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Nekoushiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

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文筆が本業?ピアノが本業?

記事のタイトル、私のことじゃありませんよ(^^;;

ピアニストの方は、文才のある人多いですよね。

例えば、仲道郁代さんは、面白おかしい話、本格的な音楽の話、哲学的な話を織り交ぜてサラッと読ませてしまう『ピアニストは面白い』が傑作です。私の中では、この本の本当のタイトルは『なかみっちゃんは面白い』です(笑)

真摯で分かりやすい語り口でピアノ曲について深い話を読ませてくれるイリーナ・メジューエワさんの『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』も印象的で、愛読書の一つです。語り下ろしなので、正確には「文才」ではないかもしれませんが、細かいことは気にしないことにしましょう。

それから、物凄く哲学的な本を色々書いているヴァレリー・アファナシエフさん。読もうと思って挫折してきたのですが、いつかはちゃんと読んでみたいものです。

そして、面白いエッセイをいっぱい書いているピアニストと言えば、中村紘子さん。
ご存知、素敵な「蛮族」です(笑)

前置きがやたらと長くなりましたが、今回の本題は、上記の方々ではなくて、昨日の読売新聞の読書欄の「始まりの1冊」というコーナーに載っていた、青柳いづみこさんです。「始まりの1冊」は、今の人生の第一歩になった1冊について語るコーナーのようです。

前置きで挙げた方々は、ピアノが本業だと分かるのですが、青柳さんは、どっちが本業だか分からない(^^;;
『ドビュッシーと世紀末の美学』という論文で博士号を取得した方で、専門はフランス音楽です。amazonで検索してみると、山のように著書が出てきます。amazonの著者紹介での肩書は「ピアニスト・文筆家」で、「演奏と執筆を両立させる希有な存在」と書いてありました。ってことは、両方とも本業なんだ…。私も青柳さんが書かれた中公新書の『ショパンコンクール』を持っていますし、ドビュッシーを本格的に弾くことになったら『指先から感じる ドビュッシー』とか『ドビュッシーとの散歩』を読もうと決めています。

「始まりの1冊」で本人が語るには、中学の頃から童話を書き始めていたそうで、以下、抜粋・引用してみますと、

デビュー・リサイタルはそこそこ成功だったが、一応ピアニストになってみると「どうしても書きたい」思いはつのった。といっても創作ではなく、何かを調べて書く方が性に合っている。83年から東京芸術大学の博士課程に再入学し、ドビュッシーに関する論文が受理されたのが89年。しかし、当時は、サティ、マーラーの時代、ドビュッシーの本など没後100年の2018年まで出ないだろうと言われた。

思い余って出版プロデューサーに相談したところ、まずは読者層開拓のために、ピアニストの生活を日常感覚で書いたエッセイを音楽雑誌に連載するようにすすめられた。『ハカセ記念日のコンサート』(初版は東京音楽社)は、このときの音楽雑誌への連載がもとになっている。

連載中に評判が良かったのは「目玉焼きを食べる話」と「ビフテキ効果」。(←どんな話か気になる!)



とのことで、『ハカセ記念日のコンサート』が青柳さんにとっての「始まりの1冊」だそうです。残念ながらこの本は現在品切れらしいですが、なんとか探し出して読んでみたいです。

『ハカセ記念日のコンサート』が出たのが1990年で、記念コンサートをピアノ弾きながら合間にトークという形にしたら、かなり批判を受けたとか…。音楽家たるもの言葉なんか使わずに音楽だけですべてを表現しなさい!!ということでしょうね。今ではトーク付きコンサートは当たり前の存在になっていますが、その先駆者でもあるというわけですね。

冒頭で「私のことじゃない」と書いたにもかかわらず、「創作ではなく、何かを調べて書く方が性に合っている」というところに共感を覚えて、妄想を掻き立てられます(^^;; ひょっとすると、私がピアニストだったら、どちらかというと似たようなタイプになっていたかもなぁ、なんて…。若い頃はエッセイ集『猫は丑三つ時にピアノを弾く』シリーズを出して、年取ってからはチェンバロに本格的にハマって専門書を出してしまう。監修じゃなくて、ちゃんと自分で書く。

色々と夢は膨らみますが、青柳さんに戻ります。今回の読書欄を見て、大量の著書の中から少しずつ読んでいきたくなりました。どういうわけか、演奏を聴いてみたい、というより、著書を読みたいなんですよね~~。私の中の音楽の世界ではドビュッシーは脇役だからか…??いや、何冊も読んでいるうちに、逆に演奏を聴いてみたくなるということもありそうです♪♪

ふと気づくと、ドビュッシーのメモリアルイヤー2018年は、もうすぐ終わろうとしていますね。


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ネコとラ・カンパネラのコラボにほっこり(*´▽`*)

