Nekoushiの音楽帖+α

ピアノを弾き散らかし、音楽を聴き散らかし、音楽と戯れています。

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シンフォニア13番、一夜にして脱・「萌えない曲」!!

昨日のレッスン記事で、バッハシンフォニア第13番(イ短調)について、「萌えない曲」だの「飛ばしたい」だの書きましたが、一夜にして(あるいは、舌の根も乾かないうちに!?笑)、気が変わりました!!

以前、予習(という名の遊び弾き)をしていた時は、確かに全く萌えなかったのですが、しっかり譜読みに挑戦してみると、意外と嫌いではないことに気づきました。よく音を聞くと、重なり具合がなかなか美しい。また、構成的にも、テーマやその変形が、2つの声部でずれずに並行に進行する部分が多かったり、興味深く感じました。
実際にきちんと弾いてみないと分からないことも多いものですね。

そして、お気に入りの演奏を見つけたことも大きいです。



↑PTNA音源の、この演奏です。
私は、こんな感じの、しっとりした美しいバッハにとても心惹かれます。
バッハシンフォニア13番に謝りたい気分です(^^;;
3番(ニ長調)に次ぐ「萌えない曲」になりそうな予感が、いい方に外れてくれました。

で、ついでに3番について書いておきますと、私にとっては、弾きづらいし、曲の世界に全然入り込めないし、シンフォニアの中で一番苦手な曲です。たま~に、「ひょっとしたら良さが分かるようになったかな」と思って、改めて弾いてみたりするのですが、やっぱり駄目みたいです。ま、シンフォニアだけでも15曲あるのですから、1曲ぐらいそういう曲があるのも仕方ないことかもしれません。むしろ「1曲しかない」と言うべきかも…。

3番の話はさておき、13番の練習が楽しくなりそうです(*^▽^*)
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セルフレッスン第25回 ハイドンのソナタ、かなり勉強になります

梅雨はピアノライフには天敵です。湿気のせいでピアノの音色は落ちてくるし、レンタル練習室に行くのも何だか億劫(>_<)
ま、大人しく家のアップライトで一人二役のセルフレッスンでもしておきましょう。レッスン自体は昨日やりました。

「まずチェルニー40番は2曲課題になってますけど、今日は40-12だけ見ていただきたいのですが…」←珍しく自主性が見られる(笑)

先生「分かりました。12番、よほど自信があるのか、その逆か分かりませんけど…(笑)」

チェルニー40-12
↑チェルニー40-12。私の天敵、分散和音の練習です!

(弾いてみる)

先生「前よりかなり何とかなってきましたね。でも、指使いをきちんと守ってください。かえって弾きづらい不思議な運指をして自滅してるところ多数です(^^;; あと、鍵盤をガン見しないこと!!」

(少し練習)

先生「跳躍の時なんかで確認にチラ見するのはいいのよ。でも、凝視はいけません。せっかくつかめている鍵盤の空間的感覚が鈍ると勿体ないでしょ?これ、けっこう苦労してる人が多いんだから…。あ、ちょっと待って」

「え?先生、カーテンなんか外して、何を始められるのですか!?」

先生「思い切って、手もとをカーテンで覆ってしまおうかと思って(笑)」←そんなことしたら、カーテンの重みで弾けないΣ( ̄ロ ̄lll)!!

「ひーっ、それは勘弁してください」

(というわけで、さらに練習)

先生「これは、このぐらいにしておきましょうか。合格にしておきます。Nekoushi音楽院プチ・トリアノン校舎は、合格基準がとても甘いのです(って、いつから音楽院になったのだろう)。あ、そうそう、カーテン被せると脅したら、音名を口で唱えてましたね。それで結構です」

チェルニー40-12は、めでたく終了!!
40-20に専念します。

次は、ハイドンのホ短調ソナタです。
今回は、展開部から再現部に掛けて譜読みしました。

「左手のオクターブがどうしてもうまく行きません。提示部の同じ音形もですけど。あと、和音を外しがちで…」

ハイドン Hob.XVI:34 一楽章 51~59小節

先生「上の図の赤枠で囲った部分ですね。練習方法を教えましょう。下の音だけ左手の5の指で弾く。上の音だけ1の指で弾く。16分音符にバラして弾く。この3つで、ポジションが掴めるようになると思いますよ。それから、バラされてる和音は、同時にならす形、つまり、ピンクで囲った形で響きをしっかり覚えましょう。この辺りは属7と減7ばっかりだということが分かると思います。あと、青で印付けた非和声音は伸ばさずきちんと切る。タイついてないでしょ?」

「次は、84~86小節あたりの右手の16分音符のパッセージでオクターブ下降するのが弾きづらいです」

ハイドン Hob.XVI:34 一楽章 82~89小節

先生「丸い矢印を書き込んでおきましたが、薄くて見えづらいですね。ゴメンナサイ、我慢してください。ここは、手首を左回転させる感じです。チェルニーでも頻出でしょ。しっかり応用できなくては」

「終結部は、ウィーン原典版ではほとんど強弱が書いてなくて、どうしたものか悩みます」

先生「ちょっと、112小節あたりから弾いてみてください」

(弾いてみる)

