藤由貴さん、パワフルで迫力ありますよね!

私も生演奏聴いたことあるので、Nekoushiさんのリポート興味深く読ませていただきました♪

個人的には悲愴が聴いてみたいですが、現代曲もお得意なのですね~

私も機会があったら、近藤由貴さんのピアノ、また聴きに行きたいと思います^^




To:ゆりこさん * by Nekoushi
ゆりこさん、こんにちは~~
コメントありがとうございます(^^♪

芸術の秋を堪能してます(≧▽≦)
近藤由貴さんのパワフルな演奏、凄すぎます!!

> 個人的には悲愴が聴いてみたいですが、現代曲もお得意なのですね~

聞いたことないような感じの(もちろんいい意味で…)悲愴でしたよ(*´▽`*)
現代曲も得意ですし、リズム感がめっちゃよくていらっしゃる気がします。なので、舞曲系もとても上手いです。

機会があったら、是非また生で聴きに行かれてくださいね!!