猫のいる田舎の小さな駅の待合室でプロのピアニストがラ・カンパネラを弾いている動画にすごく癒されたので、ご紹介しますね(^^♪
弾いているのは、私のブログでおそらく2番目によく登場する近藤由貴さん、場所は、佐賀県の小城(おぎ)駅という、ローカル線の駅だそうです。佐賀県って、佐賀とオランダの交流を深めるプロジェクト「SAGA SEA 2018- 佐賀とオランダの“再会”が22世紀の文化をつくる」をやっているらしく、その一環で「駅ピアノ」が設置されたみたいです。こういう文化的な取り組みって素敵(*´▽`*) 好感が持てます。



全曲ではないのが残念ですけど、演奏に心地よさそうに聴き入っている猫、アップライトが子供のおもちゃのように見えてしまうような近藤さんの熱演、演奏終わって嬉しそうに猫を撫でている様子に、心癒されました(#^.^#)
いやあ、無邪気に楽しんでいる様子が、とてもいいです。

ふと思ったのですが、「有名ピアニストの○○さんはアップライトで練習したんだから」と、グランドピアノにこだわることをたしなめるニュアンスで言われることがあるけど、それは逆で、イマイチな大人の趣味ピアノだからこそ、弾きやすいグランドが望ましいのでは…?
さすがに、フルコンサートグランドなんかを欲しがったら、猫に小判、牛にダイヤモンド(←今作った…笑)だと思いますけど。

それはさておき、日本でもこんな感じの、街頭ピアノが増えていくのかな~~
もしそうなったら、どこへ出かける時も、街頭ピアノとの遭遇に備えて、弾ける曲の楽譜を持参しておかねば。←暗譜しようという発想はないらしい(^^;;
街頭ピアノは、過酷な環境に置かれることになるので、しっかりお手入れしてあげて欲しいものですね。


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続続・自分の演奏って好き?

『続続』というからには、本編と続編があるわけでして、シリーズ化しつつあります。

1回目の『自分の演奏って好き?』では、「自分の演奏は、嫌いとは言えないけど、好きともいえない。でも、自分の家に帰ってきたような感じがする」と書きました。2回目の『続・自分の演奏って好き?』では、「弾きたい方向性で弾ける頻度が増えてきた」とか「いいと思った時は遠慮なく(恥ずかしがりながらも)評価していこう」なんて書いてます。

最近の心境は、基本的に2回目と同じなのですが、「自分の解釈が好き?」というのと「自分の演奏が好き?」というのを、明確に分けて考えるようになった気がします。過去2回でも、それらしき書きぶりをしてはいますが、もっと実感としてという意味で。

「自分の解釈が好き?」については、自信をもってYesと言えます。より正確には、好きも嫌いも何も、そういう風に表現したいと感じる欲求が湧き起こってくるのだから仕方ないと言うべきかな…。たぶん、「なかみっちゃんの演奏のこの部分のこの表現が好きで真似したい」などと悪あがきしたりする場合も、それは、なかみっちゃんの演奏の中に自分の解釈を見つけたからなのです。これって、音楽の本質に触れることだと思います。まあ、明らかに変な解釈は直していかなきゃいけないですけど、嫌いというのとは違う気がします。

「自分の演奏が好き?」かどうか…。音を外したりつっかえたりするのが気に入らないのは、まあ当然ですね。一方で、1回目で書いた「自分の家に帰ってきたような感じ」がするというのは、我ながら言い得て妙だと思います。あと、ポイントとなる箇所で思い描いた通りの解釈で弾けたりすると、他の部分でのミスとか弾けてなさ加減を上回って、全体としては満足することも…。

最近の夢は、自分の演奏で泣けること(笑)←回を追うごとにツラの皮が厚くなってる(^^;;
いや、無茶なこと言ってるというのは自覚してますよ? だから、あくまで「夢」なのです。

何だか「自分の演奏をもっと好きになろう」シリーズに、趣旨が変わって来ました( *´艸`)
でも、それって、いいことですよね~~
「もっと好きになる」には、それだけ練習しなくちゃいけないので、そういう目標を掲げてれば練習の励みになります。それに、「自分の演奏は好きじゃない」と言いながら弾くのは曲に対して失礼な気もするし。


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ベトソナ10番の楽しくも恐ろしい底なし沼・・・

ベトソナ10番こと、ベートーヴェンのソナタ10番ト長調。「文字通りの『譜読み』」をやっている時から薄々気づいてはいたのですが、とんでもない底なし沼です(*_*;


↑こんな可憐な曲なのにねぇ。可愛らしい雰囲気に反して、手ごわい手ごわい!!
どれくらい手ごわいかというと、ほとんど全小節にわたって課題が見つかるんじゃないかと思えるぐらい。あと、セルフレッスンの記録をとるいとまもないぐらいΣ( ̄ロ ̄lll)!!