先生「基本的にフォルテで進んで、最後の方でディミニエンドかけて弱音で消えるように終わりましたね。全音のソナタアルバムなんかでもそんな指定じゃなかったっけ?」

「でも、なんだか変化に乏しい気がして…」

先生「そういうことでしたら、別の解釈を考えてみましょうか。ハイドンと言えば、強弱の変化が激しいというか唐突なところがありますよね。さて、どこを弱めましょう?」

「右手、16分音符でジャラジャラ鳴らしていたのが、114小節から単音になって、ミララ、レソ♯ソ♯、と118小節まで下降していく部分を、小さく弾いてみたいです」

先生「そうですね、そこでしょうね。117小節だけは次のフォルテに向けてクレッシェンドしてもいいと思います。あと、この部分はアーティキュレーションにも注意を払わなければなりません。無意識に、2音スラー、1音スタッカートと弾きたくなりますけど(黄緑で表示)、むしろ、1音目テヌートスタッカート、2音目と3音目スタッカートという意識で弾いてみてはどうでしょう?」

「ミ、レ、ド、シ、ラ、ソ、ファ♯の下降音階のラインがくっきり浮かび上がって来ますね!」

先生「そうでしょう?私のハイドンのイメージにはこちらの方が合っています。モーツァルトだったら、迷わず2音スラー、1音スタッカートですけどね。ただ、これは、私の提案は提案として、趣味に任せます」

ハイドン Hob.XVI:34 一楽章 終結部
↑終結部の強弱などをまとめた図

「終結はディミニエンドしてピアノで終わっていいですか?」

先生「この楽章だけで終わるとしたら、それでいいと思います。でも、2楽章が続く場合はまた違った解釈があっていいのでは?」

ハイドン Hob.XVI:34 二楽章
↑2楽章

先生「2楽章は弱音でゆったり始まるでしょう?それなら、1楽章の終わりはフォルテのままリタルダンドもせず駆け抜ける。ほとんど間を置かずに2楽章に入る。ということで、対比の妙を出せると、私は思います。それから、この楽章は後半のリピートも指定されているんですよね。展開部に戻る。展開部の始まりは弱音なので、やはりフォルテのまんまのほうが対比の面白さが出ますよね。後半のリピートを実行するかどうかは別問題ですけど…。色々考えながら、よく譜読みをしておいてください」

「ハイドンのソナタは意外とかなり勉強になりますね」

先生「素晴らしい教材です。教材って言うと一段低く見られがちだけど、変な話ですよね。いい曲だからこそ教材になる。古文の教科書だってそうでしょう?どうでもいいような作品は教材として載りません(笑)」

残りはシンフォニア4番と『献呈』です。
ごく簡単に報告しておきますと、シンフォニア4番は合格。「残ってる曲であんまり萌えない曲ある?」と聞かれたので、それは飛ばしてくれるのかと期待して「13番!」と即答したら、それが次の課題になりました(^^;;←もちろん全て自問自答
『献呈』は、中間部の弾き込みが足りないのが一番の課題ですが、「そろそろ仕上げ(Nekoushi音楽院基準で(笑))に入りましょう」とのことです。

今回のレッスンはこんな感じです。
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子供時代、先生と親とグランドピアノに操られてた

子供の頃に使っていた楽譜を眺めて懐かしむシリーズです。
今回は、楽譜に書いてあった親と先生(1人目)の、ピアノのテクニック以外の書き込みです。

私の親はピアノを全く弾けないせいか、ピアノ自体については完全に先生に任せていたようです。
後で聞いたところでは、先生への注文はただ一つ。「ピアノを嫌いにさせないようにしてください」だけだったらしい。
でも、だからといって、昔の楽譜への書き込みを見てみると、全く放置されていたわけでもないようです。
先生と親の連係プレーでうまく管理されてた(笑)

課題曲ごとに1週間分のカレンダーが書かれてて、各日付に◎とか△とか書いてある。たぶん、これは先生の発案かな。
◎=よく練習した、○=練習した、△=まあまあ、×=やってない、ということだと思われます。
で、時々「先生のおっしゃることをよく守ってしっかり練習できましたね。うれしく思います」などと(皇族みたいな口調で(^^;;)親のコメントが載ってます。
「練習しなさい」と言われた記憶はほとんどありません。うるさく言われなかったので、かえって反発して練習しないということがなかったのでしょう。
でも、しっかり管理されてた。操るコツを掴めば操りやすい子供だったのかも!?

2番目の先生はコワイ人でしたが、この時は親からは放置されてました。
先生がコワイので、追い打ちをかけるのを避けたのかもしれません。
追い打ちをかけないというのは重要らしく、仲道郁代さんのお母さんは「嫌になったらいつでもやめていいのよ」と、おっしゃっていたそうです。で、なかみっちゃんは、それを聞いて「やめるものか」と思ったと、本に書いてらっしゃいました。
あと、2番目の先生のレッスンはあんまり楽しくなかったのに、レッスンはグランドピアノなので誘惑に負けてた(って、変な表現だけど)のも大きいかも。「レッスン行きたくない」って言ったことないんだけど、もし言ったとしても「グランドピアノが待ってる」と返されればコロッと行ったと思われます(笑)

子供時代は、先生と親とグランドピアノにうまく操られて、意外と楽しいピアノライフを満喫していたようです。敢えて不満があるとしたら、受験を理由にレッスンを止めることになって、そのまんま復活させてくれなかったことかな~
ま、自分で「もう一回レッスン受けたい」と言い出さなかったのが一番いけないのだけど…。

いやあ、昔の楽譜を見て思い出に浸るの楽しいわ~
昔のことなので、若干美化されてるかもしれません(笑)

続・自分の演奏って好き?

9か月ぐらい前に書いた『自分の演奏って好き?』という記事の続編です。
その記事では、「自分の演奏は、嫌いとは言えないけど、好きともいえない。でも、自分の家に帰ってきたような感じがする」なんて書いてました。あと、コメント欄で「『自分の演奏とか好きじゃないし』と言いながら、実はツンデレかもしれない」とも…(^^;;

最近は、当時より好きになってきました(*^▽^*)
弾きたい方向性で弾ける頻度が増えてきたということだと思います。ミスしないとかそういう話ではなく(ミスはしまくるし弾けない箇所多数)、表現の方向性ですね。
歌わせ方とか、音楽の波の感じ方とか。具体的に説明するのは難しいのだけれど…。
最近弾いている曲では、『献呈』で特にそう思うことが多いです。
今弾いてる路線で技術が途轍もなくアップして、プロとしてCDを出したら、きっと愛聴盤になってる(笑)←だんだん図々しくなってきた

どいうわけか、弾きながら「これいい」と感じると、背中がほてってくるような気がします。
自分の演奏をいいと思っている自分が恥ずかしいのでしょうね。
鏡を見ながら「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは?」と言っちゃってる的な(笑)
あ、実生活ではそんなことしてませんよ。

ともあれ、自分の演奏を好き(くどいようですが、ちゃんと弾けているわけではありません)と思える機会が増えたのは楽しいですね。
そうじゃなかったら、こんな手間暇とお金のかかる趣味は続きません。
それに、そもそも、少しでも好きだと思える演奏をするのが目的ですもんね。
自分の演奏を厳しい目で見るのはもちろん止めませんが、いいと思った時は遠慮なく(恥ずかしがりながらも)評価していこうと思います。
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「音を並べてみました」ってよく言うけれど・・・

練習課題ではない曲(特に無謀曲)を弾いてみたことをブログの記事などで書く時に、つい「音を並べてみました」という表現を、(若干の疑問を感じつつも)使ってしまうことがよくありますね。例えば「今日はグランド練習室で幻ポロの音を並べてみました」とか…。
「弾いてみました」というのは、おこがましい感じがして、そう言っちゃう。謙譲は日本人の美徳だから(笑)
いや、それを言うなら、そもそも無謀曲を弾いてみた話を書かなきゃいいんだけど…(^^;;

でも、よく考えると「音を並べてみました」は、やっぱり、あんまり適切な表現ではない気がします。
先生の注意の定番に「単に音を並べるだけではいけません」っていうのがありますよね。「並べる」というと、石ころかなんかを、ぽつぽつと置いていく感じでしょうか。音楽の流れがないというか、表現していないというか、何も感じていないというか…。

例えば無謀曲を、遊び弾きでもなんでも、敢えて弾いてみるのは、その曲がすごく好きなのでその音楽を感じたいからです。
流れも心もない音並べをしたいわけではないですよね。結果的に音並べや、そもそも並びもせずに終わったとしても…。

「名は体を表す」という言葉もあります。ということは、どんな曲でも「音を並べてみました」ではなく「弾いてみました」(「譜読みしてみました」でもいいけど)と表現する方が、常に正しい意識で弾ける習慣がつくかもしれません。これからはそうしてみよう!と思い立ちました。
「奥ゆかしさ」に憧れていたのに、また一歩遠ざかっちゃったよ~~
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プロフィール

Nekoushi

Author:Nekoushi
◆数年おきにピアノがマイブームになり、挫折と再開を繰り返しています。
◆レッスン歴は子供の頃と大学生の頃(20年ほど前)に少々。
◆バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが特に好きです♪
◆独学の記録を時々「セルフレッスン」という名の仮想(妄想?)レッスンの形に仕立てて書いてます♪

練習中&終了曲

◇練習中
・チェルニー40-20番
・バッハ シンフォニア 13番
・ハイドン ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34~第1楽章
・シューマン/リスト『献呈』

◇課外・復習
・なし

◇2018年の終了曲
・チェルニー40-19、12番
・バッハ シンフォニア 2番、4番
・バッハ 平均律第1巻13番
・モーツァルト ディヴェルティメントK.334~第1メヌエット(ピアノソロ版)

◇2017年の終了曲
・チェルニー40-14、21、15、16、(17)、18番
・バッハ シンフォニア 1、5、6、9、8、11、10、15、3番
・バッハ フランス組曲第6番~アルマンド
・ハイドン ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34~第2&第3楽章
・モーツァルト ソナタ ニ長調 K.311(全曲)

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