主として、多声の弾き分けが難しさの原因です。
多声の弾き分けがややこしくない部分では、フレージングとかニュアンスの付け方が難しいです。弦楽四重奏的書法で書かれているので、和音の分厚さの迫力で誤魔化せないから…。モーツァルト的難しさと言えばいいのかな。

そういえば、横山幸雄先生の公開講座の動画で、生徒がベトソナ10番でこってり絞られているのを見た記憶があります。公開レッスンということもあってか、決して怖いというわけではなかったのですが…。「やっぱりそういう曲なんだなぁ」と、ふと思い出しました。

でも、底なし沼なんだけど、そこが楽しいのです。
昔遊び弾きした時に付いてしまった悪い癖の矯正も含めて、少しずつ積み上げて行くことに達成感を感じられそうというか…。
音楽を作っている実感がわきます。

そして、ハッと気づくと2楽章や3楽章の譜読み(遊び弾き)をしていたりする(^^;;
底なし沼をさらに2つも増やしてどうするの!?今すぐおやめなさい。←先生役の私の声

「セルフレッスンの記録をとるいとまもない」なんて書きましたが、もちろん、いずれレッスン記は書きますよ~~(^o^)丿


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スマホをがんじがらめにしたら清々しい(#^.^#)

これからのピアノライフを長く楽しむために、気になって仕方がないのが、目と頭の状態です。自然現象には逆らえないとはえ、わざわざ老眼を悪化させたり、認知症の危険を高めたりするのは避けたいところ。

で、最近、目と頭の大敵だということで、私が恐怖を抱いているものは、スマートフォンです。小さい画面を至近距離から凝視することで「スマホ老眼」になったり、脳の血流の関係や安易に検索に頼り過ぎることで「スマホ認知症」になる、なんてことをよく聞きます。両方とも、その通りのような気がしますΣ( ̄ロ ̄lll)!!

気を付けているつもりでも、けっこう見過ぎているんですよね。重度のスマホ恐怖症、かつ、軽度のスマホ依存症(笑)
ちょっとした空き時間には、つい、音楽関係の色々なものを調べたり見たり聴いたりし過ぎてしまいます(-_-;;
あと、副業(!笑)の関係で仕方なく登録しているSNSから通知が来ると、なかなか無視できなくて見てしまうのですが、大抵はつまらない内容のことが多い(笑) そういう時は「つまらないもの読まされてしまったので、音楽関係のページとか動画でも見て気を取り直そうかな」となりがちです。

最終手段はもちろんスマホ解約なのですが、それはちょっと躊躇われます。
それで、今回とった手段は、ロック機能をややこしいのにしてみました~~(^o^)丿
思ったより効果ありましたよ~~。だって、こんな面倒な手順を踏んでまで見たいことなんて少ないもん。
SNSの通知とか、すっかりスルーするようになっちゃった(笑)
音楽関係のもろもろ(特にブログ)は、面倒な手順でロック解除してでも見たい(乗り物に乗っている時などは特に)ですけど、やはりパソコンの大きい画面の方が楽しいです('◇')ゞ

スマホをがんじがらめにしただけで、何だかすがすがしい気分になれました。
最近、断捨離って流行ってるみたいですけど、要らないものを減らす快感って、こういうことなのかしらね。私は、こっちの方は全然ダメで、「これはいつか使うかも」と溜め込んでしまうタイプです(^^;;

あとは、目と頭にいい食事を心がける、サプリも適宜。「もはやこれまで」となったら、スマホちゃん解約する。
念のため、細かい音符が頻出する曲は老眼が悪化する前に遊び弾き程度でもいいので譜読みしておく。
あと40~50年弾くんだから…。←何歳まで生きるつもりか
スマホ依存症よりも、スマホ恐怖症よりも、ピアノ依存症が一番重症なのでした(*´▽`*)
え?そんなこと、言われなくても分かってるって!?笑


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プロフィール

Nekoushi

Author:Nekoushi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆レッスン歴は子供の頃と大学生の頃(20年ほど前)に少々。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲

◇レッスン課題
・チェルニー40-23番
・バッハ シンフォニア 14番
・ショパン『幻想即興曲』
・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番ト長調~第1楽章

◇予習/復習中


◇2018年の終了曲
・チェルニー40-19、12、20、24、25番
・バッハ シンフォニア 2番、4番、13番
・バッハ 平均律第1巻13番
・モーツァルト ディヴェルティメントK.334~第1メヌエット(ピアノソロ版)
・シューマン/リスト『献呈』
・ハイドン ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34~第1楽章

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